日本農業新聞e農ネットに「放牧羊に竹飼料給与 放棄地解消、銘柄化狙う 石川県立大 (2015/1/5)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
石川県立大学は未(ひつじ)年の2015年、飼料化した伐採竹を餌に耕作放棄地で羊を飼育する実証試験に乗り出す。
地域の資源を活用した羊肉・羊乳を生産し、地元のレストラン、乳加工業者などが利用するモデルの構築を目指す。
地産地消でブランド化し、地域の新たな特産品を生み出したい考えだ。
放牧するのは同県白山市木滑地区の約30アールの耕作放棄地。
6月から10頭ほど肉用種「サフォーク」を放す。
4アールごとに電気柵を設置し、1、2週間ごとに転牧を繰り返す。
試験では飼料化した竹の採食量や放棄地の雑草量の変化、体重の増減、枝肉の生産コストなどを調査。
現在は4月の繁殖に向け、種付けしている。
羊には放棄されたモウソウチクを伐採し、サイレージ化したものを与える。
5ミリに粉砕し、乳酸菌を添加、水分量50%に調整したものをポリ製のドラム缶に入れて3週間ほど置く。
1日1頭当たり200グラムを牧草100グラム(乾物重量)の代わりに給餌する。
去勢した雄が50キロに太ったら出荷となる。
14年に試験的に放牧した羊の肉を仕入れ、香草パン粉焼きやカレー、塩漬けハムなどを提 供した金沢市のカフェ レストラン樫の小杉百恵オーナー(40)は「これまで輸入羊肉を使ってきたが、地元産はくせがなく、軟らかい。多くの人に受け入れられる味だ。地元で放牧し、地元飼料で育てることで安全・安心という価値が付く」と期待する。
飲食業者の間で「地元産の羊肉を使いたい」との声が上がっているという。
同大の石田元彦教授は「羊は牛より扱いやすく、機械が入らない山間部の傾斜地や耕作放棄地での放牧に適している。飼養コストの削減、鳥獣害の軽減にもつながる」と説明する。
同地区と連携し、羊毛繊維から作ったフェルトの加工体験や羊乳を使ったジェラートの試食販売の実施なども計画する。
というもの。
流石に竹という発想は無かった。
でも、面白い。
今くいけば、地産地消でのブランド化は、可能性があるかも。
内容は以下の通り
石川県立大学は未(ひつじ)年の2015年、飼料化した伐採竹を餌に耕作放棄地で羊を飼育する実証試験に乗り出す。
地域の資源を活用した羊肉・羊乳を生産し、地元のレストラン、乳加工業者などが利用するモデルの構築を目指す。
地産地消でブランド化し、地域の新たな特産品を生み出したい考えだ。
放牧するのは同県白山市木滑地区の約30アールの耕作放棄地。
6月から10頭ほど肉用種「サフォーク」を放す。
4アールごとに電気柵を設置し、1、2週間ごとに転牧を繰り返す。
試験では飼料化した竹の採食量や放棄地の雑草量の変化、体重の増減、枝肉の生産コストなどを調査。
現在は4月の繁殖に向け、種付けしている。
羊には放棄されたモウソウチクを伐採し、サイレージ化したものを与える。
5ミリに粉砕し、乳酸菌を添加、水分量50%に調整したものをポリ製のドラム缶に入れて3週間ほど置く。
1日1頭当たり200グラムを牧草100グラム(乾物重量)の代わりに給餌する。
去勢した雄が50キロに太ったら出荷となる。
14年に試験的に放牧した羊の肉を仕入れ、香草パン粉焼きやカレー、塩漬けハムなどを提 供した金沢市のカフェ レストラン樫の小杉百恵オーナー(40)は「これまで輸入羊肉を使ってきたが、地元産はくせがなく、軟らかい。多くの人に受け入れられる味だ。地元で放牧し、地元飼料で育てることで安全・安心という価値が付く」と期待する。
飲食業者の間で「地元産の羊肉を使いたい」との声が上がっているという。
同大の石田元彦教授は「羊は牛より扱いやすく、機械が入らない山間部の傾斜地や耕作放棄地での放牧に適している。飼養コストの削減、鳥獣害の軽減にもつながる」と説明する。
同地区と連携し、羊毛繊維から作ったフェルトの加工体験や羊乳を使ったジェラートの試食販売の実施なども計画する。
というもの。
流石に竹という発想は無かった。
でも、面白い。
今くいけば、地産地消でのブランド化は、可能性があるかも。