JA北魚沼での講演は、かなり生産者や農業関係者に対して、厳しい内容だったはず。
そこまで言い切っても良いのかという内容が大半だったので、誰もが、ずっと緊張し続けながら聞いていたはずである。
では、隠岐での講演も同じになるのかというと、多分、そこまででは無いだろうと思っている。
最も、同じ資料であることから、厳しい部分は厳しいが・・・
その違いは、産地環境。
他県と陸続きというのは、やろうと思えば、色々な事が出来る。
悪に徹しようと思えば、簡単に出来る。
しかし、島はどうにもならない。
何をするにも、限界が直ぐ其処にある。
流通させるためには、全てに於いて、海を渡らなければならない。
何をするにしても、どうしてもコストがかかる。
なのに、不安定な物流は、将来も変わらない。
さらに、日本の土質ではなく、大陸の土質からなる、隠岐だけの特徴と食感。
その独特の特徴は、ブレンドでも再現は出来ない。
それらを考えれば、話すトーンは、自ずと変わる。