■すり鉢でつくったマッシュポテト
今年、初めての男の料理「すり鉢でつくるマッシュポテト」に挑戦しました。
レシピを見ると、ジャガイモを蒸かして、すり鉢でこね、バターと牛乳をいれて、塩、粗びき黒コショウで味を調えて完成とあったことから、簡単にマッシュポテトができるのではと思い作ってみました。
材料は、ジャガイモ3個(メークイン以外)、牛乳カップ半分、バター25g、ナツメグ、塩、粗びき黒コショウを各適量とありました。買い置きのナツメグが無かったことから使わず、マッシュポテトを少し多めに作ろうとジャガイモを6個にし、それに合わせた牛乳、バター、塩、粗びき黒コショウを準備しました。
作り方は、思ったよりも簡単で、皮付きのジャガイモを丸ごと鍋にいれ、たっぷりの水を注ぎ強火にかけ、鍋はジャガイモが当たらない大きめのものを使い、沸いたらごく弱火にし、竹串がスッと通るまで時間をかけてゆで、後は、熱々のジャガイモをふきんで包みながら皮をむき、すり鉢に移して、すりこぎを上下につくようにしてつぶす。バターを加え混ぜ、温めた牛乳を加えて滑らかにし、塩、粗び黒コショウで味を調え完成。ざっと、こんな料理でした。
ジャガイモは、去年、気仙沼の親戚からいただいたものを使いましたが、芽が出ていたことから良く取って使いました。
出来栄えはというと、バターと塩が良く効いて、口の中にとろりと広がる食感を味わいました。
多く作ったこともあり、家内は、マッシュポテトでポテトサラダも作れると言っていましたが、今回は、すり鉢でつくるマッシュポテトを心ゆくまで味わいました。更に、家内は、敢えてすり鉢を使わなくても良いのではと言っていましたが、レシピに忠実に作ることを心がけました。
何故、すり鉢を使うかというと、すり鉢なら料理に応じた食感や作る相手のことを考えて加減できるそうですが、男の料理なことからそこまで凝った料理は作りえないと思いました。
唯一、良かったことをと言えば、昔昔、小学生の頃、母親がすり鉢を使ってゴマをすり潰していたことがあり、鉢を押えて手伝ったりしたことを思い出しました。すりこぎの使い方は母から教えてもらいました。先ずは、すり鉢を股のところに挟んで、すりこぎを両手で握り、回しながらゴマをすり潰し、慣れてくると右手で円周を書くように大きく回しながらすり潰していました。それが、正月のゴマ餅の材料になったり、デコボコの溝に入ったゴマを指でなぞって食べたりそんな思い出が蘇ってきました。
今年も、テレビや新聞記事にあったレシピを見ながら、自分でも作れそうな料理は積極的にチャレンジしたいと思っています。