nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

有栖川有栖 スウェーデン館の謎

2012-01-27 12:10:31 | 本・雑誌・ドラマ
一昨日退院してきた夫は、早くも昨日の午後から出勤。
お腹が擦れると痒いとか、寝るとひきつるとか、笑うと痛いとか
まあいろいろ文句を垂れながらも、火曜日に手術をした人とは思えないくらい元気です。
ただやたら傷口を見せたがるので、痛いのが大っ嫌いな私は怯えながら逃げ回っていますが・・・・笑

夫の手術の待機中に読み始めたのが、こちらの スウェーデン館の謎
名前だけ聞いたことのあった有栖川有栖さんの作品で、初めて読みました。
こちらは彼の国名作品シリーズの第2弾ということで、作者と同名の推理小説作家が主人公。
ホームズとワトソンのような役回りで、臨床犯罪学者の相棒火村が登場します。
雪深い裏磐梯が舞台で、スウェーデン人の妻を持つ童話作家のログハウスで起きた殺人事件。
複雑な人間関係と心理描写が、ドキドキを誘います。
すごく奇想天外ではないので、途中でだいたいの犯人の予測はつきましたが
動機とかトリックまでは思い至らず、最後は切なかったです。
とても読みやすかったので、また他の作品も読んでみたいと思いました。

スウェーデン館の謎 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


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