①に続く写真を列挙します。(ピンボケの写真がほとんどで、申し訳ありません。)
昨日は、大阪天神祭り。
久しぶりに祭りの様子をちゃんと見たいと思っていたが、例によって出発が遅れ、いい場所から見ることができなかった。
それで、碌な写真は撮れなかったが、天神祭りに行った証拠に、比較的マシな写真を、時間の順に沿って載せることにします。
毛馬橋に着いたときの、空と大川。
次第に夕闇が迫ってきて、大川に浮かぶ舟の灯りが川面を照らし始めた。
(以下、説明抜きで、写真を列挙します。)
当初は、今回は≪ひまわり園≫だけにしようと思っていたが、見終ると、やっぱり植物園を一巡りしたくなった。
体力も何とかもちそうだし‥。
そこで、植物園をひととおり巡って、私の目を引いた植物などを撮っていった。
(次に、その写真を順次載せます。)
まずは、珍しい葉っぱ(花?)の、「シダレエンジュ」の木。
中津公園で“馬鹿でかい芙蓉の花”と言っていたのが、昨日、植物園の名札から、「アメリカフヨウ」だと分かった。(な~るほど!)
名まえの分からない、南国的な花。 (Oさんが、この花がデイゴだと教えてくださった。これが、デイゴかあ!Oさん、ありがとう♪)
「桔梗」と、「ビオウギ」(万葉植物名は、「ぬばたま」)。
小さな池に着いた。
そこで、久しぶりに「アオサギ」に出会った。
久しぶりだったので、しばらく眺めて写真を撮った。
「アジサイ園」では、まだ僅かに花が残っていた。
いよいよ大池のほとりに出た。
大池の周りを半周すると、植物園の出口だ。
私は写真を撮りながら、大池の周りを歩いて行った。
大池の写真は、今までに何度も撮っているが、水の風景にはヤッパリ心惹かれて撮ってしまう。
出口近くに戻ってきた。
間近に見た、大池の水面。
最後に、大池とサルスベリの花の上に広がる空と、サルスベリそのものを撮ってから、私は植物園を後にした。
昨日(24日)は、姉と梅田で食事・お茶・お喋りした後、2時を過ぎてから、私一人で長居植物園に出掛けた。
長居植物園には今年初めて≪ひまわり園≫が造られていて、結構キレイだという噂だった。
そこで私は以前から、ぜひ行きたいと思っていたのだ。
しかし昨日は、前日までの雨がすっかり上がり、33度以上の猛暑になった。
寄る年波で、熱中症にも十分気を付けなければいけない私‥。
初めの予定では、≪ひまわり園≫だけに直行して、短時間で帰るつもりだった。
でも実際に行ったら、そうはならなかったけれど…。
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長居公園に足を踏み入れると、サルスベリなどの花の上に、まだら模様の白い雲を浮かべた、真夏の青空が広がっていた。
植物園入り口前に到着!
そこにも同じような青空が、広がる。
入り口の時計は、3時ちょっと過ぎを指していた。
植物園内に入ると、暑さを少しでも和らげようと、水蒸気を吹き出す扇風機が3台並べられていた。
今回の植物園行きの目的は、(前にも書いたように)ひまわり園だったが、大池に咲いているだろう“蓮の花”も楽しみの一つだった。
しかし、大池の蓮は、ほとんど花の時季を終えていて、花はほんとに僅かだった。
そこで私は早々に大池の傍を離れて、ひまわり園への道を急いだ。
(下の写真は、途中の情景。)
≪ひまわり園≫に到着!
それほど広くない場所だけれど、ちょっと小振りの向日葵が、びっしり並んで咲いている風景は、なかなか壮観だ。
ひまわり畑の中には、カップルの姿あり、並んだ傘、あり。
向日葵はその名の通り、この時はみんな、西の太陽の方を向いて、花を開いていた。
正面だけじゃなく、後ろ姿も見てあげなくっちゃ!なんて変なことを考えて、写真を撮ってみた。
後ろ姿には、なんか逞しさが感じられる!?
次に、アップで撮ってみた。
向日葵の花には蜂が、葉っぱには蝶が止まったりしてたが、上手くは撮れなかった。
ひまわり園の近くに植えられていた栗の木が、大きな実を付けていた。
バラは青空の中で、終わりに近い花を咲かせていた。
最後に、どなたかが載って撮影されてた台をお借りして、ちょっと上からひまわり園の全景を撮らせてもらった。
名張での食事会から家に帰ると、「関西地方も今日(20日)、梅雨明け!」と、テレビが報じていた。
その翌朝、梅雨明け宣言後の公園の様子を見たくなって(その日はコーラスがあって時間が無いにも拘わらず)公園に行った。
公園の上には予想どおり青空が広がり、公園の真ん中では、黄色いカンナが前よりいっそう勢いを増して咲いていた。
さあ、いよいよ真夏の到来だ!
(珍しい)赤い向日葵と、名まえを知らない(けれど、よく見る)夏の花が、青空に向かって背を伸ばしている。
馬鹿でかい、たぶん芙蓉の一種だと思われる花も、夏の陽を浴びて、元気に咲き誇っている。
黄色い向日葵も、青空をバックに、太陽に顔を向けて咲いている。
西の空(左)と、東の空(右)。 ずいぶん感じが違うなあ!
強い陽射しのせいで、地面には(私の好きな)影ができていた。
青空をバックにしたサルスベリ。
最後に、前とは色の違う、芙蓉の一種だと思われる花と、この日初めて見た、夏水仙に似た可憐な花。
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この日は、(初めにも書いたように)大淀老人福祉センターで、10時半からコーラスの練習がある。
朝公園に行ったことで、案の定、コーラスには少し遅刻してしまった。
そしてコーラスの後は、以前から友だちに誘われていた、カラオケ(天神橋6丁目(天六)の「ジャンカラ」)へ。
この日のジャンカラは、料金が半額なのだそうだ。
私たちは、4人順繰りに、3時間歌った。(ようやるなあ!)
歌い終わって、友だち3人は、自転車で帰宅された。
でも私は自転車が無い。
地下鉄で帰れるけど、梅田で乗り換えるのが結構面倒だ。
私はエイヤッ!と思い切って、歩いて帰ることにした。
「足の運動、足の運動!」と心の中でつぶやきながら、できるだけ早足で歩いた。
でも、途中でビルに映った影を見ると、ヤッパリ足を止めて写真を撮ってしまった。
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≪付記≫
前々日(19日)の朝、ベランダで、ハイビスカスが一つ咲いていた。
真ん中の、雄しべに囲まれた雌しべの形が可愛くて、又々写真を撮ってしまった。
21日(月・祝)は、以前の仕事仲間(女性のみ)6人で、年2回行っている食事会の日だった。
今回は、名張在住のNさんが幹事で、名張の古い料亭≪は里まや≫さんを予約してくださっていた。
≪は里まや≫さんは、元は≪播磨屋≫と書いた、江戸時代からの料亭で、参勤交代の際に御家来衆が食事されたりした、由緒あ
る料理屋さんなのだそうだ。
出された料理は、季節感あふれる手のこんだもので、当然ながら、とても美味しかった。
この後も続いて料理は出されたんだけれど、その頃には“食い気”と“お喋り”の欲求とが勝って、写真を撮るのを忘れてしまった。
お食事とお喋りを存分に楽しんだあと、Nさんのご好意で、Nさん宅にお邪魔することになった。
が、その前に、YさんとOさんと私は、ちょっとだけ辺りを散策した。
名張は、藤堂家が治めた城下町で、今でもその雰囲気が、僅かながら残っている。
下は、藤堂家の(一部修復された)太鼓門。
そこから見下ろした、木立越しの名張の家並み。
太鼓門からちょっとのところにあった、藤堂家の、門と邸宅。
邸宅は内部も見学できるようになっていたが、時間がなかったのでそれは止めて、私たち3人はNさん宅に急いで帰った。
(Nさん宅のお茶室前に置かれた、手水鉢)
今回の食事会の前には、お二人の方に、大きな出来事?があった。
まずNさんは、5月から、カナダで結婚された娘さんの出産の手伝いに、長期間トロントに行かれていた。
日本に帰ってこられて、まだ10日経つか経たないくらい。
そしてKさんは、全く単独でベルギー旅行に行かれ、彼女もNさんより1日だけ早く帰国されたばかり。
なので、Nさん宅では、Nさんのお孫さんの話(もちろん写真もタップリ見せてもらった)や、ベルギー旅行の話で盛り上がった。
Kさんのお土産、ゴディバのチョコ。(ピンボケになりました)
Nさんにもお土産いただいたのに、写真写すの、忘れてしまいました…(泣)
時間はアッという間に過ぎていった。
名残りは尽きねど…。
私たちは名張駅までNさんに送ってもらい、同じ急行電車に乗って帰った。
今回も6人揃って元気に集うことができ、美味しい料理をいただき、お喋りに花を咲かせることができた。
Nさん、お世話になりました。
そして、来年もみんな元気で会うことができますように♪
7月18日は、澤地久枝さん・鳥越俊太郎氏など合計123人に及ぶ方たちの呼びかけに応えて、全国津々浦々で、『アベ政治を許さ
ない』(金子兜太氏の筆)のポスターを掲げるという、これまでに例を見ない、一大イベント(運動)の日だった。
呼びかけでは、午後1時を期して、全国一斉に、国民の願いを聞こうとしない安倍首相への怒りを込めて、このポスターを掲げようと
いうものだったが、その掲げ方は、各自に任されていた。
私は、その斬新な取り組みに私もぜひ参加したいと思ったが、残念ながら一人で行動する勇気がない。
そこで、友人Oさんの絵のグループに入れてもらって、一緒に行動させてもらうことにした。
私たちがポスターを掲げる場所は、上六の交差点。
私は、12時半少し過ぎに、上六の約束の場所に着いた。
Oさんの絵のグループで、この行動に参加されたのは、7人。
それに私が加えてもらい、さらに上六の現地で「私も仲間に入れてほしい」と言って参加された女性が一人、合計9名での行動となっ
た。
午後1時になった。
私たちは満を持して、それぞれが用意してきた『アベ政治を許さない』のポスターを、道行く人々に向かって掲げた。
(その様子を写真に撮った。 後でメールで、呼びかけ人のもとへ、活動の様子を送ることになっていたから。)
そして、道行く人々に向かって、「安保法制に反対して一緒にがんばりましょう!」と呼びかけた。
もちろん怪訝な顔で私たちを見る人もあったが、中には、共感の気持ちをハッキリ示してくれる人、車の中から手を振ってくれる人も
おられた。
私たちは何度か少し場所を移動して、30分間、訴えを続けた。
今回のような行動は、私にとっても初めてのものだったが、人々の中で自分の気持ちをハッキリ示し、少しでも皆さんに呼びかけるこ
とができて、とっても良かったと思う。
その後私たちは、夕方扇町公園で行われる『1万人集会』までの時間を、それぞれ用事を済ませたりして過ごした。
(私はもちろん、一緒に参加した方とのお喋りで、時間を使った…。)
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夕方5時、『戦争法案は廃案に!おおさか1万人大集会』が始まった。
私は当初、この『1万人大集会』の開催を喜ぶと同時に、懸念も抱いていた。
「本当に1万人もの人が集まるんだろうか?」
しかし私のこの懸念は、扇町公園の最寄り駅の地下鉄扇町に着いたときから、大きな期待へと変わった。
ホームから改札にかけて溢れる人々の波…。 もしかしてこれは、思ったより沢山の方が、参加されるのではないだろうか!
そして、扇町公園に着いたとき、目の前に広がった光景は、私を大きな喜びへと導いた。
こんなに多くの旗が林立する光景は、ここ何年も目にしたことがない!
そして主催者側から、この日の参加者が1万人を上回ったことが発表されて、会場は大いに沸いた。
会場では、創意工夫を凝らした、素敵なプラカードや幟、横断幕が、数多く見られた。
集会には、いろんな方が幅広く参加されている。
そして参加者はここでも、切なる国民の願いに耳を傾けようとしない安倍首相に対して、強い抗議の声を上げた。
集会には、いろんな団体を代表する方が来られて、参加者を激励された。
特に、民主党の辻本清美さん・社民党の福島瑞穂さんの連帯の挨拶は、ものすごく力強く説得力があって、私たちに勇気を与え、こ
れからの運動の展望を示してくれるものだった。
緑の党の女性の市会議員の方の挨拶も、説得力のある素晴らしいものだった。
私たちはこれらの方々の強い激励を受けて、デモ行進に出発した。
次は、デモ行進の先頭と横に掲げられた、横断幕。
私たちは、これから更に一段と、平和を求める国民の声を広く結集する決意を胸に、力強く行進を続けた。
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≪付記≫
昨日の国民の大運動の様子を伝える、朝日新聞の今朝の記事。
午後1時、一斉に掲げられた『アベ政治を許さない』のポスター(写真は、京都市東山区の会場)
大阪の1万人大集会の、空からの映像も載せられて、嬉しかった。
お医者さんと梅田に行った17日は、夕方から夜にかけて、もの凄い雨となった。
それはたぶん、18日の未明まで続いたと思う。
18日の朝ベランダに出た私は、雨滴を留めたベランダの木を見ると、どうしても公園に行きたくなってしまった。
(その日は、午後から夜まで予定があって、公園に行っている暇など無いにも拘わらず…。困ったもんだ!)
外に出ると、雨が止んでから大分時間が経っているのに、地面はぐっしょり濡れていた。
公園に向かう途中と、公園の中で見た花たち。
公園の地面。
再び、花たち。
セミの抜け殻にも、雨の滴が…。(左)
公園にこんなモノを捨ててはいけません!(右)
公園のすぐ近くの道と、そこに駐車してあった車。
別の小さな公園にも水溜りができていたが、その公園では、雨上がりを待ちかねた子どもたちが、元気に走り回っていた。
17日(金曜日)は血圧のお医者さんの日だった。
この日は折悪しく、台風11号が大阪に最接近する日だった。
もし危険なようだったら、お医者さんに電話して、診察の日を変更してもらおうと思っていたが、雨はかなり激しいものの、風はほとん
ど吹いていない。
そこで予定通りお医者さんに行き、診察を受け、血液検査と尿検査もしてもらった。
さて、そのあと、どうしようかな?
今のところ台風の影響は大したことは無いとは言え、やっぱり大人しく家に帰るべきだろうか?
しかし、私の中で、梅田に出て美味しいランチを食べたいという、食いしん坊の欲求の方がまさった。
そこで雨に濡れにくい道を選んで梅田に出、いつもの「いくお」で一人ランチした。
ランチの後いつものように28階の窓から、雨に煙る外の様子(近くを流れる淀川もほとんど見えない)を、撮るほどの事はないのに
撮ってしまった。(ちょっと、ナンセンス!?)
そしてその後さしたる用事もないので、そのまま地下鉄で家に帰ることにした。
地下鉄の方に向かって阪急百貨店の前を歩いていると、この間から悪口を言っている、阪急百貨店のショーウィンドーが目に入っ
た。
この日のショーウィンドーの飾り付けも、とても素敵と言えるシロモノではなかったけれど、最近のよりは少しマシに思えた。
そこで閑人の私は、このショーウィンドーの写真も撮ってしまった。(これまた、ほとんどナンセンスな行為だ…。)
その後私は、いよいよ地下鉄に乗って家に帰ることにした。
そして中津の駅に降り立ったとき、私は(オーバーな言い方だけど)嫌な予感に襲われた。
梅田の駅の改札を通ったあと、そのまま手に持っていた『敬老優待乗車券』が、手元に無いのだ。
手には、優待乗車券ではなく、電車の中で取り出したハンカチがある。
私は思い至った。
電車の中で急にクシャミが出そうになってハンカチをバッグから取り出したとき、乗車券を落としたに違いない、と。
私は念の為、駅のホームのベンチに坐りこんで、バッグに入っている物を全部取り出し確かめた。
が、やっぱり、乗車券は無かった。
そこで、駅長室に行って、事情を説明した。
幸運なことに、普段はボケッとしている私が、その日は、乗った電車の行く先(新大阪行き)と乗った車両を覚えていたのだ。
それを告げると、駅長さんはすぐに新大阪駅に電話してくださった。
そしてしばらくすると新大阪駅から電話があって、私の乗車券が見つかったとのことだった。
ああ、ヨカッタ!
私は、駅長さんの指示で、新大阪駅まで(乗ったのが千里中央行きじゃなくて、ほんとにヨカッタ!)乗車券を取りにいった。
新大阪駅の駅長室で、乗車券を受け取った私は、お礼を言って、そのまま又中津までとって返した。
そして中津の駅長室に寄って、乗車券を無事受け取った報告とお礼を言って、ホッとして家に帰った。
下は、無事私の手元に返ってきた乗車券。(写真のところは、隠して写しました。)
いろんな方のご親切もあって、乗車券が無事に返ってきたことは、ホントにウレシイことだった。
でも、台風の中を、ただ食い気にだけひかれて梅田まで出、撮らなくてもいい写真を撮り、挙句の果てに乗車券を無くしたその日の
私は、何だか馬鹿げていて、ナンセンスな一日を過ごしたような虚しさに襲われたのでありました。
昨日は西宮のお医者さんに薬を貰いに行った。
昨日は梅雨の晴れ間で、蒸し暑かった。
駅周辺の空も晴れていて、その分、地面には濃い影ができている。
私の“影好き”がふっと頭をもたげてきて、そこらの影を撮り始めた。
帰りの駅の構内でも…。
最後は、影とは関係ない電車&線路も‥。
12日(日)は、デビュー40周年を迎えられた≪千住真理子さん≫の『ドラマティック・コンチェルト』と名付けられたコンサートの日だ。
このコンサートは、本来は、最近お母様の看病であまり出掛けることができないOさんが、ぜひ聴きたいとおっしゃって、券を取ったも
のだった。
でも残念ながら、前日の夜にお母様の状態があまり良くなく、急遽行くのを控えられることになった。
まあ、コンサートは又何度でも聴くことができるけれど、お母様のことは取り返しがつかないことになってはいけない。
チケットは無駄になるかも知れないけれど、仕方ない。
そう思って一人で行く事を覚悟していた私だったが、ダメ元で電話したSさんが、運よくその日の予定がなくて、代わりに行ってもらう
ことになった。
デビュー40周年(デビューが早かったとは言え、もう40年になられるのかと、感慨しきり!)ということで、今回のコンサートは、2つの
ヴァイオリンコンチェルトを弾かれるという、かなりハードなものだった。
千住さんが舞台に登場されたとき、今までより一層きゃしゃになられた感じがして、(失礼ながら)心配がより募った。
しかし、当然ながら、その心配は杞憂に終わった。
コンサートは、『日本センチュリー交響楽団』による≪フィンランディア≫で始まり、その後千住さんとオーケストラによる、2つのヴァ
イオリンコンチェルトが、途中休憩を挟んで、演奏された。
シベリウス作曲の交響詩≪フィンランディア≫は、他国の圧政の下でフィンランド国民を励ました、素晴らしい曲だ。
今でも、第二の国歌として愛され、フィンランド人ならずとも、異国の私まで励まされる、とっても素敵な曲だ。
その後に続いて、まずは、同じくシベリウス作曲≪ヴァイオリン協奏曲 ニ長調≫が演奏された。
私がシベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴くのは、今回が初めてだったが、シベリウスらしい重厚でいて優しさのこもった、素敵な曲
だった。
でもヴァイオリンの音を聴いていると、当然ながら、弾き手にとっては、なかなかの難曲だと思った。
それを、千住さんは巧みにヴァイオリンを操って、複雑な音を美しく紡いでいかれる。
あのきゃしゃな体のどこから、こんなにも力強くて美しい音が出てくるのだろう…?
私はそう思うと同時に、それはスグに、千住さんへの強い尊敬と称賛の気持ちに変わった。
休憩をはさんで、チャイコフスキーのかの有名な≪ヴァイオリン協奏曲≫の演奏が、始まった。
チャイコフスキーの方は、私もよく知ってる曲で、とっても好きな曲だ。
聴いていると、感情が高まってきて、大袈裟でなく、涙があふれそうになる。
チャイコフスキーがそれほど自分の心血を注いで書いたコンチェルトだが、ヴァイオリンの演奏が高度だったために、当時の一流の
ヴァイオリニストからも演奏を断られたのだそうだ。
今では多くのヴァイオリニストによって演奏されているが、難曲であることに変わりはない。
もちろんその難曲を、千住さんは見事に演奏された。
私は、曲の素晴らしさと、千住さんの魂を込めた演奏に、今回も涙が出そうになった。
私たち聴衆は、2曲のコンチェルトを見事に弾き切られた千住さんに、心から惜しみない拍手を送った。
そして、私たちを更に驚かせたのは、彼女がアンコールで、≪チゴイネルワイゼン≫を弾かれたことだ。
たぶん疲労がピークに達しているだろうアンコール時に、これも難曲のチゴイネルワイゼンを弾かれるなんて!
千住さんの、デビュー40周年のコンサートに懸ける想いの深さを、感じた気がした。
もちろん聴衆は、このチゴイネルワイゼンの演奏に、拍手喝采!
私にとってもチゴイネルワイゼンは、若き日の私に、強い心の震えと感動をもたらし、クラシック音楽に惹かれていくきっかけとなった
曲だった。
というわけで、今回のコンサートは、本当に素晴らしかった!
Oさんと一緒に聴き、共感を分かち合いたかったけれど、今回は仕方がない…。
ちょっと救われたのは、Oさんのお母様が、その後少し元気を回復されたということだ。
Oさん、また今度一緒にコンサートに行きましょうね。
お母様、どうかお元気で!
12日(土)は、友人Mさんと一緒に、≪支星会書展≫を観させてもらうため、「大阪産業創造館」(堺筋本町近く)まで行った。
(大阪産業創造館の斬新な建物)
≪支星会≫は、Mさんの書(かな書)の先生たちが作っておられる会で、毎年1回、展覧会が催されている。
私は、書は、観るのは嫌いではないけれど、専門的なことはカラッキシわからない。
なので、今回のように、小さな文字の作品がズラリと並んでいる展覧会は、飽き性の私には少々しんどくて、イイカゲンな観方になっ
てしまった。(Mさん、ゴメンナサイ!)
本当は、Mさんの作品があるといいのだけれど、出しゃばるのが嫌いな彼女は、なかなか出品されようとしない。
(次に展示されてた作品を、少しですが、載せます。)
(画面が暗くて、ほとんど字が読めなくて、ごめんなさい。)
帰り際、エレベーターの乗る前に、ちょっと心惹かれて撮った、創造館内部の写真・2枚。
私たちはその後梅田に出て、「桃谷楼」のレディスランチ(とっても美味しかった!)を食べながら、1ヶ月ぶりのお喋りをした。
安倍政権は、『積極的平和主義』なるものを掲げて、≪安保法制≫の国会通過をもくろんでいる。
安倍首相は、ある意味で、言葉のマジックを操るのが上手だ。
『積極的平和主義』なんて言われると、「それって、いい事なんじゃない!?」と、思ってしまう人もいるかも知れない。
でも安倍首相の言う『積極的平和主義』は、その言葉とは裏腹に、限りなく日本を戦争の道に引きずり込む道なのだ。
確かに世界の情勢は複雑で、未だに国家間・民族間の戦争は絶えない。
日本の置かれた状況も、いろんな難しい問題をはらんでいる。
そういう状況を理由にして、安倍政権は、今回の国会に≪安保法制≫を提出し、今週中の衆議院通過をもくろんでいるのだ。
しかし! 私は思う。
そういう状況だからこそ、本来なら日本人は、胸を張って、平和憲法の崇高な理想を掲げて、武力に頼らない方法(国民も含む一丸
となった外交の力)で、世界の平和、日本を取り巻く問題の解決に、当たるべきなのだと。
それこそが、日本が世界から真の平和主義国家として尊敬され、近隣の国との問題を解決する道なのだと思う。
でも、アメリカの核の傘に寄り掛かってきた歴代の自民党政権には、そういう努力をする気は毛頭ない。
もともと、現憲法の平和主義が嫌いな自民党政権は、何とか憲法を改悪し、日本も武力でもって強圧的に問題を解決する一翼を担
いたくて仕方がないのだ。
書きたい事はいろいろあるけれど、今回の法案が通ると、今後自衛隊員の犠牲者が出ることは必死だ。
そして自衛隊員が、外国の誰かを傷つけたり殺したりすることも充分に考えられる。
その時政府の人たちは言うだろう‥「国民を守るための尊い犠牲だ!」と。
そして、膨大な褒賞金が支払われるのかもしれない。 偉大な犠牲者として、高く顕彰されるのかもしれない。
でも、失われた命は…? そんなことでは報いられない!
そんなことが、絶対にあってはならないのだ!
私は最近いたたまれぬ気持ちになっている。
そんな折Oさんが、10日に扇町公園で、安保法制反対の集会が行われるという情報を下さった。
私はとりあえず、その集会に参加することにした。
当日の夕方、JR天満の駅から関西テレビのビル前を通って、扇町公園に向かった。
関西テレビ前に置かれたハデなオブジェ?は、その日も私の目をとらえ、私は写真を撮った。
公園に着くと、あまり多くはないながら、いろんな人が集まって来られている。
そして、何人かの方々が、自分たちの気持ち・主張を表すものを独自に作って、参加されておられるのには、感心した。
~皆さん、がんばっておられるなあ!~
集会が始まった。
主催者の挨拶に続いて、いろんな人が壇上に立たれ自分の想いを語られたが、その中に若い人が多くおられたのには励まされた。
一般参加者の中に、高校生の姿を見つけたのも嬉しかった。
集会で見かけた、プラカードや旗。
集会が終わって、デモ行進に移った。
私たちは夕暮れ迫る街を、精一杯の声でシュプレヒコールを繰り返しながら、西梅田の公園まで歩いた。
私が参加した今回の集会は小規模なものだったが、報道に依ると、今全国各地で、さまざまな抗議行動が行われているという。
今度の18日(土)には、午後1時に全国一斉に『アベ政治を許さない』のプラカードを掲げる運動が、澤地久枝さんたちによって提唱
され、大きなうねりになろうとしている。
同じ日の夕方には、これも各地で、集会が予定されている。
大阪では、扇町公園で、『一万人の大集会』が催される。
今日はNHKの世論調査ですら、「安倍政権の不支持が、初めて支持率を上回った。」そうだ。
しかし、未だ、今週の法案の衆議院採決を強行しようとしている安倍首相!
国会内の多数に乗っかって、法案を可決することは、大きな禍根を残すことになりますよ!
常日頃「国民のため」を口にされる首相は、今こそ国民の切なる願いに、耳を傾ける時ではないでしょうか!
昨日はほぼ1ヶ月ぶりに美容院へ行った。
他のところは縮む一方なのに、髪の毛と爪だけは、歳をとってもよく伸びる!
髪の毛が伸びるということは、その分、白髪が目立ってくるということだ…。
なので、美容院に行かなければならなくなる。
愚痴はそのくらいにして、昨日は美容院の帰りに、暑い中街をぶらつき、結局はいつもの公園に寄った。
中津小学校の校庭では、ムクゲと夾竹桃が、まっ盛りだった。
あるマンションの玄関で、ふと目についた人形たち。
公園に着いた。
公園には何人かの子どもたちがやって来ていて、いろんな遊びに夢中になっている。
次からは、昨日の公園の花、アレコレ。
毎年咲くのが遅い公園のサルスベリも、濃淡のピンクが少しずつ花を開いていた。
ケヤキ並木を歩くと、まだ梅雨明けでもないのに、ケヤキの木々からセミの声が降ってきた。
驚いて見上げたケヤキの葉っぱの重なりは、いつ見ても美しい。
ケヤキの路を通り過ぎて、別の小さな公園(広場)に着くと、ここでは少し大きめの少年たちが、サッカーをして遊んでいた。
彼らの髪の毛の色や服装の自由さが面白くてカメラを向けると、少年の一人が素早くカメラに向かってポーズをした。
せっかくポーズしてくれたので、写真、載せなくちゃ悪いかな?
上の道路に上がって蕪村の碑などを見た後、私は再び河原に下りて、河原の風景を楽しんだ。
河原には、名まえを知らない黄色の花が群れ咲いていて、ちょっと疲れた私の体と心を癒してくれた。
ここでも自転車を止めて、釣りをしている人がおられた。
何が釣れるのか尋ねたら、なんと、スズキが獲れるのだそうだ。(スズキは海から淀川を遡って、ここら位までは来るのだそうだ。)
再び、橋をバックにした芝生の風景と、芝生の上のスズメたち。
広い河川敷の河原では、スズメまでが何だか伸び伸びしているようだった。
そこから、来たときと同じ下の道を歩いて、帰途についた。
行きでも見かけた野球チームの練習が、依然として、元気よく続けられていた。
帰り道で見かけた花と鳥。 (この鳥さんの名まえは、なあに?)
帰り道の2つの坂。
右上の坂を上がると、いつもの淀川べりに出る。
休日にはよく見かける、淀川の情景。
公園に戻ってきた。
公園の入り口では、ちょっと枯れ色がかった優しい色の紫陽花と、マンションのベランダに植えられた植物が、私を迎えてくれた。