今日の午後、群馬県の「雪ほたか」の紹介で、熊本県菊池市の「菊池市経済部 農政課ブランド推進室」の2人が、「雪ほたか」と一緒に訪問してきた。
今まで何度も、菊池市のお米を取り扱うか扱わないかと言う話があった。
なのだが不思議とタイミングが悪くて、摺合せも無いまま、今に至っていた。
試食してほしいと、事前に4か所のお米を送ってくれた。
なので、JA菊池市の「ヒノヒカリ」を試食したのだが、これはアウトだった。
特別栽培米であるのだが、米粒が小さく、炊いても米粒が太らない。
喉越しも今一つで、直感で、これは売れないだろうなと言う感じだった。
次に、生産者の「ヒノヒカリ」を試食したが、これは甘いと感じた。
しかし、品種としての特徴が消えてしまっている。
コンクールやコンテスト狙いの栽培をしていたか。
年の天候の悪さの結果なのか。
残りはお米は、2人の「にこまる」。
明日から別々に試食をしていく。
まだ、価格などが決まっていないので、全てはこれからとなる。
であるが、価格などが折り合えば、今回は「扱ってみようかな」と言う気持にはなっている。
しかし、「ヒノヒカリ」は、佐賀県と高知県を既に持っている。
「にこまる」も、高知県の2地域を持っている。
そこに熊本県が入り込むとなると、消費者の取り合いとなるのは、ほぼ確実だろう。
「無駄な戦いは避けた方が良い」という思いもある。
でも、産地のためにはならないと思うし、消費者のためにもならないだろうと思う。
なので、折り合えば、取り扱ってみようと思っている。