こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

老いを支える 食を届け 安否声掛け 採算性向上が課題に

2015年01月08日 16時13分56秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネット[根付くか 農村ビジネス 5]は「老いを支える 食を届け 安否声掛け 採算性向上が課題に (2015/1/8) 」という記事であった。

内容は以下の通り
静岡県浜松市天竜区の特定非営利活動法人(NPO法人)「夢未来くんま」のメンバーが、手作り弁当を携え、農作業中の高齢者に声を掛けた。

「こんにちは、元気かいね。弁当持ってきたよ」。
弁当を受け取った一人暮らしの農家、植田辰雄さん(88)は「こんな山奥まで悪いねぇ。ああ、おいしそうだ、色とりどりできれいだなぁ」とうれしそうな表情を浮かべた。
「人が来てくれてしゃべるだけでも楽しいよ」

弁当の製造・宅配は、同法人の「しあわせ部」の仕事だ。
高齢者の暮らしを支える事業を請け負っている。
代表の金田三和子さん(73)は「誰もが必ず年をとる。老後も古里を離れずに暮らせる環境を守りたい」と心を込める。

同法人が活動する天竜区熊地区は、人口730人で半分は高齢者だ。
同法人には、地区の24集落全戸が加入、女性を中心に2000年に発足した。
特産品作りに取り組む地域の加工グループが母体となった。

加工食品の販売や農家レストランを運営する「水車部」、都市との交流などを進める「いきがい部」などで構成。
「しあわせ部」は月1度、一人暮らしの高齢者への夕食の配食サービスやデイサービス「どっこいしょ」の運営が中心だ。

弁当の宅配サービスは毎月50食を製造して届けることで安否の確認もする取り組みで、高齢者の負担額は1食当たり300円。
デイサービスは週1回、5地区で開く。

同法人の収入は「水車部」を中心に年間6800万円。
女性スタッフ23人が働き、雇用の面でも地区の拠点だ。
移住者の受け皿にもなっている。
埼玉県越谷市から移住した橋本博美さん(33)は「女性の意識が高く高齢者への気配りに感動した。私の移住地としてぴったり」とやりがいを感じている。

課題は、収益が見込めない高齢者を支える事業でどう採算性を向上させていくかだ。
「しあわせ部」の担当理事、石打良子さん(63)は「高齢者を支える助け合い事業をビジネスにしたい。若い人の働く場所にもなるし、村を守ることにもつながる。収入を上げて持続可能な事業にしなければならない」と使命感を抱く。

高齢化、人口減少が深刻な地方では高齢者の暮らしを支える仕組みづくりは待ったなしだ。
国土交通省によると「統計はないが過疎地において高齢者の生活を守る事業展開はここ数年、かなり増えている」(国土政策局)とみる。

一方で、採算性の確保へ現場の模索は続いている。
全9集落の住民でつくる山梨県上野原市のNPO法人「さいばら」も昨年10月から週4回、住民の要望を受けて介護予防教室を開き、活動の柱に据える。
白井誠一事務局長は「地域づくり活動の中で、お年寄りを支える事業で雇用を創出できれば、まさに地方創生となる」と力説する。

高齢者の暮らしを住民が支え、地域で生きる糧となる――。
それが住民の目指す姿だ。
というもの。

どんなに頑張っていても、どんなに良い事をしていても、収益が無ければ、その先の展開は無い。
先を作り出すことが出来るのか。
全ては、そこからなのだ。
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野菜 焼き芋でサツマ躍進 売れる条件 「価格」抜き「鮮度」首位

2015年01月08日 16時07分02秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネット[2015トレンド 本紙調査から 1]は「野菜 焼き芋でサツマ躍進 売れる条件 「価格」抜き「鮮度」首位 (2015/1/8)」という記事だった。

内容は以下の通り
年明け以降の食品を中心とした値上げラッシュなど、農畜産物の販売は厳しい環境に置かれる。
全国の流通業者を対象に日本農業新聞が独自に行った「2015年農畜産物トレンド調査」でも、景気悪化と個人消費の停滞を見通す中、販売のキーワードに「おいしさ」が4年ぶりに返り咲き、新たな動きもうかがえる。
調査結果から、今年の売れ筋を探る。

野菜のトレンド調査では、スーパー、百貨店、生協、卸売会社を合わせ69社が回答。
「消費が伸びそうな野菜」を尋ねた結果を基に、「売れ筋期待値ランキング」を作成した。
最も期待されるのは、サツマイモ「べにはるか」となった。
スーパーの店頭などで焼き芋の販売が活発化しており、焼き芋に向く同品種の需要が大幅に拡大。
前年の6位から一気に首位に躍り出た。

東京都内で焼き芋製造機を設置するスーパーによると、青果で売れる本数の2倍が焼き芋として売れている状況だ。
「べにはるか」は、貯蔵することで、甘味、ねっとり感が強まる品種で、特にスーパーで焼き芋用の需要が拡大。
サツマイモの主産地で既存品種「ベニアズマ」からの転換が進んでいる。
同じく焼き芋で人気の「安納芋」も10位にランクインした。

2位は前年に続きスナップエンドウだった。
さっとゆでるだけで食べられるサラダ商材として、認知度が上がっている。
サラダ商材は全般に期待値が高く、ベビーリーフ(7位)や発芽直後の新芽であるスプラウト(13位)、プチヴェール(25位)が順位を上げた。一方で、トマト類は順位を下げる品目・品種が相次いだ。

きのこ類も躍進。前年調査で42位だったブナシメジ、同70位のエノキタケが16位に、菌床生シイタケも42位から25位となるなど、順位を上げる品目が目立った。
野菜が高騰した14年夏に値頃な商材として注目が集まったことや、鍋料理需要の高まりが後押しになったとみられる。

「野菜の売れる条件」(複数回答)について聞いたところ、1位は「鮮度」で64%(前年59%)、2位は「価格」で54%(同72%)となり、前年と順位が逆転した。
「産地への要望」で最も多く挙がったのが、前年と同じく「品質の安定」で55%(同59%)だった。
天候不順などによる品質低下が流通・小売り段階で大きな課題となっていることが浮かび上がる。

「野菜の流通に大きく影響する」項目を尋ねた質問(複数回答)では、「農家高齢化など生産弱体化」(77%)、「気象変動」(54%)、「市場外流通の増加」(45%)が上位を占めた。
来年度から規制が緩和される「機能性表示」も13%あった。

機能性表示への対応を聞いたところ、積極的に取り組む方針を示す業者が多かった。
記述式の回答で「明確に表示できる商品のコーナー化を計画している」(生協)、「科学的根拠に値するデータを収集する」(別の生協)、「販売する上で大きな強みなので、農家と組んで商品化していく」(卸)などがあった。
一方で、「消費者の混乱を招きかねない」として、慎重に検討を進めると考える業者もいた。
というもの。

「野菜の売れる条件」が「鮮度」となったのは嬉しい。
「価格」だけを言われてしまうと、やりがいが無くなってしまう。

それと「野菜の流通に大きく影響する」項目で、「農家高齢化など生産弱体化」、「気象変動」「市場外流通の増加」が上位を占めた事についても、少しは関心を持ってくれるようになったと、プラスとして考えておこうと思う。
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農林関係2500億円超 米生産費減に200億 14年度補正予算案

2015年01月08日 15時54分28秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「農林関係2500億円超 米生産費減に200億 14年度補正予算案 (2015/1/8)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
政府、与党は7日、景気浮揚に向けた経済対策を柱とする2014年度の補正予算案の概要を固めた。
農林関係の総額は2500億円を超える規模とする。
今年産の米価下落対策と位置付ける目玉事業、稲作の生産コスト削減支援策に200億円を計上する。
一方、農業農村整備事業は157億円で、13年度の補正予算より大きく減らした。
8日の自民党農林関係合同会議に示し、9日に閣議決定する。

・農業農村整備は減

14年度補正予算案は昨年12月27日に閣議決定した経済対策を裏付ける予算となる。
ただ厳しい財政状況から、補正予算案全体の総額は約3.1兆円で、13年度補正予算の約5.5兆円の6割程度。
特に公共事業の総額は、13年度の3分の1程度と減った。

これを受け、農業農村整備事業の予算も絞り込まれた。
同予算は民主党政権時に大きく減り、自民、公明両党の政権復帰後、当初予算と補正予算を合わせて過去の水準に近づけてきた。
農水省は15年度当初予算で十分な額を確保したい考えだが、補正予算を見込んでいた地方自治体などに影響が出る可能性もある。

14年産の米価下落を踏まえ、200億円を計上した「稲作農業の体質強化緊急対策事業」は、米の生産コスト低減に向けて農機の共同利用や、作期の異なる品種導入などに取り組む農家に助成する。
他に米価下落対策として、飼料用米の利用拡大に向けた機械のリース導入に、15年度当初予算から前倒しして59億円。
農地中間管理機構(農地集積バンク)の本格稼働に向け、農地の出し手に対する協力金に200億円などの事業も用意する。

生産基盤の弱体化が懸念されている畜産・酪農の競争力強化対策として(1)地域の中心的な経営体への機械のリース導入や施設整備に201億円(2)和牛受精卵移植や性判別精液の活用に20億円――などの事業を、15年度当初予算から前倒しして盛り込む。

この他、強い農業づくり交付金に176億円、青年就農者への給付金など新規就農・経営継承総合支援事業に58億円、ロボットを生産現場に普及する事業に31億円を計上する。
施設園芸農家向けの燃油高騰対策を15年度まで1年間延長し、高騰時の補填(ほてん)金の交付対象に茶を加える。
というもの。

物凄い金額が出てきたものだ。
しかし、有効に使えるのかというと、そうとは思えない。
多分、半分以上の産地では使う事が出来ないだろうと思う。
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2月6日は秋田県農業近代化ゼミナールウィンターフォーラム

2015年01月08日 15時09分25秒 | Weblog
昨日、2月5日に秋田県で「新品種の取組に関する相談会」をする事を書き込んだが、6日の事について書いていなかったので追加しておく。

秋田県農業近代化ゼミナールウィンターフォーラム研修会

場所 にぎわい交流館AU(あう)3階多目的ホール
日時 2月6日
時間 10:00~12:00

主催 秋田県、秋田県農業近代化ゼミナール連絡協議会
後援 秋田県教育委員会、公益社団法人秋田県農業公社(予)

参加者 約150名
    農業近代化ゼミナール会員、フロンティア農業研修生
    県内農業系高等学校生、市町村関係者、県関係者

講演 ビジネス成功のヒント~日本一有名な米屋が考える商売の極意とは~

ここでは
・秋田米が失敗していった経緯。
・「あきたこまち」は、なぜ特売米にまでなってしまったのか
・秋田県に欠けているもの
・秋田米は復活できるのか
・「当たり前」を作らない
・価値あるものは、完売して当然
・次の時代のためのブランド化
等について、話そうと思っているのだが、ちょっと厳しすぎるかな?

もっとも、一番時間をかけて話す部分は、「次の時代のためのブランド化」以降なんだけど。
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私たちのバス 交通手段 地域で賄う 所得生みだし次世代に

2015年01月08日 14時21分18秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットに「[根付くか 農村ビジネス 4] 私たちのバス 交通手段 地域で賄う 所得生みだし次世代に (2015/1/7)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
兵庫県佐用町の江川地域。
車1台がやっと通れるほどの山道の先に、一人暮らしの高畑キミエさん(91)の自宅がある。
近くに他の家は見えない山奥の地だ。
自宅前の畑で地域のワゴンバス「江川ふれあい号」が停車すると、乗車していた高畑さんが運転手に「ありがとうね」と何度も頭を下げた。
同地域にタクシーや公共機関のバスはなく、高畑さんにとってふれあい号は、買い物や病院に行くために欠かせない存在だ。
バスの運転手は13人の住民が交代で担う。
「とてもありがたい。ここで生活できるのはふれあい号のおかげです」。
岡野栄子さん(90)も感謝する。

ふれあい号は、自治会組織「江川地域づくり協議会」が社会福祉協議会から委託を受けて運行している。
運賃は1回300円。
乗車する1時間前までに予約する仕組みで、利用者は1日平均12、13人。
422戸の同地区は過疎化による民間バスの撤退を踏まえて、2012年から自治会がふれあい号の運行を始めた。

当初は「地域の課題解決は行政がすることという意識が根強かった」と同協議会センター長の木村政照さん(70)。
それでも「このままでは地域が廃れるとの危機感から、元気にせんといかんと思った。自分たちで新しい交通をつくり、守っていく必要があった」と振り返る。
地区の高校生 以上を対象にしたアンケートで交通手段の確保を求める要望が多かったことが、ふれあい号の運行を後押しした。

同協議会はバスの運行(事業費300万円)を中心に、住民から栗を買い上げて加工品作りを手掛けたり、コーヒーやお菓子を客に振る舞う「ふれあい喫茶」を開いたりとさまざまな事業を展開。
年間の総収入は500万円を超える。

同協議会長の岡野俊昭さん(72)は、現在の運営内容をビジネスとして収益を生み出そうと考えている。
「お金もうけのためにやっているわけではない。所得をきっちり確保することで若い人に地域をバトンタッチしたいんだ」

同協議会の取り組みは、国土交通省の道路運送法上で認められた「過疎地有償運送」という仕組みを活用する。
日常の移動に不便な交通空白地帯に限り自家用車での旅客を認めるもので、同省によると全国で88団体が過疎地の足を守っている。

群馬県みどり市と桐生市の境で活動する特定非営利活動法人(NPO法人)「グループ28」もその一つだ。事務局長の小林啓二さん(57)は「同じ自治体でも、過疎地と中心部では人口密度が違い、格差は広がっている。過疎地の移動手段を確保することが、その格差を埋めることになる」とみる。

「地方創生」を旗印に掲げる政府は今後、周辺集落と中心部をコミュニティーバスなどでつなぐ仕組みづくりを各省連携で進める。
その鍵を握るのが交通対策だ。
過疎高齢化が進む地域の足をどう確保するか、政府の後押しが求められている。
というもの。

昨日、書き込もうと思って、そのままとにってしまっていた記事。

街が衰退していくと、取り残された人たちはその地での生活が出来なくなり、結局は引っ越しをしなければならなくなる。
その結果、さらに街が衰退していく。
食い止める手段があるのかというと、可能性としては「ある」と言えるが、実現できるのかというと、「できる」と答える事は出来ない。

地方創生と、声に出して言うの簡単。
しかし、創生させるための武器と手段が無い。
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資料作りを始める

2015年01月08日 10時32分48秒 | Weblog
今日から「長野県産米の販路拡大に関する情報交換会in銀座NAGANO」で使用する資料と、「秋田米新品種の取組に関する相談会」で使用する資料を作り始める。

「長野県産米の販路拡大に関する情報交換会in銀座NAGANO」の資料は、生産者が直売するために必要な資料。
「秋田米新品種の取組に関する相談会」の資料は、県とJAと生産者と米屋が、一体となって仕掛けていくブランド化の資料。
右と左の、まったく違う内容の資料を作る。

始めは、どちらを先に作るかと考えていたのだが、あえて同時進行で、比較しながら作ることにした。
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さらに改造

2015年01月08日 09時44分35秒 | Weblog
昨日、卓上型脱気真空シーラー機V-301-10Wを1kg~5kg用の脱気真空シーラー機V-301R-35のように改造したことを伝えたが、今日の朝、さらに改造をした。

改造した部分は、シーラー機の左側に付いていたフィルター。



V-301R-35のようにしたことで、移動が簡単になったのだが、台よりも外側にはみ出しているフィルターが邪魔というか、絶対にぶつけて壊してしまうのは明らかだった。
なので、そのフィルターを台の下へ移動させることにしたのだ。

フィルターまでのパイプには余裕がなく、でも予備も無いことから、3本のパイプを入れ替えたりして、なんとか台の下へとフィルターを持ってくることに成功。





写真だと、まだパイプの長さが有り余っているので、それをカットしたりした使えば、もっと簡単だと思うだろうが、もしもの時には、元に戻したりすることもあるかもしれないので、カットしていないのだ。

とりあえず、これで改造は終わりだな。
後は企画。
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おはよーニャンコ

2015年01月08日 08時13分52秒 | Weblog




エアコンの温度を低く設定したので、寒いと文句を言うニャンコたち。
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