こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

具体的に動き出す

2016年01月12日 17時19分58秒 | Weblog
今週金曜日に、ついに「超米屋」のお米を一括して取り扱ってもらう予定である「和穀の会」との打ち合わせが決まった。
と言っても、これで一気にスタートするというものではない。
まず、摺合せをして・・・という日である。
 
今回の打ち合わせは
・どこまでが産地
・どこまでが和穀の会
・どこまでが共有する部分
等を、まず決めなければならない
 
その結果を受けて、自分の方はSuzunobu Project Riceの産地計画を、次々と見直していくことになる。
 
その1番目は「JAさが」
・スズノブの看板ブランド「逢地」を、「超米屋」では、どのように展開させるのか。
・スズノブが折れて、他の米屋が使用している「あうちの里」にするのか。
・並行して使い続けるのか。
・さらに「逢地さがびより・ヒノヒカリ・夢しずく」の生産比率をどうするのか。
・生産量の少ない「天川コシヒコカリ」・「伊万里深山米夢しずく」の、「超米屋」への割り振りと将来設計。
・まだブランド米に入っていない「唐津夢しずく」の将来図。
・「プレミア天使の詩」のブランド化強化。
・一向に出来上がらないリーフレットについて。
・いつのまにか「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれている「ホシユタカ」「武雄米」の対処。
県側としては、米屋と産地との1対1のタイアップは、動きにくいと言っていたはず。
なので、自分も「逢地」を「和穀の会」流通に変えて、幅広く米屋が取り扱いできるようにしてきた。
それが、「佐賀米高品質化プロジェクト」に含まれているのは、かなり変な話なので・・・
など。
 
2番目は「北海道米プロジェクト」。
20日にJA新すながわの祝賀会に参加するので、その前に「中空知エコ米生産共和国」の会議と打ち合わせになるだろう。
・「最高金賞受賞米」に輝いた「JA新すながわ」実力を安定させるためには。
・共和国の再編の有無と、今後の計画。
・「ゆめぴりか」と「ななつぼし」の栽培計画とバランス。
・「きたくりん」のブランド化計画。
・「おぼろづき」「ふっくりんこ」「きらら397」について、ホクレンとの確認。
など。
 
3番目は「JA秋田おばこ」。
今年からの参加で後発スタートとなるが、動き出したら恐ろしいJA秋田おばこ。
ブランドを仕掛けるのは、秋田県の「ひとめぼれ」と言われる「ゆめおばこ」。
名前の通り「おばこ管内」が適地のお米。
本格的に取り組めば「青天の霹靂」は超えるはず。
「超米屋」では、JA秋田おばこ「ゆめおばこ」、JA秋田しんせい「つぶぞろい」、JAかづの「秋のきらめき・淡雪こまち」の4本柱で検討している。
まずは、産地が用意してくる話を聞いてから計画を立てて、新米からスタートとなる。
 
4番目は「JA栗っこ」。
1年間ブランド化計画が進んでいないJAなので、「超米屋」の計画に付いてこられるのかの問題が先にある。
「瀬峰農場ひとめぼれ」と「東北194号(いくよちゃん)」は動き出すのか、このまま消え去るのか。
「参加して動かない」では意味がない。
動かないのであれば、産地入れ替えを考えなければならない。
岩手県の新品種の件があるので、「ひとめぼれ」を宮城から岩手県へ移して、そのまま、28年・29年の岩手の新品種を「超米屋」ように取り扱わさせてもらうなどの考えも、既に頭の中にはある。
今回はイベントなのだが、イベントの合間にJA栗っことしての考えを聞く予定。
 
5番目は「JA佐渡」。
段々見えなくなっていく「朱鷺と暮らす郷」と「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」。
「朱鷺と暮らす郷」は、米屋よりも産地色が強くなっているように感じる。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」は「棚田米シリーズ」との違いが明確にならないまま。
既に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」としてのブランド力は、ゼロとなっているような気もしている。
本当なら、佐渡全体の将来を考えて作られた「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランドとしては上で、佐渡の1地域しか出来ない「朱鷺と暮らす郷」が下のはずだった。
「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」がブランド力を持てさえすれば、「棚田米シリーズ」を吸収して、より短時間で佐渡全体のブランド米に「世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷」はなる予定だった。
そのへんについて、佐渡の考え方を聞く予定。
 
何度も書いていることから理解しているだろうが、「超米屋」用のお米については、全て「和穀の会」が管理することになる。
一部の産地からは「和穀の会」を通さずに、直接米屋などに流通してしまっているお米もあるが、それらは「超米屋」用のお米とは名乗れない。
出来れば、同じお米(品質)であっても、米屋では「ブランド名」を変えて販売してもらいたいと思っている。
結果として、直接取引しているお米が、ブランド化計画の足を引っ張ることになってしまったのだから・・・
 
産地の将来と米業界の将来を考えた時に、米屋としても流通としても、今までとは違う判断が必要となっている。
「助けるものは助ける」「切り捨てるものは切り捨てる」
せっかく作っているブランド米なので、もったいないことであるが、100%全ての産地を助けることは出来ない。
であるなら、歩みが一緒の産地を選ぶのは、当たり前のことなのだろう。
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米と流通で紹介されます

2016年01月12日 10時13分51秒 | Weblog
「米と流通」の次号で、スズノブが取り上げられることになっている。
http://www.ssnp.co.jp/kome_ryutu/

その原稿が朝方届き、今、修正して返信した。

今回の記事は、スズノブが歩んできた道について書いてあると思ってもらってよい。
残念であるが、「超米屋」については、ほとんど書かれていない。
なぜなら、「歩み」だけで、紙面が目一杯になってしまっているから・・・
よって「超米屋」は、計画の進行状態によって、記事になっていくとのこと。

と言うと、「超米屋」の内容を期待していた米屋は残念に思うかもしれない。
しかし、まずスズノブの歩みを読んでもらいたい。
そうすれば、なぜ「超米屋」を作ろうとしてるのか。
どのレベルの「超米屋」を作ろうとしているのか。
そして
スズノブが何処へ向かっているのかが、見えてくると思う。
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ランキングがガタ落ち

2016年01月12日 09時40分51秒 | Weblog
う~ん。
ちょっと困った?

難しい投稿が多くなってから、ブログのアクセスランキングがガタ落ち。

週で平均すると2,363,820ブログ中で、2000番台になってしまう。
一時期の、2桁や3桁が懐かしい。

ランキングが高ければ高いで、クレームが怖くなってしまう。
低くなればなったで、なんとなく焦ってくる。
なんとも、ご都合主義だこと!

個人的内容であれば、ランキングについては気にしない。
しかしこの頃は、産地のことや米業界のことなど、業界の人たちだけでなく、一般の人たちにも広く知ってもらいたいという内容が多くなっている。
であるが、当然、内容は難しいし、読んでいて面白くない。
自分も、伝えたいという思いで書いているし。
(一番のネックは、文字数がバカ多いことかも)
当たり前のこととして、ランキングは下がってしまう。

短く、楽しく、判りやすく。
そんな内容でかけたら一番なんだけど。

これが、
とっても難しい。
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