■大年寺山・285段の階段
■大年寺山公園
■オカリーナの練習
■仙台市野草園どんぐり庵・小鳥の餌箱
■鴨そば&シラスごはんセット・わかめそば
■どんぐり庵の写真展・福寿草
1月10日、良く晴れた小春日和の日、家内と一緒に大年山へウォークングをしながらオカリーナの練習をした後、野草園の食堂でお昼ご飯を食べてきました。
大年寺山は、マンションから歩いて約30分のところにある標高120m、伊達家の墓所がある山の上まで285段の石段が続くところで、市民や学生たちの格好のトレーニング場所でもあり、山の上にある大年寺公園からは、仙台市街地や遠く太平洋を眺めることができる憩いの場所でした。
日曜日の午前中だったことから、大年寺山の石段では、小中学生の野球部や高校の陸上選手、バレー部の選手など、一般の方も含めて老若男女、それぞれに思いを込めて登り降りしながらトレーニングをしていました。
私と家内は、一気に285段の石段を登ることは到底できず、ハーハー言いながら何回も休憩をしてやっとの思いで山頂に辿り着きました。
大年寺山にある東屋に行くと柱に括り付けられた資料が目につきました。そこには、「大年寺山界隈、郡山遺跡、長町周辺等の資料です。どうぞご覧あそばせ。(寺子屋)」と書いた張り紙に手書きの資料が入っていました。どなたか善意で置かれた資料と思いましたが、以前、東屋に小さな徳利に活けた花を見たことがあり、気が利いた人がいるものと感心をしてきました。手書きの資料が置かれていたのは想像外の出来事でした。
公園内には、まばらにウォーキングする人などが目につきましたが、それもお構いなく、新春のひんやりとした風を受けながらオカリーナの練習をしてきました。
昨年でしたが、私が一人で大年寺山公園に来た時、大自然を独り占めにしてオカリーナの練習をした時がありました。一度は、公園内で家内と一緒に練習してみたいと思っていたことがありその念願が叶いました。
私がアルトを家内はソプラノのオカリーナを吹いて一緒に練習しました。
低音と高音のハーモニーが心地よく公園内に広がっていきました。眼下に広がる仙台市街地や遠くに太平洋を眺めながら、普段、味わうことのできない環境の中で充実した時間を過ごしてきました。
大年寺山公園か5~6分のところにある仙台市野草園に立ち寄りお昼ご飯を食べてきました。現在、野草園は3月まで冬季閉園中でしたが、「どんぐり庵」という食堂は営業していました。
冷え込んだ身体を温めるためには、温かそばに限ると思い、私は、シラスご飯付きの鴨そばセットを、家内は、ワカメそばを食べました。
ベランダを見ると鳥が餌をついばんでいる様子を観察できました。野草園というだけあって、園内の到る所に餌箱が置いていて、小鳥たちが飛んできては餌を食べていました。冬の季節に餌らしい餌を欠いている小鳥たちにとっては願ってもないことと思いながら野鳥を観察することができました。
食堂の「どんぐり庵」のフロアには展示コーナーがあり、野草園内で写した草花を中心にした写真展を開催していました。自然の草花をふんだんに使った飾り付けが、野草園の展示らしい雰囲気を醸し出していました。
廊下の階段の踊り場に置かれた小さな福寿草には和やかな気分になり見とれてきました。
帰りは、大年寺山公園の階段を一歩一歩踏みしめてきましたが、小春日和の日差しを浴び、ほんのりと汗をかき充実した時間を過ごしてきました。