27日はご近所の友だち5人での食事会だった。
ご近所の食事会は3月にも行われたが、その頃オミクロン株の感染者がまだ増加していたので、怖がりの(と言うか体力
に自信が無い)私は、出席を見合わせた。
久し振りに参加する食事会の場所は、北新地にある「大和」という割烹で、お値段が安いのにお料理が美味しくていいと
いう、Kさんのお薦めで決まった。
そのお薦めの言に違わず、2500円のお弁当のランチは、品数が多く、そのどれもがとても美味しかった。
下のお弁当の他に、お味噌汁と天ぷらもあったが、それも美味だった。
さすが北新地の割烹のお店の料理!という感じだった。
ご近所の食事会は、食べることはもちろん、月一回集まってお喋りをすることも楽しみなのだが、マスクを外して喋れない
のと、食事の場所は一人一人仕切られているので、自由には喋れない。
コロナが終息して、早く、お喋りしながらの食事が楽しめるようになればいいなあと思うのだけれど…。
食事会の翌日の28日は、私が今一番楽しみにしている「リハステージ」(運動に特化したデイサービス)の日だ。
この日は、事前の天気予報どおり、かなり雨が降った。
でも、約半日、いろいろな形で体を動かすのは、体ばかりでなく心も健康にしてくれるようで、とても楽しい。
リハステージの翌日は、一転して、お天気が良くなった。
この間まだつぼみだった芍薬が咲いているのでは、と思って、公園に行くことにした。
マンションを出た所にある生垣のシャリンバイが、白い花を咲かせていた。
芍薬の花は、予想したよりもずっと早く満開になっていて、もう盛りを過ぎているのが多かった。
今年はとりわけ季節が速く進んでいるように思う。
薔薇の花もそこここで咲いている。
カシワバアジサイが可愛い花芽を付けていた。
カシワバアジサイの花芽
この日は雲一つ無い晴天で、モミジの薄緑色の葉っぱも白い花も、青一色の空をバックに生き生きと、葉や花を伸ばし
ていた。
公園で遊ぶ子どもを見て、ついパチリ!
突然、久しく見ていない淀川を見たくなった。
すっかり緑が深くなったケヤキ並木を通って、淀川の高架に上るらせん階段に向かって歩く。
この頃になると、太陽の光がずい分強くなって、暑くて堪らない。
しかし、すっかり緑が濃くなったケヤキ並木の中は涼しく、木々が地面に影を落として模様をつくっているのを見ると、
余計涼しく感じる。
脇芽が勢いよく伸びているクスノキ
公園を出て、らせん階段までの間にあったマンションのベランダの、朱色のゼラニュームが綺麗だったので、撮らせて
もらった。
いよいよらせん階段を上って、新御堂筋から下を見て、私は驚いた。
新御堂筋から見る淀川は、そんなにムードはないけれど、それでも青い空の下、青い大河が流れている姿を見ることは
できる、そう思っていた私は愕然とした。
淀川には沢山の工事用の機材が浮かべられ、淀川の水は茶色く濁っていた。
淀川は、ここ数年にわたって、堤防工事が行われている。
そのため私たちは、堤防を散歩することもできず、長い間堤防からの淀川の風景を楽しむこともできずにいる。
それなのに、淀川そのものまで工事とは!
私はガッカリしながらも、淀川の様子を写真に撮った。
私は早々に新御堂筋を下り、行きと同じように公園を通って帰途についた。
帰りに見た、ケヤキ並木の木漏れ日と、子どもの姿を再び。
(付録)
変わり映えしないけれど、最近のベランダの様子をちょっとだけ…。