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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

北海道を歩こう 33km 支笏湖まで

2011-06-06 13:09:49 | 自転車
今年も家族で「北海道を歩こう」に参加した。
真駒内から支笏湖(ポロピナイ)までの33kmを歩くイベントなのだが、普段、いかに歩いていないかを痛感させられる結果となった。

Edge500を携帯して距離や時間を確認しながらの歩行だったが、最初の10km(真駒内カントリークラブまで)で子供が頑張りすぎて、見失わないように頑張っていたら足裏に違和感が・・・なんだか水ぶくれのような感触。
ここで気づいたのだが、去年までSPD-SLシューズに使っていたたいそう硬いインソールがジョギングシューズに入っていて、通気用の穴が開いているところがちょうど痛むのだ。
少し痛いだけで、なんとかなるだろうと甘く見ていたのだが、この水ぶくれはどんどん広がって大きくなっているようだった。

ラルマナイの休憩場所の手前の登坂で、前方から下ってくる自転車のウエアに見覚えが!
Fさんだった。
今シーズン初の支笏湖TTは53分だったとのこと。
ほとんど仕事一色の生活をしていても53分・・・さすがクライマー。
他にもたくさんのライダー達が支笏湖線を楽しんでいたが、あれだけ歩道にたくさんの人がいたら、辛い場所でも辛い顔をできないはず。
「嫌な日に来ちゃったな~」とか思っていたかも。(笑)

昼食でたっぷり補給して回復したかと思いきや、足裏の水ぶくれは大きく広がっており、完全に歩行の支障になってしまった。それでも、7%~8%の登りを歩幅を小さく回転数を上げて登り、恵庭峠をクリア。
水ぶくれの足裏では、下りがとても辛かった・・・。
下りの途中で足裏に「ズリッ」という感触と鈍い痛みが・・・水ぶくれが破れたと思い靴を脱いで確認したが、破れた様子はなかったので、そのまま痛みを我慢してゴールまで。
7時間10分くらいでゴール。

帰路のバスの中ではあまり痛みを感じなかったが、真駒内に着いてバスを降りてから駐車場まで歩くのがたいへんだった。
帰宅して靴下を脱いで足裏を確認してみると・・・ひどい状態だった。
水ぶくれは破れていなかったが、びっくりするくらい広範囲に広がっていた。
消毒した針で水を抜いて消毒しておいた。
しばらくまともに歩けそうにないが、自転車には乗れそうだ。(笑)

暑くもなく寒くもなく、気持ちの良い天気の中、支笏湖までの自然を満喫することができた。
子供も文句一つ言わず、おやつを食べながら黙々と元気に歩いてくれた。
たくましくなってきたなあとしみじみ実感。

普段は自転車でしか通ることのない支笏湖線を歩いていても、「ああ、ここの坂はいつもキツイよな」とか「こんなところに、こんな穴が、気を付けなければ」と、自転車で走ることばかり考えていた。(笑)
今年は何回支笏湖まで行けるだろうか?