こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

放牧羊に竹飼料給与 放棄地解消、銘柄化狙う 石川県立大

2015年01月05日 15時25分43秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「放牧羊に竹飼料給与 放棄地解消、銘柄化狙う 石川県立大 (2015/1/5)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
石川県立大学は未(ひつじ)年の2015年、飼料化した伐採竹を餌に耕作放棄地で羊を飼育する実証試験に乗り出す。
地域の資源を活用した羊肉・羊乳を生産し、地元のレストラン、乳加工業者などが利用するモデルの構築を目指す。
地産地消でブランド化し、地域の新たな特産品を生み出したい考えだ。

放牧するのは同県白山市木滑地区の約30アールの耕作放棄地。
6月から10頭ほど肉用種「サフォーク」を放す。
4アールごとに電気柵を設置し、1、2週間ごとに転牧を繰り返す。
試験では飼料化した竹の採食量や放棄地の雑草量の変化、体重の増減、枝肉の生産コストなどを調査。
現在は4月の繁殖に向け、種付けしている。

羊には放棄されたモウソウチクを伐採し、サイレージ化したものを与える。
5ミリに粉砕し、乳酸菌を添加、水分量50%に調整したものをポリ製のドラム缶に入れて3週間ほど置く。
1日1頭当たり200グラムを牧草100グラム(乾物重量)の代わりに給餌する。

去勢した雄が50キロに太ったら出荷となる。
14年に試験的に放牧した羊の肉を仕入れ、香草パン粉焼きやカレー、塩漬けハムなどを提 供した金沢市のカフェ レストラン樫の小杉百恵オーナー(40)は「これまで輸入羊肉を使ってきたが、地元産はくせがなく、軟らかい。多くの人に受け入れられる味だ。地元で放牧し、地元飼料で育てることで安全・安心という価値が付く」と期待する。
飲食業者の間で「地元産の羊肉を使いたい」との声が上がっているという。

同大の石田元彦教授は「羊は牛より扱いやすく、機械が入らない山間部の傾斜地や耕作放棄地での放牧に適している。飼養コストの削減、鳥獣害の軽減にもつながる」と説明する。
同地区と連携し、羊毛繊維から作ったフェルトの加工体験や羊乳を使ったジェラートの試食販売の実施なども計画する。
というもの。

流石に竹という発想は無かった。
でも、面白い。
今くいけば、地産地消でのブランド化は、可能性があるかも。
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日豪EPA15日に発効 肥育への打撃必至

2015年01月05日 15時13分10秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「日豪EPA15日に発効 肥育への打撃必至 (2015/1/4)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
日本とオーストラリアの経済連携協定(EPA)の発効が迫り、畜産農家が不安を募らせている。
牛肉関税の削減で国産枝肉価格が下落すれば、オーストラリア産と競合する乳用種(ホルスタイン)の肥育経営は大打撃を受ける。
円安による飼料高騰に苦しむ生産現場からは、肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の拡充を求める声が上がる。

日豪EPAは約7年の交渉を経て2014年4月に大筋合意し、7月に両首脳で調印した。
15年1月15日に発効となる。発効後の関税率は、現行の38.5%から、冷凍で8ポイント、冷蔵で6ポイント下がる。そ
のわずか3カ月後には、それぞれさらに2ポイント、1ポイント下がる。

・新マルキン拡充を

現状でさえ利益が出ない。
わずかな枝肉相場の下落も大きな痛手になる」。
宮崎県高鍋町でホルスタインなど約1200頭を肥育する宮崎県乳用牛肥育事業農協の藤原辰男組合長は、ため息をつく。
藤原組合長は牧草13ヘクタールを自給しコスト削減に努める。
それでも飼料費は1頭当たり約35万円かかる。
もと牛として酪農家から導入する初生雄牛(ぬれ子)の相場は現在4万円ほど。
ハーブを与えて付加価値を高め、ホルスタイン1頭当たりの売価は約40万円に上るが、既にコストはそれを上回る勢いだという。

そこに関税引き下げが追い打ちをかける。
財務省の貿易統計を基に単純計算すると、協定発効後のオーストラリア産牛肉の輸入価格は、部位によって異なるが平均で1キロ当たり50円ほど下がり、冷凍は同700円弱、冷蔵は1000円強となる。
国産ホルスタインの直近の枝肉相場(去勢B2等級)は900円ほどで、競合激化は確実だ。

国はセーフガード(緊急輸入制限措置)で輸入急増は防げるとする。
輸入が一定量を超えた場合に発動し、関税率を元の38.5%に戻すものだ。
しかし、中村学園大学の甲斐諭学長は「近年の輸入実績とほぼ同じ量が低税率で輸入される。消費者が低価格志向を強める中、国産の値下げ圧力になるのは間違いない」と効果を疑問視する。

影響はホルスタインだけにとどまらない。
子牛を仕入れる肥育経営が行き詰まれば、ぬれ子の需要が失われ、酪農経営にも連鎖的に悪影響を及ぼしていく。
飼料などの関連産業も立ちいかなくなる。
10年に宮崎県で発生した口蹄(こうてい)疫の際に、畜産農家が目の当たりにした光景だ。

藤原組合長は、肥育経営で粗収益が生産費を下回った際に差額の8割を補填(ほてん)する新マルキン事業で、「せめて生産費に織り込む経費を増やしてほしい。
担い手が経営を諦めずに済む支援を望みたい」と訴える。(松本大輔)
というもの。

さて、年明け早々から、日本の農業の崩壊が現実味を帯びてきた。
地元の牛・豚・鳥が、これから、廃業へと追い込まれていく事だろう。
廃業に追い込まないためには、地域の支えが必要となる事は、誰もが判っていると思う。
では、どうやって支えるのか。
その考え方と決断と実行力が、今必要となっている。
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TPP 米が焦点に 首相へ輸入拡大要求 米国大統領

2015年01月05日 15時06分14秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPP 米が焦点に 首相へ輸入拡大要求 米国大統領 (2015/1/5)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、昨年11月に日米首脳が接触した際、オバマ米大統領が安倍晋三首相に主食用米の輸入拡大を直接求めていたことが分かった。
首相は拒否したが、その後も米側は実務者協議などで要求しており、日米間の関税交渉の焦点に浮上している。
また、オーストラリアも米への関心を保持しているという。交渉筋が明らかにした。

首相とオバマ氏は、昨年11月10、11日の中国・北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にともに出席。
同16日には20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれたオーストラリアのブリスベーンで日米首脳会談を行った。
これらの際にオバマ氏が、主食用米の輸入拡大などを要求。
しかし首相は、日本国内での米の経済的・政治的な重要性を説明し、拒否したという。

米側はこの直前の昨年10月の実務者協議で、関税ゼロで輸入できるミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米のうち、主食用に回る売買同時入札方式(SBS)による輸入の拡大などを求めていた。
オバマ氏は首脳間の政治判断で打開を図りたかったとみられる。

11月の首脳間のやり取り後も、米側は実務者協議などで主食用米の大幅な輸入拡大を日本に求め続けているという。
日米協議では牛肉や豚肉の関税率やセーフガード(緊急輸入制限措置)をめぐって対立が続くが、主食用米も大きな焦点に浮上している格好だ。

一方、米国が日本に主食用米の輸入拡大を求めていることで譲歩を期待し、オーストラリアも日本との交渉で、米への関心を示し続けている。
1月15日に発効する日豪経済連携協定(EPA)では米を関税撤廃・削減の対象から除外したが、TPP交渉では「諦めていない」(交渉筋)。

TPP交渉参加各国は、2016年の米大統領選や米議会での承認手続きにかかる期間から逆算し、今年前半の妥結を模索する。
甘利明TPP担当相は「春の早いうちに全体合意を」と公言。
各国は1月下旬に首席交渉官会合、2月か3月に閣僚会合を開く日程を想定しており、近く日米の実務者協議も再開する。

政府には、昨年12月の衆院選での自民党公約を守り、重要品目の聖域を確保するとした国会決議を踏まえた交渉が、あらためて求められる。
というもの。

これについては、交渉前から言われている事であるが、これがもう一度「表」に出てきたという事は、早期の妥結のために、日本としては拒否しているという態度を見せていて、最終的には「歩み寄った結果」という事で「妥協する」という布石だろう。
これを出来るようにしてしまったのが、今回の選挙なので、もう止めることは出来ないし、どうにもならないだろうな。
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出尽くした企画に参加

2015年01月05日 14時37分14秒 | Weblog
年始は自宅に引きこもり、スズノブHPをリニューアルするために、パチパチとキーボードを打ち続けていた。

リニューアルするという事は、それなりに新しい試みをするという事なのだが、今回は、既に米屋の中では出尽くしてしまっている「贈答米」の分部について強化したいと思ったのだ。

という事は、今迄の贈答米である「スズノブ袋オリジナル袋」「オリジナルデザイン袋」の他に、アサヒパックが提案している「紐付きクラフト袋」 「真空ガゼット袋」 「赤ちゃん米」 の企画に合わせた、贈答米を追加するという事である。

Facebook等で他の米屋が使用しているので、「どうかなぁ~」とも散々考えたのだが、スズノブとしても同じ事の繰り返しでは先が無く、常に進化していかなければならない。
さらに、Suzunobu Project riceによって生まれた、新しい産地を食べてもらうきっかけも作りたいという事もある。
なので、あえて出尽くした企画に参加することにしたのだ。

この企画を既に使用している米屋さんには「よろしく」である。





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本日から営業です

2015年01月05日 10時39分02秒 | Weblog
明けましておめでとうございます。
ススノブは、本日より営業となります。

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おはよーニャンコ

2015年01月05日 08時10分23秒 | Weblog




おはよーニャンコ。
途中まで入力していて、忘れ去っていた。

何時もと変わらないけど、仕事に行く準備をしていたから、何となく落ち着かないリリ姉と、そんなの関係無いフク君。
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