昨日は、北海道のHBC取材を受けていて、今日は北海道のSTVの取材を受けていた。
北海道米について語るのであれば、内地では、他の米屋に出番は無い。
「ゆきひかり」「きらら397」「彩」「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」「おぼろづき」「ゆめぴりか」「きたくりん」という、北海道米の苦労の歴史を知っていなければならない。
更に、「ななつぼし」はあっさり、「ゆめぴりか」はもっちり程度の情報は、全く使えないし、北海道米にとっては意味がないからだ。
しかし、自分の言葉は冷たく、そして冷酷。
今日も、「ゆめぴりか」がブランド米から落ちこぼれている事を、カメラに向かって話した。
古い頭の権力は、北海道米の足を引っ張るだけだから、邪魔だとも言った。
個人生産者が、どうこう出来る時代じゃない事も伝えた。
道内では有名なJAであっても、内地では誰も知らない、田舎のJAでしかないという現実も教えた。
そして、なぜJA新すながわだけが、内地で評価され続けているのかも教えた。
2時間以上の取材と収録であったが、自分のコメントは、わずか10秒程度しかないだろう。
なぜなら、放送出来ない内容しか話していないからだ。
昨日、新潟県JA北魚沼にも取材に行っていたので、前に進んでいる産地ならではの特徴を、STVの取材クルーに教えた。
それは、生産者とJAとが仲が良くて、お互いの立ち位置が対等で、常に笑顔がある事である。
JA北魚沼も、JA新すながわも、常に笑顔がある。
俺が俺がの産地には、牙を剥いた顔はあっても、笑顔は無い。