進むべき道を考えて実行していくのが(固定型)ブランド化戦略。
実は、ブランド化戦略には、(流動型)ブランド化戦略というのもある。
自分は勝手に「カレイドスコープ戦略」と言っているが・・・
固定型のブランド化戦略であっても、「作ったら、それで終わり」ではなく、1年に1回は修正をしなければならない。
カレイドスコープ戦略は、進むべき先は決まっているが、道を固定させないで、日々変化・修正をしたとしても、実行し続けられる戦略である。
(過去に使用していた、流れに合わせる「風見鶏戦略」とは異なる戦略)
本線だけでなく、パイロット線までも失なって、時間と共に動けなくなっていく、今回の固定型のブランド化戦略。
この戦略を、新しいパイロット線と本線を作るまでの間、止めずに先に進ませるとしたら、カレイドスコープ戦略を使うしか無いかもしれない。
しかし、カレイドスコープ戦略を使うとしたら、産地にあるコントローラーを、自分の手元に持ってこなければならないという、ハイリスクがある。
その代わり、消費地の流れに、タイムリーに合わせる事が出来ることから、瞬発力は凄いが・・・。
なのだが、現実問題として、これは不可能でしかない。
だから、今まで、カレイドスコープ戦略を使用することは、ほとんどなかった。
「もしかしたら」とは思ったが、やっぱり使えないな。