MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

家から出たくない・・ 

2018-06-30 21:50:54 | その他


今日は休養日  

幸い 出かける必要もないので 家から一歩も出ませんでした 


先日の多肉植物「パーティードレス」の花芽は 切ってしまいました 

花を咲かせると 本体が弱るそうなので・・・   

切り取った花芽を よく見ると とても美しい造りです 

つい つい 写真に撮ってみたくなりました 


どうでしょう??? 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け!? 早過ぎ!

2018-06-29 21:01:02 | 自然

関東甲信越地方は 今日 梅雨明けしたそうです  

こんなに早いなんて・・・ 

本当でしょうか??? 

ここ数日 絶え間ない 湿度たっぷりの南風が吹いています 

この暑さがこれから2ヶ月以上も続くと思うと メゲてしまいそう~ 

 

梅雨明けすると すぐに夏バテする私ですが なぜか 今のところは食欲もりもり! 

体重も増えつつあります  

皆さまも 充分 体調に気をつけてくださいね  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パーティードレスの花芽が出た

2018-06-25 22:40:14 | 


「パーティードレス」という華やかな名をもつ 多肉植物(エケベリア種)の花芽が伸びてきました 

その名の通り 幾重にも広がるフリルのような葉が まるで豪華なドレスのようでしょう? 


この鉢植えにまつわる事で ちょうど数日前に手紙を頂いたところでした 

差出人は 同じ町内の民生委員をしている方  

中には写真が同封され こんな文面でした 

「 Mさんをご存知だと思いますが この度 引っ越しされました 

その際に MONAさんに この写真を渡してほしいと頼まれましたのでお送りいたします 

なお 引っ越し先は 私も知りませんので ご了承ください 」 

Mさんは ちょうど1年前 畑でジャガイモ掘りの催し物をした時 参加された方でした 

80歳になるかならないかの 自分で会社も経営していたという頭脳明晰な女性 

息子さんと二人暮らしで「15年前に大病をして 手が震えるので 包丁が持てないの」と話されていました 

お逢いすると 話好きで 立ったまま話が続くので Mさんの身体を心配するほどでした 

段々と 歩くことが不自由になっていくのが分かりましたが・・・ 

そうか もう いらっしゃらないのですね 


ジャガイモ掘りの時 Mさんが撮って下さった写真に この「パーティードレス」が写っています 

草花の世話が好きな方が 鉢植えをいくつか持ってきて 私たちに下さいました  

私は「パーティードレス」を貰い Mさんは「黒法師」を・・ 

後から 私がMさんの家に「黒法師」の鉢を届けたのでした 

写真には写っていないけれど この写真を見るたびMさんを想い出すでしょう 

そして

もっと もっと 話を聴いてあげれば良かった  

今までにも 何度も 同じような後悔をしたことがあります 

私は もう少し自分の時間にゆとりを持ち 「語り手」ではなく「聴き手」になっていかなければと思います

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

螺旋(らせん)の誘惑 

2018-06-24 22:57:45 | 


今年も 我が家の裏に ネジバナが咲きました 

草取りをする時 間違って摘まないように そして なるべく踏まないようにと いつも気をつけているのですが 

本人(草?)は 至って 丈夫! 

細やかな気遣いなど要らないようです 

ただし 移殖は難しいし 毎年咲いていた花がある年パタッと消える 気まぐれさがあります 

土壌の中に共生する菌類が必要なのだとか・・  

だから なにかと気にかかり 「今年も咲いてくれた」と嬉しくなるのです 


そして この螺旋(らせん)状の花  

魅入られませんか? 

私は いつも グリムの「いばら姫」の物語を思い出します 

誕生を祝う宴に招待されなかったことに腹を立てた魔術師から 生まれたばかりのお姫さまは呪いをかけられます

「15歳になった時 糸車のつむに指をさされ死ぬだろう」と  

祝いの席は 一転して 悲しみに沈みました 

その時 一人の魔術師が「死」「100年の眠り」に変え お姫さまに贈りました  

お姫さまは すくすくと成長し 15歳の誕生日を迎えました 

その日 いつしか 城の中の見知らぬ塔に迷い込みます 

螺旋階段を上っていくと 最上階に小さな木の扉が・・・ 


こんなお話でしたね!? 

螺旋階段って グルグルと回っていると 先も見えず 階数も 自分の位置も分からないという不安に陥ります 

それでも なぜか 上って行きたいという誘惑に駆られるのです 

ネジバナを見るたび 心惹かれるのは こんな気持ちが投影しているのかも 
 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙が 花火のように

2018-06-23 22:02:20 | その他


お風呂上りに 体に保湿クリームを塗っていた 私の爪が引っ掻いたと 

マメ子(孫)が 泣き出した 

まるで 噴き出すような涙の粒に 私は思わず見惚れてしまった 

その日の夕方 今年初めてした花火の シュー パチ パチと飛び散る火花にも似て 

「 すごい! 花火みたいな涙ねぇ~ 」と言うと 

「 花火なんかじゃないと マメは怒る 

大粒の涙は コロコロと頬を伝い ポトポトと床に落ちる 

「 じゃあ ヤギのうんこみたいねぇ~ 」と 言うと 

「 うんこじゃない 」と さらに大泣き 

マメ子は 私ではなく ママにクリームを塗ってほしいのだ 

私に代わりクリームを塗るマメ母と まだ涙目のマメ子を眺めながら 私は思う 

さっさと片付けてしまおうする日々の雑事の中にも 大切な愛情のやり取りがあるのだと 

 

それにしても あんなに大泣きできるって なんて幸せなんだろう  

ばあちゃんは もう帰りますぅ  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おばあちゃんだって 「ぴぃー!」って叫びたい (*゚ロ゚)

2018-06-22 21:40:15 | 

やっと 週末です 

ホッとして 凝り固まっていた体の節々も 解けていくような気がします 

この春から幼稚園に通い始めたマメ子(孫)と フルタイムで働き出したマメ母(娘)・・・ 

そう予定通りには事が運ぶはずもなく 円滑油としてBB(ババ)とGG(ジジ)が時々(しばしば?)手伝いに行っています 

なにしろ自己主張の強い「3歳児」ですから ママがいつも傍にいない事やら 納得がいかない事がいっぱい! 

幼稚園に迎えに行って マメ子を車に乗せると「ぴぃー!」とか「きぃー!」とか訳の分からない奇声を上げます 

「何なの?」と不思議に思っていました 

家に着くと 一緒に遊びながらも 食事の支度や掃除や洗濯ものを片づけたり息つくひまもありません 

やっと親に引き継ぎ 夜の道を車で1時間ほど走り 自分の家に帰りつきます 

車のエンジンを切ると これで一日のやるべき事を無事に終えたという安心感がこみ上げてきます  


家のドアを開けると 叫びたくなる 

「ぴぃー!」って・・・ 

あれ? これマメ子じゃん!? 

そうか

マメ子も 一生懸命 幼稚園とその後の延長保育を頑張っているのね 

その緊張が解けた時 叫ぶのね 

そして 仕事から帰ってきたママにべったりひっついて「ああだ こうだ」と困らせるのも・・ 

BBがGGに当たりたくなるのと 同じ  

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

語り継がれてきた話には 心のバランスをたもつ役割がある

2018-06-18 23:59:23 | その他


アーサー・ランサム(1884-1967)は イギリスの児童文学作家で ジャーナリストとしてロシアに渡り 2重スパイでもあったという複雑な経歴の持ち主 

私にとっては 有名な「ツバメ号とアマゾン号」シリーズではなく 子どもの頃に読んだ「ロシアの昔話」の作家だ 

後々 彼の伝記を読む機会があり ランサム自身「昔話を語る」のが好きだったと知り なるほどと思った 

ロシアの森の小屋で 子どもたちが「ピーターおじいさん」にせがんで おはなしをしてもらうという まさに自然な語り口が魅力の本なのだ 

本の前書には 従軍記者として行った第一次世界大戦で 戦場に向かうロシア軍兵士が 小休止の間にも お姫さまが登場する昔話を語っていたとあった  

長い冬 厳しい自然に育まれ ロシアは昔話の宝庫なのだ 

それも 壮大で 魅力的な話が多い 


読むのではなく 言葉で聴く話 それも 長く語り継がれてきた話には 
心のバランスをたもつ役割があると私は思う

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔 あったづもな

2018-06-17 23:27:12 | 小さなおはなし


戦争や 災害の経験を 語り継がねばならぬ人たちがいる 

遠野のように 故郷に伝わる昔話を 次の世代に伝える人たちもいる 

ならば 私は何を語るのだろう? 

その時 思い出すのは Kさんの事だ 

Kさんは 子どもの頃から本が大好き おはなしをするのも大好きで 

私が初めて出会った頃 Kさんは80歳位だったと思うが イギリスの児童文学者ファージョンの作品を30分以上も語っていた 

もちろん 本なしである 

Kさんのご自宅で 初対面の私に 自分の半生を滔々と語るKさんに度肝を抜かれた記憶がある 

私が話す昔話や 自分で書いたエッセイ 短い創作を いつもにこにこと聴いて下さった 

暖かく包容力のあるKさんとは 亡くなるまでの2年半のお付き合いだった 

私が今でも「おはなし」を続けているのは Kさんという存在を見ているからだ 

私も 子どもの頃 本の中の世界に浸っているのが大好きだった 

それを人に語ることになるとは考えもしなかったけれど 今では 聴いてくれる人がいる限り 続けていきたいと思っている 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔ばなしを語る

2018-06-15 23:25:01 | 小さなおはなし

図書館や コミュニティハウスや お寺などで 昔話を語る機会があります 

聴いて下さるのは 大人だったり 子どもだったり・・・ 

それは 自分にとっても いろいろな事を考えるきっかけになります 

昔話の背景にあるもの その時代や地域性 人々の生活など  

そして 長い間 語り継がれてきたのにも理由があるはずです   

できるだけ調べ 残りは想像力を駆使し 悩みながらも  

それを語るのは 興味深いものがあります  


その延長上にある世界 5月上旬に旅した遠野は 昔話の宝庫です 

誰もが知っている 柳田國男の「遠野物語」は   

遠野出身の佐々木喜善(ささき きぜん)から聞いた 神や妖怪などの不思議な話をまとめたものです  

佐々木喜善(1886-1933)は 遠野市土淵の山口という集落で生まれ 祖父は名うての語り部 

幼い日々 その祖父から 様々な民話や妖怪譚を吸収して育ったそうです 

上京し作家を目指しましたが 病気の為 郷里に戻り 

民話の収集 研究を続け 「日本のグリム」とまで称されました 

48歳で亡くなった喜善の墓は 山口集落の東側の丘「ダンノハナ」にあります 

集落を挟んだ 向かい側の丘は「デンデラ野」と呼ばれ 

昔は 60歳になると このデンデラ野に追いやられました 

つまり「姨捨」です 

老人たちは 日中は里へ下り 農作業を手伝ったりしながら 食べ物を得 

自然に寿命が尽きるのを待ったのだそうです 

ダンノハナは死の空間 集落は生の空間 デンデラ野はその中間なのでしょうか? 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマガエル

2018-06-12 23:05:36 | 自然


スカイツリーは 半分 雲の中 

すっかり 梅雨空です 

この季節 生き生きしているのは 紫陽花の花 

そして ちょこんと顔を出している アマガエル 

雨が降る前に クワックワッと鳴きます 


それには こんな昔話が・・ 

むかし むかし 

あるところに アマガエルの親子がおった 

親ガエは 子ガエルを大事に育てたが 

子ガエルは 親が右へ行けと言えば 左へ行くへそ曲がり 

親の言うことの反対のことばかりしておった 

とうとう 親ガエルは重い病気にかかり 死を悟り   

” 死んだら山にうめてもらいたいが 今までいくら言うても反対のことばかりする子じゃもの・・・ 

『山に埋めてくれ』と言うたら 川のそばに埋めるじゃろう 

だから『川のそばに埋めてくれ』と言えば きっと山に埋めるに違いない”

そう思うてな 子ガエを枕元に呼んで 

「おれが死んだら 川のそばに埋めてくれ」と言うた 

子ガエルは やっと目が覚めて 親に逆らってばかりいたことを後悔したんじゃ   

そして 親ガエルが死ぬと 泣きながら 川のそばに埋めて墓をたてた 

ところが 川のそばだから 大雨が降る 水が出て 墓が流されそうになる 

クワックワッという声は 「親が流れる 親が流れる」と言っておるのじゃ 

アマガエが鳴くと雨が降るのには こんなわけがあるんじゃよ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする