■本場の「きりたんぽ鍋」
我が家で本場の「きりたんぽ鍋」を食べました。
今まで、スーパーから買ってきた秋田のきりたんぽに鶏肉、糸こんにゃく、ネギ、セリ、油あげ、醤油、水の材料を使って食べていましたが、今回は、料亭の味比内地鶏スープ、かまくらキリタンポ、比内地鶏、比内地鶏内臓、比内地鶏脂、笹切りゴボー、秋田産舞茸、横手の糸こんにゃく、秋田産ネギ、湯沢産セリ、横手の油揚げ、比内地鶏がらスープ、白神ブナ水と全て秋田県内産のこだわり新鮮素材を使った本格的「きりたんぽ鍋」でした。おこげが香ばしい新米焼きたてのキリタンポに横手の老舗「料亭長谷川」監修のスープと本場仕込みの「きりたんぽ鍋」でした。
今回、食べた「きりたんぽ鍋」は、かまくらの里横手市民市場から送っていただいたもので、食材も横手産を中心に秋田県内産を使った「きりたんぽ鍋」で、古里の味に懐かしさを感じながらしっかりと噛みしめてご馳走になりました。
本場の「きりたんぽ鍋」と言えば、秋田県大館市に住んでいた頃、お客様の接待で「きりたんぽ鍋」をご馳走し、私自身、比内地鶏の生産地である比内町で開催された「きりたんぽ祭り」に行ったことがありました。
そもそも「きりたんぽ」の発祥は、この大館・北鹿地方で、その昔、炭焼きや秋田杉の伐採のため山籠りした人たちが、山小屋で ... また一説には、マタギ(狩人)が食べ残りの握り飯を、獲物の鳥獣の鍋に入れて食べたことから生まれた料理ともいわれているそうで、本場の大館で食べた「きりたんぽ鍋」の味は忘れられない思い出になっていました。
今、こうして居ながらにして本場の「きりたんぽ鍋」を食べられることに至福の境地になりました。