MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

角館  桧木内川のソメイヨシノ

2007-04-30 22:36:02 | 旅行

角館のもう一つの桜の名所は桧木内川堤です。
こちらの桜はソメイヨシノ。
武家屋敷のしだれ桜よりも遅く開花します。
4/27は、まだ2,3分咲き(下の写真)でしたが、翌28日は、もう5,6分咲き(上の写真)になりました。
川に沿って2kmもの長い桜のトンネルは見事です。



男の人の背中のリュックの中にワンちゃん発見!
年寄り犬らしいのですが、ほのぼのですねーー



武家屋敷のしだれ桜を撮るために、28日の朝は早起きしました。
川を渡る時に、ちょうど山影から日が昇りはじめました。
美しい光景に、思わず車を止めて撮りました。
この時間は、まだ手がかじかむほどの寒さです。



北国の春は、桜と梅が競いあうように一度に花開きます。
長い間待ち望んだ春が、今来たのです。


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角館  武家屋敷のしだれ桜

2007-04-29 21:30:54 | 旅行

東北は、今、初々しい春の色に染まりはじめた時。
桜で有名な角館に行ってきました。



今年は桜の開花が早まるだろうと予想して、4/27-29を予定して休みをとり
準備したのですが、4月に入り低温が続きました。
どうも桜の開花は遅れているようです。
日にちが近づくにつれ、東北をやめて他の場所にしようと、
夫と検討を重ねました。



でも、一度行こうと決めた気持ちを変えることは難しいのです。
桜を観ることができなくてもいい・・・
そう思って、角館を目指しました。



ちょうど長く続いた寒さにかわり、春の暖かさが舞い降りたときでした。
角館の桜の名所は2箇所あります。
一つは、武家屋敷のしだれ桜。
もう一つは、角館の町の中を流れる桧木内川の河畔のソメイヨシノ。



桜の美しい場所はたくさんあるけれど、
角館に人が惹きつけられるわけは、訪れればすぐ分かります。
町並みと桜が一体となった雰囲気は、たとえようもありません。



ただし、人の多さも覚悟!
今載せている写真は、早朝に撮ったものです。
それでも、三脚をたてて撮影している方はすごく多くて、
人や車を入れずに、写真を撮るのは至難の技・・・

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白藤

2007-04-26 21:43:14 | 小さなおはなし

かぐわしい香りに惹きつけられ
純白の姿に惑わされ
またここに来た
日が西に傾きはじめた 午後遅く

一日の働きを終え 巣に帰るはずのミツバチ
これで幾度目になるだろう

忙しく飛び回り蜜を巣に運ぶ毎日
ある日ふと 空を見上げ思った
いつもと違う場所に行こう

最初は恐る恐る
段々と自信をもって

ある日 丘を越え
白藤と 出会った 
どこまでも白く 香り立つ世界
ミツバチを優しく抱きしめ 風にゆれて突き放す

暮れなずむ光に ほのかに浮かぶ白い花房
生きる喜びと 微かな死の予感





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ヤグルマギク (矢車菊)

2007-04-25 23:13:39 | 

ヤグルマギクの青が
風の中でゆれている

エジプトのツタンカーメン王の棺を開けたとき
ヤグルマギクの花束が
3千年の時を経て
捧げられた時の姿を残していたという

ヤグルマギクの青は
心に沁みる青

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2007-04-24 22:00:13 | 小さなおはなし

ひさしぶりに家族が揃った夕飯の席
帰宅したとき  年老いた飼い犬が
なかなか自分に気がつかなかったという息子の話
「かわいそうだなーー」

「わたしの方がもっとかわいそうだわ 」
突然 母がなごやかな空気をかえる
みなの箸がぴたりと止まる

自分が何をしたらいいのか分からない母
時間の流れにも乗れず とまどう母

今までどんな人生を送られたんでしょう
きっとお幸せな人生だったんでしょうね
とひとは言う
私は返す言葉を探しあぐねる

自分の色をもたず 周りの色に同化する
それが 母の生き方
落ち葉がふりつもるように
気兼ねやら 見て見ぬ振りやらが 幾重にも重なり
長い年月の間に 土となり 母を覆い隠している

誰にでも優しく ひとに愛される母
でも 母の強い意志を
私は見たことがない
風に吹かれるまま
右へ左へ とりとめなく流れる

「 おばあちゃん そうやって食べたらだめよ 」
と娘の声 気がつくと 母は
おさしみを味噌汁につけ レタスを醤油につけている
母の頭上でかわされる あーあという視線

「 わたしはわたしのやり方で食べたいの
文句言わないでちょうだい 」
母は 頭をしゃんとあげ きっぱりと言う

シンとした中で
厚く堆積していた土を払いのけ
母は 初めて自分の意思をとおした






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アヒルの夢

2007-04-23 21:21:35 | 小さなおはなし


まどろみの中 アヒルは夢をみました
まだ生まれる前のこと
ほのかな光に包まれた 小さな白い世界

丸くなって 心地よく ぬくぬくと
漂っていました

アヒルは声を聞きました
「くちばしでつつきなさい!その壁を・・・」
その声はお母さん?
それとも自分の内からの声?

アヒルは首をもたげ 小さなくちばしを突き立てます
びくともしない厚い壁
プルプルプル アヒルは奮い立ち
ひたむきに 壁をつつきます

すっと、くちばしが通り
ひびわれた壁
壁の割れ目から 最初に見えたものは
青い青い空

夢の中で アヒルは
まだ、ふんばって くちばしをふるわせます

ん? あっ! 夢かーー


*****マウスオンで画像が変わります*****
<

***マウスオンのソースはますたーさんにお借りしました***


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渋田川の芝桜 (神奈川県伊勢原市)

2007-04-22 20:08:18 | 日帰り(東京、横浜以外)

秦野に用事があって、夫と車ででかけた時のことです。
赤信号で停まっている時に「芝桜」という看板が目に飛び込みました。
寄り道して行こうっと!!

案内の看板に従って進むと、駐車場がいくつもあって、
整理員の人たちが誘導しています。
有名な場所なんだーー
場所は伊勢原市。

車を降りて言われた方向に歩くと、
小さなせせらぎの斜面が、芝桜で埋め尽くされています。
両側は細い散策路になっていて、のどかな景色。

道の脇のところどころの家は、自家製の農産物や、
はちみつ(このあたりの名産品らしい)や、
花の苗や和菓子を売っています。
私たちも、野菜や柏餅とか買いました。

この芝桜は、ボランティアの人たちによって、
毎年見事な花を咲かせているとのことです。
寄り道って楽しいですね


 

 

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ミカイドウ  実海棠

2007-04-21 18:36:11 | 

庭にあるミカイドウの木。
カイドウ(海棠)の木には、ハナカイドウとミカイドウがあって、
よく植えられるのはハナカイドウ。

ミカイドウの花は一重で、薄いピンク色。
花の咲いたあと、径1cm位の実をつけます。

何故、我が家にあるかというと・・・
姫リンゴの木がほしかったんです。
可愛い白い花をつけ、小さな青い林檎の実・・・
そして・・・秋には赤く色づいて、葉を落としても木の枝にはかわいい赤い実が・・・
そんな情景を思い描いて。

姫リンゴは、1本だけでは結実しないんですって!
それで、植木屋さんに勧められて、このミカイドウも買って隣に植えました。

ミカイドウはすくすくと大きくなりました。
でも、姫リンゴには悲劇的な運命が・・・

 

少しずつ大きくなる姫リンゴの木。
せっせとお水をあげて、やがて白い花が咲き可愛いリンゴがなりました。
理想どおり・・・

ところがある日、根元に大きな穴が掘られ、姫リンゴの木は横倒しになっていました。
頭に血が上りましたよ~
犬を捕まえ、ガンガン怒り・・・
犬は「もう、しません!メチャメチャ反省!」と言うので、許しました。

ところが、しばらくすると忘れて、また同じことが繰り返されるんですね。
その上、隣りの犬が子犬を数匹産んで、
その子犬たちがゾロゾロと、ウチの庭に遊びに来て、
姫リンゴの木を齧っているんですよーー
美味しいらしいです・・・

3年ほどかわいい実をつけてくれた姫リンゴの木は、
とうとうお亡くなりになってしまいました・・・

そして、大事にされず枝をバサバサ切られているミカイドウは、
今でも、春になると花を咲かせ続けています。 

ミカイドウ(実海棠)
バラ科 リンゴ属

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浜離宮恩賜庭園 夜桜

2007-04-20 19:17:45 | 東京

浜離宮のある地は、もとはアシの生い茂る将軍家鷹狩の場でした。

1650年代に甲府の松平綱重の別邸となりました。

綱重の子綱豊が六代将軍家宣になり、
浜御殿として茶屋や鴨場を設け、将軍家の行楽や接待の場、
江戸城の出城としての役目も持つようになりました。

明治維新後は宮内庁の管轄となり、
浜離宮として、迎賓、謁見の場として、
また、皇室の観桜会もしばしば催されました。

戦後は東京都が管理し、一般公開されています。

桜の時期は、夜間ライトアップされ特別公開されています。(4/15まで)

うっそうとした広大な森なのですが、周りは新しい高層ビルが立ち並び不思議な景観です。
ソメイヨシノはすでに散り、八重桜と大島桜が満開でした。

 

大きな池は、昔は海水を導き、潮の干満によって趣をかえる
回遊式築山泉水庭だそうです。
人も多くなく、夜桜を愛でるには素敵な場所・・・
来年も、是非訪れたいと思いました。

 

 

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隅田川を遊覧船で下る 両国~新大橋

2007-04-18 22:38:00 | 東京

申し訳ありません。
昨日から不具合があって、
投稿したり、また戻したりで、
どうなってるの?と思われたでしょうね・・・
もう一度、直したのですが、
また、動かなくなるかも・・・
ちょっとテストさせてください。


先日、船に乗って隅田川を下り、浜離宮の夜桜を観に行きました。
桜の咲いている期間、特別に夜ライトアップして入園できるのです。
(4/15まで)
それにあわせて、両国~浜離宮の遊覧船が、夜、臨時に出るのです。
行きたいけれど、時間の都合と天気が合わなくて・・・
ギリギリの日にちに行くことにしました。

暖かな穏やかな日・・・
船旅にはピッタリです。

下のマップ(都合により3部に分かれました)の
マップ上の①~④の文字にカーソルを合わせてください。
写真がマウスオンで表れます。
①両国国技館  ②東京水辺ライン発着所
③両国橋  ④新大橋

<①~④にカーソルを当てて下さい<<両国国技館<東京水辺ライン発着所<両国橋<新大橋<


続く

***マウスオンのソースは、ますたーさんからお借りしました***





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