<9月20日>
明日が“中秋の名月”だということで、その前日の夜、久しぶりにベランダに出て、夜空を眺めてみた。
私が住んでいるマンションは、地下鉄の駅から2分という便利な所にあるので、その分、周りはビルに取り囲まれている。
しかもここ数年で、近くにあったホテルや商業ビルが50階前後のタワマンになってしまって、3階のベランダからの視界は
更に狭くなってしまった。
なのでせっかくのお月さまも、時間帯によってビル群にさえぎられて、その姿が見られない。
そういう情けなさはありながら、「まあ便利なのだけが取り柄!」と、このマンションに住み続けている。
というような前置きはさて置き、(上に書いたように)20日の夜ベランダに出て、夜空を眺めた。
最初見たときは、空には雲がほとんど無く、正面には“宵の明星”がくっきり大きく見えた。
(しかし写真では下のように、やっと確認できるかどうかの小ささだ。これでも最大限アップにしたのだけれど…)
14日の月も、もう出ている筈だけれど、下の写真の左側のビルに隠れて全く見えない。
そこで私は、下の写真を撮ったあと、部屋に入った。
しばらくして再びベランダに出てみると、空にはずい分雲が広がっていた。(下2枚の写真)
そして、写真の左上のところがちょっと白っぽくなっているが、そこに月があるようだった。
中央にある小さな点が“宵の明星”ですが、見えるでしょうか?
<9月21日(中秋の名月の日)>
私のデジカメでは、どうあがいてもまん丸の名月を撮ることはできないのは分かっているけれど、雰囲気だけでも味わ
いたいと、この日もベランダに出てみた。
幸い、10時頃には雲は薄くしか出ておらず、肉眼では中秋の名月を一応見ることができた。(上2枚)
真夜中、再びベランダに出てみると、お月さまの周りに雲が群がり、月は雲から出たり隠れたりを繰り返していた。(下
2枚)
<9月24日>
中秋の名月からもう3日も経っているが、この日の深夜、何となくまたお月さまを眺めたくなって、ベランダに出た。
満月から3日と言うと、“居待の月”で、大分円が欠けているはずだけど、私のカメラでは満月と同じ円に写っていた。