のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

今年初めてのウォーキング…いつもの長居植物園で ①

2023-01-24 15:47:51 | 日記

あまりに家の中に籠ってばかりでは、心身ともに不調が増す感じがしたので、19日に、思い切って長居植物園に出掛

けた。

長居植物園は地下鉄(大阪メトロ)御堂筋線一本で行ける(片道27分)うえに、有料の植物園も、市内在住の高齢者は

タダときている。

私にとっては、超便利な場所なのだ。

 

長居植物園は、いろんな施設(陸上競技場・サッカー競技場・自由広場・森林etc)が入っている、広大な“長居公園”の

一番奥まったところにある。

 

大阪メトロ・長居公園駅から上に出ると、目の前はすぐ“長居公園”だ。

昨年のいつかに、植物園も公園のエントランス部分も造りなおされて、以前とは大分感じが違っている。

エントランス部分にあった少女像も噴水も撤去されて、今は下のような姿になっている。

    

 

 

                          

 

 

 

 

私は以前の方が良かったなあと思っているけれど、仕方ない。

 

その入り口から周回道路を通って、植物園に向かう。

周回道路の両側には銀杏の木が植えられているが、しばらく行った左手には、いろんな種類の桜の木も植えられている。

その中に、ピンクの花が満開に咲いている木が2,3本あった。

「十月桜(ジュウガツザクラ)」だ。

   

 

 

        

 

 

 

  

 

 

                      

 

 

 

   

    十月桜をバックに大分つぼみを膨らませている「河津桜(カワヅザクラ)」

    河津桜はソメイヨシノより大分早く咲く。見逃さないようにしなくっちゃ!

    

 

 

 

 

道路を歩きながら上を見上げると、常緑樹の向こうに青空が広がっている。

ある常緑樹が、紫の実をいっぱい付けていた。(今は花の季節と言うより、実の季節だ。)

植物園の前までくると、葉っぱを落としたメタセコイヤの向こうに、白い雲が浮かんでいた。

   

 

 

                              

 

 

 

   

 

 

 

 

 

<植物園に入る。>

玄関扉の近くで、か弱げなサクラソウが咲き始めていた。

(改修工事のため)花壇の無くなった道を進むと、実だけを付けたラクウショウが、大池を見下ろすように、デンと立って

いた。

    

 

 

          

 

 

 

 

植物園には、「ヒマラヤザクラ」という桜もあって、1月に花を開く。 

この日その桜が見られるのではと思って、ヒマラヤザクラの木がある所に行ってみたが、残念ながらもう散った後だった。

そこでツバキ園の方に行こうと前方を見ると、地面に木の影がクッキリ映っていたので、シャッターを押した。

  

 

 

 

 

 

「ツバキ園」に着いた。

着くとすぐ、ツバキらしい?赤い花の咲いた割と大きな木があって、その木の下には「カンツバキ」の立札が立っていた。

そして、その木の下には、赤い花びらがいっぱい散り敷いていた。

  

 

 

      

 

 

 

        

 

 

 

しかし私にはどうも、上の花が「カンツバキ」なのかどうか、確信が持てなかった。

サザンカの立札の説明にもあるように、ツバキは散るとき花ごと落ちるのに対して、サザンカは花びらが散り落ちる。

なのに、右上の写真(花びらが散り敷いている)は、カンツバキの立札のすぐ傍の様子を撮ったものだ。

カンツバキの下に、花ごと落ちているものは無かった。

     

 

 

 

 

カンツバキと確信の持てる花に出会えなかったのは残念だったけど、私はそのままツバキ園を後にした。

歩いていると、面白い樹形の木に出会った。

とりあえその木の写真を撮って、しばらく歩いていると、その木と同じ樹形の木に、「ゲッケイジュ」という名札が付けられ

ているのを見つけた。

「ああこれが、ゲッケイジュなんだ!」

           

 

 

 

    

ゲッケイジュの近くの畑に植えられていた「葉ゴボウ」(初めて見た!) 

 

 

 

  

    バラ園の周りに植えられているヤシが、この辺りからも眺められた。

    この日このヤシが、「ワシントンヤシ」という名まえだと、下の名札から初めて知った。

 

 

     

 

 

 

 

 

その場所からしばらく歩くと、先端が黄色っぽく彩られている木が沢山並んでいるのが目に入った。

何の花だろう?

初めはそう思って近寄ってみると、木々の先端に付いているのは、花ではなく実だということが分かった。

でも一体何の実?何の木?

  

 

 

 

   

 

 

 

     

 

 

 

      

 

 

                                  

 

 

 

 

何の木(実)かよく分からぬままに、上の写真を撮っていたら、ここでも木の説明の看板に出会った。

     

 

 

「ああ、栴檀(センダン)かあ!」

「栴檀は双葉より芳し」の栴檀の実!

栴檀の木と花は以前見たことがあり知ってはいたけれど、栴檀の実のことはよく知らなかった。

その上、長居植物園にこんなに沢山の栴檀の木があることも、初めて知った。

 

 

更に道を進むと、左手に、ホントに小さな赤い花?を付けた木を見つけた。

柵に囲まれているので近寄れなかったけれど、名札に「サンシュユ」とある。

えっ、サンシュユの花って黄色じゃなかったかしら?

そう思いながらアップで見てみると、赤いのは花ではなく実であることが分かった。

やっぱり今は、「実の季節」なんだ!

  

 

 

        

 

 

  

 

 

 

 

サンシュユの奥には、ここにも、十月桜の小さな木があった。

小さいけれど、花は咲かせていた。

  

 

 

                         

 

 

 

 

    

             近くで、わずかに咲いていたボケの花

 

 

 

 

この区域にも栴檀の木があってその多さに驚いたが、もっと驚いたのは、この辺りにまだ紅葉の名残りがあったこと

だった。

      

                   ピンボケで~す(>_<)

 

 

             

 

 

言い訳めいているけれど、この場所は足場が悪く、うまく写真が撮れなかった。

ところでこの紅葉、何の木の紅葉かしら?と見てみたが、どうもハッキリとはしないけれど、ハゼか何かのような気がした。

美しい紅葉とはお世辞にも言えないけれど、真冬のこの時期に紅葉っぽい色を見るだけで、何となく嬉しくなった。

 

 

 

 

 

  

  


冬ごもり生活

2023-01-15 14:23:49 | 日記

左手の甲にできた水疱は帯状疱疹ではないことが分かって、その後は元気な暮らしに戻った!と言いたいところだが、

生憎そうはいかなくて、新年早々、部屋の中でのグウタラ生活が続いた。

なんでこんなに元気が出ないんだろう?意欲が湧かないのだろう?

自問してもいい答えが出るわけではなく、自己嫌悪にさいなまれるばかり。

テレビで、夏バテと同じように「冬バテ」というのもある、という情報を得て、私のこの状態は、もしかして冬バテ?なんて

思ったりしながら、テレビだけは熱心に見るという情けない生活が続いた。

 

毎週欠かさず見ている「日曜美術館」。

8日(日)は<ハッピーニューアーツ>と題して、今開催されている展覧会の紹介などをしていた。

    

 

 

 

 

その中で意外な驚きを感じたのが、≪エゴン・シーレ展≫のコーナーに、俳優の瀬戸康史さんが出ておられて、彼が

エゴン・シーレのファンだということだった。

    

 

 

瀬戸康史さんというと、今やテレビなどで大活躍されている俳優さんで、上の写真からも感じられるように、真面目で温厚、

屈託のない方と言うのが、私の印象だった。

 

かたや、エゴン・シーレの絵は、瀬戸さんの印象とは真逆の、ちょっと鬱屈した感じのする絵だ。(私はその鬱屈した感じの

彼の絵が好きなのだけれど…。)

    

 

 

なので、初めはどうしても、瀬戸さんとエゴン・シーレが結びつかなかった。

しかし瀬戸さんは、間違いなくエゴン・シーレの絵の本質をしっかり捉えられた上で、彼の絵がお好きなようなのだ。

   

 

 

                          

 

 

 

そして驚いたことには、瀬戸さん自身(パソコンを使って?)絵を描かれているようで、その絵は、瀬戸さんの外見的な

印象とピッタリ一致するような、何とも可愛い絵なのだ。(だから二人の絵を並べても、共通項は見当たらないのだけれ

ど…)

           

 

 

              

 

 

 

それはともかく、現代青年の瀬戸さんが、エゴンシーレの絵に共感される心を持っておられることは、何だか嬉しいこと

だった。

 

(ここからは、エゴン・シーレについて、ちょっとだけ書きます。)

     

 

 

エゴン・シーレはオーストリアの画家で、かの有名なクリムトと同時代に活躍した。

彼の絵を見ていると、確かにクリムトとの共通性も感じられるけれど、私はどちらかと言うと、シーレの絵の方が好きだ。

そして彼は、上の写真からも見て取れるように、とても理知的で鋭い感性を持たれているように思う。

しかし彼は残念なことに、28歳の若さで、当時スペイン風邪と呼ばれた新型コロナ感染症で夭折された。

 

僅かだけれど、彼の絵を下に載せます。

 

                   ~上にも載せた「ほおずきの実のある自画像」のアップ~

   

 

 

                               

 

 

 

                                ~他2点~

    

 

 

 

                           

 

 

 (私はシーレの造形もだが、色使いがとても好き!)

 

 

 


 

 

 

「日曜美術館」では、「マティス展」の紹介もあった。

エゴン・シーレとは全く違うけれど、マティスも私は大好き!

彼の溢れるような色彩(彼は「色彩の魔術師」と呼ばれる)と、自由で伸びやかな造形を見ていると、何だかワクワクして

くる。

夭折したエゴン・シーレとは反対に、マティスは85歳の生涯を、最後まで画家として全うした。

絵筆が持てなくなった晩年には、切り絵で人体などを表現し、その自由だけれど対象の本質を捉えた造形は、老いを

全く感じさせない。

          

 

 

 

   

              マティスの点描画は初めて見たような気がする

 

 

       

 

 

 

   

 

 

 

       

 

 

 

 

 



 

 

 

この日、なかなか花を開いてくれなかったベニフジがやっと、一輪だけ花を開いてくれた。

  

 

 

                             

                                             次々と大きな花を開くパンジー

 

 

 

 

 

 

 

 

                        

 


断念した、5回目のワクチン接種

2023-01-06 12:03:51 | 日記

きのう(5日)は5回目のワクチン接種の日だった。

けれど2日ぐらいから、4年前の帯状疱疹で傷んだ左手の甲に、ホントに小さいけれど水疱が2つ見つかった。

そして3日には、中指の付け根辺りに、また新しい水疱が出た。

 

4年前、左手の腕から指先にかけて出た帯状疱疹は痛みが激しく(特に指の腫れと痛みが酷かった)、結局は3週間入院

して治療してもらったが、痛みは全く治まらなかった。

退院したときには、左手は全く使い物にならず、しばらく右手1本での生活を余儀なくされた。

退院後、病院が紹介してくださったリハビリのクリニックで、理学療法士さんの治療を7か月間受け、少しずつ左手を動か

せる状態になってきた。 (その時私は初めて、理学療法士の方の知識と技術の素晴らしさを知った。今でもその時の

理学療法士さんには深く感謝している。)

次第に左手を動かせるようになったとは言え、神経に沿って痛みは残り、左手ではグウはできず、特に人差し指には

腫れと痛みが強く残った。

人差し指は、生活の中で一番活躍してくれる指……その指に腫れや痛みがあって使えないのは、とても不自由だ。

しかし、介護認定で要支援1をもらい、週1で行かせてもらっている「リハステージ」で、もっと体の不自由な人を見ると、

私の痛みや不自由さは、ずい分マシなのだと思うけれど…。

 

ともかくそんな経験から帯状疱疹の怖さを充分知っている私は、左手にできた小さな水疱にも敏感で、もしこれが帯状

疱疹だったら、5日のワクチン接種は止めておいた方がいいのでは、と思った。

まずは皮膚科に行って診てもらわねばと思って、クリニックが開いているだろうと思われる4日に、まず近くの皮膚科に

行ってみた。

しかし皮膚科の診療は5日からで、検索した他の皮膚科も皆、診察は5日からだった。

仕方なく昨日、ワクチンを接種してもらうクリニックに行き事情を話したところ、先生は昨日のワクチン接種は控えたほう

がいいだろうという結論だった。

(その後皮膚科に行き、水疱の液を採って調べてもらったが、今のところ帯状疱疹ウイルスは見当たらなかった。)

 

そんな訳で、4日5日は、クリニックをアチコチ?回ったので、すっかり疲れてしまった。

今日は疲れは取れたが、まだ何となくボォーとしている。

ボォーとしたままカーテンを開けようと窓に近づくと、ここしばらく咲いていなかったハイビスカスが、まっ赤な花を咲かせ

ていて、私を喜ばせてくれた。

ずい分前からつぼみを付け、最近膨らみを増してきていたベニフジが、一輪でも花を開いていないかとベランダに出て

みたが、残念ながらこちらはまだつぼみのままだった。

   

         変わり映えしないハイビスカスですが…

 

 

                          

                                        あともう少しで開きそうなベニフジ

 

 

 

 

 

 

 

 


2023年 元日

2023-01-03 11:45:28 | 日記

2023年の元日は、朝からお天気がいいと、天気予報が伝えていた。

元気なら、どこか初日の出が見える所に出掛けたいところだが、どうもその元気が無い。

そこで初日の出は、6チャンで放映されたダイアモンド富士で代替することにした。(^_^;)

    

 

 

     

 

 

 

 

今年のお正月の準備は、例年にも増して、イイカゲンになった。

特に玄関のお花は、花屋さんに行くのが遅くなり(30日)、松は売れて無くなっていて、か細いセンリョウが1本残ってい

るだけだった。

数日前に故郷から送っていただいた水仙(今年は水仙がよくもった)に、センリョウと菊を無造作に投げ入れただけの

お花になった。

適当な花が見つからなかったので、(お正月っぽくないなあ!と思いつつ)可愛いピンクのガーベラ2本とカスミソウを

食卓の上に置いた。

お節は今年もセブンイレブンに注文しておいたお重を並べ、お雑煮だけは自分で作って、お屠蘇2杯とともにいただいた。

お雑煮のお餅を3つにしたのもあって、食べ終わるとお腹いっぱいで苦しくなった。

あ~あ、この歳になっても、自分が食べる適量が計算できない愚かさよ、と自分を嘆いてみても後の祭りだ。

   

 

 

                 

 

 

                           

 

 

 

   

 

 

                           

 

 

 

 

お腹がイッパイでしんどかったが、午後大分してから、富島神社にだけはお参りに行った。

私には信仰心は全くと言っていいほど無いのだが、地元の神社だけには、何だか新年の区切りのような気持ちでお参り

している。

   

 

 

           

                         目の輝きが素敵な狛犬?に惹かれて、2枚も撮ってしまった。

 

 

     

     結ばれたおみくじの向こうには、青空と白い雲 (大阪は穏やかな新年となった)

 

 

     

 

 

 

 

 

富島神社からせめて中津公園までは行って来ようと、ちょっとだけ足を延ばした。

中津公園には季節がら花らしい花も無かったけれど、ピンクの椿が花を咲かせ始めていた。ナンテンが赤い実をまだ

いっぱい付けていた。

ケヤキ並木では年末に紅葉したドウダンツツジが、まだ赤い色を保っていた。

帰りがけに前方を見ると、柔らかい夕空が木々の間に見えた。

   

 

 

                               

 

 

 

     

 

 

 

              

 

 

 

 

 

帰り道の民家の庭先で、白い斑入りの赤い椿が咲き始め、終わりかけの黄色い薔薇が、がんばって咲いていた。