時々 マメ子(孫)の幼稚園バスの送り迎えをするのですが
その集合場所の近くには 他の幼稚園のバス停もあります
ある朝 その場所を通りかかると 男の子が一人でバスを待っていました
( 一人・・? )
そう思った時 男の子が振り返りました
目が合った瞬間 「 何処かで逢ったことがある 」
ものすごい勢いで 記憶のページがめくられました
そして 想い出しました
もう 20数年前 よく 我が家の前を この位の年齢の女の子が一人通りかかるのです
その時代でも さすがに 一人で大丈夫かと心配でした
「 こんにちは! 」とか 「 お帰りなさい! 」と 声をかけると
大きな目で睨むように 無言で通り過ぎて行きました
その時の 女の子の目と同じ目が 私を見つめていました
でも 違う点は「 おはようございます 」
目が合っただけなのに 男の子は礼儀正しく挨拶しました
それからしばらくして その男の子と2歳くらいの女の子を連れたお母さんに出逢いました
お母さんは 昔 よく我が家の前を通る 大きな目の女の子
いつの間にか 親の近くに 住んでいたのですね
少し複雑な家庭だと聞いたこともあったのですが
幸せそうな姿や しっかりした子どもを見れば 今が良く分かります
私が そんな感慨にふけっている事など知らずに 彼女は明るく挨拶します
ただ 自分の子と同じくらいの子を連れた 近所のおばあちゃんとしてですが・・