日本農業新聞e農ネットに「米輸入拡大を 調製品含め20万トン規模 TPPで米国 (2015/1/26)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議で、米側が同国産米の輸入拡大を20万トン規模で求めていることが分かった。
日本は拒否しているが、国内需給への影響を抑えることを前提に、一定量の輸入を増やす案も検討しているもようだ。
だが、米は数万トン程度の需給緩和でも大きく値下がりする。
政府には国会決議を踏まえた交渉が強く求められる。
米側は、昨年11月にオバマ大統領が安倍晋三首相に輸入拡大を直接求めるなど、米に強い関心を示し続けている。
日本は現在、年間77万トンのミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米のうち、36万トン程度を米国から既に輸入している。
だが交渉筋によると、米国は売買同時入札方式(SBS)で輸入する主食用米を中心に、調製品なども含め20万トン規模の輸入拡大を要求。
日本側は「法外な水準」(政府関係者)として拒否し、(1)国内で主食 用米の生産調整を行っている(2)生産数量目標は 減り続けている――ことなどを説明して理解を求めている。
ただ政府内では、譲歩案も検討している。
主食用米の需給への影響を抑える措置を前提に、数万トン程度の受け入れが可能か探っているもようだ。
牛肉や豚肉をはじめ他の重要品目の関税率とセーフガード(緊急輸入制限措置)、自動車の安全基準や自動車部品の関税といった要素と合わせ、米側と交渉を続けている。
というもの。
TPP交渉が進む事で、ついに隠し通せなくなってきた。
交渉を進めるためには、絶対に「早期決着」という言葉と言い訳で、妥協してくるのは明らかだろう。
さて、このお米はどこへ行くのか。
さらに国内生産を止めてしまうのか。
外食産業に押し付けるのか。
どちらにしても、国内は死を待つだけとなるだろう。
内容は以下の通り
環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議で、米側が同国産米の輸入拡大を20万トン規模で求めていることが分かった。
日本は拒否しているが、国内需給への影響を抑えることを前提に、一定量の輸入を増やす案も検討しているもようだ。
だが、米は数万トン程度の需給緩和でも大きく値下がりする。
政府には国会決議を踏まえた交渉が強く求められる。
米側は、昨年11月にオバマ大統領が安倍晋三首相に輸入拡大を直接求めるなど、米に強い関心を示し続けている。
日本は現在、年間77万トンのミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米のうち、36万トン程度を米国から既に輸入している。
だが交渉筋によると、米国は売買同時入札方式(SBS)で輸入する主食用米を中心に、調製品なども含め20万トン規模の輸入拡大を要求。
日本側は「法外な水準」(政府関係者)として拒否し、(1)国内で主食 用米の生産調整を行っている(2)生産数量目標は 減り続けている――ことなどを説明して理解を求めている。
ただ政府内では、譲歩案も検討している。
主食用米の需給への影響を抑える措置を前提に、数万トン程度の受け入れが可能か探っているもようだ。
牛肉や豚肉をはじめ他の重要品目の関税率とセーフガード(緊急輸入制限措置)、自動車の安全基準や自動車部品の関税といった要素と合わせ、米側と交渉を続けている。
というもの。
TPP交渉が進む事で、ついに隠し通せなくなってきた。
交渉を進めるためには、絶対に「早期決着」という言葉と言い訳で、妥協してくるのは明らかだろう。
さて、このお米はどこへ行くのか。
さらに国内生産を止めてしまうのか。
外食産業に押し付けるのか。
どちらにしても、国内は死を待つだけとなるだろう。