今週金曜日に、ついに「超米屋」のお米を一括して取り扱ってもらう予定である「和穀の会」との打ち合わせが決まった。
と言っても、これで一気にスタートするというものではない。
まず、摺合せをして・・・という日である。
今回の打ち合わせは
・どこまでが産地
・どこまでが和穀の会
・どこまでが共有する部分
等を、まず決めなければならない
その結果を受けて、自分の方はSuzunobu Project Riceの産地計画を、次々と見直していくことになる。
その1番目は「JAさが」
・スズノブの看板ブランド「逢地」を、「超米屋」では、どのように展開させるのか。
・スズノブが折れて、他の米屋が使用している「あうちの里」にするのか。
・並行して使い続けるのか。
・さらに「逢地さがびより・ヒノヒカリ・夢しずく」の生産比率をどうするのか。
・生産量の少ない「天川コシヒコカリ」・「伊万里深山米夢しずく」の、「超米屋」への割り振りと将来設計。
・まだブランド米に入っていない「唐津夢しずく」の将来図。
・「プレミア天使の詩」のブランド化強化。
・一向に出来上がらないリーフレットについて。
・いつのまにか「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれている「ホシユタカ」「武雄米」の対処。
県側としては、米屋と産地との1対1のタイアップは、動きにくいと言っていたはず。
なので、自分も「逢地」を「和穀の会」流通に変えて、幅広く米屋が取り扱いできるようにしてきた。
それが、「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれているのは、かなり変な話なので・・・
など。
2番目は「北海道米プロジェクト」。
20日にJA新すながわの祝賀会に参加するので、その前に「中空知エコ米生産共和国」の会議と打ち合わせになるだろう。
・「最高金賞受賞米」に輝いた「JA新すながわ」実力を安定させるためには。
・共和国の再編の有無と、今後の計画。
・「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の栽培計画とバランス。
・「きたくりん」のブランド化計画。
・「おぼろづき」「ふっくりんこ」「きらら397」について、ホクレンとの確認。
など。
3番目は「JA秋田おばこ」。
今年からの参加で後発スタートとなるが、動き出したら恐ろしいJA秋田おばこ。
ブランドを仕掛けるのは、秋田県の「ひとめぼれ」と言われる「ゆめおばこ」。
名前の通り「おばこ管内」が適地のお米。
本格的に取り組めば「青天の霹靂」は超えるはず。
「超米屋」では、JA秋田おばこ「ゆめおばこ」、JA秋田しんせい「つぶぞろい」、JAかづの「秋のきらめき・淡雪こまち」の4本柱で検討している。
まずは、産地が用意してくる話を聞いてから計画を立てて、新米からスタートとなる。
4番目は「JA栗っこ」。
1年間ブランド化計画が進んでいないJAなので、「超米屋」の計画に付いてこられるのかの問題が先にある。
「瀬峰農場ひとめぼれ」と「東北194号(いくよちゃん)」は動き出すのか、このまま消え去るのか。
「参加して動かない」では意味がない。
動かないのであれば、産地入れ替えを考えなければならない。
岩手県の新品種の件があるので、「ひとめぼれ」を宮城から岩手県へ移して、そのまま、28年・29年の岩手の新品種を「超米屋」ように取り扱わさせてもらうなどの考えも、既に頭の中にはある。
今回はイベントなのだが、イベントの合間にJA栗っことしての考えを聞く予定。
5番目は「JA佐渡」。
段々見えなくなっていく「朱鷺と暮らす郷」と「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」。
「朱鷺と暮らす郷」は、米屋よりも産地色が強くなっているように感じる。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」は「棚田米シリーズ」との違いが明確にならないまま。
既に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」としてのブランド力は、ゼロとなっているような気もしている。
本当なら、佐渡全体の将来を考えて作られた「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランドとしては上で、佐渡の1地域しか出来ない「朱鷺と暮らす郷」が下のはずだった。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランド力を持てさえすれば、「棚田米シリーズ」を吸収して、より短時間で佐渡全体のブランド米に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」はなる予定だった。
そのへんについて、佐渡の考え方を聞く予定。
何度も書いていることから理解しているだろうが、「超米屋」用のお米については、全て「和穀の会」が管理することになる。
一部の産地からは「和穀の会」を通さずに、直接米屋などに流通してしまっているお米もあるが、それらは「超米屋」用のお米とは名乗れない。
出来れば、同じお米(品質)であっても、米屋では「ブランド名」を変えて販売してもらいたいと思っている。
結果として、直接取引しているお米が、ブランド化計画の足を引っ張ることになってしまったのだから・・・
産地の将来と米業界の将来を考えた時に、米屋としても流通としても、今までとは違う判断が必要となっている。
「助けるものは助ける」「切り捨てるものは切り捨てる」
せっかく作っているブランド米なので、もったいないことであるが、100%全ての産地を助けることは出来ない。
であるなら、歩みが一緒の産地を選ぶのは、当たり前のことなのだろう。
と言っても、これで一気にスタートするというものではない。
まず、摺合せをして・・・という日である。
今回の打ち合わせは
・どこまでが産地
・どこまでが和穀の会
・どこまでが共有する部分
等を、まず決めなければならない
その結果を受けて、自分の方はSuzunobu Project Riceの産地計画を、次々と見直していくことになる。
その1番目は「JAさが」
・スズノブの看板ブランド「逢地」を、「超米屋」では、どのように展開させるのか。
・スズノブが折れて、他の米屋が使用している「あうちの里」にするのか。
・並行して使い続けるのか。
・さらに「逢地さがびより・ヒノヒカリ・夢しずく」の生産比率をどうするのか。
・生産量の少ない「天川コシヒコカリ」・「伊万里深山米夢しずく」の、「超米屋」への割り振りと将来設計。
・まだブランド米に入っていない「唐津夢しずく」の将来図。
・「プレミア天使の詩」のブランド化強化。
・一向に出来上がらないリーフレットについて。
・いつのまにか「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれている「ホシユタカ」「武雄米」の対処。
県側としては、米屋と産地との1対1のタイアップは、動きにくいと言っていたはず。
なので、自分も「逢地」を「和穀の会」流通に変えて、幅広く米屋が取り扱いできるようにしてきた。
それが、「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれているのは、かなり変な話なので・・・
など。
2番目は「北海道米プロジェクト」。
20日にJA新すながわの祝賀会に参加するので、その前に「中空知エコ米生産共和国」の会議と打ち合わせになるだろう。
・「最高金賞受賞米」に輝いた「JA新すながわ」実力を安定させるためには。
・共和国の再編の有無と、今後の計画。
・「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の栽培計画とバランス。
・「きたくりん」のブランド化計画。
・「おぼろづき」「ふっくりんこ」「きらら397」について、ホクレンとの確認。
など。
3番目は「JA秋田おばこ」。
今年からの参加で後発スタートとなるが、動き出したら恐ろしいJA秋田おばこ。
ブランドを仕掛けるのは、秋田県の「ひとめぼれ」と言われる「ゆめおばこ」。
名前の通り「おばこ管内」が適地のお米。
本格的に取り組めば「青天の霹靂」は超えるはず。
「超米屋」では、JA秋田おばこ「ゆめおばこ」、JA秋田しんせい「つぶぞろい」、JAかづの「秋のきらめき・淡雪こまち」の4本柱で検討している。
まずは、産地が用意してくる話を聞いてから計画を立てて、新米からスタートとなる。
4番目は「JA栗っこ」。
1年間ブランド化計画が進んでいないJAなので、「超米屋」の計画に付いてこられるのかの問題が先にある。
「瀬峰農場ひとめぼれ」と「東北194号(いくよちゃん)」は動き出すのか、このまま消え去るのか。
「参加して動かない」では意味がない。
動かないのであれば、産地入れ替えを考えなければならない。
岩手県の新品種の件があるので、「ひとめぼれ」を宮城から岩手県へ移して、そのまま、28年・29年の岩手の新品種を「超米屋」ように取り扱わさせてもらうなどの考えも、既に頭の中にはある。
今回はイベントなのだが、イベントの合間にJA栗っことしての考えを聞く予定。
5番目は「JA佐渡」。
段々見えなくなっていく「朱鷺と暮らす郷」と「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」。
「朱鷺と暮らす郷」は、米屋よりも産地色が強くなっているように感じる。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」は「棚田米シリーズ」との違いが明確にならないまま。
既に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」としてのブランド力は、ゼロとなっているような気もしている。
本当なら、佐渡全体の将来を考えて作られた「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランドとしては上で、佐渡の1地域しか出来ない「朱鷺と暮らす郷」が下のはずだった。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランド力を持てさえすれば、「棚田米シリーズ」を吸収して、より短時間で佐渡全体のブランド米に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」はなる予定だった。
そのへんについて、佐渡の考え方を聞く予定。
何度も書いていることから理解しているだろうが、「超米屋」用のお米については、全て「和穀の会」が管理することになる。
一部の産地からは「和穀の会」を通さずに、直接米屋などに流通してしまっているお米もあるが、それらは「超米屋」用のお米とは名乗れない。
出来れば、同じお米(品質)であっても、米屋では「ブランド名」を変えて販売してもらいたいと思っている。
結果として、直接取引しているお米が、ブランド化計画の足を引っ張ることになってしまったのだから・・・
産地の将来と米業界の将来を考えた時に、米屋としても流通としても、今までとは違う判断が必要となっている。
「助けるものは助ける」「切り捨てるものは切り捨てる」
せっかく作っているブランド米なので、もったいないことであるが、100%全ての産地を助けることは出来ない。
であるなら、歩みが一緒の産地を選ぶのは、当たり前のことなのだろう。