どこまで

先週、実行不可能となった計画。
先週の話し合いの中では、完全に白紙に戻して、新しい道を探すことになっていた。

なののだが今日、「作りこんでいた財産が勿体ない」という意見が出てきた。
自分としても、白紙に戻すのは勿体ないと思っていた。

一度は「実行不可能」となった計画であることから、「駄目かもしれない」という可能性はある。
それでも、「行けるところまで行ってみよう」という事になった。

行けるところまで行ってみて、その結果を踏まえて、最終判断することにしたのだ。

既に何百時間を費やしてしまっている。
これから、さらに時間をかけていくことになる。

その結果駄目だったとしたら・・・

正直、怖い。

どうしようか

先週、某産地が仕掛けているブランド化戦略が、当初から考えていたハイレベルな戦略ではなく、産地ご都合主義の、低レベルな戦略にまでに、落ちぶれてしまっていることを知った。

今の時代、「販売してみてから考えれば良い」とか、「後から修正していけば良い」という、安易な考えは通用しない。

生きるも死ぬも、一番最初の発表が全て。
その発表時の、戦略のレベルと内容が、後々まで影響してしまう。

なので、ミスが出来ない。
だからこそ、あれほど注意をするようにと言い続けていた。

なのに、蓋を開けてみたら、戦うことすらも諦めた、低レベルな戦略だった。
明らかに、敵に大量の塩と食料を与えてしまった。

低くスタートしてしまうと、後々、価格やブランド力が上がるという事は無い。
後からの差別化をしたとしても、話題になることが無いことから、市場でも認知されない。

自分としては、今すぐにでも全面的にやり直しをしたかった。
しかし、既に動いてしまっていて、修正することが不可能になってしまっていた。

始めから失敗が見えてしまった戦略。

悲惨過ぎる。

現代農業９月号

一般社団法人農山漁村文化協会「農文協」が発行している「現代農業」の「９月号」が発売となりました。

今回の「こだわり米屋　産地に喝」は、１３０～１３１ページです。
タイトルは「ＳＮＳの活用で、小さな産地をＰＲ」です！

ご覧になってみてください。

http://www.ruralnet.or.jp/index.html

★お知らせ★
当初の予定では、自分のコラムは６回となっておりましたが、年内はコラムを続けることとなりました。
よろしくお願いいたします