昨日、1つの産地が、28年産をもって契約を解除して、完全に取り引き終了となった。
こうならないようにと、産地を名指ししないで、全ての契約している産地に対して、自分たちが販売していく為に必要なことを、何度も繰り返しお願いしていた。
産地としての言い分もあるのだろうが、取り引き終了となってしまったら、どうにもならない。
決して美味しくない産地ではなかった。
でも、こだわり米ばかりを取り扱っている「和穀の会」会員の、こだわり米・差別化米を販売している全国の米屋からの人気はなかった。
自分が常に言っていた、産地からの情報。
これが全く無いため、どういう産地なのか、どういうお米なのか、どういう特徴をもっているのか、誰に対して提案すれば良いのか等が、産地に行ったことがない米屋には解らなかった。
だから、和穀の会としても、米屋に対して提案しにくかったし、米屋としても、産地に対して、そのブランド米に対して、全く興味が出なかった。
だから、契約数量は少ないにも関わらず、どうしても在庫となってしまっていたのだ。
和穀の会としても、売れない産地とブランド米は必要無い。
自分がブランド化している産地であっても、紹介した産地であっても、それは関係無い。
そして、それに対して、自分も何も言わない。
現状を考えると、後10以上の産地ブランド米が、取り引き終了となるだろうが、仕方ない事だ。
だから、何度も何度も、繰り返し繰り返し、「やって欲しい」って言ってたのに。
終わってしまったら、どうにもならない。
自分の産地とブランド米は、果たして大丈夫なのか。
もう1度、しっかりと確定するべきだろう。