nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

映画 グランド·ブダペスト·ホテル

2014-06-19 18:14:13 | 映画・演劇・コンサート
今日は出掛けたついでに、ひとりで映画を見てきました。
ウェス・アンダーソン監督、ドイツ、イギリス合作の グランド·ブダペスト·ホテル  
格式高い高級ホテルを取り仕切るコンシェルジュと、彼を慕うベルボーイが繰り広げる冒険を描いた群像ミステリーです。

あらすじ・・・・
1930年代、仮想の国ズブロッカ共和国が物語の舞台で、時間軸は1930年代と1960年代、現代の3構成。
品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は
究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。
しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。
グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。

この物語を書いた作家が、現在のオーナーからホテルを手に入れたいきさつ話を聞く・・・という設定。
今はうらぶれてたいして人も来ないホテルが、華やかだった古き良き時代
年輩のオーナーが、まだ若きベルボーイだったころに体験した、冒険物語の回想シーンが始まります。
予告を見て、ドタバタコメディ劇かと勝手に思っていたのですが
コメディタッチな土台の上に描かれているのは、意外にしんみりとした人間模様。
かわいいお菓子や素敵なホテルの内装と、えぐいシーンが共存していたり
ふわふわっとした色合いの空気が漂う中に、コミカルと毒化がセンス良くミックスされていて
ちょっとした楽しい演出を盛り込みながら、サザエさんの最後の歌のような早いテンポで進んでいきます。
話の中身はぐるっと回って戻ってくるみたいな、そんなに深みはない物語ですが
何も考えずに、流れて行く映像を楽しめばいい・・・・そんな映画でした。
ただ字幕の消えるスピードが速く、追うのに必死だったので、見逃したものもいっぱいありそう・・・
もう一度を見ると、もっといろいろな仕掛けに気付けるような気がします。


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コメント (2)
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