「 そろそろ 出番ね！ 」
念入りに メイクをチェック
仕上げに
真紅のルージュを ひき 
「 ど～お？ 」
鏡の中の自分に 問いかける
『 毎年 変わり映えしないわね・・・ 』
ちょっと 気持ちが翳る
そうだ ルージュを変えてみよう
チョコレートブラウンなんて どうかしら～
今日はね
「 イザベラ・バードの旅の世界 」展を観に
東大駒場博物館に 行きました
イザベラ・バードは 明治初期に日本を訪れ
「 日本奥地紀行 」を著した英国人です
彼女の目を通した 当時の日本には
きっと 誰もが 強烈な印象を受けると思います
日本だけでなく世界中を旅した 病弱で小柄な女性の 強い意志力と 豊かな知性
本を読むうちに 私はすっかり その世界に惹きこまれてしまいました
この展示は 残念ながら明日までです
ゴメンナサイ！
もっと早く言えばよかったのにね・・ 
でも 様々な本が出ています
機会があったら 読んでみて下さい
私のお気に入りは 東大駒場博物館の前の この巨大なヒマラヤ杉 
風は 何処かへ消えた
暑さもなく 寒さもなく
晴れでもない 雨でもない
季の間（あわい）
扉が開く前の
安らかな ひととき
朧な光のなかに
融けこむ 影
*** 以前撮った写真です ***
雨の間に すくすくと 生長していました
今朝 採れた 野菜たち
雨上がりは すっきり 青空
しっとりと潤った 草木と
さらさら流れる 小川
なんて 気持ち良い 朝
久し振りに まとまった雨が降り続いています
天から 地へ
真っ直ぐに 降り注ぐ雨を 見ていると
こんこんと 自然が語る声が 聴こえてくるような気がします
古来
日本人は
自然の声に耳を傾け 生きる道を見出していった民族でしょう？
その能力が鈍ってしまった 日本人
宗教を持たない 日本人は
幸福になれるのかしら？
長い 長い 雨語りは続きます
*** 前に撮った 花菖蒲 ***
曇り 時々 薄日
時折 思い出したように 雨
梅雨らしくなってきました
雨が紡ぎだす 「 繭 」のなか
私は
うつら うつらと 眠ります
*** 以前撮った写真です ***
さまざまな色の アジサイの花を抱えて
老人ホームへ行く
青 ピンク 薄紫 そして 白・・・
幾つもの花器に 活け
ずらりと 並べる
「 さあ どれがいい？ 」
「 どの花も 綺麗ね～ 」
ええ・・そう
でも 私は
白いアナベルを 母に
ここしばらく はっきりとした姿を見ませんでした
今朝は 久し振りに
すっきりと 美しく立つ 富士山 を見る事が出来ました
雪が 少しだけ残っていますね 
今日 ユネスコの 「 世界遺産 」に 登録され
地元は湧いています
扉を開ける
心の中で 「 ただいま 」とつぶやく
誰もいる筈は ないのに
一歩 家に入ると
その瞬間
百合の香に 強く 抱きしめられる
「 お帰りなさい 」
「 ただいま！ 」
声が 弾む
吹き荒れる風に乗り
ツバメが 低く滑空していきます
「 まもなく 雨！ 」
と 言われているようで 心が急きます
雨の前に ジャガイモを掘り上げてしまわなければ 
途中で・・・
「 ん？ 雨の後の方が良かったかな？ 」
全部掘り上げたら こんなに～
当分 ジャガイモと カブばっかり 食べないとね・・・ 
キュウリは ちょうど いい感じ
ミニトマトは 何か 大きくない？
もう少しで 食べられそう～
ピーマン ナスも 順調です
