のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

鶴見緑地公園 4) <咲くやこの花館内の植物‥(後半)>

2017-08-27 14:20:52 | 日記

 次は、<サボテン&その花>の、いろいろ。

                       

 

 

                      

 

 

                      

 

 

                         

 

 

                    

 

 

 

                     

 

 

                

 

 

 

 

 その他の花たち。

                 

 

 

                        

 

 

                   

 

 

                    

                                    クロユリ

 

 

                   

 

 

                   

                               チシマルリオダマキ

 

 

 

 ここまでで植物の観察は終わって、私は疲れと空腹をいやすため、館内にあるカフェ&レストランに入った。

 レストランは、ガラス張りの大きい窓から外が見渡せる、気持ちのいい設計になっていた。

 椅子に座ってふと外を見ると、窓のすぐ傍にアオサギが立っていた。

                   

 

                     

 

 

 

 

 水分を補給しお腹も満たした私は、咲くやこの花館を後にして帰途についた。

 帰り道の噴水で、再び、水遊びに興じる子どもたちを撮った。

                 

 

 

                  

 

 

 

 

 

                 

         

 

 

 

 

 

        

 

 

 

          

 

 

                    


鶴見緑地公園 3) <咲くやこの花館内の植物(前半)>

2017-08-27 13:33:17 | 日記

 「咲くやこの花館」前の水辺の情景をしつこく撮ったあと、私はやっと館内に入った。

 (次から、館内で栽培されていた植物を、2回に分けて載せさせていただきます。)

 館内に入ってすぐの所には池が造られていて、いろんな<オーストラリア原産の野生ハス>が、水面に浮かんでいた。

                      

 

 

                            

 

 

                     

 

                     

 

 

                       

                  

 

 

                  

                         上2枚は、子どもが乗れる程の、<オオオニバス>

 

 

 

 

 次の温室で見た花の幾つか。 (名まえはほとんど覚えていません‥(^_^;))

                 

                                               ヘリコニア・ロマトラタ (別名・「ザリガニのハサミ」)

 

 

                   

 

 

                   

 

 

                   

 

 

                     

                                                 いい香りがした、白いハイビスカス

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

 

                    

 

 

 

 

 

     


鶴見緑地公園 2) <咲くやこの花館>へ

2017-08-26 17:32:06 | 日記

 風車の丘から下りてきた私は、そこから直接<咲くやこの花館>へと向かった。

                                

 

 

 鶴見緑地公園は、「花と緑の万国博覧会」の跡地に造られた公園なので、面積的にはずい分広い。

 なので、<咲くやこの花館>までも、かなりの距離を歩かなければならない。

 「大阪市立鶴見スポーツセンター」(これは万博後に造られた)や、<咲くやこの花館>と並んで、「花と緑の万博」のシンボル

 的な存在である<いのちの塔>を見ながら、暑さの中をただひたすら歩いていった。

                          

             ケイトウの花の向こうの「スポーツセンター」                  <いのちの塔>

 

 

 

 ずい分歩いてやっと、<咲くやこの花館>に到着した。

 ネットで見ると、<咲くやこの花館>の建物の周りに造られた人工の水辺に、ハスや睡蓮が植えられ、それがなかなか美しい

 と書かれていた。

 そこで建物に入る前に、水辺を巡ってみた。

 そこには私の大好きな水辺の情景が広がっていて、私は興奮してシャッターを押した。

                           

 

 

                  

 

 

 

                      

 

 

 

                        

 

 

                     

 

 

                       

 

 

 

 

 水辺を端の方まで行くと、折から吹いていた風が強まり、水面は激しく波立ってきた。

                  

 

 

 

 

 私はそこから水辺の周りをもとに戻りながら、性懲りもなく写真を撮った。

                       

 

 

 

                      

 

 

 

                    

 

 

 

                      

 

 

                 

 

 

 

 

 


鶴見緑地公園 1) 噴水 & 風車の丘

2017-08-25 19:18:59 | 日記

  昨日(24日)も暑かったけれど、「鶴見緑地公園」の<風車の丘>に行ってみたくなった。

 朝、ネットで鶴見緑地公園を検索していたら、「風車の丘の前に植えられている向日葵を今月中には撤去してしまうので、見

 たい方は早めにどうぞ!」と、書かれていたから。

 天気予報を見ると、昨日の最高気温は36度とのこと。

 熱中症の心配も考えたが、行く場所を<風車の丘>と<咲くやこの花館>だけに絞って行けば、大丈夫じゃないかと思った。

 できるだけ早く出掛けようと思っていたのに、何やかやしていると、結局お昼前にしか家を出られなかった。

 

 (鶴見緑地公園の事にいく前に、昨日の朝ベランダに水やりに出たとき、朝の強い光を受けて輝くように咲いているハイビスカス

 の花が何だか愛しくて、変わり映えしないのに撮ってしまったのと、その時ベランダにできた光の筋が面白くて撮った写真とを、

 載せさせていただくことにします(^_^;))

                   

 

 

 

 地下鉄・緑地公園駅から外に出ると、照りつける太陽はやはり半端じゃなかった。

 私は、日除けのための大きめの帽子の上に更に日傘をさして、焼けつくような道を、鶴見緑地公園に向かって歩いた。

 公園に入ってしばらくの所に、丸い噴水がある。

                             

                               花壇越しに、遠くに見た噴水

 

 

 この時期噴水では、子どもたちが水遊びに興じている姿が見られて、楽しい。

 昨日も子どもたちが(中には大人の方も)、水とじゃれ合って遊んでいた。

                 

 

 

                   

 

 

                    

 

 

                

 

 

 

 

 子どもたちが水と戯れる姿をしばらく楽しませてもらったあと、私は一直線に<風車の丘>を目指した。

 そして風車の丘に着いて、私は驚いた。

 なんと、風車の丘の前の畑にはもう向日葵の花の姿は無く、畑はむき出しの茶色をしていた。

                        

 

 

 朝のネットで確かめたのに、もう向日葵が撤去されてるとは!

 私はネットにちょっと腹が立ったが、腹を立てていても仕方ないので、とりあえず風車の傍まで上がってみた。

 すると、風車の右側の畑の向日葵だけは、かろうじてまだ残されていた。

 そこで何とか、向日葵と風車を一緒に撮ることができた。 (向日葵が風車に背を向けていて、ちょっと様にならないけれど)

                  

 

 

 向日葵の向こうには、サルスベリが満開だった。

                     

 

 

 

 風車の裏側に回ってみると、そこにはもっと沢山のサルスベリが咲いていた。

 太陽を受けて輝くサルスベリと、そのサルスベリ越しに見える風車の後ろ姿。

                    

 

 

                      

 

 

 

 風車の丘を後にするとき何気なく畑を見ると、何人かの男性が太陽の熱射を受けながら作業されている。

 たぶん、次の花(コスモスかな?)の種をまくための下準備だろう。

 私は「お疲れさま!」と心の中でつぶやいて、いよいよ風車の丘を後にした。

               

 

 

 

 丘を下っている途中、ふと道の奥の繁みに目をやると、紫色の八重のムクゲがたった一つ、繁みの中でひっそりと咲いていた。

 それを撮ろうと繁みに入ると、ムクゲの枝に蝉の脱け殻が、いっぱい付いていた。 (蝉はムクゲが好きなのかなあ?)

 沢山沢山ある中の、あまりグロテスクでない脱け殻を撮っておいた。 (それでもやっぱりグロテスク?)

                     

 

                       

 

 

 

 

 

 

          

 

 


ささやかな地蔵盆の法要

2017-08-23 23:20:41 | 日記

 私が住んでいるマンションには、敷地の片隅に、お地蔵さんが祀られている小さなお堂がある。

 詳しくは知らないのだけれど、マンションが建てられる時、土地の所有者が、その前からあったお地蔵さんを、敷地の中にお堂

 を作って祀ることを条件に、土地を売られたらしい。

 それで、マンションのコンクリートの建物のすぐ傍に、お地蔵さんのお堂があるという、ちょっと変わった風景が出現した。

 以前は地蔵盆の時期には、マンションの前で盆踊りも行われていたが、数年前から中止され、今ではこの時期にお坊さんに

 おをあげてもらうだけになった。

 そのささやかな法要が、今日夕方6時から行われた。

                     

 

 

 私はほとんど信仰心というものを持っていないが、マンションにあるお地蔵さんということで、前を通るときは、わずかなお賽銭

 をあげて、手を合わせている。

 「自分も含めてマンションで生活する人たちが、できるだけ心穏やかに暮らせますように!」と。

 今日もそんな気持ちで法要に参加し、お地蔵さんに手を合わせた。

 私のマンションは全部で100戸ぐらいだが、今日法要に参加した人は、私も含めて10名ほどだった。

 そして参加された人は、多くが私より高齢の方だった。

 我がマンションは建設されてもう30年が経過し、高齢化が進んでいる。

 入居された当時は働き盛りで、元気溌溂だったのに、最近目に見えて弱られたなあ!と思う方がかなりおられる。(私もその

 予備軍だけれど‥)

 本当に淋しいことだ。

 この法要もいつまで続けられるのかと思うと、何だか心細くなってくる。

 時の流れで、致し方ないのかもしれないけれど。

 

 

 法要とは関係なく、ベランダでは今朝もハイビスカスが元気に咲いていた。

                     

 

 

 

 

 

 

 

 


新装<ららら♪クラシック>も、おもしろい!

2017-08-21 19:32:31 | 日記

 Eテレの<ららら♪クラシック>は、この4月から、タイトル画面も司会者も新しくなった。

                      

                       

 

 

 

 それまでの加羽沢美濃さん司会の<ららら♪クラシック >を結構楽しんでいた私は、今まで俳優としてしか知らなかった

 <高橋克典さん>の司会はどんなんかな?と素朴に思っていた。

 しかし、1回目の番組を見たときから、私はすっかり<高橋克典ファン>になってしまった。

 高橋さんは、俳優になられる前はロックのボーカルだったそうだが、ご両親は共にクラシックに関係するお仕事をされている

 のだそうだ。

 なので彼は小さいときからクラシックにはなじんではおられた。

 しかし、若いときの習いもあってか、クラシックではないロックの道に進まれ、その後俳優として活躍される。

 でも年齢を重ねられて、クラシックに対する興味が今までより増している中で、折よく、今回の<ららら♪クラシック>の話が

 あったのだそうだ。

 そういう背景があってか、彼のクラシックに対する向かい方は、とても真摯で的を射ていて、好感が持てる。

 

 今まで放映された<新装・ららら♪>はどれも面白かったが、今日は、先々週放映された、ベートーベンの「田園」を取り上げ

 た<ららら♪>を見て感じたことを、ちょっとだけ書かせていただきます。

 

 (1)まず、今回の<ららら♪>で、私が初めて知って驚いたのは、あの<宮沢賢治>がベートーベンの大ファンだったこと

   どちらかと言うと物静かな感じのする宮沢賢治が、爆発力抜群のベートーベンと、私の中では結びつかなかった。

   (まあ「田園」だったら、賢治の好みにも合うかな‥とは思ったが)

   そして更に驚かされたのは、(賢治の代表的な写真である)下の写真が撮られたときのいきさつについてだった。

   私はこの写真を、賢治が、愛する自然の中を、物思いにふけりながら歩いているときのスナップ写真だと思っていた。

   しか~し!

   実はこの写真は、大好きなベートーベンの写真(右下)に似せて、わざわざポーズをとって写してもらったものだというのだ。

   しかもなかなか満足のいくものが撮れず、6・7回も撮り直してもらってできたものだという。

   宮沢賢治にこんな面があったことには、本当にビックリもし、何かほほえましくも感じた。

                      

 

 

 

 (2)次に私は、ベートーベンの音楽に対する追求の姿勢の凄まじさを、この番組によって改めて知った。

   「田園」は、ベートーベンが聴覚の障害に苦しめられている中で作られた。

   オーストリアの郊外のハイリゲンシュタットの森を彷徨いながら、ベートーベンは悩み苦しみ、「ハイリゲンシュタットの遺書」

   と呼ばれる手紙を、弟に宛てて書いている。

   その中で彼は、次の写真のようなことを書いている。

                       

                      

 

 

   下の写真の「私を(死から)ひきとめたものは、ただ<芸術>のみだった。」と述べた後、更に続けて次のように書いている。

   「自分の使命を自覚している仕事をなしとげずに、この世を見捨ててはならないように思われたのだ。」

   ベートーベンの音楽に対する、すざましい程の執念・情熱!

   やはり彼は常人ではない。

 

 

  (3)最後に、「田園」に込められたベートーベンの思いについて。

    私はベートーベンの交響曲の中では、「運命」や「英雄」など、感情をかきむしられるような激しいものが好きだった。

    なのでむしろ「田園」には、ちょっと物足りないという感じを持っていた。

    でも今回の<ららら♪>で、「田園」が書かれた時代背景との関係でこの曲を見る視点を、音楽評論家<平野昭氏>から

    学ぶことができた。

    平野氏、曰く‥

    「この時代は、ナポレオンが各地で戦争をしかけた時代。

    (最初ナポレオンを庶民の味方だと思って崇拝していたベートーベンは、彼が皇帝になったことを知って落胆激怒し、ナポ

    レオンに捧げるつもりで作った「英雄」から、ナポレオンの名まえを消してしまう。)

    そんな時期に作られた「田園」は、田園の風景を音楽で表したにとどまらず、彼の願いをも表した作品だとのこと。」

                        

 

     その願いとは…

                       

 

                        

                               平野昭氏はこう語られる。

 

   そうか、なるほどなあ!と、私は思った。

   ベートーベンは、「田園」の中に、ナポレオンが繰り広げる戦争とは真逆の、<平和>を見たのだ。

   その思いが、ベートーベン最後の交響曲・「第九」に、昇華され結実したのかもしれない。

 

 

 上の3つの意味で、「田園」を取り上げた<ららら♪クラシック>は、とっても面白かった。

 (前回の、ストラビンスキーの「春の祭典」も、面白かった!)

 私はこれからの<ららら♪クラシック>にも、大いに期待している。

 

 

   

   

 

                       

 

 

                  


<入道雲>

2017-08-20 15:06:59 | 日記

 8月に入ってから、東日本の方では気温が低く雨の多い日が続いているようだが、関西地方では連日猛暑が続いている。   

 しかし、連日の猛暑のわりには、このところ空に入道雲があまり出ない。

 昨日はあまりに暑いので近くの美容院に行くのさえためらわれたが、次からの予定を考えると行かないわけにもいかず出掛けた。

 そして美容院が終わり外に出て何気なく空を見ると、ビルの向こうに入道雲のてっぺんが見えた。

 久しぶりに見た、入道雲!

 私はその全貌をちゃんと見たいと思い、照りつける太陽の下、淀川の堤防に向かった。

 堤防に上がる前には、中津公園を通る。

 公園では、遅咲きのサルスベリが、ほぼ満開だった。

 サルスベリの写真の下は、1ヶ所だけ紅くなった八重桜の葉と、逆光に穂を光らせていたネコジャラシ。

                    

 

 

                     

 

 

                  

 

 

                       

 

 

 

 

 歩道橋を渡って、淀川の堤防に上がる。

 歩道橋の上から、草むら越しに見た入道雲と、雲の間を飛ぶ飛行機。

                    

 

                      

 

 

 

 堤防に上がる。

 堤防から見た入道雲を、これでもかと撮った。

 淀川に目をやると、昨日もモーターボートが川面を疾走していた。

                  

 

 

                    

 

 

                      

 

 

                      

 

 

                      

 

 

 

 

 西の十三大橋の方に目を向けると、逆光の光を受けて川面が輝いていた。

 川面にはやはりモーターボート、十三大橋の手前を阪急電車が走っている。

                   

 

 

                   

 

 

      

 

 再び、入道雲の情景。

                            

 

                     

 

                     

                                  ちょっと崩れかけた入道雲

 

 

 

 それにしても、堤防の上はことさら暑い!

 私はこれ以上暑さを我慢できなくなって、堤防を下りた。

 最後に、歩道橋の上から撮った入道雲の写真・2枚と、歩道橋の階段にクッキリできた影。

                 

 

 

                    

 

 

                   

 

 

                 

 

                 

 

                 


目をそむけてはいけないけれど‥ <世界報道写真展 2017>

2017-08-18 21:41:48 | 日記

 今、西梅田地下の「ハービスホール」で行われている<世界報道写真展 2017>を、一昨日見に行った。

 <世界報道写真展>は、毎年ハービスホールで行われているが、私はここ数年は見ていない。

 今年、久しぶりに見に行く気になって出掛けた。

                          

                                                                  展覧会場内

                                    

 

 展示されている作品(写真)の撮影は、許されていた。

 しかし、展示されている作品(写真)の殆どはとても残酷なもので、意気地なしの私は、写真を撮るどころか、それらの作品を

 正視することさえできなかった。

 「これが今の世界の現実なのだ! 目をそむけてはいけない!」

 そう頭では分かっているけれど、情けないことに、それとちゃんと対峙することができない自分がいる。

 

 それでも私は、自分に言い聞かせて、できるだけ作品を見て歩き(それでも真正面からちゃんと見ることができない作品もあっ

 た‥)、残酷な作品は避けて、比較的穏やかな?作品だけを写真に撮った。

 (下にその写真を載せさせていただきます。)

                    

                                     逃げ行く人たち

 

                    

                          爆撃を受けた街で、子どもを必死で救出する人たち

 

                    

                           廃屋みたいなアパートに暮らす女の子(ブラジル)

 

                   

                        イラン・イラク戦争犠牲者の追悼の地で、祈りを捧げる人々

 

                      

                       アフガニスタン・カブールで爆風を受けて負傷した甥を抱く女性

                    

                       

                               油田が炎上する中、車で逃げだす一家

 

 

  自然を取り上げた作品もあった。 

 この展覧会のポスターにもなっている下の写真…初め見たときは迂闊にも、碧の美しい海の中を泳いでいる亀を捉えたものだ

 と思っていたが、実は、「捨てられた漁網が絡まったまま泳ぐアカウミガメ」の写真だった。

                   

 

 

 また次の写真は、美しい蝶の写真と思いきや、「メキシコの森で、猛吹雪によって地面に落ちてしまった、渡りの途中のオオカ

 バマダラの群れ」の映像だと分かって、愕然とした。

                    

 

 

 

 私はこの展覧会を見て、まるで異次元の世界に迷い込んでしまったような気がして、強いショックを受けた。

 テレビの映像などからでも、この展覧会の写真にあるような現実が、今の世界の中で起こっているということは、理解している

 つもりだった。

 でも、目の前に貼られたむごたらしい写真のもたらすインパクトは大きく、私は一瞬暗闇の中に突き落とされた感じだった。

 これが今の地球の現実なのだ!

 私はショックを受けたまま展覧会場をあとにした。 (展覧会の後予定していた緑地公園行きは中止した。)

 帰りの地下道を歩いているとき、前を歩いていた外国人の3人の男女(女性は車椅子に乗っておられた)の屈託のない様子と、

 地下道に設けられた緑地帯に、わずかに心を慰められながら‥。

                          

 

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お盆のスポーツセンターは、大盛況!

2017-08-16 16:14:58 | 日記

 昨日(15日)は、Kスポーツセンターに踊りに行った。

 スポーツセンターに着いて玄関に入ると、下駄箱に入らない靴がズラリと並んでいる。

                   

 

 

 

 もちろん、スリッパは無い。

 仕方なく手持ちのスリッパを履いて、更衣室のある2階に上がる。

 2階の廊下からは、下の第一体育館が見下ろせる。 第一体育館では、大勢の方が卓球を楽しんでおられた。

                    

 

 

 

 500円ダンスパーティが行われるのは、1階の第二体育館。 ここでも普段よりずっと人が多かった。

 パーティの主催の方は、「お盆で人が少ないかと心配していたが、沢山来てもらってヨカッタ!」と嬉しそうだった。

                    

 

 

 

 卓球であれダンスであれ、高齢者(中には若い方もおられるが)が暑い中、こうして元気で出掛けて来れるのはイイことだ!

 自分のことも含めて、私は何だか嬉しくなった。

 

 帰りの着替えで再び2階に上がると、今度は若者たちが、元気いっぱいバレーボールの練習をしていた。

                    

 

 

 

 

 

 

 

                   

 

 

                


<なら燈花会> 3) 「 春日野園地 」 ~ 帰り道

2017-08-16 15:27:42 | 日記

 「春日野園地」会場は、 2)に書いた「浮雲園地」に隣接する、10の会場の中でも面積的には最大の会場だ。

 東大寺・南大門の東に広がる広大な原っぱに、春日野園地会場は設けられていて、数えきれない程のろうそくの灯りが、暗闇の

 中でまたたいていた。

                     

 

 

 

 

 春日野園地は浮雲園地と比べて、規模も大きかったが、ろうそくが曲線的な模様を描いて並べられているのが特徴だった。

                   

 

 

                  

 

 

                 

 

                

 

 

 そして灯りの向こうに、東大寺・大仏殿の屋根のてっぺん部分が、かすかに望めた。

                                   

 

 

                   

 

 

 

 

 春日野園地をそろそろ後にしようと思いながら、私は、尚もしつこく写真を撮った。

                  

 

 

                   

 

 

                 

 

 

 

 

 上の写真を撮ったあと、私はいよいよ春日野園地を後にし、東大寺に向かう参道に出た。

 参道の両側には沢山の屋台が並んでいて、多くの人でにぎわっていた。

                           

                             ライトアップされた東大寺・南大門

 

                    

 

 

 

 

 表通りに出て近鉄奈良駅に向かって歩いていると、期せずして、「奈良国立博物館前会場」の灯りにぶつかった。

 その灯りと、国立博物館・「なら仏像館」の淡い色の建物を撮ってから、私はいよいよ帰途についた。

                    

 

 

                  

 

 

 

                      

 

 

                      

 

 

 

 

 

 

  

 

           

 

                                 

 


<なら燈花会> 2) 「 鷺池と浮見堂 」~「 浅茅ヶ原 」~「 浮雲園地 」

2017-08-14 15:51:09 | 日記

 猿沢の池を後にした私は、ろうそくの灯りに導かれて、次の「鷺池と浮見堂」会場へと向かった。

                          

 

 

 奈良の夜の闇は深い。

 浮見堂に向かう路の途中で、料亭の看板やあずまやの灯りが、暗闇の中に浮かんでいた。

                          

                           (「四季亭」の文字の書体が気に入って撮った。)

 

                       

 

 

 

 暗闇の道をかなり歩いて「鷺池」に着いた。

 鷺池に浮かぶ「浮見堂」は、初めはほとんど見えなかった(一番上の写真)が、池の周りを回って行くと、次第にその姿を現わ

 してきた。

                   

 

                   

 

                    

 

 

 

 更に近づいて撮った、「浮見堂」。

                     

 

 

                    

 

                      

 

                             

     

                    

                          (浮見堂の手前には、観光用のボートが浮かんでいた。)

 

 

 

 鷺池を後にして、私は「浅茅ヶ原」会場を経由して、今回の最後の目的会場・「浮雲園地」と「春日野園地」(二つは隣接している)

 に向かった。

 (会場は10あるけれど、とても全部は回りきれない。)

                               

                             会場を繋ぐ道に灯された「燈花会」の灯り

 

 

 「浅茅ヶ原」会場は、<竹>と<灯り>のコラボレーションだった。

                    

 

             

 

 

                     

 

 

                   

 

 

 

 

 浅茅ヶ原会場から又かなり歩いて、「浮雲園地」に到着!

                       

 

 

 

 「浮雲園地」と名付けられた、かなりの面積がある広場には、沢山のろうそくの灯りが、夜の闇の中に点在していた。

                   

 

                   

 

                       

 

 

                    

 

 

 

 

 

 

 

 

          


<なら燈花会> 1) 「興福寺」 と 「猿沢の池」

2017-08-13 15:27:08 | 日記

 今奈良では、奈良公園を中心にした10の会場で、沢山のろうそくの灯りで辺りを彩る、<燈花会>という行事が行われている。

 私は数年前に一度見に行ったことがあるのだけれど、その時はよく調べずに行ったこともあって、燈花会の素晴らしさを充分味

 わえないまま帰ってきた

 そこでもう一度行きたいと常々思っていたが、昨日、それが実現した。

 近鉄奈良駅には6時半ごろ到着。 とりあえず、会場が点在している奈良公園の方に向かって歩く。

 周りは同じように会場に向かう人で一杯だった。 やっぱり浴衣姿の女性が多い。

                          

 

 

 

 「興福寺」へ行く道の入り口のところで、小規模ながら、初めての燈花会の灯りに出会った。

                  

 

                           

 

 

 

 そこで私は、まず「興福寺会場」から見ていくことにした。

 興福寺に着いた頃にはまだ日は完全には暮れておらず、ライトアップされ始めた五重塔の下で、沢山のろうそくが薄い色でまた

 たいていた。

               

 

 

                     

 

 

 

 お堂の前にも、沢山のろうそく。

                 

 

 

 

 

 次は、次第に暮れて行く、興福寺境内の情景・3枚。

                 

 

 

                  

 

 

                 

 

 

 

 

 この後私はそのまま階段を下って、「猿沢の池」へと下りていった。

               

 

 

             

 

 

              

 

 

                

 池をぐるりと回ると、池越しに、興福寺の五重塔が見えてくる。

 「絵葉書のようで面白くないなあ。」と思いながらも、下の写真を撮った。

                

 

 

                   

 

 

                         

 

 

 

 

 

 


強い感銘を受けた<長崎平和祈念式典>

2017-08-11 19:06:40 | 日記

 8月9日は、広島に続いて、長崎にも原爆が投下されて、72年目の日だ。 

 例年どおりその日には<長崎平和祈念式典>が行われ、NHKがその模様と今の長崎の状況を実況中継した。

                   

 

 

 

 長崎平和祈念式典の前には、「被爆者歌う会<ひまわり>」の方々が、想いを込めて、<もう二度と>を歌われる。

 私は毎年この歌声を聴かせてもらっているが、今年は被爆者の方の高齢化が進み、椅子に座って歌われている方の数が増え

 たような気がした。 

 それだけに、「もう二度とつくらないで 私たち被爆者を」歌詞が、よけい強く私の胸に迫ってきた。

                    

 

                       

                       元気で歌われる、最年長(92歳)の田川照子さん

 

 

 

 午前11時2分。

 <長崎の鐘>が鳴らされ、その澄んだ音色の下、式典会場と長崎の町の至る所で、人々が黙祷を捧げられていた。 

                       

 

                       

 

 

 

 そして、長崎市長・田上氏によって、いつもに増して力強い、<長崎・平和宣言>が行われた。

 それは、聴衆の胸を熱くし、人々に、核廃絶への希望と確信をもたらす、素晴らしいものだった。

                      

 

 

 田上市長はまず、被爆者の長年の願いであった<核兵器禁止条約>が国連で採択されたことに、無上の喜びを表されると

 同時に、この条約を真に活かすことを訴えられた。

 

 そのために、

 <核を持つ国・核の傘の下にいる国>に対しては、「安全保障上、核兵器が必要だと言い続ける限り、核の脅威はなくなら

 ない!」と断じ、「核兵器によって国を守ろうとする政策を見直す、勇気ある決断」を求められた。

 

 そして<日本政府>に対しては、「唯一の被爆国として、また平和憲法を有する国として、核兵器禁止条約への一日も早い

 参加をめざし、核の傘に依存する政策を見直すように」強く訴えられた。

 

 そして、世界各国のリーダーと世界の人々に向けて発せられた次の言葉は、私の心を強く揺さぶった。

 「世界各国のリーダーの皆さん、被爆地を訪れてください遠い原子雲の上からの視点ではなく、原子雲の下で何が起きた

 のか、原爆が人間の尊厳をどれ程残酷に踏みにじったのか、あなたの目で見て耳で聞いて、心で感じてください!そして、

 自分の家族がそこにいたらと考えてください。」

 

 「世界の人々に訴えます! 最も怖いのは、<無関心なこと>と<忘れる>ことです。 戦争体験者や被爆者からの<平和

 のバトン>を、途切れさせることなく未来へつないでいきましょう!」 「被爆者が声をからして訴え続けてきた<長崎を最後の

 爆地に!>という言葉を、人類共通の願いにしていきましょう。」

 

 田上市長は最後に、同じ核の脅威にさらされたフクシマとの共闘にも触れられ、核廃絶の力強いメッセージを送られた。

 

 市長が宣言を終えられると、平和の像の周りを、放たれた鳩が力強く羽ばたいた。

                     

      

 

 

 

 市長の宣言と並んで私に感動を与えたのは、被爆者代表・深堀好敏氏の<平和への誓い>だった。

 深堀氏は88歳。 脚がお悪いとみえて、女性に腕を支えられての登壇だったが、いったん壇上に立たれると、穏やかながら

 はっきりした口調で、力強く<平和への誓い>を述べられた。

               

 

                             

 

 

 深堀氏は、自身は16歳の学徒動員中に被爆されたが、幸い生き残られた。

 しかし、爆心地近くにおられた18歳のお姉さんは、無残な姿で爆死される。

 そのお姉さんの最期をちゃんと看取れなかった後悔と、彼女を、母親と共に、炎天下でだびに付した時の辛さ悲しさを、しみじみ

 と語られた。

 そして、その時の悲しみに沈んだ声とは全く違った力強さで、氏は、「核は人類と共存できない」と、キッパリ断言された。

 地震国の日本で、原発を再稼働する愚かさにも触れられ、核廃絶を強く訴えられた。

 本当に素晴らしい<平和への誓い>だった。

 

 この式典、なかんずく、上に記したお二人の言葉によって、私は大いに励まされた。

 現実はなかなか一筋縄ではいかないけれど、私も微力ながら、核兵器廃絶の運動の末端につながりたいと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8月6日・<ヒロシマ原爆の日>に思う

2017-08-11 15:59:59 | 日記

 1945年8月6日、8時15分、広島の上空に、人類初めての原子爆弾が炸裂し、広島の街が壊滅した。

 あれから72年。

 私は広島県の隣の島根県の生まれということもあって、幼い頃から、広島の原爆のことは、戦争中の苦しい生活の話とともに、

 周囲の人たちから何となく聞かされてきた。

 でもその頃は、ただ漠然と、原爆というスゴイ爆弾が落とされたんだ、というくらいの認識しかなかった。

 しかし成長するにつれて、歴史を勉強し、いろんな本を読み、広島の平和公園や原爆資料館にも訪れたりする中で、原爆の非

 人間性を強く感じるうになってきた。 

 原爆・核兵器を絶対に許すことはできないという強い思いは、私の反戦・平和の気持ちの、中心を占めている。

 

 今年の8月6日の朝も、広島平和公園では原爆犠牲者への追悼式典が行われ、テレビ中継されていた。

 私は毎年そうしているように、テレビの前で式典を見、原爆投下の8時15分には1分間の黙とうをささげた。

 黙祷を捧げながら、私は、今の日本と世界の平和の危機に、思いを巡らせていた。

 この夏国連で、被爆者の方たち(だけではないが)の悲願であった<核兵器禁止条約>が採択されるという、嬉しいニュース

 があった。

 しかし一方、核保有国はこの条約に反対し、事もあろうに、唯一の被爆国である日本も、変な理由をつけて条約に反対し、会議

 にすら参加しなかった。

 そんな中、トランプ政権のアメリカと北朝鮮の間には、一触即発の危険があり、日本の現政権は、核の傘の下で、憲法の平和

 条項の改悪をもくろんでいる。

 

 平和にかかる危険な暗雲に恐怖を感じつつ、私は、平和公園の碑に書かれた「誓いのことば(下の写真)」を、心の中でかみ

 しめた。

 そしてテレビ中継が終わったあと、本棚から下の詩集を出してきて、原爆の非道さを如実にえぐり出した、峠三吉氏の下の詩を

 読み返して、何とか原点に立ち戻ろうとした。

                   

 

 

                         「仮包帯所にて」            峠三吉  

 

            あなたたち

            泣いても涙のでどころのない

            わめいても言葉になる唇のない

            もがこうにもつかむ手指の皮膚のない

            あなたたち

 

            血とあぶら汗とリンパ液とにまみれた四肢をばたつかせ

            糸のように塞いだ眼をしろく光らせ

            あおぶくれた腹にわずかに下着のゴム紐だけをとどめ

            恥ずかしいところさえはじることをできなくされたあなたたちが  

            ああみんなさきほどまでは愛らしい

            女学生だったことを

            たれがほんとうと思えよう

 

            焼け爛れたヒロシマの

            うす暗くゆらめく焔のなかから

            あなたでなくなったあなたたちが

            つぎつぎととび出し這い出し

            この草地にたどりついて

            ちりちりのラカン頭を苦悶の埃に埋める  

 

            何故こんな目に遭わねばならぬのか

            なぜこんなめにあわねばならぬのか

            何の為に

            なんのために

              そしてあなたたちは

            すでに自分がどんな姿で

            にんげんから遠いものにされはてて

            しまっているかを知らない

 

            ただ思っている

            あなたたちはおもっている

            今朝がたまでの父を母を弟を妹を

            (いま遭ったってたれがあなたとしりえよう)

            そして眠り起きごはんをたべた家のことを

            (一瞬に垣根の花はちぎれいまは灰の跡さえわからない)

 

            おもっているおもっている

            つぎつぎと動かなくなる同類のあいだにはさまって

            おもっている

            かつて娘だった

            にんげんのむすめだった日を

                  

     (※パソコンの漢字変換機能がうまく働かなくて、原作の表記と違っているところがあります。お許しの程。)

 

 

 

 

 

 

 

 


なにわ淀川花火大会 2)

2017-08-08 14:52:28 | 日記

 <1)の続きです。>

 花火は次第に華やかになっていったが、この頃になると、前に打ち上げられた花火の煙が溜まってきて、せっかくの花火もボ

 ンヤリとしか見えなかった。

                       

 

 

                       

 

                     

 

 

                       

 

 

                          

 

 

                         

 

                       

 

 

                        

 

                         

 

                        

 

                      

                  

 

 

                      

 

 

 

 8時40分、花火、打ち止め。

 私は、不自然な立ち方をしていたため、痛くなってきた足を引きずりながら、帰途についた。

 帰り道でふざけて撮った写真・2枚。

                            

                    花火とは関係ない看板                  土手から下りる人たち