こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

動く

2018年06月20日 16時55分40秒 | Weblog


何かをしなければならない。
それは、誰もが考えている。

しかし、考えているだけでは、どうにもならない。

行動しなければ意味がない。
今は、行動が全て。

そこに、産地の大きい、小さいは関係ない。

生き残りたければ、動くしかないのだ。
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棚の取り合い

2018年06月20日 14時44分22秒 | Weblog


消費地で自分が栽培した農産物を売りたいと考えた場合、一番初めにぶつかる大問題は、価格や安全性などではなく、売り場に自分専用の棚を作ってもらえるかである。

どんなに品質が良く食味が良い農産物であっても、棚が無いのであれば、消費者の目には触れない。
消費者の目に振れない、消費者に届かないのであれば、その農産物には1円の価値も無い。
なので、どうしても売り場の棚は必要となる。

しかし、考えて欲しい。
売り場に自分の棚を作ってもらうという事は、どこかの誰かの棚が無くなるという事でもある。
そして、その生産者は、明日からの生活に困る事になる。

何も無く、消費地で棚が貰えるという事は無い。
そして、1平米100万もする場所に、売れない農産物を、何時までも置いて置く売り場もない。

だから、軽々しく棚を作ってもらえるとは、思わない事だ。
美味しい農産物を作れば売れる、安全な農産物であれば売れる、なんて考えない事だ。

生き残りたいと考えているのであれば、棚を作る価値がある農産物を作り上げる事だ。
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STVの取材

2018年06月20日 13時47分20秒 | Weblog


昨日は、北海道のHBC取材を受けていて、今日は北海道のSTVの取材を受けていた。

北海道米について語るのであれば、内地では、他の米屋に出番は無い。

「ゆきひかり」「きらら397」「彩」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」「おぼろづき」「ゆめぴりか」「きたくりん」という、北海道米の苦労の歴史を知っていなければならない。

更に、「ななつぼし」はあっさり、「ゆめぴりか」はもっちり程度の情報は、全く使えないし、北海道米にとっては意味がないからだ。

しかし、自分の言葉は冷たく、そして冷酷。
今日も、「ゆめぴりか」がブランド米から落ちこぼれている事を、カメラに向かって話した。
古い頭の権力は、北海道米の足を引っ張るだけだから、邪魔だとも言った。
個人生産者が、どうこう出来る時代じゃない事も伝えた。
道内では有名なJAであっても、内地では誰も知らない、田舎のJAでしかないという現実も教えた。

そして、なぜJA新すながわだけが、内地で評価され続けているのかも教えた。

2時間以上の取材と収録であったが、自分のコメントは、わずか10秒程度しかないだろう。
なぜなら、放送出来ない内容しか話していないからだ。

昨日、新潟県JA北魚沼にも取材に行っていたので、前に進んでいる産地ならではの特徴を、STVの取材クルーに教えた。
それは、生産者とJAとが仲が良くて、お互いの立ち位置が対等で、常に笑顔がある事である。

JA北魚沼も、JA新すながわも、常に笑顔がある。
俺が俺がの産地には、牙を剥いた顔はあっても、笑顔は無い。
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反応

2018年06月20日 09時10分17秒 | Weblog


昨日のJAたきかわの投稿について、数人からメールをもらった。

「西島さんが産地に行っていて、ブランド化の話をしないなんて、その産地は何を考えているのだろうか」
「トラック1/4周だって差が出てしまったら、もう追い付くことはできないのが当たり前でしょうから、西島さんでも修正は無理ではないですか」
「差ができてしまったということは、生産者にやる気がないからだ。切り捨ててしまえば良い」
「自分も我慢していますが、身勝手な生産者と一緒にやっていくのは無理です」
「中空知エコ米生産共和国って、10年くらいに前に話題になっていたグループですよね。やっぱり駄目なのですか」
「自分が生き残るので精一杯。動かない人は置いていけばいい」
「広がった隙間は、もう埋まりません」
「いまさら修正なんて無意味ですよ」
「存在すら知りませんでした」
「3JAが一緒なんて、始めから無理なんですよ」
・・・等々。

昨日の投稿を見た人は、どういう結末になるのが良いのか、もう想像出来てしまっているのだろう。
「どうにかなりませんか」というメールは、たった2件しかなかった。

これが現実。
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