のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

萩の花を見に、長居植物園へ。

2014-09-29 20:15:21 | 日記

 一昨日(27日)の午後は、萩の花を見るため、長居植物園に行った。

 本当は、今年こそ久しぶりに、奈良・「百毫寺」の萩を見たい!と思っていた。

 でもネットで調べると、百毫寺の萩はすでに盛りを過ぎているもよう。

 そこでせめて、長居植物園の萩の花を見に行くことにしたのだった。

 

 この日は朝から秋晴れのいい天気。

 でも午後になると、秋と言えども、太陽光線がますます強くなってきて、歩く私を苦しめた。

              

 

 

 植物園に入ると、遊覧用の電車が入り口付近に停まっていて、乗車を促す職員の声が、甲高く私の耳にも響いてくる。

                   

 

 でも悪いけど、私はもちろん、電車には乗らない!

 いくら暑くても、植物園の中は、歩かないと意味がないのだ!(笑)

 

 

 入り口近くの遊歩道には、夏と秋が入り混じったような植栽が施されていた。

                

                    

 

 

 木立の下で、私と同世代と思われるグループの方たちが、楽しそうに談笑されていた。

 バラ園では、秋の薔薇が、まだ咲き始めたばかり。

      

 

 

 

 萩が群生する場所に着くまでの間に見つけた、ちょっと変わった花や実。

          

              初めて見た、ハマナスの実。                          スモークツリー

                   

                         この季節に、ボケの花が咲いていた!

 

 

 


 

 

 

 だいぶ歩いて、萩の群生が、やっと目の前に現われた。

 最初は、白い萩の群生。

           

 

 

 白萩の群生を何とかうまくカメラに収めようと奮闘していると、辺りにいい香りが漂ってきた。

 萩の花って、こんな香りがするんだったかしら?

 花に鼻を近づけてみても、格段の香りはしない‥。

 振り向くと、路の反対側で、金木犀が花をいっぱい付けていた。

 (下は、その金木犀と、白萩のアップ。)

            

 

 

 

 白萩に続いて、赤い萩の群生が続く。

              

 

 

 萩の花は小さいうえに、風がちょっとでも吹くと揺れるので、写真に撮るのがとっても難しい。

 私と前後して来られた女性(一眼レフの立派なカメラを持っておられた)も、いろいろ角度を変えて、長い間撮影されていた。

                    

 

 

               (赤い萩のアップの写真・2枚…左は風に揺れてピンボケになってしまった。)

         

 

 

 上の萩の群生からちょっと離れたところに、小山の形に仕立てられた、赤い萩のかたまりがあった。

 そこで萩の群生は終わっていた。

                   

                

 

 

 


 

 

 

 萩の群生を過ぎると、私は、長居植物園の中心にある大池のほとりに戻った。

 大池の端っこに植えられている、パンパスグラス。

                    

               

 

 

 

 次は、大池の風景。 (ずっと遠くに、数羽のシラサギがいた。)

                      

                      

 

                  

               

 

 

 

 植物園の出口(入り口でもある)のすぐ近くに、「秋の七草」が標本みたいに植えられていた。

 (その中から4つの花を載せて、ブログを終わります。)

        

                 撫子(ナデシコ)                            女郎花(おみなえし)

      

               桔梗(キキョウ)                                    萩

 

 

 

                         


中津公園の曼珠沙華

2014-09-29 17:53:54 | 日記

 一昨日(27日)の朝、久しぶりにラジオ体操をするため、公園に行った。

 

 途中の市営住宅のベランダの柵の上に、猫ちゃん発見!

 最近、近所で猫ちゃんに出会うことは、滅多にない。

 猫好きの私としては淋しいことだ。

 そこで、久々に見つけた猫ちゃんを、早速カメラにおさめた。

 (右下の写真は、同じく途中の路上に停めてあった車に、くっきり映ったマンション)

            

 

 

 ラジオ体操をした後、いつものように公園の木や草花を見ながら、公園内をぶらつく。

 すると、公園のアチコチで、曼珠沙華が咲いていた。 (すでにちょっと盛りは過ぎていたけれど‥)

 去年までは、公園内に、曼珠沙華がこんなに多くはなかったような気がする。

 ちょっとした驚きの気持ちもあって、曼珠沙華を撮った。

 

 最初は、赤い曼珠沙華から。

       

 

 

 次に、白い曼珠沙華。

        

 

 

 今まで公園では見たことのない、黄色やピンクの曼珠沙華も、咲いていた。

        

 

 

 再度、赤い曼珠沙華。

        

 

 

 

 終わりに、公園内の、曼珠沙華以外の花や実。

                      

     

 

 

 (今年は季節の移り変わりが早く、例年だったら10月になってからでないと咲かない金木犀が、もう沢山花を付けて、周りに芳しい香りを放っていた。)

                      

 

 

 

 

 

 

   

 


ゴーヤ君、長い間ありがとう!

2014-09-26 19:32:45 | 日記

 今年ゴーヤを植えたのは、過去の2年(ゴーヤを植えたのは、今年で3年目)よりも半月くらい早い、5月初旬だった。

 それから、4ヶ月と20日ばかりが経った。

 さすがにもう3分の1くらいのゴーヤの葉っぱが、緑から黄色、黄色から茶色に変わり、緑のカーテンとは言えない状態になってきた。

 ゴーヤの中には、未だにまだ実をつけ、その実がこれからも大きくなりそうなのも、あるにはある。

 でも、ゴーヤのカーテン全体を見ると、もうこのくらいが潮時かな…と思った。

 そこで一昨日(24日)、思い切って、ゴーヤのカーテンを取り壊した。

 これからまだ成長しそうな実には申し訳ないような気もしたが、仕方がない。

 そこで私は、実という実は、比較的大きいのはもちろん、ごくチッチャイのまで、全部収穫して籠に入れた。

                      

 

 そしてそれを、トレイの上に並べてみた。(全部で21個。)

                  

 

 長い間、たくさんの実を生らせてくれたゴーヤ君、本当にありがとう♪

 そして、お疲れさまでした!

 

 

 例年は、ゴーヤを植えていたプランターは、そのまま次の年まで放っておいた。

 でもそれも何だか淋しいような気がして、今日、近所の花屋さんで、ニチニチソウを6株買ってきて植えた。

 これで、ゴーヤが無くなった淋しさが、少しは埋められるかもしれない。

                  

       


独学で、故郷(北海道・岩内)の自然と対峙し、描き切った画家…≪木田金次郎≫

2014-09-21 15:12:55 | 日記

 先週の『日曜美術館・アートシーン』で、北海道岩内の画家≪木田金次郎≫の展覧会が、地元岩内の『木田金次郎美術館』で行われていることを知っ

た。

 その中で紹介されていた、木田金次郎氏の絵。

       

                  「岩内港」                           (岩内の対岸から見える)「輝く羊蹄山」

 

     

               「ホリカップの川畔」                                    「ビンノ岬」

 

 これらの絵と木田金次郎の名まえに接し、私は以前、彼の絵を見て心惹かれたことを思い出した。

 

 


 

  

 

 確か2年くらい前のEテレに、『ミューズの微笑み』という、日本各地の『個性的な美術館』を紹介する番組があった。

 そのシリーズの一つとして紹介されたのが、≪木田金次郎美術館≫だった。

 

 私は当時その番組を見て、木田金次郎という画家とその絵に強い関心を持ったのを覚えている。

 なので、この番組の録画は、きっと残しているはず…。

 そこでハードディスクを捜してみたら、予想どおり、≪木田金次郎美術館≫の録画が出てきた。

 

 ≪木田金次郎美術館≫は、後世の岩内の若者たちが、故郷の画家である金次郎を誇りとして、自分たちで資金を集めて建てた美術館なのだそうだ。

                  

 

 玄関はドーム状になっていて、中に入ると、頭上にポッカリと青空が現われる。

                    

 

 とってもステキな美術館! できる事なら、行ってみたいなあ!!

 

 ところで、岩内というのは、北海道南西部、日本海に面した漁師町だ。

 日本海の荒波が岩にぶち当たり、白波が上がる。

 そんな中で日々漁が行われている。

                      

 

      

 

 

 木田金次郎は、そんな岩内の、裕福な網元の子として生まれた。

 彼は成績も優秀な、聡明な子どもだったそうだ。

                   

 

 成長した彼は、学問を修めるため、岩内を離れ東京に出る。

 その東京で、彼は素晴らしい絵の数々に出会い、絵の世界に惹きつけられていく。

 そして終には、自身、画家になる決心を固めた。

 

 彼の東京での絵の修業は、初め、順調だった。

 しかし、その修行のただ中で、ニシンの不漁のため、父親が網元を廃業しなければならなくなる。

 当然、仕送りは断たれ、彼は東京での絵の修業を止めて、帰郷を余儀なくされることになった。

 失意の中、彼は帰郷の途中で札幌に立ち寄り、一面識もなかった有島武郎を訪ねて、苦しい胸の内を吐露して、有島の指南を仰ぐ。

                    

 

 有島は、彼の絵を見その志を聞いて、彼に、故郷に腰を据えてじっくり絵に取り組むことを勧め、彼を励ました。

 

 有島の励ましを受けた木田は、故郷で漁師として働きながら、絵を描くことにも没頭していった。

 その木田の姿をモデルにして有島武郎氏が書いたのが、かの有名な≪生まれいづる悩み≫なのだそうだ。

 

 10年ぐらいして木田は、漁師を止め、絵一本で生きていくことを決める。

 もちろん、生活は極貧状態だった。

 

 でもそんな中でも彼は自然と向き合い、描くべき絵を、自分の『感力』で追求し、掴み取っていく。

               

 

 

 その頃の絵の中から、3点。

    

             「残雪の岩内山」 (1933年)                            「海」 (1936年)

                      

                                   「茶津の断崖」 (1958年)

 

 

 極貧の中で絵を描いてきた金次郎を、更なる悲劇が襲う。

 それは、1954年の“岩内の大火”だった。

 街は焼き尽くされ、作品の大半を失った金次郎は、しばらく呆然自失だったそうだ。

       

 

 

 しかし彼は、すぐに立ち上がり、「大火直後の岩内港」(1954年)を描かれる。 (その絵の太陽は、さすがに赤くは描けず、緑色だった。)

                     

 

 

 そして、1958年に描かれた「波」(写真・上)と、1960年に描かれた「夏の岩内港」(下)。

 波の線が生き生きして、港にはずいぶん活気が戻っている!

                      

                   

 

 

 その後彼は、岩内の海岸に立つ一つの岩に、強く魅せられていく。

 その岩の名は、『モイワ(茂岩)』。 (モイワは、アイヌ語で「小さな山」という意味だそうだ。)

                   

 

 そして、そのモイワを描いた3枚の絵は、故郷の自然に向き合い、それを丸ごと掴み取ろうとした木田の、集大成の絵ともなった。

                  

                            「春のモイワ」 (1961年)

                     

                                    「秋のモイワ」 (1961年)

                        

                                       「雪の茂岩」 (1961年)

 

 

 

 

               

 

 

 

 

                  


友人4人で、「あべのハルカス美術館」の≪デュフィ展≫へ。

2014-09-20 17:29:07 | 日記

 「あべのハルカス美術館」で行われている≪デュフィ展≫が、もうすぐ終わりを迎えようとしている。

                      

 

 そこで昨日(19日)、学生時代の友人4人で、(久しぶりのお喋り会も兼ねて)展覧会に行った。

 

 

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 デュフィは、以前から、私の大好きな画家の一人だ。

 ずいぶん前のことだが、ある展覧会で彼の絵を見て、その中に溢れる美しい色彩と踊るような自由な線に、私はすっかり魅了されたものだ。

 その時買ってきた絵の一枚(下の写真)は、今でもトイレの壁に貼ってある。

                    

 

 この絵の海の青は実際はもっと透明感のある綺麗な青だし、絵の線ももっとシャープでステキなんだけど、トイレの照明不足でこんなにボンヤリとした

絵にしか撮れなかった。(シャッターを当てると絵が光ってしまうし…)

 

 

 そんなデュフィのことが、先月の『日曜美術館』で取り上げられた。

 下の写真は、その時のタイトル画面。

                     

 

 「“色彩はうたう”か…なぁるほど!」

 

 下は、デュフィ本人と、彼のアトリエの写真。

             

 

 

 彼はフランス北部の貧しい家に生まれ、苦労しながら絵の勉強をする。

 彼の初期の絵は暗く、デュフィと言えば即浮かんでくる、あの“明るく美しい色彩”を彼が獲得したのは、50歳を過ぎてからのことだそうだ。

 

 (次に、テレビで紹介された彼の絵の中で、私が特に好きだった何点かを、下に挙げておきます。)

       

 

                  

                       

                       (この『ドビッシーに捧ぐ』は、テレビではなく、買った絵葉書から)

 

                  

 

                    

 

 

 デュフィは、晩年、病に苦しみながら、絵を描かれたそうだ。

 病の苦しみを反映してか、彼の絵には、それまでになかった“黒”が用いられるようになる。

 下は、その頃描かれた一枚。

                     

 

 黒は使われているが、でもこの絵も、決して暗くはない。

 それは、暗い色調を切り裂くように引かれた鋭い“白のライン”と、チューブからそのまま絞り出したような“白い絵の具”のためだと、私は思う。

 私は、この“白のライン”に、(苦しみをさえ昇華して描き続けられた)画家としての彼の強さと、素晴らしい美意識を感じる。

 明るい美しい色彩と踊るような軽やかな線で私を惹きつけてきたデュフィだが、晩年のこれらの絵を見て、私は彼を更に好きになり、尊敬の念を深くし

た。

 

 

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 (長い中断だったが、話を昨日のことに戻します。)

 天王寺で集合した私たちは、まず「ハルカスダイニング」で、食事をとることにした。

 でも、私たちがハルカスダイニングに着いたのが12時前だったこともあって、各お店の前には長い行列ができていた。

 私たちは仕方なく、割と空いていたお寿司屋さんに入ることにした。

 空いているお店は美味しくないのでは‥なんて言いながら食べたお寿司だったが、結構美味しかった。

 

 その後私たちはハルカス美術館に行って、めいめいに≪デュフィ展≫を鑑賞した。

 

 私は今回の展覧会に、大きな期待を抱いていた。

 展覧会場で私は、彼の絵の美しい色彩の中に、どっぷり浸りたいと思っていた。

 でも、彼の躍るような美しい絵は、私の期待よりは数が少ないような気がして、ちょっと残念だった。(これって、欲張りかな!?)

 その代わりに、晩年の、“黒”を使った絵が(上の写真の絵の他に)もう一枚あって、その絵もとても素晴らしかったので、嬉しくもあり感動もした。

 (それだけに、黒を使った絵が2枚とも絵葉書になっていなかったのは、残念無念だったが。)

 

 絵を見終った私たちはそれぞれに、記念の品を買った。

 下は、私が買った6枚の絵葉書。

        

 

 

 私たちは最初の予定では、展覧会の後、地上300メートルの≪ハルカス展望台≫に上る予定だった。

 しかし昨日は、あいにくの曇天。

 そこで、展望台は次の機会に回して、17階の喫茶店でお喋りすることに決まった。

 それぞれに飲み物とケーキを注文して、それからはお喋りの花盛りとなった。

 下の写真は、Mさんが注文された『あべのべあ』と命名されたカプチーノ。

 私は、ハルカスブレンドなるごく普通のコーヒーを注文しておいて、厚かましくも、Mさんのを写真に撮らせてもらったのだった。

                      

                   

 

 

 

 

 

 

 

 


今年のホテイアオイは、Yさんと一緒に♪

2014-09-16 18:13:51 | 日記

 去年私が携帯で送ったホテイアオイの写真を見て、友人のOさんとYさんが、来年はぜひ見に行きたい!と言われていた。

 それを思い出した私は、一昨日(14日)インターネットで、明日香のホテイアオイを検索してみた。

 すると、9月9日の写真が出ていて、その日がすでに満開とのことだった。

 私は慌ててOさんとYさんに電話して、行くなら明日しかないのでは‥と言った。

 でも、なにしろ急なことなので、Oさんはどうしても都合がつかず、ちょうど昨日だけ日程が空いていたYさんと二人で行くことになった。

 

 明日香のホテイアオイは、本薬師寺跡の周囲の、元は田んぼだった土地に、水を張って植えられている。

 本薬師寺跡は、近鉄電車の畝傍御陵前で下りて、東に向かって5分くらい歩いたところにある。

 

 そこに着くまでの一本道の左側に広がる田んぼでは、もう稲穂がだいぶ頭を垂れていた。

 柿の実も、ずいぶん色づいていた。

       

 

 

 

 程なく、ホテイアオイの畑に到着。

                 

 

 

 到着して畑を歩かれるYさんと、ホテイアオイの畑を再度。

           

 

 

 

 次は、水辺のホテイアオイを撮った写真、3枚。

                     

 

                    

 

                   

 

 

                 

 去年も同じような写真を撮ったが、今年は、去年より太陽の光が少しだけ弱かったのと、ホテイアオイが盛りを過ぎていて、花数が少なくなっているのと

で、去年のような写真は撮れなかった。(残念!)

 

 

 同じ色の服を着た子どもが数人、かたまって、ホテイアオイの傍で遊んで?いた。

 右は、ホテイアオイをちょっとアップで。

               

 

 

 

 ホテイアオイの畑の傍では、もう萩の花が、満開に近い感じで咲いていた。

                     

 

            

 

 

 

 曼珠沙華も、ホテイアオイの畑や稲田の傍で真っ赤に咲いて、ホテイアオイや稲の緑といいコントラストをなしていた。

 萩にしろ曼珠沙華にしろ、今年は花の時期が早まってるようだ。

          

 

 

 

 最後に、畝傍山を背景にしたホテイアオイの畑(写真・左)と、畑の上に広がる青空(右)、そして畑の全景の写真(下)を、載せておきます。

        

 

                    

 

 


 

 

 

 ホテイアオイだけで終わっておけばヨカッタのに、まだ時間が早かったこともあって、本薬師寺跡からそう遠くない藤原京跡のコスモスを見に行こう!な

どと、私が余計な提案をしてしまった。

 それだったらそれで、藤原京跡に行く道を自分でちゃんと調べればいいのに、私はただ先を行かれるYさんについていくだけというイイカゲンさ!

 昨日は午後は曇り気味になるという事前の予報だったのに、その気配は全く無く、太陽は、道を捜して歩く私たちに容赦なく照りつける。

              

 

 

 途中、栗がだいぶ実を大きくしていたり、花がキレイだったりはしたものの、私たちはかなり疲れてきた。

      

 

 

 それでもYさんは、田んぼの畔道を元気に歩いていかれる。

 私はヨロヨロしながら、だいぶ遅れてYさんを追った。

             

 

                      

 そして、Yさんのお陰で、やっと藤原京跡が見えるところまでたどり着いた。

 下の写真、朱色の印のある処が、藤原京跡。バックの山が耳成山。

                 

 

 

 でも、遠目でも、コスモス畑がもう片付けられているのはハッキリ分かった。

 なので、私たちは藤原京跡に行くのは止めて、そこから一路畝傍御陵前駅めざして帰路についた。

 

 あの時なぜ私があんなに無責任だったか、今考えてもよく分からない。

 すっかりボケちゃったのかな…。(泣)

 とにもかくにも、Yさん、本当に申し訳ありませんでした!

 

 

 

         

          

                   


夕方の公園と,淀川端から見た風景

2014-09-14 22:50:30 | 日記

 今日は一日中秋晴れのイイお天気だった。

 私が中津公園に行くのは大体朝だけど、たまには夕方の公園もイイのでは、と思って出掛けてみた。

 それに夕方だと、もしかしたら、淀川に沈む夕陽を見られるかもしれないし‥。

 

 公園の一角では、キバナコスモスがほぼ満開だ。

       

 

 

 紫のダリアの花に、か弱げな虫が止まっていた。

 白いサルスベリは、今が満開。(サルスベリは百日紅と書くだけあって、ホントに長く咲いてくれる。)

         

 

 

 椿の実(カタシ?)が赤く色づき、黄色い花が夕陽を浴びて、花弁を大きく広げて輝いていた。

        

 

 

 名まえも知らず、ちょっと毒々しい感じもする花だが、ルビーのような真っ赤な花の色と、実と花の形には造形の妙を感じる。

                

 

 

 淀川の土手に上った。

 土手ののり面に、ニラの花の群生があるのに、今日初めて気がついた。

                    

 

 

 この間、咲き始めていて私を驚かせた曼珠沙華(前のブログ)が、今日は既に咲ききって、少し盛りを過ぎているくらいだった。

                

 

 

 土手から西の方を眺めると、太陽はまだ、淀川を渡る阪急電車の高架橋の上の空で、白く輝いていた。

 その太陽の光を受けて淀川の水面も光っていたが、その様子を写真に撮ろうとすると、何故か全体が夜のように暗くなってしまう…(涙)

            

 

 

 他の方角にカメラを向けると、こんなに明るいと言うのに‥。

     

               (東の方の橋と空)

               

                               (梅田中心部のビルと空)

 

 

 土手から、淀川の岸に降りてみた。

 以前の台風のせいで、未だにゴミなどが浮かんで、お世辞にもキレイだとは言えない淀川の水溜まりなのに、水鳥が結構やって来ていた。

    

 

 

 岸べを、時々夕日の位置を確かめながら十三の方(西の方)に向かって歩いていると、なんか打楽器めいた音が聞こえてきた。

 音の主を捜すと、淀川に向かって腰掛けて、男性が、打楽器を鳴らしておられる。

 私が写真を撮らせてもらっていいか尋ねると、快く承知してくださり、敲いているのはアフリカの太鼓だと説明してくださった。

 アフリカっぽい模様の入った、なかなかキレイな太鼓だ。(名まえも教えてくださったが、忘れてしまった…)

                  

 

 

 太陽が下に落ちるにつれて、周囲の色が少しずつ黄色味を帯びてきた。

 草たちも、黄色っぽい色で輝きながら、風に揺れている。

    

 

 

 太陽がいよいよ、十三大橋と阪急電車の高架橋が重なる所あたりまで、落ちてきた。

 その頃になって太陽は、初めて、夕陽らしい赤みを帯びた色になってきた。

                 

 

 そして、夕陽は一旦落ち始めると、見る見るうちに橋の向こうに消えていった。

    

 

 

 太陽が落ちた後の残照と、淀川の対岸と東側の空。

                   

   

           

 

 

 

 

 

  

   

                 

 

 

 

 

 


滑り込みセーフ!(慌ただしかった一日)

2014-09-13 16:43:45 | 日記

 私の部屋の片隅には、最近(といっても月日の経つのは早いから、だいぶ前からだと思うけど…)送られてきた郵便物や広告の類が、結構うず高く積み

上げられている。

 それをいつも横目で見ながら、「片付けなくっちゃ!」と心では思うのだが、私の体はそちらの方になかなか向かっていかない。

 そういう状態がここ何日も続いている。

 

 でも、昨日の午後になってやっと、郵便物やダイレクトメールの山を崩す気になった。

 崩し始めてしばらくしたとき、ある郵便物を開けて、私はギョッとした。

 それは、北区社会福祉センターから送られてきた、『敬老優待乗車証』の申し込みの書類だった。

 

 『敬老優待乗車証』ってえらい固い言い回しだが、要するに、70歳以上の人が地下鉄・市バスに格安で乗るためのICカードだ。

 以前は、70になると、地下鉄・市バスはタダだった。 (私はその頃その一点だけで、早く70になりたいなあ!と、強く思ったものだ。)

 しかし、市の財政難を理由に、昨年くらいから、年間3000円を払った人にだけ、優待乗車証が発行されることになった。

 そして今年度からは、基本の3000円を払った上に、さらに1回乗車するごとに、50円支払わなければならなくなった。

 私は、「これは年寄りいじめではないか!」と憤慨し、「こんなカードに『敬老』の名まえなど付けてほしくない!」といきまいたりもした。

 しかし、制度は変わらない。

 そこで、今年の11月で70になる私のところにも、新制度による優待乗車証の申し込みの案内が送られてきたというわけだ。

 地下鉄の駅のすぐ近くに住んでいて、地下鉄にはしょっちゅう乗っている私‥。

 いくら新制度に異議があると言っても、やっぱり優待乗車証を利用しない手はない!

 私は当然申し込みするつもりでいたのだが、そこがイイカゲンな私のこと…いつが申し込みの期限なのか、ちゃんと確かめないでいたのだ。

 

 昨日書類を読んで、私はビックリ仰天!

 な、なんと、優待乗車証の申し込み期限が、12日(昨日)になっているではないか!!

 私は慌てふためいて、そこに書かれている申込みの手順を読み、それを実行した。

 

 先ずは、3000円を払いに近くの郵便局へ。

 そして、申し込みに必要な書類を持って、梅田に出た。

 申し込みには、証明写真を添付しなければならない。

 私はいつもデジカメ写真をプリントしている梅田の写真屋さんで、証明写真を撮ってもらい、その場で書類に写真を糊付けさせてもらった。

                     

 

 そして、北区役所に向かうべく、JR環状線のホームに上がった。

 環状線のホーム到着が、下の時間。

                    

 

 程なくしてやってきた電車に乗り、一駅先の天満駅で下車。

 天満駅から北区役所(その中に社会福祉センターもある)までは、歩いて3、4分ほど。

 私は区役所に到着後、エレベーターで3階の福祉課へと直行した。

          

 

 幸いこの時福祉課には相談の人は一人も来ておられなかった。

 そこで、係りの人がすぐに私の書類を見てくださり、手続きは無事完了したのだった。

 ふ~、やれやれ!

 なんとか、滑り込みセーフやな!!

 私はホッとして、3階からエレベーターで降りようと、エレベーター前にある時計を見た。

                       

 

 ああ、まだ4時前か…。

 

 幾つかの幸運(たまたま昨日書類を見たこと、私の家が非常に便利なところにあって、手続きに時間を要しなかったこと…etc)が重なり、私は今度もま

た、決定的な失敗を免れる事ができた。

 「でも、これがいけないんだな…。」と、私は心の中でつぶやく。

 一度大きな失敗をしたら、私は自分のいい加減さを心から反省し、二度と同じ間違いをしないように心掛けるであろうに‥。

 何故か、いつもギリギリのところで、何とかなっている‥。

 これが私の慢心を助長しているのだ!

 

 でも、今までのギリギリセーフが、この先も続くという保証は決してない。

 そこで私は、これからは絶対にこんなことがないようにしよう!と、その時心に深く誓ったのでありました…。

 

 


 

 

 

 うれしいことに、手続きを無事済ませて4時過ぎには梅田に帰ることができたので、私は、今阪急百貨店で行われている、岩合光昭さんの『ねこ展』を見

てから帰ることにした。

 岩合光昭さんの写真が人気があることは分かってはいたが、展覧会場の前まで来て、あまりに沢山の人が来ておられるのには、ちょっと驚いた。

               

 

 会場の中も、いっぱいの人!

 岩合さんの人気もさることながら、“猫好き”がこれほど多いというのも、驚きだった。

 猫たちの写真はもちろん面白かったが、同時に、猫の写真を見ている人たちの幸せいっぱいの笑顔を見るのも、また楽しかった。

 展覧会場は、“猫好き人間、大集合!”の雰囲気で満たされていた。

 

 私は、展覧会を観終わったあと、来年のカレンダーと絵葉書を(9枚も)買った。

      

 

 

 優待乗車証の手続きと展覧会でやはり疲れた(どんな面白い展覧会でもやっぱり疲れる…)私は、ついでに阪急百貨店で食事して帰ることにした。

 入ったのは「銀座アスター」という中華料理のお店。

 注文したのは、海鮮冷麺。

 JR大阪駅が見下ろせる席で、私は冷麺を美味しくいただいた。

         

 

 こうして、≪滑り込みセーフ≫の慌ただしい一日は、終わったのでありました‥。

 

 

 

 

 

 


十六夜の月と、2ヶ月ぶりのダンス

2014-09-10 20:34:54 | 日記

 昨日の朝公園で中秋の名月を見ることができなかったのが何とも心残りで、今朝は時間をもっと早めて公園に行ってみた。

 家を出たのが、5時前。

 外はまだ薄暗い。

 公園への道の途中にある学校の灯りが、葉っぱの間で明るく光っていた。

                    

 

 

 今朝の月は、十六夜(いざよい)。

 人によっては、満月よりも十六夜の月の方がより美しい、とも言われる。

 どうか今日こそは、その十六夜の月に遭うことができますように!

 私はそう心に念じながら、公園へと歩いた。

 

 公園手前のちょっと視界が開けたところで、私は西の空を見上げた。

 すると…あった! 高いマンションの建物の陰から月が顔を覗かせている。

 私はすぐにシャッターを押したが、どうしてもぼやけた写真しか撮れなかった。

 そこで私は公園を通り抜け、淀川の土手に上がって、そこから月を写すことにした。

 でも、薄暗がりの中で月の姿を鮮明に撮ることは、(カメラのせいか私の腕のせいか)なかなか難しい。

 

 (結局、下のような写真しか撮れませんでしたが、せっかくなので、載せさせていただきます。)

 

                      ~フラッシュ無しで撮った写真~ (カメラの汚れで見苦しいですが‥)

          

 

 

                            ~フラッシュありで撮った写真~

               

 

                    

 

             

 結局、いい写真は一枚も撮れなかったが、ナマで十六夜の月を見ることができて、私は満足した。

 淀川の土手から下りて公園に戻ったら、公園の時計は下の時刻をさしていた。

                         

 

 ラジオ体操の時間まで1時間ちかくあるので、今朝はラジオ体操は止めにして、私はそのまま家に帰った。

 

 


 

 

 

 今日の午後は、白内障手術の術後で見合わせていたダンスパーティに、なんと2ヶ月ぶりに行った。

 2ヶ月少しも動かなくて、果たして体が動くだろうか?

 私は不安だったが、まあとにかく動いてみよう、しんどくなったら止めたらいい、と開き直った。

 行ったのは、Nスポーツセンター。

 会場に着くと、すでにかなりの人が踊っておられた。

 2ヶ月ぶりのダンスパーティなので、皆さんが躍っておられるところを、記念に(?)撮った。 (上手くは撮れなかったけど…)

                  

                       

 

 そして私も皆さんに混じって踊らせてもらった。

 思ったより体は動いてくれたように思う。

 歳を重ねて、いろいろ身体の不具合を感じることも多いけれど、今日はとりあえずマアマアに踊れたことに感謝したいと思う。

 

                    

 

 

 

 


今年の中秋の名月も、やっぱりベランダから‥。

2014-09-09 14:24:39 | 日記

 今年こそ中秋の名月は、せめて大阪城にでも足を運んで見よう!と思っていた。

 それなのに、夕方ちかくになると、外出する元気など全く無くなった。

 そこで今年も中秋の名月は、何のムードも無い我がマンションのベランダから眺めるという、情けないことになってしまった。

 

                  

 

  

                 

 

 


 

 

 

 夜がダメならせめて朝早く公園に行って、まだ空に浮かんでいるだろう満月を見ようと思った。

 出掛けたのは、朝の5時過ぎ。

 でも、公園の上の空にも、淀川の土手の上の空にも、お月さまの影は無かった。

                

 

 やっぱり、もっと早く来ないといけなかったかしら?

 そう思いながら、去年も同じことをして同じことを考えたような気がしてきた。

 なんとも、学習能力の無いことやな!(怒・涙)

 

 仕方なく私は、淀川の土手を、東に向かってしばらく歩くことにした。(これも去年と同じような…)

 土手の両脇の草むらには、秋めいた草花が咲いていた。

         

 

        

 

 

 秋草の中で、特に幅をきかせているのは、葛。

 葛は、蔓も葉っぱも生命力旺盛て、上へ上へと繁茂して、葛の壁を作っていた。

 花も、もう咲いていた。

            

 

 

 東の空に太陽が昇った。 (カメラの具合か夕陽のように写ってしまったが、実際は眩しいほどに明るかった。)

            

 

 

 朝陽を受けて、エノコログサや花たちが輝き始めた。

      

 

 

 淀川に架かる2つの橋と、淀川の水面。

                    

                  

 

                   

 

 

 朝陽を背にして歩く人は、まるで足長おじさんのよう。

 公園へ帰る陸橋の上から土手ののり面を見下ろすと、もう曼珠沙華が花を開いていた。

                

 

 

 最後に、公園のキバナコスモスと、垣根に咲いていた、ホントにちっちゃな花。

      

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

      


友だちのお誘いで、久々のコンサート

2014-09-08 16:21:25 | 日記

 友人Oさんが、「コンサートの招待券が2枚あるから行かない?」と誘ってくださった。

 最近ちょっとナマの音から遠ざかっている私は、二つ返事で行かせてもらうことにした。

 コンサートは、≪オーケストラともだち演奏会≫と銘打った小さなコンサート。

 大阪・狭山市の『SAYAKAホール』(写真・右下が、ホールの玄関)の小ホールで行われた。

                  

 

 狭山市には以前行ったことがあるけれど、『SAYAKAホール』は初めて。

 ホールの入り口付近に置かれたオブジェのてっぺんの球体が、周りの景色をハッキリ映しているのが、なかなか面白かった。

                           

 

 コンサートが行われる小ホールは、こじんまりしたものだったが、なかなか落ち着いた雰囲気だった。

                       

 

 コンサートでは、“ヴィヴァルディ”・“ベートーヴェン”・“バッハ”・“ハイドン”の曲が、それぞれ1曲ずつ演奏された。

 その中で、私が一番心惹かれたのは、“ハイドン”の『交響曲 第44番』だった。

 私は今までに、“ハイドン”の曲はあまり聴いたことがなかった。

 でも、この『交響曲 第44番』は、心を穏やかにさせてくれる、とても美しい曲だった。

 オーケストラも、小規模ながら、とても清らかな響きを奏でてくださった。

 私は、美しい音に包まれて、静かで満たされた時間を過ごすことができた。

 『オーケストラともだち』の皆さん、そして、コンサートに誘ってくださったOさん、本当にありがとうございました♪

 

 帰り際、振り向いて玄関前のオブジェの球体を見上げると、球体に移った景色がやっぱり面白く感じられて、またシャッターを押してしまった。

                          

 

 


 

 

 ※ 今朝、ベランダから見た、ちょっと変わった空(雲)。

                    

 


小さな八百屋さんと、今朝の花

2014-09-02 16:58:41 | 日記

 我がマンションのすぐ近くに、小さな八百屋さんがある。

 私がいつも買い物をしているマンション1階のスーパーのすぐ近く。

 スーパーも決して大きくないが、この八百屋さんは本当にちっちゃい。

 でも並べられている野菜や果物などは、スーパーには無いちょっと変わったものや美味しそうなものが多い。

 従って、お値段もなかなかいい。

 私も時たま、あまりに美味しそうだと買うことはあるけれど、お財布と相談して諦めることが多い。

 

 昨日の夕方お店の前を通りかかると、店頭に並べられている、面白い果物や野菜に思わず目がいった。

 何と言っても、店頭にドカッと置かれていた、巨大なカボチャ2つ。

 店員さんにお断りして、写真を撮らせていただいた。

                         

 

 それ以外に、私の目を引いた野菜や果物。

    

        

 

 私は、私にも手が届きそうな、写真右下のイチジク(私はイチジクにも目が無いのだ!)を、1パックだけ買って帰った。

 

 


 

 

 今朝は、久しぶりの晴天に誘われて公園に行った。

 次は、思わずシャッターを押した、いつもと変わらない花たちの写真。

          

 

              

 

 ちょっと変わった色のランタナ(ピンボケです‥)と、その実。

         

 

 ニラの花と、名まえが分からない紫の花。

   

 

 

 9月になって、公園の桜の葉が一部だけど色づいている。

 淀川の堤防を望む花畑も、心なしか少し涼しげに感じられる。

                

                     

 

 

 咲く時期が遅れている公園のサルスベリは、まだ満開になっていない木も多い。

 でも今朝は、紫のサルスベリの向こうに白いサルスベリが、勢いよく花を開いていた。(木の幹がずいぶん力強い!)

   

 

 

 他のサルスベリの写真を、3枚。

           

                    

 

 

 フッと地面に目を落とすと、昨日子どもが描いたらしいカワイイ絵が、ウッスラと残っていた。

                   

 

 

 今公園のアチコチで、ヤブランが盛んに花を開いている。

               

 

 

 公園の外の、白い花二つと、かわいい朝顔。

                  

       

                   

 

 最後に、初めて出会えたサボテンの、薄紫の可憐な花。