こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

超米屋では使います

2016年01月30日 18時57分01秒 | Weblog
打ち合わせが始まっている産地とは話をしていますが、「超米屋」の計画は、1歩1歩進んでいます。
その中で、産地として絶対に必要となる事を、先にお知らせしておきますので、準備をし始めてください。
 
・パソコン
・ネット環境
・ネットセキュリティ
・メールアドレス
 
・Facebook
・HomePage(余裕があれば)

さらに、 
・デジカメ
・ビデオ(ドローン)
・マイク
等です。

Facebookは、産地の全てを伝えるために使用する以外に、「超米屋」に対するメッセージを伝える場としても活用します。
(Facebookが上手に使用できていれば、HomePageは必要ないかもしれません)
 
早々にFacebookを作って、まずは、伝えるという勉強をしてください。
 
そして、「超米屋」最大の武器となる、産地情報が詰め込まれたデータベース(超米屋しか閲覧・使用できません)については、産地側から直接アクセスしてもらい、情報の追加・修正をしてもらう事になります。
ですので、セキュリティ環境を構築しておいてください。

さらに「超米屋」では、産地との情報交換などに、メールなどだけなく、Skype(※1)を積極的に使用する予定です。
これを使用することで、全国の「超米屋」と産地とが、自宅に居ながらの会議をする予定です。
 
わざわざ会議場などを用意する必要は無くなりますし、移動時間やホテルの予約など、無駄な時間と経費を作らなくて済みますので、産地の負担も「超米屋」の負担も軽くなります。
それに、一度に多くの参加が可能となりますし、タイムリーな話し合いが可能となのと考えています。
(例:県・市役所・JA・普及員・生産者・米屋・大学・学生・異業種での会議)
 
「超米屋」については、まだまだ発信していきますが、とりあえずね今回の事は、頭に入れておいてください。

※1
•Skype(スカイプ)は、マイクロソフトのSkype部門(詳細は後述)が提供するP2P技術を利用したインターネット電話サービス。
•Skypeとは、世界中どこへでも無料コールが、今すぐお楽しみいただける、操作が簡単な無料のソフトウェアです。
•高い通話料金にうんざりしている方に、ぜひお勧めのソフトウェアIP電話です!
•よく通話する相手同士でSkypeを利用すれば、いくら話しても通話料金は無料となります。
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Facebookを再開してください

2016年01月30日 18時17分15秒 | Weblog
ブランドシートも、北海道と茨城県を除いて、全て提出されました。
ですので、次の作業に入ってもらいたいと思います。
 
それは、昨年立ち上げてもらった、「産地ブランドごとのFacebookの再開」です。
 
米屋だけでなく、一般の消費者も楽しみにしていたFacebookでしたが、稲刈りが終わるとともに、自然とFacebookも終わってしまいました。
結果、産地と米屋・消費者の距離が、また広がってしまいました。
せっかく距離が縮まっていたのに、非常に勿体無いことをしてしまったのではと思います。
 
既に1月も終わりです。
モタモタしていると、あっという間に田植えの時期となってしまいます。
しかし産地は、田植え前に、色々な作業があるはずです。
ですので、昨年のように途中から書き始めるのではなく、今年は「田んぼに足を入れたところ」から書いてもらいたいです。
そのためには、2月上旬にはFacebookの再開をしなければならないと思います。
 
「いきなり言われても、書くことが・・・」は、理解しています。
ですので、まずは昨年の繰り返しとなりますが、自分たちの産地紹介から始めてください。
(つまり、全てやり直しという事です)
 
そして
・自分が栽培する品種の事。
・田んぼの話。
・用水路の話。
・栽培のこだわり。
・他地区との差別化。
・農器具の説明や使い方。
・田起こし。
・温湯消毒。
・苗床。
・田植え。
・現場説明会。
・豊作祈願。
・祭りやイベント。
・地元農産物の紹介。
・天候の事。
・生育の事。
・・・etc
書こうと思えば、産地はいくらでも話題はあるはずです。
 
ここまで説明しても、「まだ何を書いて良いのか判らない」という人は、「自分のお米を食べてもらいたいと思う消費者に対して、自分の産地を知ってもらいたいと思う気持ちの、全てを書けばよい」と考えてください。
 
では、再開です!
各産地、頑張って書き始めてください。
 
まだFacebookを持っていない産地は、個人名などではなく、検索しやすいように、ブランド名を使用してください。
 
Facebookの更新回数は、特に決めませんが、「いいね」を1人でも多くもらうためには、多いに越したことは無いと思います。
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土佐天空の郷ブランドシート

2016年01月30日 11時52分50秒 | Weblog
昨日、たぶん今回、一番苦しんでいるだろうと想像していた産地から、ようやくブランドシートが届いた。
自分のブログなどにも、なかなかブランド名が出てこないことから、心配していた人も多かったのではないだろうか。
 
それは「土佐天空の郷」。
数年前から、現状を打開するために、ブランド計画を修正しようとしていたのだが、なかなか修正することが出来なかったブランド米でもある。
 
産地も、それは痛いほど判っていたはず。
手を抜いていたわけではない。
必死に考えていた。
でも、結果には結びつかなかった。
なので今回、どういう修正案を出してくるのか、ずっと待っていた。
 
その答えが、これ
ーーーーーー 
 
●ブランド米「土佐天空の郷」推進の考え方
 
<目的>
①棚田と地域の暮らしを守り継承する。
②農家の所得向上による魅力づくり
③後継者の育成
④魅力発信で本山町のファンづくり
 
<現状>
平成20年2月に本山町ブランド化推進協議会を発足。
ブランド化計画を立案で平成21年産米より(株)スズノブや(株)はくばく和穀の会の支援などで販売の始まったお米「土佐天空の郷」。
平成22年産米は「お米日本一コンテストinしずおか」で西日本でもコシヒカリでも初めて日本一の食味となった。
また、テレビや雑誌に取り上げられ話題となり大きく販売を伸ばし在庫切れの状態となった。
この状況は平成24年産米まで続いた。
平成25年産米は、生産面積や気象条件等で生産量が過去最大の約4500袋となった。
しかし、販売は伸び悩んだ。
以後、26年産米、27年産米と販売が減少してきている。
このような事もあり関東~中部地方の米屋を中心に聞き取り調査をした。

その結果は下記のとおりである。
①「デビュー当初(22産米)の味が忘れられない」
②「他の産地のお米が実力を上げて来ている。天空も高く売るには理由が必要」
③「価値のあるブランド米は味が良いのは当たり前。コンクール入賞も当り前。何が売りなのかを明確に」
④「選別が良くコメが綺麗で売りやすい」
⑤「お客が定着している」
⑥「好評である」
⑦「お米が廻してもらえない。もっとお米を廻してほしい」
上記①~⑦の意見が大半であった。
 
 
●超米屋発足に向けた新ブランド化プラン

米屋の意見も踏まえて「品質が高く美味しいお米」「消費者に伝わる付加価値づくり」を目指し、ブランド化計画を策定した。

1、栽培全般
本山町の棚田は、標高250~850mで土質も地域によって異なる。
当然、栽培は異なることから実情に合わせた栽培指導を実施する。
特産品ブランド推進協議会長、普及所、公社、米穀検査員がこれまでの土壌分析・食味分析・穀粒判別を踏まえて栽培者と個人面談し、それぞれの圃場に合った栽培方針を定める。(2月実施)

2、土づくり
毎年、土壌分析に基づき施肥設計をする。(簡易土壌分析機 Dr.ソイル)
採取する土は、表土を5cmほど除き、そこから5~10cmまでの土とする。
また、同じ方法で5箇所ほどの土を採取し、混ぜ合わせ、その土を農業公社まで持参する。
結果、状況判断し普及員が施肥設計を指導する。
3年に1回は、全農式土壌分析を行う。(H27年度実施)
土壌の改良目標値を設定する。
(表は省略)
壌 土:ほぼ全域 
粘質土:古田・権代・高角・吉延・大石
※長年の土づくりから肥えた土となっており、CECが高いため懐が広い土壌となっているため、置換性塩基が目標値以上でも問題はない。
バランスを考えた施肥を設定する。また、ケイ酸が少ない傾向にある水田があるため土壌改良剤で補う。
Mg/K値は全体的に高めであるが良食味米と直結する部分でもあるため、この値を高め維持する計画としたい。
 
3、栽培のポイント
①水田の選定
 ア 陽当たり、水の便の良い水田を選ぶ。
 イ 圃場は、極力、病害虫発生のないところとする。
 ウ 極力、食味の良いと思われる圃場を選定する。
 エ 苗床は選定しないこと。
 オ 生姜栽培や牧草など畑作の翌年は選定しない。
 
②種子
 にこまる・ヒノヒカリ 2品種  
 毎年種子の更新
※種子の消毒は、温湯消毒・生物農薬に限る
 
③施肥(ランク別使用基準)省略
 
④農薬の使用基準(ランク別使用基準)省略
 
⑤田植え 省略
 
⑥にがりの散布 省略
 
⑦収穫 省略
 
⑧出荷・調整 省略
 
⑨貯蔵 省略
  
4、産地情報の発信・付加価値づくり 省略
 
5、加工品開発 省略
 
6、後継者対策 省略
ーーーーーー
 
隙間なく埋め尽くされた6ページに渡る考え方。
リスクを背負う可能性もが大きい、ギリギリの判断。
 
「産地を追い込んでしまったな」という思いもあるが、このブランド米の致命傷は、皮肉にも、スタート年に「お米日本一コンテストinしずおか」で、日本一となってしまったことにある。
 
ブランド化計画の全てにおいて、明らかに準備不足であった。
しかし、「テレビ」「日本一」という話題が、計画していたスピードを上回ってしまった。
つまり「完全な暴走状態」。
自分としても、ブレーキを踏んでいるのか緩めているのか、判らない状態となってしまったし。
 
そして、その代償は大きかった。
 
失速が始まると、止まらない。
悪い方へ悪い方へと転がって行ってしまう。
計画を修正しようとしても、転がる力が強い。
 
この2年間、自分は完全にお手上げ状態。
産地に対しての提案も、説得不足のものばかり。
 
今のままでは、「土佐天空の郷」は復活できない。
 
それが、自分が出した答え。

であるが、その答えを覆し、完全復活させるためには!
さらに、他の産地も、一緒に活性化させていくためには!
 
決して諦めることなく、考えて考えて生み出されたのが
 
 <<< 超米屋 >>>
 
これから、「土佐天空の郷」と同じように苦しむ産地は、絶対に多くなる。
それを助け上げ、より高いところに押し上げるのが「超米屋」。
なので、制限・制約、足かせが、残念ながら多いのだ。
 
「土佐天空の郷」にも、「超米屋」のラインナップに組み込まれるために、どうしても解決しなければならない問題を、今回「内々」ということで教えた。
解決するのは難しい問題だということは理解しているが、それをクリアしなければ、次に進めない。
 
もうひと踏ん張りを期待する。
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ふ~ん、そうなんだ

2016年01月30日 11時00分58秒 | Weblog
某新聞社が、北海道の某品種についての記事を書いていて、それの内容確認のお願いがきた。

記事には、外食産業の考え方、農協の考え方、ホクレンの考え方が、少しずつ書かれていた。
それを読んでいて、「この品種は、内地(本州)では必要ないな。というより、消費者から求められない」という結論となった。
 
自分としては、ちょっとだけ興味が出始めていたのだが、この記事によって、興味が無くなってしまった。
「この品種は、消費者が誰も知らないまま、なんの価値もないお米となってしまう」と思ったからだ。
 
誕生物語のレベルが低かったから、結局は、これが限界なんだろう。
何年もかけて作られて、やっと日の目を見たというのに、かわいそうな品種だ。
もっと良い道を、作ってあげられなかったのだろうか。
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逢地ブランドシート最終版

2016年01月30日 10時48分00秒 | Weblog
納得いかないまま、修正も出来ないだろうという思いから、合格扱いとなっていた、佐賀県JAからつ(佐賀松浦)から逢地ブランドシートと天川コシヒカリブランドシートの、3回目の修正版が届いた。
 
なんだ、やれば出来るじゃないか。
ブランドシートもスッキリとした感じ。
 
ただ単純に、栽培を変えただけで、1つのブランド米が誕生するというのは間違い。
肥料や農薬を変更しただけで、お米の味や特徴が、誰もが判る程に変わるというのであれば、もっと凄いお米が、とっくに誕生している。
 
そうならないから、色々な栽培方法を探していく。
であるが、直ぐに結果が出ないものお米の辛いところ。
 
1年実験して、結果を分析して。
また1年実験して、また分析をして。
ひたすら、それの繰り返し。
 
その間の気象条件が、いつも同じであるなら、結果はストレートに使える。
なのに毎年、過去に例がない気象ばかり。
分析結果を信用してよいのかすら、判断できない。
その中で、実験は続けられている。
 
ブランドシートは、それの1つ。
昨年は取り組みはどうだったのか。
その結果を踏まえて、今年も継続するのか。
それとも変更するのか。
 
「逢地」は、何処よりも早く、そしてずっと実験と挑戦を続けてきたブランド。
それでも、いつのまにか甘えが出始めていたし、惰性にもなっていた。
 
今回の、修正に続く修正で、産地はそれを思い出したのではないだろうか。
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島根おおちブランドシート

2016年01月30日 10時26分16秒 | Weblog
昨晩、JAしまね島根おおち地区本部から
・石見高原ハーブ米きぬむすめ
のブランドシートの修正版が届きました。
 
とりあえず、石見銀山地区本部と同様に、これで「合格」といたします。
ですが、動揺に不足部分があります。
これについても、石見銀山地区本部と同様に、今月中旬に行われる3地区本部との打ち合わせの中で、修正するようにします。

したがって他地区と同様に、随時データ修正していきます。
その旨もFacebookでの修正報告をしてもらうようにしますが、問題なのが、お願いしていてもFacebookが動いていない地区ということです。
 
「超米屋」の計画では、Facebookは必要不可欠な存在で、ありとあらゆることで利用していく予定になっています。
しかし、これが使用できないとなると、「超米屋」の計画に付いてこられない可能性が「大」です。
 
最悪、それが現実となった場合。
「超米屋」のラインナップではなく、「和穀の会」のラインナップに組み込むことになるかもしれません。
(流通が無くなるということは、全くありません)
 
全ては産地の考え方となりますので、それについても、今月中旬に行われる3地区本部との打ち合わせの中で決めていきたいと思っています。
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石見銀山ブランドシート

2016年01月30日 10時11分22秒 | Weblog
昨晩、JAしまね石見銀山地区本部から
・石見銀山コシヒカリ
・巨木・ご神木・棚田米つや姫
・石見銀山つや米
のブランドシートの修正版が届いた。
 
とりあえず、これで「合格」といたしますが、やはり不足部分があります。
これについては、今月中旬に行われる3地区本部との打ち合わせの中で修正するようにします。
ですが現実として、速修正とはならないと思います。
よって、他県と同様に、随時データ修正するとともに、Facebookでの修正報告をしてもらうようにします。
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