SUBGROUND

自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

北広島 エルフィンロードの雪解け状況

2008-03-22 22:51:31 | 自転車
春分の日に陽射しに誘われてサイクリングに出かけた。目的地は「北広島集会コース」だ。R274に出る前にエルフィンロードの雪解け具合を確認してきた。写真のとおり、まだ20cm以上の積雪がある。雨が続くなど雪解けの好条件が続かなければ、4月の第2週頃までは白い雪が残っていそうな感じだ。
R274は路面も乾いており路肩の砂も少なく走りやすかった。共栄交差点を右折してからの北広島市街では路面が雪解け水で濡れているところもあり自転車も自分も汚れてしまった。一旦汚れてしまえば後は気にならなくなるから不思議だ。(笑)
サンパークゴルフ場の看板を右折して線路を渡りしばらく進むと、ところどころ雪解け水で濡れているところがあるが、おおむね良好な路面状況だった。右手にあるゴルフ練習場の「キン」、「カン」と乾いた音を聞きながら登坂開始。T字交差点までそこそこの坂道が続き、交差点を左折してから竹山温泉までは厳しいのぼり坂が続く。ウオームアップは済んでいるはずなのに苦しい・・・ダンシングを交えて使う筋肉を分散させながら登った。スパイクMTB通勤で能力アップされているかと思ったが実感できるほどではなかったようだ。
竹山温泉から爽快な下りで50km/hオーバーのスピードを出すと寒い・・・。下りきったところから短い厳しい坂をダンシングでノタノタと登った。交差点を左折してからはほぼ平坦な道を軽いギアを回して40km/hオーバーになるようにがんばってみた。
こんな周回を3周した。ネックウオーマーをしていたこともあるが、途中から暑くて、メットの下にかぶっていたキャップのつばから汗が滴り落ちてきた。
平坦な部分で対向車線に集団走行練習中のグループと複数回すれ違ったが、自分と違う周回路だったようですれ違った場所は一箇所だけだった。

<春分の日のトレーニング>
走行時間:2時間5分
走行距離:51.18km
最高速度:54.7km/h
平均速度:24.3km/h


支笏湖まで歩いたこと

2008-03-18 23:29:49 | 自転車
まだ20台で若かった頃・・・まだ膝に怪我を負っていない頃のことだ。「支笏湖まで36kmを歩こう」というイベントがあって、なにを思ったか彼女(今は妻)と参加したことがある。
朝早くに地下鉄で真駒内まで行って学校のグラウンドが集合場所だった。そこから支笏湖目指して歩くのだが、驚いたのは、自分たちの3倍くらいの年齢と思われる方々の歩く速度の速さだった。我々は36kmも歩くのだからマイペースでのんびり歩いていたのだが、高齢の方々は「競歩か?」と笑ってしまうくらいのスピードでズンズンと進んでいった。
昼休みはどのあたりだったか、川岸に下りておにぎりを食べた記憶がある。しかし、一旦休んで足を止めてしまうと、筋肉が固まったように足が重くなってしまった。重い足をひきずりながら坂を登っていると、まだ半分も来ていないはずなのに、先に支笏湖に到着した人たちが貸切バスに乗って札幌へ戻り始めているではないか!?案の定、乗っているのはご高齢の方々ばかり。
きつい上り坂を登り、急な坂を下ってポロピナイのゴールに到着した瞬間に足がつってしまい一歩も動けなくなってしまった。係りの人に「大丈夫ですか?」とかけられた声を今でも覚えている。
貸し切りバスに乗って真駒内駅に到着した瞬間に立ち上がろうとした乗客の誰もが「うっ!」と声を上げた。そう、足が固まってしまって動かないのだ。みんな妙なペンギン歩きでバスを降りて笑いながら地下鉄駅へ向かっていた。
この体験があるので、支笏湖へ自転車で行くなんて信じられなかったのだが、退職した上司からの年賀状にあった「週末は毎週のように支笏湖へ走りに行ってます」という一文がずっと頭から離れず、通勤用自転車をレイダックからアンカーに換えたことでどんなところへも走っていける気になってしまい、苦い思い出のある道を走り倒してやろうと、去年の7月に有給休暇をとって支笏湖へ自転車で走ったことが自転車にのめりこむきっかけになった。
結果は、走り倒すどころか返り討ちにあってしまった。(笑)


今季初ロード

2008-03-18 10:06:53 | 自転車
日曜日の夕方に時間が空いたので北広島周回コース(サンパークゴルフ場の周りを回る)をロードで走ってきた。新しい自転車でこのコースを走るのは初めてだ。
北広島まではR274を通るのだが、屋内のローラー練習では感じない風の抵抗を久しぶりに感じながらの走行は、ついつい力が入ってしまいウオームアップ走行のつもりがHR160以上になってしまいびっくり。
幸いにもR274の路面は乾いており、さほど埃も舞っておらず気持ちよく北広島に到着。サンパークゴルフ場の周りの道路は雪解け水で濡れている部分はあったが、ほぼドライで路肩の砂利も少なく走りやすかった。
この周回コースを線路側から時計逆周りで走るのだが、竹山温泉までけっこう厳しい登りが長く続いて足にも心肺にも刺激を入れることができる。竹山温泉からは爽快な下りが楽しめるが、指きりグローブだったしネックウオーマーを忘れたので寒くてペダルを止めてしまった。
坂を下りきったら短いが厳しい登り坂。
坂を上ったら下り基調のほぼ平坦な道を進んで突き当たりのT字交差点までで一周。
途中でキタキツネが道路を横切ってびっくり。
この周回路を2周したが、寒い時期でも「臭いゾーン」は夏と同じように臭かった。(笑)


空腹感 サドル選び再び

2008-03-14 23:17:56 | 自転車
今日は雨の天気予報だったので自動車通勤だった。この雨で雪解けが進んでくれるとうれしい。
最近、15:00を過ぎると空腹感に悩まされる。去年の秋にも同じ状態のときがあったが、panta2さんにならって、ゆで卵を食べてしのいだ。もうゆで卵も飽きたので、なにか空腹感を満たしてくれて、しかも脂肪分やカロリーが低い食べ物はないだろうか?
甘いジュースを飲むと一時的に満たされた気分になるのだが、すぐにスカスカになってしまう。
問題は、空腹感だけでなくエネルギーの欠乏感もあるところだ。身体は炭水化物や糖分を求めているのではないか。ある程度の糖分もあって少量で空腹が満たされるもの・・・仕事中に手軽に口に入れられるもの・・・「こんにゃくゼリー」がいいかもしれない。
最近、気になっているのは「ヘルメット」だ。使用中のはMETの製品で8年くらい前のものだ。若干重いこととフィット感が悪いので、そろそろ替え時だ。少し前の自転車雑誌にヘルメットの特集があったので参考にしているが、首コリ性の自分には、やはり軽いものがよさそうだ。OGKのMOSTROが特に軽いようで興味津々だ。
サドル探しの旅は、ローラー練のときだけに感じる股間の痺れを気にしないことにしたので、積極的な入れ替えは一時休止しているのだが、もっと自分に合うものがあるのではないかと、師匠にロールスとアリオネを借りて来た。まだ試していないが、この両者はほとんど同じ座り心地なのではないだろうか?と予想している。
そのほかに気になっているのはSMPだ。このサドルは、座骨部分だけとか股間中心の軟部組織部分だけでお尻を支えるのではなく、座骨部分と恥骨の両脇部分で分散してお尻を支えるという理屈なのではないかと想像している。つまり、今まで座ってきたサドルのどれともお尻を支える理屈が違うのかもしれない。それだけにサドル幅がいろいろあるラインアップからどれを選べばよいのか想像がつかない。座骨幅が広い自分だから、単純に幅広のモデルを選ぶというチョイスでよいのだろうか?
あれだけ大きく穴が開いていれば、股間中心の軟部組織への圧迫はかなり低くなるはずだが、恥骨の両脇部分への圧力をどう感じるのか想像もつかない。実売2万程度なので、そう簡単に買い換えて試す気にもならない。
ローラー練専用に安いモデル(実売4千円程度)を買って試してみる価値はあるかもしれない。


立ちコギ

2008-03-12 22:02:57 | 自転車
歩道やサイクリングロードに残った雪も薄くなり走りやすくなってきた。ほとんどの道路は路肩を走れるようになってきているが、降雪期間にまいた細かい砂利や砂が路肩にたくさん残っておりタイヤがとられそうになることもあるので注意が必要だ。
道路を走れるようになったら試してみたかった乗り方がある。いわゆる「立ちコギ」だ。ロードレースの世界では「ダンシング」と呼んでいる。急な加速に対応したいとき、登り坂でスピードを落とさずに維持したいときなどに利用されるコギ方だと思うが、登り坂で楽をするために使おうと考えている。
もともと、子供時代の自転車やママチャリで立ちコギをすることは日常茶飯事で、特別なことではなかった。特別なテクニックも意識もせずに立ちコギしていた。向かい風の時などは、ずっと立ちコギのまま走ることもよくあった。何キロでも立ちコギで走ることができたのは、若いから回復力に優れていたからではない。
ロードバイクに乗るようになってからは、立ちコギをすることはまったくなかった。ずっとサドルに座ったまま支笏湖線の坂も登った。どうして立ちコギしなかったのかを思い返してみると、ハンドルが低いために楽に立ちコギできる姿勢をとれないことを身体が理解していたからではないだろうか?
それを証明するためにハンドル位置の高いMTBで通勤時の坂を立ちコギで登ってみた。ハンドルに体重をかけて腕で身体を支えるように、前のめりになって、腰を伸ばして重いギアを回す・・・回すというよりは体重を乗せて、軽くひき足を意識するといったイメージだろうか。座ったままで登るよりも足が楽だ。蛇行というほどではないが、効率よく前に進めていない感じがする。これを練習してロードバイクでも効率よく立ちコギができるようになれば、支笏湖の坂だって立ちコギのままずっと登り続けられるのではないかと思う。問題は、低いハンドル位置だと腕で身体を支えて腰を伸ばすのが辛そうで逆に心拍が上がってしまうのではないか。いやいや、なにかコツがあるはずだ。