遅くなりましたが 土曜の深夜に放送された
世界フィギュアの男子シングル・フリー
ライブなので ドキ ドキッ
日本では 女子シングルばかりが 持てはやされますが
男子シングルは スピード感 ジャンプのダイナミックさは
比べものにならない程 すごいんです
最終滑走グループは どの選手も緊張感に満ちた顔
高橋大輔を含む 4名まで滑り終わり
ジョニー・ウィアー(USA)を除いては いまいち 実力を出せない状態
このままで終わる訳はない
優勝は 相対的に決まるのではない筈・・・
誰もが 絶対に彼だと 納得するものでなければネ
だって 2008年の覇者でしょ
5番目の滑走順位の ブライアン・ジュベール(フランス)登場
優勝に一番近いとされる 3人のなかの1人
ライバルの ステファン・ランビエール(スイス)と高橋が 沈んでいく中
勝利の女神は自分に微笑みかけていると 充分意識してますよ
ディフェンディング・チャンピオンでもある彼は
先ず 最初に4回転ジャンプを決める
うんうん・・・安定してますね~
彼は フリーのなかに3種類の4回転ジャンプを組んでます
あっ! でも どうも1回だけで 後はトリプルに変更したようです
採点方法が変わり 難しいジャンプで 減点されるより
易しいジャンプを きれいに決める方が 点が稼ぎやすいんだそうです
それに ライバルいないんだから これ以上4回転をする意味ないものね
ジャンプを 次々と決め 後半に入りました
もともと 表現力は素晴らしいのよね~
ストレートライン・ステップに入る前 勝利を確信したポーズ
観客を味方につけた彼は 華麗なステップ
おっと・・・ 最後のジャンプは 3-2のコンビネーションだった筈なのに
2-1になってしまいましたよ
でも 気にしない気にしない・・・
エンディングを決めて 「やったぜ」と 天を仰ぐ彼・・・
観客も 王者ジュベールを褒め称えます
得点も・・・ おお 今の時点で 堂々の1位です
素晴らしい 彼の優勝は 間違いない
あれっ・・・ まだ一人いたの?・・・
SP1位のジェフリー・バトル(カナダ)です
金髪の爽やかな(娘はバンビちゃんとか言ってます)
個性ギンギンのスケーターの中では 異色のフツーの男の子
でも キャリアは長いんです もう 25歳!
客席では カナダママたち(いつもカナダ国旗を広げて応援)が大声援
>大丈夫・・・ ジェフリーは ここにいますよ~
なぜ ジュベールは バトルを問題にしてないの???
なになに バトルは4回転を一つも用意してない?
今までの バトルは ミスが多い?
なるほど・・・
ジュベールに比べ 線の細いバトルが滑りはじめました
インパクトは弱いけど 確実に一つ一つ決めていきます
結果 ノーミス
SP1位も ノーミスで ものにしたんですよね
得点を待ちます
なんと ジュベールを越え・・・
優勝は ジェフリー・バトルです
勝利の女神は ジュベールを越え バトルを見つめていたんですねーー
やはり この試合も 一筋縄ではいきませんでした
ふぅ・・・
(お騒がせ 実況放送でした~)