こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

全農あきたに送った

2016年01月16日 16時40分55秒 | Weblog
先ほど、全農あきたが作り始めている、秋田県の新品種「つぶぞろい」と「秋のきらめき」のリーフレットの中に、「2品種の良さを体感してもらうために入れたい」とお願いされていた内容を、メールで送った。

文字数は1000文字前後と言われていたのだが、思いっきりオーバー。
もっとも、この内容で良いのかも、ちょっと疑問。
要望を満たしているようで、満たしていないような・・・

とりあえず、全農あきたからの判断を待つことにしよう。
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動揺しているようだ

2016年01月16日 11時23分47秒 | Weblog
昨晩投稿した、スズノブと「和穀の会」との「超米屋」の摺合せ内容。
あちらこちらで、動揺と戸惑いが出ているようである。
 
誰もが、想像していたよりもガチガチで、雁字搦めのように感じているようである。
 
自分も「縛り」についてはかなり考えた。
「縛り」をゆるめて、誰でも気軽に参加できる方が良いのではと、何度も考えた。
しかし結果として、「それでは駄目だ」となったのだ。

相変わらず、生産者の直売は増え続けている。
生産者が直売をしてしまえば、消費地の流通は止まってしまう。
当然、その影響もうけて、米屋の衰退も止まらない。
 
「米屋がなくなっても、自分で売って行けばよい」とよく生産者は言う。
しかし、●●コンクール優勝米と言っても、以前ほどの効果は出ていないはず。
ネットで「お米」と検索すると19万件以上も出てくる中で、個人は探しきれない。
この状況は、これからもっと酷くなる。

であるなら、県が中心となったブランド化をすれば良いともいう。
しかし、「つゆ姫」だって、「ゆめぴりか」だって、「さがびより」だって、県の力で有名になった訳ではない。
米屋がブランド米として成り立つように、後ろで支えているから、優位に展開できているだけのことだ。
 
「米屋にはそんな力は、もう無い」と見下す産地も多い。
では、自分たち米屋が動かなければ、どうなるのか。
それは、今回の「青天の霹靂」のデビューから今日までを見れば判ると思う。
これと似たり寄ったりは、他の県の品種についてもいえるはず。
 
でも、こんな状況を繰り返していても、良いことは一つもない。
時代を一気に加速させて動かすためには、どうしたら良いのか。
色々と考えても、これといった良案は浮かばない。
 
SPRも、産地と米屋を元気にするために作られているもの。
であるが、これですら効果が鈍くなってきている。
なぜなら、スタートは出来ても、産地側が「更に先」を求めていないからだ。
「もっと良く、もっと評価を高く」という考えが弱い。
一度有名になってしまったら、それにしがみついてしまう。
  
一度であれば、どこの産地だってできる。
「継続すること、進化することが、それ以上に難しく困難である」。
これが判っていない。
 
産地にも勉強をさせ、米業界にも勉強をさせ、共に新時代に進むためには・・・
その答えが「超米屋」なのである。
 
であるから、最初は厳しく、雁字搦めにルールを作っている。
ルールすら守れない人は、何をやっても良い結果は得られない。
 
ルールの中で、一定の制約の中で、自分らしさを出すこと。
それを「超米屋」は求めている。
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ブランドシート追加

2016年01月16日 10時08分18秒 | Weblog
SPRによってブランド化を進めている産地に対して、ブランドシートの更新をお願いしていますが、現在、土質分析や食味分析をしている産地については、それらの分析結果を踏まえたブランドシートを作成してください。

昨年作成したブランドシートには、現在分析している情報は含まれていません。
よって、このまま更新してしまっては、何のための分析だったのか、意味がなくなってしまいます。

特に土質分析は、お米の品質を安定させ、特徴・食味を引き出すためには大切なデータです。
ケイ酸、りん酸、加里、苦土、腐植、石灰、酸化鉄などが不足してしまった理由、多すぎている理由を検討して備考に入れてください。
さらに、不足している成分を、どのように補うのか。
何年で地力を回復させるのか。
などもブランドシートに入れてもらえると嬉しいです。

食味分析については、自分が栽培しているお米の特徴が出ているはずです。
その結果を参考にすれば、お米の表現を具体的に、より明確に表現することが出来ますと思います。

分析に時間がかかるというのであれば、ブランドシートの提出日を延ばしますので、ご連絡ください。

このお願いをしているのは、秋からスタートする「超米屋」の、超米屋専用ページのデータベースに入れるからです。
「超米屋」専用ページでは、品種のデータと言っても、一般的なことではなく、ブランドシートに書き込まれている内容に照らし合わせて、より具体的に説明されていく予定です。(和穀の会会員ページでは、その一部のみを使用します)
もちろん、産地側からの追加・修正は可能ですので、いつ変更してもらっても構いません。
しかし、それでもスタート時には、8割程度完成された説明を入れておきたいのです。

よろしくお願いいたします
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