木枯らしの足音が 聞こえてくる
別れを 予感したように
ヘヴンリーブルーの 青色は
日に日に 深みを増していく
冬が すべての色を消し
季節は廻り
やがて
春の暖かな陽射しに 包まれる頃
また 小さな青が生まれる
それは
一面に咲く 淡く 澄んだ ネモフィラの小さな花
東の空に うっすらと
お盆のような 満月が 浮かびました
みるみるうちに
日は 落ちて
漆黒の空に
くっきりと 妖艶な月
心の奥底まで 差し込むような
冴え冴えとした 月の光
どうか 私に 新たな力をください
17年間も 生きてきて
どーして カボチャを頭にのせにゃならないの ?
えっ・・ ハロウィンだって
その上 写真撮るから
「 こっち向いて! 」 だの・・
「 笑って! 」 だの・・・
あ~あ 犬でいるのも 楽じゃない
「 もっと おやつちょうだい 」
引き続き 引越しの後片付け
分類 整理・・・ 分類 整理・・・
様々なものが出て来ます
自分の生き方にも 直面することに
考えたくないこと 面倒なことは とりあえず 「 要保存 」に振り分ける
→ どんどん 積み重ねる → いつの間にか 忘れる
その上 したくない事を前に 別の事に熱中するという 悪い癖も・・・
つまり 試験の前に 部屋の片づけを始めるみたいの
そんな自分に うんざり~
でも 良いところも ちょっぴり
そんな自分を 心の底で分かっていて
時すでに遅しではあるが 責任を果たすために努力する?
それって すごく ネガティヴだ
そんな風に 古い書類や手紙の山に 目を通していくと
今だから理解できることも・・・
ああ そういう事だったのかと 納得!
其々の人の想いと 誤解 そして 現実・・・
ある年齢になって 初めて見えてくるものってあるのですね
*** 24日朝の 富士山 ***
「 何にもわからなくなっちゃたの 」
「 そう・・ でも この歌覚えてない? 」
ずいずい ずっころばし ごまみそずい
ちゃつぼに おわれて どっぴんしゃん
ぬけたら どんどこしょ・・・
ほら 口の形が 歌ってるよ~
記憶が消えていっても
何故か 子供の頃に身についたものは 消えないのです
体に染みついているのかな?
いろいろな事が出来なくなっても
たくさんの人たちの穏やかな受容に 包まれていれば
決して 不幸ではありません
そして 穏やかな受容は 身内だから出来るわけではないのです
返って 衰えていく親の姿を 受け入れることができず
身内が お年寄りの心を傷つけてしまう場合も多いですね
( 老人介護施設にて )
*** 以前撮った写真です ***
散歩の途中
沢山の 犬+飼い主さんのセットに出逢うけど
その中でも
年取った犬がいる人 看取った人は また特別です
先日 モモコと散歩していると
突然 バイクが止まって 「 ウチの死んじゃったの 」と 話しかけられました
最初は 「 何のこと? 」と戸惑ったけれど
ヘルメットの下の顔を覗き込んで 「 ああ・・ あのワンちゃんの飼い主さんだ 」と 気がつきました
17歳(モモコと同じ)で 数日前に亡くなったワンちゃんのこと
自分がどんなに悲しいかを 涙を流しながら縷々と語る彼女・・・
慰めようもなく ただ聞いてあげるしかない
しかし・・ 彼女は こんなに感情が豊かな人だったんだ!
と ビックリ ~
いつもは 挨拶しても 無愛想な人だったのです
「 老犬 」というキーワードが 一挙に 人と人を結びつける
オープンマインドにする
不思議です