リリ姉は暖房の風があたる、特等席に移動。
(一般社団法人)農山漁村文化協会「現代農業」編集部から、『現代農業』連載の4回目の〆切日が少し過ぎましたとメールが届いた。
『現代農業』6月号は、確か特集で、まるまる1冊となっていることから、自分の記事はお休み。
なので、のんびりとしていたら、締切日を過ぎてしまっていた。
原稿は途中まで書いていたことから、一気に後半を書き加えた。
内容としては、3つの品種について書きたかった。
でも実際には、無理やり入れて2品種が限界であった。
なので内容も、当初決めていたタイトルまで、たどり着けなかった。
よって、タイトルの変更については、編集部に任せた。
いやはや、毎度毎度編集部には、迷惑をかけてしまっている。
県が動いてくれないのであれば、全農が。
全農が動いてくれないのであれば、地域JAが。
地域JAが動いてくれないのであれば、市役所が。
市役所が動いてくれないのであれば、町村が。
町村が動いてくれないのであれば、法人が。
法人が動いてくれないのであれば、個人が。
売りたいと思っているのであれば、売るための体制を作ることだ。
「やってもらえない」は、言い訳でしかない。
自分が努力をするのは当然だ。
某産地でブランド化を進めていた品種について、差別化米を専門に取り扱っている「和穀の会」が、取引停止の通達しているようである。
このブランド化には自分が関わっていたことから、今日の午前中に会っていた。
どうして取引停止となったのか。
その原因と理由は。
取引を継続させる方法はあるのか。
など・・・・
自分は、1年以上にわたって、全ての産地を対象として。
ブランド米とは。
ブランド米を作るとは。
ブランド米として成長させるためには。
ブランド米として維持させるためには。
産地として生き残るためには。
などについて、オープンの場で言い続けていた。
そのために必要なことについても、五月蠅いほどに言い続けていた。
そして、それらの対応を産地がしてくれない場合は、取引停止もあるという事も、何度も言い続けていた。
産地側の人が足りない。
計画を立てられる人がいない。
実行できる人がいない。
SNSを使える人がいない。
上層部が保守である。
など、色々と難しいことがあるもの理解はしている。
でも、それらの産地都合は、ブランド化をするという事では、一切通用しない。
対応できないんですね=努力しないんですね=売ることが出来ませんね=必要ないですね。
となるだけのことである。
今回は、まさにこれである。
「美味しい」だけであれば、日本中に溢れかえっている。
その中で、自分たちの産地が生き残りたいというのであれば。
頭1つ抜け出さなければ、どうにもならない。
しかし、それが出来ないというのであれば、助けることは出来ない。