島根県JAしまねには、自分がアドバイザーになっている、「ご縁三国結び米」というブランド米がある。
「三国」というのは、石見銀山・隠岐・島根おおちの3地区の事。
石見銀山には「巨大・御神木・棚田米つや姫」「石見銀山つや姫」「石見銀山コシヒカリ」の3地域ブランド米があり。
隠岐には「隠岐世界ジオパーク 島の香り隠岐藻塩米 特選コシヒカリ」「島の香り隠岐藻塩米 特選コシヒカリ」「島の香り隠岐藻塩米 特選きぬむすめ」の3地域ブランド米があり。
島根おおちには「石見高原ハーブ米きぬむすめ」「石見高原ハーブ米コシヒカリ」の2地域ブランド米がある。
3地区にある地域ブランド米を、バラバラではなく、一緒に消費者に紹介していくためのキーワードが「結び米」。
3地区を一緒に紹介するためには、流通拠点を一ヶ所に絞る方が、何かと有利なので、巨大な山である◯◯◯◯のプライベートブランドとして、ブランド戦略を組み立てていた。
しかし今回、巨大な山が崩れ落ちた事で、「ご縁三国結び米」のブランド戦略を、1から作り直さなければならなくなった。
本来なら、JAしまねのブランド米でもあるので、そのままJAしまねが引き継いでくれるのが自然の流れなのだが、現状では駄目なようである。
という事は、JAしまねのブランド米である「ご縁三国結び米」は、令和元年産米をもって終了となる事も意味する。
なので3地区には、3地区一緒になれる時には3地区で、独自で動けるなら独自で行動して良いと伝えた。