のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

緑溢れる中津公園

2013-05-27 15:44:01 | 日記

 (前のブログに書いたように)21日に久しぶりに公園に行ってから、やっぱり朝の公園はいいなあ!と思った。

 でもその直後の2日間は、その日の予定の関係で、公園には行けなかった。

 次に行ったのは、24日の朝。

 この日はお天気もよく、公園全体が、まさに緑に輝いていた。

             

 

 

 木の緑が、改装してきれいになったリバーサイドコーポ(マンション)の壁面を、いっそう鮮やかに引立てている。

 公園のランドマークの大銀杏も、青々と生い茂っている。

         

 

 

 緑の中で、紫陽花が花を開き始めていた。

          

 

 

 花畑の黄色い花も、まるで公園の緑を引立てているかのようだ。

 この間まで、薄紫色の花を垂らしていた藤棚も、今は緑一色!

            

 

 

 公園の地面も、白い花を付けたクローバーの緑で覆われている。

             

 

 

 帰り際、緑の葉っぱの中に、白い花を付けた木を見つけた。

 何の木だろう?

 (一緒に散歩していた、植物に詳しいIさんも、ご存知なかった。)

            

 

 

 “公園の緑”からは外れるけれど、公園の近くのお家に咲いていた2つの花を、最後に載せさせていtだきます。

        

 

 

  

 

 

 

 

 

 


5月21日、中津公園の花たち

2013-05-27 14:42:57 | 日記

 21日の早朝、久しぶりに中津公園に行った。

 この朝中津公園に行った目的は、今年はまだまともに見ていない薔薇の花を、せめて中津公園ででも見たいと思ったからだ。

 

 私の家からは、あまり時間を掛けずに行けるバラ園が、幾つかある。

 地下鉄を2駅乗れば、中之島バラ園だし、もう少し時間を掛ければ、長居植物園や靱公園・鶴見緑地公園のバラ園にも行ける。

 なのに‥。今年はどこにも行けていない。

 その内に、薔薇の季節もそろそろ終わりだ。

 今年バラ園に行くことはどうも無理そう‥。

 そう思った私は、その朝、中津公園の薔薇を見せてもらいに行くことにしたのだった。

 

 公園に着くと、思いがけず、ラジオ体操の時間だった。

 私は、仲間に入れてもらってラジオ体操をしてから、公園の花畑をぶらついた。

 

 薔薇を探して歩いていた私の目に、先ずとび込んできたのは、意外にもまだ花を残していた(私の大好きな)芍薬だった。

 去年も書いたような気がするけれど、ホッコリまあるい芍薬の花を見ていると、なんかとても幸せな気持ちになってくる。

 散り始めた花でさえ、なぜか心惹かれる。

     

 

 

 次は、サツキと、(しょっちゅう目にしているのに)名を知らぬ花。

         

 

 

 いつも公園のお世話をしてくださっているHさんの畑に行くと、白いクレマチスが咲いていた。

 私が「あっ、クレマチスだ!」と叫ぶと、Hさんは「クレマチスももう終わりですよ‥。」と、ちょっと残念そうにおっしゃった。

 私は長い無沙汰を詫びたい気持ちになった。

              

 

 

 この後は、公園のアチコチで目にした(この日の目的の)薔薇の花を、ランダムに載せさせていただきます。

         

 

 

      

 

 

      

 

        

 

  

 

 

 

 

 


最終日、雨をついて行った≪ゴッホ展≫

2013-05-27 13:06:26 | 日記

 京都市美術館で、わが愛する“ゴッホ”の展覧会が行われていることは、ずっと前から知っていた。

 でも何やかや他の用事があったり、体調がイマイチだったりで、なかなか行けなかった。

 

 5月19日(日)は、いよいよその≪ゴッホ展≫の最終日。

 その日は悪天候で、体調もあまり好くはなかったが、“愛するゴッホ”に会わずに済ますわけには、やはりいかない!(笑)

 私は午後になってやっと家を出、京都に向かった。

 

 京都市美術館に着くと、私のはかない期待を裏切って、会場前には、傘をさした人たちのかなり長い列ができていた。

           

   (上の写真は、展覧会を観終わってから撮った美術館の正面玄関。 さすがにこの頃には、行列はなくなっていた。)

 

 仕方なく私は行列の一員となって、傘から落ちる雨粒に濡れながら、辛抱強く待った。

 待っている間に、美術館の壁に掲げられたゴッホ展のポスターや、ゴッホ展の看板などを写真に撮って、気持ちを紛らわした。

       

 

 

 やっと中に入れてホッとしたのも束の間、中に入ってからが余計大変だった。

 絵の前には三重四重の人垣ができ、なかなか絵に近づくこともできない。

 私は絵の一枚一枚を丁寧に観ることは、すぐにあきらめた。

 もちろん説明を読むことなど、全く念頭になかった。 (普段から説明はほとんど読まないけれど‥)

 人と人の肩越しに背伸びをして、瞬間的に絵の全体を捉えられればそれでよしとした。

 そんな観方をすると、(作品数が少なかったせいもあるが)わりと早く出口に着くことができた。

 

 今回の≪ゴッホ展≫は、『空白のパリを追う』という副題が示すように、オランダからパリに出てきたゴッホの、修行時代の作品を集めたものだ。

 ゴッホをゴッホたらしめている、アルル時代の強烈な色彩は、まだここにはなかった。

 でも私は、この“優しいゴッホの絵”も、それとして好きだった。

 私はいつものように、好みの絵の絵葉書を、何枚か買い求めた。

 次は、その内の3枚。

                  

 

    

 

 

 雨の中、行列を作って入館を待っている時から、平安神宮の大鳥居の前に、白い花を付けた大きな木があるのを見つけていた。

 いったい、何の木(花)だろう?

 目がいい人なら、そこからでも分かるのだろうが、最近とみに視力が落ちている私には、何の木なのか、分からなかった。

 

 そこで展覧会を観終わると、まっ先に大鳥居の傍に行ってみた。

 「ヤマボウシ」だった!

 純白の4枚の花弁(と言ってもこれは花ではなく、苞なのだそうだが)を蝶のように広げている姿は、とても清らかで可愛らしい。

 

        

 

 

 雨の洗礼を受けたヤマボウシは、その清らかさをいっそう増しているように、私には思えた。

                

 

 

 

 

 


今年も、ゴーヤ植えました!

2013-05-25 22:32:42 | 日記

 ずいぶん前(5月18日)のことだが、今年も“緑のカーテン”をつくるべく、ゴーヤの苗を(土と肥料も)買いに、「コーナン」まで行ってきた。

 今年も近所のMさんが、車を出してくださった。

 「コーナン」には、長柄大橋を渡って行く。

 私はかねてより長柄大橋のアーチのラインが好きで、いつか写真に撮りたいと思っていた。

 なのでこの日は、車に乗る前にカメラを用意しておいて、長柄大橋にさしかかった所で、シャッターを押した。

 本当は青空をバックに橋を撮りたかったけれど、その日は、あいにくの曇り空で、ちょっと残念だったけれど‥。

           

 

 

 「コーナン」に着いて、ゴーヤの苗を物色し始めた。

 ところが去年に比べて、ゴーヤの苗の種類も数も、少ない。

 お店の人に尋ねると、「もっと早くに売れてしまって、残りが少ないんです。」とのこと。

 去年よりは早く来たつもりだったのに‥。

 仕方なく、2種類のゴーヤ(“沖縄中長ゴーヤ”と“白ゴーヤ”)の、比較的元気そうな苗を、5本買った。

 (5本というあいまいな数になったのは、去年、1つのプランターに苗を何本植えたか(2本か3本か)忘れてしまったから。)

 

 帰ってから、2つのプランターに新しい土を入れ、買ってきた苗を植えた。

 1つのプランターに3本、もう1つに2本と。

       

 

 でも植えてすぐ、3本は間違いだったと気付いた。

 これでは、苗と苗の間隔が狭すぎる。

 でも、もう後の祭り。

 この日はとりあえず、そのまま(3本と2本のまま)植えておくことにした。

 

 次の写真(左)は、苗を植えた後のベランダの様子(植えてから2日後)。

 写真右は、ベランダの観葉植物(名前は忘れてしまった‥)の、伸びた茎の上の葉っぱが意外にキレイだったので、撮ってみた。

      

 

 

 

 次は、ゴーヤとは関係ないけれど、同じ日に撮った、カラーの花のアップの写真です。

     

              

 

 

 


演劇≪木の上の軍隊≫を観て思うこと。

2013-05-25 21:33:27 | 日記

 今は亡き井上ひさし氏が、死の直前まで、「書きたい!書かなければ!」と強く願っておられた、戦中・戦後の沖縄をテーマにした作品。

 井上氏の遺志を受け継いだ多くの人々の試行錯誤と苦闘の中から、≪木の上の軍隊≫が書き上げられ、上演の運びとなった。

 脚本は、若手の脚本家・蓬莱竜太氏

 演出は、井上氏と長い間共同作業を続けてこられた、栗山民也氏

 出演者は、(島出身の新兵役の)藤原竜也さん・(本土出身の上官役の)山西惇さん・(木の精=狂言まわしの役割をしている)片平なぎささん

 

 

 私がこの演劇の存在を知ったのは、大分前の「徹子の部屋」に片平なぎささんがお客さんとして招かれた折、この演劇のことに話が及んだからだった。

 その後「NHKスペシャル」で、この演劇のことが取り上げられ、私は、井上氏の熱い想いと、それを受け継いで何とか作品化しようと苦闘されてきた

人々の姿を、更に深く知ることとなった。

 

 私はぜひ≪木の上の軍隊≫を観たい!と思った。

 

 幸い、チケットがとれた。

 

 私は、友人Oさんと一緒に、5月17日、阪急インターナショナルホテル内の「シアター・ドラマシティ」に、≪木の上の軍隊≫を観に行った。

         

 

 この演劇は、地上戦となった沖縄のある島で、命からがらガジュマルの木に逃れ、戦中から戦後にかけての2年間、樹上に潜伏した2人の兵士の実話

をもとにして作られた。

 

 樹上に潜伏した2人の兵士のうちの、一人は、(藤原竜也演じる)島出身の新兵であり、もう一人は、本土出身の上官(山西惇が演じる)である。

 命の危険にさらされ、飢えに苦しみながら、樹上生活を続ける二人。

 その二人の会話と、“木の精”のモノローグ&語りから、戦争の悲劇と、戦争によってもたらされる人格の破壊の様が、時に面白可笑しく、描かれていく。

              

 

 

 敗戦を知らずに樹上生活を続ける二人のすぐ目の前で、次第に拡大していくアメリカ軍基地。

 戦争が沖縄にもたらした悲劇と矛盾が、喜劇仕立ての進行の中で、次第に明らかにされていく。

 

 

 私はこの演劇を観ながら、沖縄が未だに抱えている問題の大きさ(それは、とりもなおさず、日本の国の問題でもある)を、改めて強く感じた。

 本土で生活している私たちは、ややもすれば、沖縄の抱えている問題を、他人事として済ましてしまっているのではないだろうか!?

 

 だからと言って、沖縄の問題をどのように解決すべきなのか、今の私にはよく分からない。

 

 井上氏に、その答えがあったのかどうか、それも分からない。

 

 でも少なくとも井上氏は、沖縄の問題を自らの問題として考え、沖縄の悲しみを自らの悲しみとして、深く心を傷めておられたのだと思う。

 私は、その誠実な姿勢・深い人間性を、本当にすばらしいと思う。

 

 私は今改めて、そんな井上氏を失ったことを、深く悲しむ。

  沖縄の哀しみなどそっちのけで、またぞろ戦争好きの政治家が横行しようとする現在(イマ)であれば、なおさらだ。

 

 

 でも悲しんでいるだけではどうしようもない。

 どれだけのことができるか分からないけれど、私も井上氏を少しでも見習って、沖縄を含めて今の日本が抱えている問題に真摯に向き合わなければ!

と強く思う。

 ふたたび、沖縄のような悲劇が、起こることのないように!

 

 

 

  

 


カラーの花

2013-05-16 13:41:47 | 日記

 昨日の朝ベランダで水やりをしていると、南天にいっぱい蕾が付いていた。

 南天の蕾は、花を開くにはまだ間がある感じで、そのツンツンとした形が何か愛らしい。

 (写真では、その感じがうまく写せなかったが‥)

              

 

 カポックからも、葉っぱの赤ちゃんがたくさん出ていて、これもとっても可愛らしかった。

                

 

 

 昨日のお昼前には、田舎の友だちから、今年も(私の大好きな)カラーの花が送られてきた。

 送られてきたカラーの花は、ほとんどが白。

 中に数本緑色のカラーも混ざっている。

 

 私は送られてきたカラーを、今年は、2つの花瓶に分けて入れた。

 一つは、細長いガラスの花瓶に。

          

 

 いつものようにアップでも撮ってみる。

                 

 

 

 もう一つは、玄関に置いているイタリア製の陶器の花瓶に。

             

 

 

 そして今朝になって、ガラスの花瓶のカラーを、(昨日のリビングの窓辺から)パソコンを置いている部屋の窓辺に移した。

             

 

 今もこのブログを書きながら、時々カラーの花に目をやって、その清楚な白と緑の世界を楽しんでいる。

 

 

 

 


ユトリロの絵

2013-05-16 12:54:06 | 日記

 昨日、難波高島屋で行われている『ユトリロ展』に行ってきた。

 お昼過ぎに高島屋に着いて、まずは食事。

 食事の後、展覧会が行われている「グランドホール」に向かっていて、通路の右手奥に掛かっていた“絵”が目に入った。

 絵は、かの岡本太郎氏の、(たぶん)「希望」(だったと思う)。

              

 そこは今まで何度も通っているところなのに、今まで気付かなかったのは何故だろう?

 私は一時期、岡本太郎氏の絵があまり好きではなかったが、今は彼の絵から、大きなパワーをもらっている。

 

 

 『ユトリロ展』の会場に着いた。

           

 

 「ユトリロ」についても、私は、あまり好きではない時期があった。

 遠近法でキッチリ描かれたパリの街。

 建物の白い壁を縁取る黒い線が、あまりにまっすぐキチンと引かれていて、なんか詩情を感じられない気がしたからだ。

 

 でも今回の展覧会では、それとは違う彼の絵が、数多く展示されていた。

 母親の愛に飢え、アルコール中毒に苦しみながら、描き続けた「愛と優しさ」にあふれた絵。

 私はその内の何枚かの絵葉書を買って帰った。

                   

     

 

   


久々の、中之島公会堂ダンスパーティ♪

2013-05-10 18:23:01 | 日記

 確か、去年の年末から、中之島のパーティには行っていない。

 まあ、ステキなドレスを持っているわけでもなく、踊りもイマイチなんだから、スポーツセンターのパーティで十分と言えばそうなんだけど、たまには公会

堂のパーティにも行きたくなるのはどうしてだろう?

 前置きはともかく、高野山に行った明くる日(8日)に、疲れた体に鞭打って、中之島公会堂のダンスパーティに行くことにした。

 

 公会堂に続くケヤキ並木はすっかり緑になって、空を隠す勢いだ。

 お陰で、路は太陽光線から遮られ、気持ち良く歩くことができる。

 路の傍の植え込みの中に置かれた薔薇も、もう大分花を開いていた。

 (この分だと、公会堂近くのバラ園の薔薇も、咲きだしているのかな?)

       

 

 

 

 公会堂の建物のレンガ色が、木の緑に映えて、いっそう鮮やかに見えた。

                

 

 

 公会堂では、相変わらず、いろんな色のドレスに身を包んだ女性たちが、華やかに踊っておられた。

                

 

 

 私も、疲れていたわりには、最後までまあまあ元気に踊れて、うれしかった!

 でも、悲しいことに‥昨日はその疲れがどっと出て、一日中ボンヤリ過ごしてしまった。

 年を取ると、疲れは、その日ではなく、その翌日か翌々日に出てくるものなのだ‥という事を、改めて感じた私でした。(涙)

 

 

 

 

 

 


高野山で、思う存分“森林浴”!

2013-05-10 17:22:24 | 日記

 5月7日は、学生時代の友だちAさん(姫路市在住)と、“高野山参り”をすることになっていた。

 “高野山参り”と言っても、それは、信仰心の厚いAさんに当てはまるだけで、信仰心のない私は、ただ、高野山の自然に触れたいという思いだけだった

けれど。

 

 当日は天候にも恵まれ、絶好の高野山参りの一日となった。

 

 先ずは南海高野線で、高野山の麓まで行く。

 車窓は緑にあふれ、いろんな花が私たちの目を楽しませてくれた。

 次は、臨時停車した「かみこさわ駅」の、車窓の風景と、反対側のホームのシャクナゲの花。

         

 

 

 南海電車の次はケーブルに乗り換える。

                     

 ケーブルは、周りを緑にとり囲まれて、かなりの急勾配を昇っていく。

 そしてケーブルの中からも、シャクナゲやシャガの見事な群落が眺められたが、写真には撮れなかった。

 

 

 ケーブルの駅から循環バスに乗ったが、私たちは先ず金剛峯寺を参拝するために、一旦バスを下りた。

 金剛峯寺の周囲にも、シャクナゲが群れ咲いていた。

 そのシャクナゲを愛でながら、山門をくぐる。

      

 

 

 中に入り、正面のお堂に向かって進む。

 そのお堂で、一番私の注意を引いたのは、屋根の上に置かれた桶だった。

 「やっぱり、消火用かしら?」

          

 

 

 Aさんは、お堂の前で一心に祈りを捧げられていた。

 私も一応は祈りを捧げたが、あとは周りの緑や花にカメラを向けた。

 新緑が、お寺の建物とよく調和している。

           

 

               

 

 

 お寺の中に入る。

 入り口から程なくのところに、巨大な高野杉が展示してあって、その迫力に圧倒された。

 「金剛峯寺」の額とその下の襖絵にも、歴史の重みが感じられる気がした。

    

 

 

 建物の中から庭を眺めると、太陽の強い光を受けて、シャクナゲは輝き、若葉をつけた木は、砂利の上に影を映している。

         

 

 

 

 金剛峯寺を後にした私たちは、今度は歩いて「奥の院」を目指した。

 奥の院までは、かなりの距離がある。

 途中、枝垂れ桜がまだ花を残していた。

               

 

 

 「一の橋」を渡って、奥の院の聖域に入る。

 高い高い杉木立に囲まれて、空気は澄み渡り、私たちの体は隅々まで、浄化されていくような気がした。

          

 

 

 

 奥の院でかなり時間を掛けたので、初めの予定から言えば、もう帰らなければいけない時間になった。

 私はまだしも、Aさんは姫路まで帰られなければならない。

 でもAさんは、せっかくの機会だからと、せめて後一つ「根本大塔」だけは見て帰りたいと言われた。

 そこで私たちは再び循環バスに乗り、根本大塔の近くのバス停で降りた。

 根本大塔に向かう路は、逆光の夕陽を受けて、趣きのある風情だった。

           

 

 

 路を抜けると、根本大塔の鮮やかな朱色が、目にとび込んできた。

        

 

 あまりに鮮やかすぎて、ちょっと目がくらみそう!

 聞けば、この塔は、比較的最近再建されたのだとか‥。

 

 

 私はむしろ、「東塔」の落ち着いた色合いや、周りの古びた感じの建物の方に、より心惹かれた。

        

 

 

 根本大塔を後にした私たちは、再度循環バスでケーブルの駅に向かった。

 無事ケーブルに乗り込んだ私たちの目に、車窓の夕暮れの風景が優しく映った。

                

 

 

 ケーブルから南海電車、そして地下鉄と乗り継いで、大阪梅田に戻ったのが、8時前。

 私の家はそこからすぐだが、Aさんからも、10時には無事家に着いたとメールがあって、ホッとした。

 高野山の緑と澄んだ空気に癒されて、本当に充実した一日だった。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

                   

 

 


Iさんのお誘いで、急遽コンサートへ♪

2013-05-10 14:03:55 | 日記

 5月6日、ゴールデンウィークの最終日。

 「毎日が日曜日!毎週がゴールデンウィーク!」の私は、人出の多いこの時期の外出は、できるだけ避けている。

 6日も、家でグウタラを決め込もう!と思っていた。

 でも当日の朝、Iさんから電話があった。

 一緒に行くはずだったお友達の都合が急に悪くなったので、コンサートにご一緒しませんか?という、有難~いお誘い。

 コンサートだったら話は別だ!

 私は二つ返事で、行かせていただくことにした。

 

 コンサートは、青島広志氏率いる大阪交響楽団の、『奇想天外オーケストラ』。

             

 

 

 ≪いずみホール≫の外観と、コンサート会場舞台。

         

 

 

 青島広志氏は、テレビ『題名のない音楽会』に時々登場されて、私はそのお顔とユニークな人柄を知ってはいたが、彼の指揮をナマで見るのは初めて

だった。 

 登場された青島氏は、水色のハンチングに、紺に白の水玉が入ったチャイナ服風の丈の長い上着という、およそ指揮者らしからぬイデタチ!

 (後半では、「お色直し」もされた!)

 そして指揮の合間には、曲の紹介やら何やら、早口で面白可笑しく喋りまくられ、正に『青島ワールド』のパワー全開だった!

 演奏された曲は、誰もがよく知っている馴染みの曲ばかり。

 いずみたく作「手のひらを太陽に」を、オーケストラの演奏に合わせて、参加者全員で合唱するという試みもあった。

 

 参加者の中には、中・高校生もかなり多く、それよりもっと小さい子供たちも結構いた。

 もちろん大半は、普通の大人だったが‥。

 コンサートの中味を全く知らずに参加した私だったが、このコンサートは、若い人にも音楽の楽しさを味わってもらうために企画されたもののようだ。

 高齢者の私には、ちょっとうるさい面もあるにはあったが、若い人にもクラシックに親しみを感じてもらうために意義あるコンサートだと思った。

 

 コンサートを楽しんだ後、いずみホール近くにある『ホテル・ニューオオタニ』のラウンジでお茶することにした。

 ニューオオタニの玄関付近に、一竿の鯉のぼりが揚げられていた。

 鯉のぼりを見るとすぐ写真に撮りたくなる私だが、今回も、鯉のぼり同士がくっついて、うまくは撮れなかった。

 次は、その鯉のぼりと、ニューオオタニのラウンジ。

        

 

 

 このラウンジで、Iさんはサンドウィッチセットを、私はプレミアムコーヒーを注文した。

 コンサートのチケットは、Iさんからタダで戴いたので、私はここの代金は私が払おうと決めていた。

 なのに、お店を出る時Iさんは、目にも留まらぬ素早さで、お金を払ってしまわれた。

 「今日は私が誘ったんだから、全部私に任せて!」と言われて‥。

 私は、自分のトロクササを後悔したが、後の祭り‥。

 結局その日は、全~部、Iさんにおごってもらうことになった。

 Iさん、本当にスミマセンでした!

 

 ニューオオタニを出てJR大阪城公園駅に向かう途中で、桐の花が咲いていた。

 今年桐の花を見るのは初めてではないが、写真は初めてだったので撮っておいた。

 (夕方で、ちょっと画面が暗くなってしまって残念だったけど。)

                 

 

 

 


≪鯉のぼり撮影・奮戦(失敗)記≫

2013-05-04 16:16:18 | 日記

  3・4日前のテレビに、高槻の芥川河畔で、沢山の鯉のぼりが勢いよく泳いでいる映像が、映し出された。

 「鯉のぼりが青空を背景に勢いよく泳ぐ姿を写真に撮りたい!」

 それは、私のかねてからの願いだった。

 でも、なかなかその機会に恵まれなかった。

 

 テレビの映像を見た私は、即座に思った。

 「行くぞ!」

 

 でも、行こうと思っていた5月2日は、午後になってだんだんお天気が怪しくなってきたので、やむなく中止。

 明くる3日(昨日)は、午後、美容院の予約をしている‥。

 そこで、美容院の予約時間(午後2時)までに、高槻に行って来ることにした。

 

 でもそこは、「のんスケ」の私‥。

 家を出たのが、結局10時を大分過ぎてしまった。

 11時前に、やっとJR高槻駅に到着。

 時間がないので、ちょっと贅沢だけれど、行きはタクシーで芥川河畔に直行した。

 

 

 タクシーを降りると、目の前に沢山の鯉のぼりが泳いでいる。

 「やったあ!」

 と思ったのも束の間、私はすぐに、泳ぐ鯉のぼりを撮るのがどれ程難しいか、思い知らされた。

            

                     

 

 私は川岸を歩きながら、何度もシャッターを押した。

 でもマトモな写真は全く撮れない‥(涙)

 テレビで見た、あの素晴らしい映像は、さすがプロのカメラマンの為せる業だ。

 

 私はかなり歩いて、芥川に架かる橋を渡り、向こう岸に行ってみた。

 対岸の道は緑が多く、歩くには、とても気持ち良かった。

 見下ろすと、川では子どもたちが、川遊びを楽しんでいたりした。

       

 

 

 でも、鯉のぼりの撮影となると、話はまるで別だ。        

 前景をいろいろ変えて挑戦してみたが、やっぱりうまくいかない! 

 「お天気(青空)も風もイマイチだし‥。」 (などと、上手く撮れないのを、条件の悪さのせいにしてみたくなったりする。)

        

                

 

 更に風が弱まってきて、鯉のぼりは、とうとう「泳ぐ」どころか、ただ「ぶら下がっている」だけの情けない姿になってしまった。(トホホ‥)

              

 

 

 でも、せっかく来たんだからと、私は自分を奮い立たせて、何度も挑戦した。

 結局思うような写真は1枚も撮れなかった‥。

 が、せっかく撮った写真を全部ボツにするのも可哀そうなので、次に、その内の何枚かを、載せさせていただきます。

          

           

 

              

             

 

 

 帰りは、行きのタクシーの運転手さんに教えてもらった道(確か「西国街道」と言われていた)を歩いて、駅まで行った。

 昔の街道の名残りらしい建物が、幾つかあった。

 

    

 

 

 そして、そんな建物の玄関に飾られたチッチャナ鯉のぼりが、とっても微笑ましかった。

             

 

 

 家々の庭には、いろんな花たちが、賑やかに咲いていた。

      

        緑の中の、2色のクレマチス                     黄色の木香バラと、白とピンクの花&柳  

 

 

 かなり歩いてJR高槻駅に着いた私は、快速電車と地下鉄を乗り継いで、中津に帰ってきた。

 そして、何とか予約した時間までに、美容院にたどり着いた。

 「あ~あ、疲れたビ~!」

 

   

 

 

 

 

 

 

 


友だち4人で‥“食事”&“お喋り”&「ボストン美術館展」

2013-05-04 12:43:36 | 日記

 学生時代の友だちは最近、それぞれ諸般の事情で忙しく、なかなか集まれない。

 でも一年に一度くらいは会おうと、30日、「ボストン美術館展」を見がてら、集まることになった。

 

 「ボストン美術館展」は、大阪市立天王寺美術館で行われている。

 私たちは、11時半に、天王寺都ホテル・ロビーで、待ち合わせた。

 食事の場所をアチコチさがして歩くのは面倒くさいので、そのままホテルの17階(最上階)に上がり、そこの和食のお店で、松花堂弁当をいただくことにな

った。

 そこのお食事はとても美味しかったのだが、久しぶりに会った私たちは、すぐにお喋りに花が咲いて、食事の写真は、1枚も撮らなかった。

 

 

 そのままそこで喋り続けたいほど喋る事はいっぱいあったが、せっかく予定したことだからと、私たちは重い腰を上げて、天王寺美術館に向かった。

 今回の展覧会は、明治の初期にアメリカに渡り、それ以来ボストン美術館に収蔵されている、多くの「日本美術の至宝」を展示するものだった。

            

 

 

 展覧会の初めの方は、作品が小さく照明が暗いこともあって、見づらくシンドカッタが、後半には迫力のある大作が多く、なかなか見応えがあった。

 今回の展示の目玉は、何と言っても『曽我蕭白』。 (下の写真左が、曽我蕭白の作品)

 彼の、何物にも捉われない自由闊達な太い線は、見ていて胸がすく。

 そして、数は少なかったが、『尾形光琳』と『長谷川等伯』(写真右下)、『伊藤若冲』(写真は無い)などの作品は、やはりサスガだと思った。

              

 

 

 美術館を後にした私たちは、天王寺駅の地下街にある甘味処で、さらにお喋りをしてから、それぞれ帰途についた。

 

 

 

 

     


「万博」の次は、『長居公園』

2013-05-04 11:18:46 | 日記

 29日(月)は、前日に引き続いて、性懲りもなく、今度は長居公園に出掛けた。

 その日は、友だちの誘いがあったからでもあるが。

 

 長居公園の桜並木の中に、実のなっている桜の木を発見!

 友だちによると、これがサクランボなんだそうだ。

 木に生っているサクランボを見るのは初めてだった(と思う)ので、撮っておいた。

                 

 

 

 いつものように、公園の中の「長居植物園」に入る。 (ここは有料だけど、うれしいことに、大阪市民でウン歳以上はタダなんだ!)

 この日の長居植物園のエントランスは、こんな感じ。(下の写真左)

 エントランスを入ってしばらく歩くと、見慣れない薄紫色の花が咲いていた。

 近くにいた人に尋ねると、これが「ライラックの花」なんだそうだ。(写真右)

 ライラックと聞いて、私はすぐ北海道の友だちを思い出した。

               

 

 

 その日長居植物園に行ったのは、植物園にある牡丹園の牡丹を見るのが一番の目的だった。

 牡丹の季節としては、ちょっと遅いかも知れないけど…。

 牡丹園の手前に、シャクナゲが植えられている庭があった。

 そこで、シャクナゲの写真を2枚。

         

 

 牡丹園に着いたが、牡丹は予想どおり、少し盛りを過ぎていて、残念だった。

 その中でも、まだ綺麗に咲いている花を選んで、幾つか。

          

 

                

 

          

 

 

 私たちは、牡丹園を後にして、植物園の中心にある大池の周りを歩いて行った。

 道の側には、タンポポや小手鞠が咲いていた。

           

 

 

 大池には2羽の白鳥がいる。

 この日も、2羽が仲良く並んで泳いでいた。

 そのうち2羽が少し離れたので、1羽だけ撮らざるを得なかった。

               

     

                   

 

 

 大池を取り巻くように、花がキレイに植えられている。

 その花の向こうに、いつもの噴水が、勢いよく水を噴き上げていた。

            

 

 

 植物園の出口付近で、見慣れない花が咲いていた。

 木に付けられた名札を見ると、「コガネノーゼン」とのことだった。

          

 

 

 植物園を出て、行きとは違う道を通って公園の出口に向かった。

 途中、日当たりのいい場所に植えられた平戸ツツジが、かなり花を開いていた。

     

 

 

 ≪付記≫

   長居公園に出掛ける前に、思いがけず、Tさんのお母さんから、果物が送られてきた。

               

 

   ふだん自分で滅多に買うことのない、メロンとマンゴウ。

   マンゴウはその日のうちに、メロンは数日後に、いただいた。

   両方とも、とっても美味しかった!

   Tさんのお母さん、ありがとうございました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 


万博・日本庭園へ。

2013-05-02 19:47:35 | 日記

 この間行ったばかりなのに、28日(日)には好天に誘われて、又々万博公園に行きたくなった。

 なぜかと言うと、その頃、万博公園の日本庭園の「つつじの丘」で、久留米ツツジが満開になっているはずだったから。

 

 公園に着くと、その日は、私の大好きな“太陽の塔”が、とりわけ立派に見えたので、思わず写真に撮った。

                

 

 

 私はその日、日本庭園だけ見ることにして、太陽の塔の写真を撮るとすぐに、一直線に日本庭園に向かった。

 日本庭園の正面の風景。

              

      

 

 

 私はすぐに「つつじの丘」に向かって歩き始めた。

 途中、(この間は電池切れで撮れなかった)ドウダンツツジがまだ、白い可愛い花をつけていた。

         

 

 

 「つつじの丘」到着!

 私の予想はピタリと当たって、この日「つつじの丘」では、久留米ツツジがほぼ満開だった。 

 (これからしばらく、色とりどりの、“久留米ツツジの競演”を、ご覧ください。)

       

 

     

 

 

 つつじの丘のはるか向こうに、太陽の塔が、背中を見せていた。

           

 

 

 

 久留米ツツジはここらで一旦中休み…。その日3分咲きくらいだった平戸ツツジの写真を2枚載せます。

           

 

 

 

 久留米ツツジの競演、再開! (あと3枚見てやってくださいマセ。)

                           

 

        

 

 

 

 つつじの丘を去って、私は日本庭園を別の方向に向かって歩いてみた。

 振り返ると、平戸ツツジの向こうに、日本庭園の中心にある、池が見えた。

           

 

 

 紫の木蓮が、青空をバックに、まだ咲いていた。

 小手鞠の花の下に、八重桜の花びらが散り敷いていた。

              

                   

 

 

 モミジの緑が、美しい。

     

 

 

 小さな滝に出た。

 私がこの滝を見るのは、初めてだ。

         

 

 

 山ツツジも、たくさん咲いていた。

       

 

 

 小さな流れを渡ろうとしたとき、すぐ足元に2羽のカモが現れて、私を驚かせた。

 カモの方も、予期せぬ人間の出現に驚いて、すぐに遠ざかって行った。

     

 

 

 八重桜が、名残りの花を、まだわずかに付けている。

 竹林の中で、山吹の黄色が鮮やかだった。

        

 

 

 もう少し行くと、節の模様が面白い、別の種類の竹(今、名まえが出てこない)の群落に出会った。

        

 

 

 竹林の辺りで携帯を見ると、閉園時間の5時まであとわずか。

 私は慌てて日本庭園の出口へと急いだ。

 日本庭園を出たところで、これも名残りのチューリップやポピーが、夕陽を受けて、可愛らしく咲いていた。

               

 

 

 日本庭園から万博公園の出口までは、まだ距離がある。

 私は足を速めながら、それでも、夕陽を受けて光る池の水面に心惹かれて、シャッターを押した。

            

 

 

 やっと、太陽の塔までたどり着いた。

 その頃には、閉園時間をかなり過ぎていたが、太陽の塔の前では、若者たちがまだ、何やら楽しそうに騒いでいた。

 (太陽の塔は、ヤッパリみんなの人気者だ!)