幼稚園の預かり保育に マメ子(孫)を迎えに行きました
幼稚園は午後の早い時間に終わるのですが 希望すれば その後も保育という形で預かってくれます
両親が働いていたり 下の子がまだ手のかかる年齢の家庭には 有難いというより無くてはならぬ制度なのです
先生に「さよなら」を言って マメ子と靴箱まで来ると 先に帰って行った親子がまだ居ました
この春 年少さんに入ったFちゃんは 何から何まで小さくて まるで幼稚園の制服の中にお人形さんが埋もれているようです
そのFちゃん お母さんの靴を手に取り「 お母さん お仕事お疲れさま 靴をどうぞ! 」と お母さんの前に並べました
まるで天使のような愛らしさに 私も思わず顔が綻びます
ましてやお母さん 「 なんて なんて優しいの~ 」と 感激に震える声で呟きました
私も同感と お母さんを見て頷きました
まだ幼稚園に入ったばかりの子を 預かり保育に預けて働くお母さんの顔は 夕方で疲れています
でも その顔が 光が差したようにパァーと明るくなりました
そんな事は知らぬとばかり 卒天使であるマメ子は とっくに靴を履きかえて「 はやく! はやく!」と 私を呼びます
翌日は 地震災害を想定した緊急時の引き取り訓練です
登園まもなく 緊急メールが来て 園に子どもを引き取りに行くという 大切な でも 負担でもある一日です
あいにくの雨 そして 事故などの道路事情もあり 小さな子のいる親は 更に大変になりました
この幼稚園は 共働きの家庭は少数派なので 親の出番の行事が多いのが当たり前なのです
メールが来て迎えに行くと 昨日のFちゃんがお父さんと一緒に帰って行くところでした
きっと このお父さんがFちゃんに「 お母さんはお仕事を頑張っているんだよ 」と教えているのでしょうね
一生懸命に子育てしているお父さんとお母さんの姿に ほのぼのとした気持ちになりました
さて 卒天使のマメ子は家に帰り リビングにあるノートパソコンをいじっていました
ONになり パスワード入力でストップ!
「 パパのだから 悪戯しちゃダメよ! 」と 私
でも 写真が自動的にUPされていきます
「 あっ これ マメ子が赤ちゃんの時の写真 」
マメ子が 嬉しそうに叫びます
すっかり忘れてしまったマメ子が小さな時の写真に 思わず私も一緒に見入ってしまいました
なんて可愛らしい・・ その時 その時の 表情 しぐさ・・
まるで 天使のようです
マメ子の横顔を見ながら こんな時があって今に成長したのだと 改めて思いました
夕方 マメ母が帰ってきました
「 今 そこでね・・ 小学1年生の子が『抱っこ~!』ってお母さんに言っていて 仕方なくお母さんがおんぶしたんだけど・・ 重いから お母さんの腰が曲がっているのよね 気の毒で・・ 」
しばし 沈黙
それ 私にもありました 過去記事(おはなしは役に立つ!)
でも 小学1年生でもねぇ~ あるんだ!
そうか 夕方6時頃ならば お母さんが学童に迎えに行って帰る途中
子どもは1年生になったばかりで 朝8時頃から夕方6時まで慣れない小学校生活で緊張し続けなのでしょう
そして
お母さんの顔を見たら そのストレスをぶつけたくなるのでしょう
働いて疲れているのに その甘えを黙って受けとめ 腰が曲がってもおんぶするお母さん
なんだか 胸に迫ります
マメ母もフルタイムで働いているため マメ子は年少さんの時から様々な問題にぶつかってきました
これからも 乗り越えていかなければならないでしょうね