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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

朝里峠~定山渓

2008-06-16 09:22:58 | 自転車
たまには西の方向に行ってみようと、昼過ぎから出かけようと考えていたが、なんだかんだ時間がかかり、結局13:30頃に朝里峠に向けて出発した。18:00には戻ってきたいと甘い予測での出発だった。
補給食は、SOYJOY1個、カロリーメイト1パック、グリコCCDドリンクを2ボトルだ。出発前に「Super VAAM」を飲んでみた。けっこう美味しい。(笑)
札幌新道を西に向かうが、信号によ~くひっかかって予想外に時間がかかってしまい、新川通に出た頃には既に1時間半が経過していた。ここから3時間で朝里峠を越えて定山渓経由で戻ってこれるのだろうか?と心配になり、手稲山に登って終わりにしようかとも考えたが、せっかくここまできたのだからと貧乏根性を出して、そのまま朝里峠を目指すことにした。
海側からけっこう強い風が吹いていたので速度が気になってサイコンを見たら・・・「0km/h」?センサーの位置を少しずらしたりしてみたが反応無し・・・。銭函のセブンイレブンでセンサー側の電池を調達して入れてみたが、反応は思わしくない。本体側の電池なのかもしれないが時間もないので先を急ぐことにした。家に戻ってからググってみたら、同様のトラブル事例がたくさん出てきた。どうやら本体とブラケットの接触部分に問題があるらしい。接点復活剤でもかけてみるか。
R5に出てからは交通量が多いものの路側帯が広く走りやすかった。ここまでけっこうギアをかけて急いで走ってきたのだが、SuperVAAMのおかげ(笑)か脚はよく回った。
R5を左折して朝里ダムに向かって登り始めた。ダムまでの勾配は緩やかだったが力をセーブして走ったせいか、寒く感じたのでニーウオーマーを装着。ダムを超えたあたりの温度計では12度。寒いはずだ。
朝里峠まではけっこうな距離があり、しかも場所によっては勾配も厳しかった。登りのペダリングはどうやったら効率よくなるのか、いろいろ試しながら走ってみた。やはり、いろんなペダリングをまんべんなく使って一カ所に負荷が集中するのを避けることがよさそうだとの結論に達したが、それでも辛くなって覆道の少し手前で休憩を入れた。山の中だったので虫にたかられるかとビクビクしていたが、気温が低かったせいかほとんど虫は現われなかった。
ほんの2、3分休んだだけで脚が劇的に軽くなるから不思議だ。やはりまだまだ負荷が一カ所に集中した走りになっているのだろう。峠の厳しさではオロフレにはかなわないものの、朝里峠もかなりキツイ峠だった。
覆道をいくつか超えてトンネルに入ると、途中で札幌と小樽の境界が標示されていた。写真を撮ろうかとも思ったが、トンネルの中で停車するのもちょっと怖かったのでそのまま通過。トンネルを出たところで自宅に電話を入れて18:00には戻れなさそうな旨を告げて出発。札幌国際スキー場を通過して気持ちのよい下りをスピードを上げて先を急いだ。途中でロードレーサーに乗った年輩の方を追い越したのが今回唯一見かけたローディーだった。どこまで下るのか、長い長い下りを走り、右手にダム湖が見えてきた。このあたりも若干下りになっているのだろうか、なんとかスピードを維持して走るが、トンネルがいくつもあって路面状態に気をつかいながらの走行となった。
しばらく走ると定山渓に抜けたが、足湯につかっている時間はないのでそのまま石山通を急いで北上。途中で噂の「長崎チャンポン」(ちゃんぽん店 ジュン)の幟を見つけ、フラフラと寄ってしまいそうになったが雨が降ってきたので誘惑を振り切って先を急いだ。17:00過ぎの石山通はバスが多く、バス停での停車も多いので後続の車に気をつけながらバスの走行を妨げないように気をつけて走った。
石山通から西岡に抜ける分岐で雨が強くなってきたのでヘルプを頼もうと自宅に電話したがつながらず。とにかく先を急いだ。西岡の手前の紅桜庭園近辺の激坂でヒイコラ登っていると携帯が鳴り、自宅近辺は雨が激しく降っているとのことでヘルプを要請。羊ヶ丘通の六花亭で待ち合わせをして車でピックアップしてもらった。あと7kmくらいのところでDNFとなった。この時点で18:00。そのまま自宅まで走ったとしても18:30頃の到着だっただろう。朝里峠~定山渓のコースは自宅からだとおよそ120kmで時間にして5時間くらいだ。午前中早い時間に出発すれば、昼食までには戻ってこれるので、手軽に100km超えできて、峠も越えることができ、下りも爽快な楽しいコースだ。また一つ好きなコースが増えた。