■「ダンス講習会」日程表
■仙台福祉プラザ
8月28日、仙台福祉プラザ・プラザホールで開催された宮城県ボールルームダンス連盟地域指導員会主催の「ダンス講習会」へ参加してきました。
今回の講習会は、大場ダンススクール久我靖先生・田中裕子先生によるクイックステップでした。
講習時間は1時間20分、久我靖先生と田中裕子先生によるクイックステップの講義とデモンストレーションがあり充実した講習会になっていました。
久我靖先生からクイックステップについて、実践を交えながら講義がありました。
先ず初めにダンスの立ち位置について説明がありました。
「男性と女性がフォールドする前の強く立っている雰囲気とは何か、強さとは何か、強さを硬くと捉えている人が多いようですが、強さとは、クリエイトするオーラ、一体感から来る強さである。男性は、右側からのエネルギーを女性に向かって垂直に、女性は、男性の垂直に向かってくるエネルギーを保ちながら水平にもっていくイメージを捉えたフォールド。右サイドが薄い存在感が良い。男性が女性にリードされているような感じ、これが一体感である。男性は、左へエネルギーが抜けるイメージ、男性、女性が一枚板に、横一列になるイメージ。女性の右手は何処に抜けるか。男性の右手につながる位置。男性が女性とコンタクトする時、一般的に①手、②ボディ、③脇の手、④背中の手、⑤全体のウェイト(1~5のコメントは、先生がこういうニュアンスのことを言ったという内容)、これがフォールドの順番で大事なポジション。男性のリスト、女性の左脇が大事、離れていてはダメ。左へ抜けないように背中を閉じた感じで。粋の良いフォールド。社交ダンス全般にかかる大事なイメージであるが、日本人が一番苦手なことは女性へのエスコート。日本には女性をエスコートする文化が無いので大変。競技場に向かう時は、女性が先、男性が少し後ろに下がってエスコートしてスタンバイする。女性を右手に持って行く時にPPによるイメージを捉えてスタンバイする。スウェイは、かけようとしてかけるのでは無く、女性からいたずらされて(リードされて)かかったというイメージで、決して、男性がかけようとしているのではない。男性の1・2のステップで男性の役割はそこまで、2のライズから3のライズ継続はむしろ女性のリード。男性が手を使ってグイッとリードしてはいない。二人でシェアして共有していく。気持ちを相手とどう共有するか。」
言葉で表現すると大体こんな内容だったかと思いますが、実践を交えての講義で仔細にわたっていたことから、出来る、出来ないは別にしても、相当、中身の濃い講習になりました。
本題のクイックステップですが、久我靖先生と田中裕子先生の見本を示しながらベーシックを中心に講義がありました。
これらも参加した人でなければ良さが分からない素晴らしい講習で大いに勉強になりました。
ワンポイントアドバイスが随所にあり、少し上達したのではと思う錯覚に陥り、日頃のレッスンに更に磨きをかけたいと思うほど、改俊した時間が過ぎて行きました。
月1回程度開催されている講習会ですが、講習会に参加したのは半年振りで、新鮮な気持ちで受講することができました。
次回は、9月17日(土)、仙台福祉プラザで鈴木竜太郎先生によるルンバの予定になっています。
特に予定が無ければ、次回も是非参加してみたいと思っています。