「初恋」は タイタニックのイメージで･･

今日　地元のコーラス・グループの発表会がありました　

コロナ禍で　長い間　コーラスは出来ない状態なので　　

各自　ソロで歌うという形式です　

 

私が歌ったのは　この４曲　

1.　Sogno（夢）　

トスティの歌曲　

夢の中で　成就する恋　

でも　目が覚めると･･･ （儚い夢だった）　

 

2.　O mio babbino caro (お父さまにお願い）

プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」のアリア　

きっと　みなさんも耳にしたことがある曲だと思います　

ラウレッタが　愛する青年リヌッチョとの仲を引き裂かれそうになり　

「 わたしの優しいお父さま　どうか！ 」と　可愛らしく　必死にお願いする歌です 　

 

3.　Mon cœur s'ouvre à ta voix (あなたの声に心を開く)　

サン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」のアリア　

デリラは　敵対するヘブライ人のリーダー「サムソン」から　彼の力の秘密を訊き出そうと　魅力全開で迫ります 

 

4.　初恋　　石川啄木/詩　越谷達之介/曲　

これは　余りにも有名な日本歌曲ですね 　

この中で　一番　苦手なのが　Sogno（夢）

　とにかく　歌詞が多くて　言葉のテンポが速い　

一瞬でも　もたついたら　もう崩れてしまいます　

ぎりぎりまで　口の中でモゴモゴ繰り返しましたが　体に染みついていない不安があります　

案の定　2番で躓きましたが　何とか スルー 　

この曲が終わってしまったので　あとは楽しく歌えました　

歌う曲を　自分なりにイメージするのが　とても大事だと思っています　

例えば　初恋　ですが･･　

私は　映画「 タイタニック 」のラストシーンを思い浮かべました　

船の沈没で　生き残ったローズ　

初恋の人 ジャックは　ローズを海に漂う船の破片に乗せ　自分は冷たい海に沈んでいきました　

それから　長い年月が経ち　ローズは100歳に ！　

ローズがいる船の　海底深く　タイタニックは眠っています　

ローズは　ジャックとの想い出に　長い間　持ち続けていたブルーダイヤを　海に投げ入れます　

そして　ベッドで眠りにつくと　

夢の中で　はるか昔に消えて行った世界が　活き活きと蘇ってきます　

そこには　愛するジャックも 　

こんなイメージを抱いて　歌ってみました 　

***　画像は　山手アメリカ山公園　***

ジィジの お迎え

一週間余　入院していた夫が　やっと退院しました　

車で病院に迎えに行く途中　家の近くの小学校の前を通りかかると　門の前はお父さんやお母さんが溢れ　警備員さんが整理していました　　

そうなのです　今日は　スポーツ・フェス（運動会）の日 　

昨夜　マメ子（孫）と　持ち物の用意をしている時に　マメ父（娘の夫）が帰ってきて　バトンタッチしたので　忘れ物はなかっただろうかと心配になりました　

コロナ禍で　ほとんどの小学校が運動会を中止にした中　様々な制約はあっても開催しようという学校の姿勢には頭が下がります　

子どもたちも　この日を楽しみにして　練習していました　

さて　入院した夫は　暇？にまかせて　ネットショッピングをし　家に次々と商品が届きます 　

入院生活も　さほど辛いものではないと思うのですが　自由がないのは嫌なのでしょう　

「 やっぱり　家はいい 　」と　感動しています　

伴奏合わせ

今日が　最後の伴奏合わせ　

本番は　3日後　

気になるところはあるけれど　もう迷わないで自信をもって歌うだけ ！　

４曲とも暗譜なので　時間があったら　繰り返し歌詞を呟き続けています　　

今回は　コロナの事があって　身内も友人も来ないのですが　

何か　とっても　楽しみなのです　

様々な逆風の中で　ここまで来れたことに満足です  

 

夏空

梅雨の中休みなのでしょうか？　

今週　月曜日の午後から　気候は夏へとシフト 　

見上げる空は　くっきりと　眩しいばかりです　

この季節感にぴったりの　カンナの黄色い花が目を惹きます　

　

頑張る？ パパ達･･

マメ母（娘）は　入院中　

ゴンまま（息子の妻）は　産後の入院中　　

ジィジ（夫）も　入院中　

とにかく　人手が足りません　

ゴン太（息子方の孫1）を連れて　娘の家に行くと　

マメ父（娘の夫）は　山のような洗濯物をたたんでいたり　

階段の掃除をしていたり･･･　

「 ジィジの病院に行くので　ゴン太を置いて行ってもいいかしら？ 」と　私が訊くと　

マメ父は　「 いいですよ　マメ子と遊んでいるから 」

「 みんなのお昼　ここに置いておくわね 」と言って　私は出掛けます　　

試験勉強中のゴンぱぱ（息子）も　その時間が終われば　マメ子とゴン太をお風呂に入れます　

夕食は　マメ子とゴン太　二人のパパ　そして　私　

何となく　不思議です　　

でも　深く考えている暇はありません　

何でもいいから　手の空いている者が動いて　その日 その日を暮らしていかないと･･　　　

 

ゴンままがまもなく退院するので　やっと　今日の夕方　ゴン太とパパは自分たちの家に帰る事になりました　　

帰る支度が出来て　もうすぐ家を出るのに　ゴン太は私のところに本を持って来ました

「 これ　読んで！ 」　

「 もう時間がないわ　今度来た時にね  」と言いましたが

ゴン太も　頑固に譲りません　

「 じゃあ　読むのではなくて　お話をしてあげようね　」　

絵を見せながら　ストーリーはかいつまんで　自分流に　

「 ドアを開けると　オオカミが『 ガオ～ 』と　飛び込んできました 」　

ゴン太の目がまん丸くなり　体がすくみます　

「 子ヤギたちは　びっくり仰天！　１匹は戸棚の中に･･　もう１匹は･･･　」　

こんな風にお話している時が　楽しいですね 　

「 バイ　バ～イ！　また来るね！ 」　　

駅で　ゴン太は　大きく手を振りました

お兄ちゃんになって

ゴン太（息子方の孫）に　妹が生まれました　

帝王切開だったゴンままが退院するまで　ゴンぱぱと我が家に居ます　　

もちろん　赤ちゃんが生まれることは　よく聞かされていたのですが　

赤ちゃんを抱っこするママを　ビデオで見たゴン太の胸の内は　そう穏やかではないでしょう　

大好きなママとの間に割り込んできた　強力なライバル ！　

そのモヤモヤした感情が爆発し　昨夜は「 自分の家に帰る 」と大騒ぎ　

帰っても　ママは居ないのですけどね･･･ 　

私も「 帰ったらいいよ 」（ かなり本気 ）

息子も支度を始めました　

「 また来たくなったら　いらっしゃい！ 」と　ゴン太を抱きしめました　

「 ゴン太くん　帰っちゃうの？ 」　

それまで　仲良く遊んでいたマメ子（娘方の孫）が　心配そうに言います　

「 もう　お外も真っ暗だし　明日の朝にしようか？ 」　

「 絶対に帰る 」というゴン太の心･･　言ってしまった言葉？が　居場所を見つけられずウロウロしています　

「 さあ　明日　お家に帰ろうね　」　

納得したわけではないゴン太ですが　いつの間にか眠ってしまいました　

ご飯を食べていないのが気になります　

小さなおにぎりを2個　作って置きました　

夜中にお腹を空かせて目を覚ましたら　食べさせるとパパが言っています