某雑誌から、新米時期なので新米特集をしたいと連絡が来ていた。
なのだが、この前と同じで、断ってしまった。
自分のコメント内容を中心に特集を計画していたみたいなので、断る理由は無いものなのだが、自分の考えとは違う内容が計算されることが判った。
その内容は、確実に消費者に誤解を与える内容であるし、新しいお米の考え方を作って行こうとするときには、足を引っ張る。
よって、その部分の修正してもらえるかの確認をしてもらっていた。
であるが、帰ってきた返事は「修正は出来ない」であった。
したがって自分は、誤解を与える内容と一緒の文章の中で自分のコメントを使われることで、自分の発言だと思われるトラブルをさけたいので、自分が手を引いた。
自分のコメント1つ1つにケチをつける人たちがいたことで、どんなに今必要な情報だとしても、発信することに、まだまだ抵抗がある。
だから、誤解されそうな企画には、当たり前のこととして、参加できなくなっているのだ。
当然手を引くわけだから、雑誌社が考えていた、自分が作成した資料やコメント等の使用も全て不可。
頭の良いマイスターは山ほどいるので、自分の資料などを使用せずに、特集記事を作ってもらうしかない。
取材を断り続けていると、一気に取材が来なくなってしまう。
お米の最新情報をタイムリーに消費者に伝えるためには、やはりマスメディアの必要である。
だから、今までは全て受けていた。
しかし、批判する人たち、ケチをつける人たちからのコメントが心底嫌いで、精神的なダメージが大きい。
情報発信とダメージを天秤にかければ、今はダメージが勝つ。
結果として、自分は手を引くようになったのだから、今回の争いは、クレーマーの勝ちという事だろう。