10月になってから ブラシ状の穂を出したチカラシバ
引き抜くにも力がいるというのが 名の由来です
穂の色は紫がかった褐色
大株で エノコログサより背も高く目立ちます
イネ科 チカラシバ属
穂につく実がひっつき虫となって 動物の毛などにもぐりこみ
遠くに運ばれます
北海道西部以南の日本全国、東アジア全体に分布
雨上がりの朝
犬たちと一緒に 畑への道を下って行きました
暖かい日の光が届いている場所は
草や木から ゆらゆらと水蒸気がたち昇っています
枯れていた小川は せせらぎの音が戻り
原っぱでは スギナが
まるでクリスタルを身に纏ったみたいに 輝いていました
台風20号の影響で 今日は一日強い風と雨です
そんななか
モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を観に行きました
オペラはよく分からないのですが
毎年この時期 誘われて行きます
神奈川県民ホールから 大桟橋を眺めました
ちょうど 「ふじ丸」が入港してきたところです
2年前の初冬のことです
車で緩やかなカーブを曲がりきった時
目の前に 真紅に彩られた大きな木が現れました
一瞬のことで 振り返ることもできず・・・
でも その時の驚きは今でも心に残っています
その大木は「イイギリ」という名だとわかりました
雌雄異株で5月に白い花を咲かせます
晩秋に実が紅く色づき 豪華な自然のデコレーションとなります
昨年は実がつきませんでした
先日通りかかったら・・・
ああ! なんと実がたわわについています
今の時期は葉に隠れ まだ本当の美しさが伝えられないのです
葉が落ちた時 再び写真に撮ってお見せしたいなーー
私のコンデジは ズームがちょっと・・・
画質が粗くなってしまうんですよネ
進物の品や祝儀袋にかけられる紅白の水引
それに似ていることから名付けられました
道端や野でよく見かける花
目立たないので、見過ごしてしまいそう
かがんでよく見ると、愛らしい花です
タデ科 ミズヒキ属
東アジア、東南アジアに分布
長い花穂につく小さな花は上半分が紅色、下半分が白色
花期 7~11月
まだ 女の心は生きていた
忘れかけていた息を 吸うと
胸の残り火が ちろちろと赤い炎をあげる
砕け散った 穏やかな日々の連なり
時はとまり
灰色の瓦礫が横たわる 音が消えた世界
女は
残り火に憎しみを注ぐ
めらめらと燃え上がる炎
凍える心を 温めるわけではないのに
思い出を 照らすわけではないのに
ただ それだけが
生きていることの証しのように
炎を燃やす
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ピラカンサス
中国名 : 火棘(かきょく)
Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語で
pyro(炎)+acantha(刺)という意味
実が炎のように赤く、枝にはとげがあることから名付けられました
ピラカンサの実は有毒で、鳥もたくさんは食べません
バラ科 トキワサンザシ属
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食用菊を摘んでいたら
ん・・・? 花かげから顔が・・・
覗くと モジモジと隠れようとします
誰? 誰?
みーつけた コバネイナゴです
そこへ 「あたしのカレに何すんの!?」
と乱入してきたイナカノ
じゃなくて・・・ 今カノ
巨大! 彼の2倍はあります
カップルなんですねーー
大きな目で ジローリ
「あの・・・ わたしぃー 元カノじゃないですから・・・ 」
イナゴ 食べたろかーー