10時少し前に、JA秋田おばこの青雲塾の生産者が訪問してきた。
相撲部か柔道部なのかと言いたくなるガッシリ体系が多くて、こいつら1俵60kgを、屁をするよりも簡単に持ち上げるだろうなと思って、ちょっと笑った。
わざわざ消費地まで視察に来るだけの生産者だから、やっぱり貴重なお土産を持って帰ってもらいたい。
なので、資料は後で読んでもらえれば判るので、印刷しておいた資料の説明は省略して、印刷できないマル秘資料を使って、各産地のブランド米についての話をした。
色々な言い回しをして、色々な事を混ぜながら話をしたから、今はピンとこなかったかもしれないが、ブランドを作る上での考え方については、自分が説明した内容を、何度も反芻して、考えてみて貰いたいと思う。
1~10までを教えてしまうのは簡単。
レールを引いてしまうのは簡単。
結果だけを求めるだけであれば簡単。
でもそれだと、自分で考えていないから、直ぐに行き詰まる。
産地としての時間が無くなっている事から、そういうロスタイムは不必要。
だから、アンテナの出し方、伸ばし方、受信の仕方、飛ばし方を、360度から教えた。
考え込んでしまうと、判らなくなる。
とりあえず、行動を起こして、やってみれば判るはずである。