のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

又々、アートシェア (昨日の「日曜美術館」から)

2020-08-24 15:32:39 | 日記

昨日(8月23日)の日曜美術館は、≪カラフル!多様性をめぐる冒険≫と題して、“アール・ブリュット”または“アウトサイ

ダーアート”と呼ばれる作品の展覧会の紹介をしていた。

そして番組では、“アール・ブリュット”に関心を寄せておられる3名の方が、展覧会を訪れられたときの映像も、同時に紹介

していた。

 

まず初めの来訪者は、タレントの<りゅうちぇる>さん。

      

 

 

彼がまず初めに惹かれて近づかれたのは、<折り紙>ならぬ<折り葉>で折られた、数多くの動物たちだった。

     

 

 

 

     

                  渡邊義紘さんの<折り葉>の作品

 

 

     

                          象

 

                        

                                                

 

 

    

 

 

 

    

                       犬

 

 

                           

                                                  キリン

 

 

 

渡邊さんは、枯れ葉が落ちるころになると、近くの公園を訪れ、<折り葉>を折るのに具合のいい落ち葉を、拾い集め

られる。

ちなみに、<折り葉>に具合がいいのは、柔らかめの落ち葉だそうだ。

そして、持ち帰られた落ち葉は、渡邊さんの手によって、いろんな動物へと変身する。

    

 

 

                               

 

 

     

 

 

 

    

            「干支」を全部集めた作品…買い求める人もあるそう

 

 

 

 

次の表現者は、藤岡祐機さん。

彼は、そこらにある紙をハサミで、等間隔に細く細く切られ、それが巧まぬ作品になっていく。

         

 

 

 

    

 

 

                             

 

 

     

           藤岡さんの机…彼は毎日、就寝前に必ず紙を切られるそうだ。

 

 

 

 

次は、澤井玲衣子さんの抽象画?(写真がうまく撮れなくて作品数が少ないが、色彩がとっても綺麗!)

           

 

 

 

 

 

「りゅうちぇる」さんと同じように、この展覧会に強い関心を持って訪れられたのは、俳優の<奥貫 薫>さん。

そしてとりわけ彼女が心を惹かれたのが、井村ももかさんの、ボタンで飾られた色鮮やかな丸い作品。

    

 

 

  

 

 

   

 

 

                      

 

 

 

 

 

最後に紹介する、この展覧会の来訪者は、医師の<稲葉 俊郎>さん。

彼は、在宅医療にも積極的に取り組まれているそうだが、医師としても、芸術、とりわけ“アール・ブリュット”に、強い関心を

寄せられている。

そして彼が興味を持たれたのが、澤田 真一さんのイボイボのある焼物の作品だった。

    

 

 

 

    

 

 

 

            

 

 

 

  

 

 

                           

 

 

 

澤田さんはある時期から陶芸工房に通われ、自分独自の作品を創られるようになる。

一心に土を捏ね、イボイボを作り、それを作品に貼りつけていく。

   

 

 

  

 

 

              

 

 

                              

 

 

       

 

 

 

 

“アール・ブリュット”もしくは“アウトサイダーアート”は、自宅や作業所などで、自身の中に抑えがたく湧き上がる気持ち

を、誰のためでもなく、誰にも真似できない独自の方法で、表現した作品だ。

私は以前初めてその作品に接したとき、衝撃にも似た驚きと称賛の気持ちを感じた。

もちろん、中には、あまり好みでないモノや、理解できないモノもある。

今回も、私自身が共感できるモノを中心に、シェアさせていただいた。

 

 

 

 



 

 

 

同じ日の朝6時から放送された「目撃!にっぽん」≪コロナと新宿ゴールデン街≫も、心にズシンとくる番組だった。

コロナ感染が収まらないなか、私たちにはそのイライラを、誰か(又はどこかの地域)を悪者にして、何とか収めようとする

傾向がある。

この番組に出てこられた新宿ゴールデン街の方々の、真の優しさに接したとき、私は、このところの自分の狭さを痛切に

感じさせられ、恥じ入る気持ちだった。

新型コロナウィルスに、すべての日本人が連帯して打ち勝つのは、なかなか容易ではないだろうけど、その気持ちだけは

忘れてはならないと、強く思わせられる番組だった。

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

    

 

 

 

           

                         


私も好きなアート (シェアの、シェア)

2020-08-21 13:59:19 | 日記

※大失敗をしてしまいました。

 実は次のブログを書こうとして写真をアップロードしようとしたところ、アップロードの容量がいっぱいになっていてアップ

 ロードできないという表示が出ました。

 そこで、不用意にも、今までのブログに載せた写真(このブログもそうですが)を、アップロードの画面から削除してしまっ

 たのです。

 アップロード画面の写真を削除すると、ブログ画面の写真も、下のように消えてしまいます。

 悪いことに、私は一旦ブログにアップすると、ごくわずかの気に入った写真を残して、あとの写真は全部ゴミ箱にいれ、そ

 の後、ゴミ箱も空にしてしまいます。

 なので、このブログ(と、その前のブログの幾つか)の写真は、復元できないことになります。

 写真の無い変なブログになってしまいましたが、一応ブログとしては残しておくことにさせていただきます。

 不格好なブログが残ることになりましたが、どうかご容赦ください。

 

 



 

 

ずい分前(5月31日)の「日曜美術館」でのこと。

その頃はコロナの緊急事態宣言が出されていたため、「日曜美術館」も新しい取材ができない状態だった。

そこでこの日は、≪#アートシェア 今こそ見て欲しいこの一作≫と題して、いろんな方が、自分のいいと思うアート作品

を、推奨されていた。

その中で私が共感を持って見たのは、現代美術家・会田誠氏が推奨されたアート作品だった。

      

 

 

 

そのアート作品は、2017年に宮城県石巻を中心に行われた「リボーンアートフェスティバル」に出品された、島袋(シマブク)

道浩氏「起こす」という作品だった。

「起こす」は、浜辺に流れ着いた流木をひたすら起こすというもの翌日にはまた倒れているが、それをまた起こすという

ものだ。

(と書いても、分かりにくいので、実際のアート作品の写真を、次に載せます。)

    

 

 

      

 

 

     

 

 

     

 

 

 

 

島袋氏は言われる。

     

 「自分で小さな枝一本でもいいから起こしてみると、何か心の中で起き上がってくると思いますね。」

 「道歩いていて植木が倒れていたりするじゃないですか、

  そういうものでも一度起こしてみると何か変わると思うんですよね。

  それをみんながやると。」

 

 

私は、「なるほど!」 と思った。

言葉で言い表すのは難しいけど、なんか分かる!って感じ。

そして何よりも、島袋氏とその仲間たちが一緒になって、浜辺に散乱している木を起こし、その木々を浜辺に立てて創ら

た世界を、とても美しいと思った。

アートというと分かりにくい作品も多いけれど、島袋氏と仲間たちが力を合わせて創り出されたこのアートは、とても分かり

やすく、そして美しい。

 

 

(以下、再び、島袋氏のアート作品・「起こす」の写真を何枚か、載せさせていただきます。)

    

 

 

    

 

 

          

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 


“植木等さん” の 父・『徹誠氏』 のこと

2020-08-20 19:06:36 | 日記

8月4日放送の「歴史秘話ヒストリア」は、かつて<植木等さん>が歌われてヒットした『スーダラ節』を取り上げていた。

      

 

 

 

 

『スーダラ節』が歌われることになった背景に、植木等さんの大きな葛藤があったことも、この番組で初めて知ったが、今回

は、植木等さんに大きな影響を与えた、“父上”の生き方について、書いておきたいと思う。

 

植木さんの父・徹誠(テツジョウ)氏は、今の三重県大台町で、浄土真宗の僧侶になられた。

      

 

 

   

僧侶になられた徹誠氏は、小さな寺を選んで赴任され、僧侶としての務めだけでなく、県内を廻り社会運動的なことにも、

力を注がれたそうだ。

徹誠氏は、ある村で差別に苦しむ人に、こう(下の写真のように)語られたそうだ。

         

 

    「私は死人の供養に来ましたが、同時に、生きている人びとの良き相談相手になるつもりでもいます。(中略)

     友だち同士として、(略) なんでも相談に来てください。」

 

 

 

徹誠氏は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人を深く敬愛し、親鸞の教えの中核である『平等』の思想を、特に大切なものと

考えられていた。

植木等さんは徹誠氏の三男だそうだが、植木等の『等』の名は、徹誠氏の理想である『平等』から一字を取って、付けら

れたものなんだそうだ。(知らなかったなあ!)

      

          (ずい分ぼけていますが、親子3代が並ばれた写真)

 

 

 

 

その徹誠氏は、等が小学生の頃、思いがけない行動をとって、世間を驚かせ、等を悲しませる。

昭和12年((1937年)に日中戦争が勃発、植木家が暮らす村でも、若者たちが召集され出征することが多くなった。

その出征する若者に向かって、徹誠氏は次のような言葉を贈られたのだそうだ

       

 

 

 

これには、私もビックリした。

日露戦争のとき愛する弟を戦争にとられ、「きみ、死にたもふことなかれ」と歌った与謝野晶子のことは、よく知られている

けれど、植木等さんのお父さんが、それと同じような中味のことを、出征する若者に贈られたとは!

「戦争は集団殺人だ」 「必ず生きて帰って来い」 「なるべく相手を殺すな」

あの時代に臆することなく堂々と、上のような言葉を言われた徹誠という方は、何と肝の据わった方だったんだろう!

私はその信念の固さに、強い尊敬の念を抱いた。

 

しかし当時、そんな発言をすることは許されるはずもなく、徹誠氏は思想犯として囚われることになる。

そして徹誠氏の逮捕を知らせる号外がばら撒かれ、学校帰りの等少年は、その号外を手にして、深く悲しむ。

 

しかしそのことによって、等さんの父への尊敬の気持ちが、消えたわけではなかった。

彼に、スーダラ節を歌う話が持ち上がったとき、こんな投げやりな歌詞の歌は歌えないと、彼は父の下を訪れ相談された

のだという。

当初等さんは、当然父親はスーダラ節を歌うことなど反対するに違いないと思われていた。

が、案に相違して、父・徹誠氏は、歌うことに反対するどころか、次のように言われて歌うことに賛成されたのだそうだ。

「“分かっちゃいるけど止められない”という歌詞は、素晴らしい歌詞ではないか。この歌詞は、人間の弱さを愛する親鸞聖

人の考えにも通じるものだと。」

 

悪いけれど私は、「スーダラ節」にも「植木等さん」にも、これまでほとんど関心を持っていなかった。

でも今回、「スーダラ節」の誕生にこのような物語があること、それを歌うことになった植木さんの父・徹誠氏の、権力に屈し

ない生き方を知ることができて、とても嬉しかった。

 

 

 

 

 


≪幸水≫って梨は!

2020-08-19 17:02:35 | 日記

先日ご近所の方から、娘さんから送られてきたからお裾分けにと、≪幸水≫を2ついただいた。

私は田舎が島根で、一人の姉が安来(鳥取のすぐ近く)に住んでいることから、梨と言えば「二十世紀」がすぐ頭に浮かぶ。

毎年9月になると、姉が二十世紀を一箱送ってくれる。

なのでそれまで梨を店頭で買うことはなく、幸水という名まえの梨があることはもちろん知ってはいるけれど、買ったことは

ほとんど無かった。

 

いただいた時、まずその「重さ」に驚いた。

そして袋を開けてみた時、その「野性的とも言える力強い姿」に驚いた。

物好きな私は、その姿をカメラに収めた。

      

 

 

                        

 

 

 

 

包丁で二つに割ってみると、「水分を含んだ白い肌」が現われた。(武骨とも言える外側とは対照的だ。)

私は半分を4つに切って、早速いただいた。

甘い果汁たっぷりの、とても美味しい梨だった。

      

 

 

                       

 

 

 

 

梨とは全く関係ありませんが、熱暑の中、2つ咲いてくれた今朝のハイビスカスを載せさせていただきます。

       

 

 

 

何とも、お粗末なブログでした!(ー_ー)!!

 

 

 

 


長居植物園の<ひまわり畑>へ 3) 向日葵のあと出口まで

2020-08-16 13:23:36 | 日記

ひまわり畑のすぐ傍に、中津でもお馴染みの「緑の群落」があった。(中津のよりは規模がずっと大きかったけど)

以前のブログでは「ホウキグサ」と書いてきたが、傍に立ててある名札を見ると、「コキア」とあって、和名として「ホウキギ」

と書かれていた。

(秋になると、この緑が赤に変身する。秋にも来てみたいな!)

     

 

 

                    

                             逆側に回り込んでみると、コキアの向こうに小さく向日葵が見えた。

 

 

 

 

コキアの群落の横には、小さいながら畑があって、野菜や花が植えられていた。

最初は、「綺麗な黄色やなあ!」と思って見た花。 名札をみると、「花オクラ」とあった。

     

 

 

                     

 

 

 

 

 

「あっ、瓢箪だ!」と思って名札を見ると、なんと「カボチャ」だった。

         

 

 

 

 

次は、正真正銘の「瓢箪」( 「寿」と彫られている )と、「ゴーヤ」。

               

 

 

 

 

 

畑の辺りからも、バラ園のヤシの木が、行儀良く並んでいるのが見える。

     

 

 

            

               青空をバックにすっくと立つ一本にも存在感がある。

 

 

 

 

そこからちょっとだけ奥の方に歩いてみたが、近くに見頃の花は無さそうだったので、道端の「ボケの実」と、「シダレエン

ジュ」(変わった木だなと思って名札を見るとそう書いてあった)だけを撮って、大池の縁に出て出口に向かうことにした。

      

                    大分色づいている「ボケ」の実

 

 

     

               枝の先端の色が薄く変化している「シダレエンジュ」の木

 

 

 

    

                      遠くに、スイレンの黄色が見える。

 

 

   

 

 

 

       

                          亀の甲羅干し

 

 

 

   

 

 

 

 

 

出口に近づいてきた。

色鮮やかな花壇の向こうに、初めに見たサルスベリが、少しだけ顔を覗かせている。

   

 

 

                 

 

 

 

 

 

花壇をぐるりと回って、出口近くにやって来た。

出口近くの花壇には、家族連れの姿も割と見られた。

  

 

 

                   

 

 

 

 

 

最後に、初めに見たサルスベリをもう一度撮ってから、出口に向かった。

    

  

 

 

 

                

    

 

 

 

 

 


長居植物園の<ひまわり畑>へ 2) 太陽の光を存分に浴びて

2020-08-15 17:34:19 | 日記

長居植物園のひまわり畑は、植物園の出入り口から、わりと近いところにある。

熱中症に気を付けなければいけない今の季節…歩く距離が短いことは、特に高齢者にとっては、とてもありがたいことだ。

大池の岸辺を離れて4,5分も歩くと、ひまわり畑が見えてきた。

ひまわり畑はそんなに広くはなく、今年は、ちょっと小振りの向日葵が植えられているようだった。

      

 

 

 

 

私はひまわり畑の周囲を廻りながら、いろんな角度から向日葵を撮ってみた。

でもとにかく暑くて、じっくりと写真を撮ることができない。

そんな状態で撮った写真ですが、次に何枚かを載せさせていただくことにします。

      

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

     

     

 

 

 

     

     上2枚は、隣のバラ園の椰子の木を入れて撮ったのだが、向日葵の花の向きがバラバラで綺麗ではなかった。

 

 

 

    

 

 

 

    

 

 

 

         

 

 

 

         

 

 

 

       

 

 

 

 

 

ひまわり畑を一周すると、私は向日葵の撮影は、もうこれで終わりにした。

ひまわり畑のすぐ傍にある薔薇園のバラの花の中には、まだ咲き残っているのも幾つかあった。

そのバラを、椰子の木と一緒に撮ってみた。

 

 

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 


長居植物園の<ひまわり畑>へ 1) サルスベリの花 と大池

2020-08-14 12:30:00 | 日記

昨日(8月13日)は、朝から殺人的な太陽の陽射しが降り注ぐ、過酷な一日だった。

朝の水やりのとき、ハイビスカスが咲いているのを見つけて写真に撮ったが、花びらの「赤」がとぶ程の陽射しの強さだ。

       

 

 

 

 

そんな暑さだけれど、昨日は特に予定が無く、家にいたらボケ~とテレビを見て過ごすこと請け合いだと思って、思い切っ

て長居植物園に行くことにした。

長居植物園の<ひまわり畑>で、ちょうど向日葵の花が満開になっていると、テレビで紹介されていたから。

できるだけ早く家を出ようと思っていたのに、のろまの私が家を出たのは、結局、11時過ぎだった。

 

長居植物園の最寄り駅には、地下鉄(今は大阪メトロと言うそうだけど)に乗って、30分くらいで到着する。

駅からすぐに長居公園に入るが、植物園に行くには、公園の外周道路を15分くらいは歩かなければならない。

季節のいい時は、いいお散歩コースなのだが、熱暑の今は、結構体に堪える。

私は水分補給と直射日光に当たらないように気をつけながら、外周道路を歩いて行った。

空はいかにも真夏の空らしく、白い雲を浮かべた濃い青色をしていた。

公園には家族連れも多く、子どもが蝉捕りに夢中だった。

          

 

 

              

 

 

 

 

植物園に到着してすぐ目に入ったのは、大池近くに植えられているサルスベリの、ピンクの花だった。

近くに行くと、白いサルスベリもあった。

       

 

 

                 

 

 

                  

 

 

 

 

サルスベリの向こうには大池が広がっているが、昨日は意外と風が強く、池の傍の柳の葉っぱが、大きく風に揺さぶられて

いた。

      

 

 

             

 

 

 

 

次は、その位置から撮った、大池のスナップ写真(4枚)です。 (平凡な写真ばかりですが)

      

 

 

      

 

 

              

 

 

    

 

 

 

 

 

 


独特の緊張感のなかの ≪コンサート≫

2020-08-12 18:44:54 | 日記

8月9日(長崎原爆の日)は、奈良の友人から頼まれたコンサートを聴きに、久しぶりにシンフォニーホールに足を運んだ。

 

コロナ対策のため、3月以降、コンサートは中止になっている。

今でも大半はそうなのだが、9日に行われるコンサートは、席を一つずつ空けることが可能になって、開催されることになっ

たようだ。

私はそのコンサートに行く予定はしていなかったが、友人がチケットを取っていたものの、奈良から大阪まで出てくるのが

怖いからと、私に誘いがかかったのだ。

大阪在住の私だけど、もともと行こうと思っていなかったコンサートだし、コロナに対する怖さもあるしで、行くかどうか大分

迷った。

 

けれど、今回のコンサートのオーケストラが、大阪豊中に拠点を置かれている“センチュリー交響楽団”で、コロナ禍の下、

コンサートを開くことができなくて、経済的にずい分痛手を受けておられることは、容易に理解できた。(それは、他のオー

ケストラも同じだが…)

そしてその中でもセンチュリー交響楽団は、感染防止をしつつコンサートが開けないものかと、いろんな模索をしておられ

ることが、テレビ報道などでも伝わってきていた。

もし今回のコンサートに行かなかったら、チケット代は、キャンセル料として返される仕組みになっているとのこと。

だったら、僅か一枚のチケットでも、私が行くことで、そのチケット代は楽団に入ることになる。

それに今回のコンサートは、私の大好きなベートーヴェンの生誕250年を記念してのコンサートでもあるし、コンサートを聴く

こと自体は嬉しいことでもあった。

        

 

 

私は、(ちょっとオーバーだけど)意を決して、コンサートに行くことに決めた。

シンフォニーホールは、私のところから距離的には近いのに、電車で行くとなると、乗り換えはあるし、駅からホールまでは

大分歩かなけばならない。

そこで、とりあえず行きは、タクシーを拾って行くことにした。

(タクシーに乗るにも、なんか普段とは違う緊張感がある。)

 

シンフォニーホールに着くと、今回は感染防止対策のため、観客は一定の距離を置いて受付するようになっていて、いつも

とはちょっと違った玄関風景になっていた。

(とは言っても、遠くから写真を撮ったので、あまりよく分からないでしょうが…)

     

 

 

 

コンサートは、(こんなことは普段は無いことだけど)センチュリー交響楽団の運営団体の役員の方の挨拶で始まった。

彼は、コンサートを開催できたことの喜びと、コンサートに来てもらったことへのお礼を述べられたあと、6日の広島・9日の

長崎の原爆投下に触れられ、このコンサートを原爆の被害者に捧げるものにしたいとも述べられた。

会場は、大きな拍手に包まれた。

それに続いて、横山幸雄さんのピアノとセンチュリー交響楽団による 「ピアノ協奏曲・皇帝」が演奏された。

久し振りに聴く生のピアノと、オーケストラの音色は、やっぱりとても心地よかった。

休憩を挟んで後半は、ベートーヴェンの交響曲・第7番。

7番の交響曲は、あまり馴染みが無いように思ったけれど、聴いてみると、随所に聞き覚えのあるメロディやフレーズが出

てきて、分かりやすくて良かった。

そして今までとは違って、楽団員の方々が一定の距離を保ちつつ、心を一つにして、一生懸命演奏される姿は、私たちの

心を打った。

演奏が終わったあと、今までの演奏会とはまた違った感動が会場を包み、拍手が鳴り止まなかった。

指揮者の飯森範親氏は、感極まった様子で、何度も何度も楽団員の健闘を称え、私たち観客にも、お礼のお辞儀を繰り

返された。

 

いろいろ迷ったけれど、コンサートに行って、やっぱりよかった。

センチュリー交響楽団の方々、前途は多難でしょうが、皆さんの健闘を心から祈っています。

 

 

 



 

 

 

この日、コンサートに行く前には、原爆投下の午前11時2分に、テレビの前で黙祷した。

そしてそれに続く、長崎市長・田上富久氏の≪長崎平和宣言≫を、気を引き締めて聞いた。

      

 

 

 

田上市長は、「長崎への原爆投下から4分の3世紀たった今も、私たちは『核兵器のある世界』に暮らしている。」と述べ、

「人の命を無惨に奪い、人間らしく死ぬことも許さず放射能による苦しみを一生涯負わせ続ける、このむごい兵器を、

なぜ私たちは捨て去ることができないのか」と、問いかけられた。

 

そして、「核兵器の本当の恐ろしさは、まだ十分に世界に伝わっていない」と述べ、

 「新型コロナウイルス感染症が、自分の周囲で広がり始めるまで、私たちがその怖さに気づかなかったように、

  もし核兵器が使われてしまうまで、人類がその脅威に気づかなかったとしたら

  取り返しのつかないことになってしまう。」と警告された。

 

 

田上市長の上のことばを聞きながら、私は「そのとおり!」と心の中で叫びつつ、そのために自分に何ができるかを問う

とき、ただうなだれるしかない自分であることを思って、情けなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


淀川の堤防を降りて。

2020-08-08 20:23:30 | 日記

(前のブログの続きです。)

淀川の土手を右手にして坂道を下った。

土手の草むらの中に、切り倒された木の切り株があった。

痛々しい感じがしたけれど、よく見ると、切り株からはもう新しい枝が伸びていて、何だかうれしくなった。

草むらの中で、ヒルガオの花が咲いていた。

      

 

 

             

 

 

 

 

淀川の土手を下りきって、街中に戻ってきた。

そこで、今夏初めて、綺麗に咲いた夾竹桃を見た。

そのあと、葉っぱの先に白い房のようなものを付けた、変わった木を見つけた。

何の木だろうと思っていたら、木に「シマトネリコ」という名札が付いていた。

それにしても、この白い房のようなものは、何なんだろう?

     

 

 

         

 

 

 

 

いろんなところで、サルスベリの花が咲いていた。

    

 

 

                        

 

 

 

 

帰りに、中津公園に寄ってみた。

この日、公園で咲いていた花。

     

 

 

        

 

 

 

              

 

 

 

    

 

 

       

 

 

           

 

 

 

 

公園でも、サルスベリが大分花を開き始めていた。

   

 

 

                      

 

 

 

 

 


“淀川”を見たくて…(朝の散歩) 

2020-08-06 16:53:31 | 日記

昨日の朝の散歩は、酔芙蓉を見ただけで帰ってきた。

今朝は、長らく見られなくて見たい思いがつのっていた“淀川”を、眺めに行くことにした。

でも、淀川を眺める前に、今日の酔芙蓉はどんな具合かしら?と気になって、やはり酔芙蓉が咲いている所に立ち寄った。

酔芙蓉は今日も、昨日と変わらず咲いていた。

昨日あれだけ写真を撮ったのだから、もう止めておけばいいことは頭では分かっているのに、やはりカメラに手がいって

しまう。

そして、撮れば載せたくなるのが、私の悪い癖。 

もう見飽きた!と思われるでしょうが、3枚ほど載せさせていただきます。

     

 

 

                

 

 

                                

 

 

 

 

 

酔芙蓉を見て安心した私は、新御堂筋の架橋に上るらせん階段目指して歩いて行った。

途中に咲いていた花や実を、撮りながら。

            

 

 

 

       

              艶やかな実がいっぱい生っていたけれど、何の木かなあ?

 

 

     

                      アレチハナガサ

 

 

 

 

らせん階段を上って、新御堂筋の架橋に上がり、淀川の東方向を眺める。

今朝は、太陽の光がまだ弱く、淀川の川面も空も、何だかどんより曇り色だ。

      

 

 

      

 

 

      

 

 

                    

(川岸のすぐ傍に並んだコンクリートが面白かったので撮ったが、しばらくすると日の光で川面が光り出したので、再度!)

 

 

     

 

 

 

 

 

日の光が足りなくて、思ったような淀川の景色が見られなかったので、私は程なく新御堂筋から降りた。

ずい分前から、淀川の堤防はずっと工事中で、つい最近までは、どこからも淀川の堤防に上がることができなかった。

しかし、らせん階段を降りて、以前通っていた小道の入り口を見ると、今までの封鎖が解かれているようだ。

これで部分的には淀川の堤防に上がれるようになったんだ! 嬉しいな♪

早速封鎖の解かれた小道を通って、淀川の堤防に上がって行った。

      

              途中の道端に咲いていた、オシロイバナ

 

 

 

堤防に上がると、しばらく見ることのできなかった懐かしい風景が、目の前に広がった。

    

                      西側には、新御堂筋の架橋

 

 

    

                      東側には、JRの線路橋

 

 

    

                    雑草の向こうの、淀川と対岸のビル 

 

 

         

              JRの橋げた辺りの水面                                   淀川と対岸の建物 

 

 

 

 

    

               新御堂筋を走る、車と地下鉄 (ちょっと見えづらいですが)

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

  


まず “酔芙蓉” を撮りに。

2020-08-05 17:34:10 | 日記

昨日新しいカメラが手に入ったので、今朝早速、酔芙蓉を撮りに行った。

この間(7月27日)酔芙蓉を見に行ったときは、まだ花は2つしか咲いていなかった。(28日のブログ)

そして一昨日の朝は、大分咲いていたけれど、カメラの故障で花を写すことはできなかった。

 

今朝の酔芙蓉の群落は、下の写真のように、今朝咲いた花と、昨日までに閉じた花が、入り混じっている状態だ。

     

 

 

      

 

 

 

 

前にも書いたけれど、酔芙蓉は “一日花” 。

夜明けとともに咲き始めるが、その時の花の色は、“白” または “うすいピンク” だ。

それが時間が経つとともに、ピンク色が濃くなり、夜になると、(散るのではなく)濃いピンクのまま花を閉じる。

酔芙蓉の名まえは、朝は白い花が、夕方になるにつれ濃いピンク色になることから、まるでお酒を飲んで頬が赤く染まった

娘さんのようだ、というところから付けられた、と言われている。

なかなか情緒のある名まえなのだ。

 

                    ~まだ白い酔芙蓉の花~

     

 

 

      

 

 

      

 

 

               ~濃いピンクになって花を閉じた酔芙蓉~

      

 

 

まだまだつぼみが沢山あるから、酔芙蓉の可憐な花は、これからもしばらくは楽しめるだろう。

 

 

 

 

酔芙蓉の花を離れて、帰り道で目に付いた花も、序でに撮っておいた。(以前と重なる花もありますが。)

             

          酔芙蓉の群落のすぐ傍にあった、何かの実                    この間も載せた、黄色いムクゲ

 

 

 

     

                  これも、この間も載せた、ホウキグサの群落

 

 

 

    

                 色合いが可愛い、キンギョソウ

 

 

 

    

                ケチョウセンアサガオの純白が美しい。

 

 

 

     

                   何の実か分からないけれど…。

 

 

 

         

                              情熱的な、まっ赤なカンナ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     


カメラ騒動?の顛末

2020-08-05 01:32:10 | 日記

前回のブログの末尾に、カメラ(デジカメ)が突然動かなくなったことを書いた。

その時は、しばらく写真は撮れないから、ブログもお休みするしかないな‥と、割と冷静に思っていた。

けれど翌日の午後になると私は、できるだけ早くこのデジカメを修理してもらわなければ!と、カメラを買ったヨドバシカメラ

に向かった。

ヨドバシカメラで店員さんに、カメラが突然動かなくなったことを話すと、店員さんはいろいろ見てくださった後で、メーカーに

送って見てもらわなければいけないから、地下2階にある修理申込みのコーナーで相談してほしいと言われた。

あ~あ、やっぱり簡単には直らないんだ!

私は仕方なく修理申込みのコーナーに行き、カメラが動かなくなったいきさつを、前と同じように説明した。

係の方も同じようにカメラを点検された後、メーカーに送ってみないと分からないとの回答だった。

しかも、今はいろいろたて込んでいるから、メーカーからの返事が来るのがお盆明けになるとのこと。

ええっ、お盆明け!? 私はガックリした。

メーカーからの返事が仮に、修理が簡単にできるというものであっても、カメラが私の手に戻るのは、お盆があけて大分

経ってからのことになる。

私が持っているカメラは、情けないことに、故障したこのデジカメ一台しかない。

カメラの無い生活がこんなに長く続くなんて耐えられない!と、私は思った。

そこでメーカーに出すのは止めて、(ちょっと勿体ない感じもしたけれど)今のカメラは下取りに出して、新しいカメラを買う

ことにした。

「新しいカメラ」と言っても、私はデジカメしか持つ気が無く、今までのソニーのデジカメは、かなり気に入っていた。

そこでソニーの売り場で新しい機種を見せてもらったが、値段がバカに高い上に、付加された新しい機能は、私にとっては

どうでもいいようなものばかりだった。

そこで私は、前と全く同じ機種のカメラを買うことにした。

ちょっと新鮮味は無いような気もするけれど、今のところ、デジカメではこれが一番気に入っているんだからいいか!と、

納得した。

 

今までのカメラに対する私の扱い方は、かなり荒っぽかったような気がする。

以前カメラを買ったとき、当然ながらカメラのケースも買っていたのに、いつかそのケースをなくしてしまった。

ケースをなくした後は、新しいケースは買わずに、カメラを厚手のハンカチにくるんで済ませていた。

ハンカチは時にバッグの中でほどけたりして、カメラが裸になることもあった。

今回の故障も、私のそんな乱暴な扱いが、原因かも知れない。

そこで、今度はなくさないようにと心に決めて、店頭にあるのでは一番気に入った、オレンジ色のケースを買った。

そして私は、買ったばかりの新しいカメラで、ヨドバシカメラの今いる辺りを試しに撮ってみた。

      

 

 

 

 

そして家に帰ってから、新しいケースやベランダの花などを撮ってみた。

        

                ピントが合っていない…(ー_ー)!!

 

 

 

        

 

 

 

     

 

 

                        

 

 

 

次からは、もっときちんと写真を撮ります!

 

 

     

                     

 

   

 


食事会と、ラベンダー

2020-08-02 15:07:03 | 日記

30日は、自粛明け後 2回目のご近所の食事会だった。

自粛明けとは言っても、今まさにコロナの感染者数が右肩上がりで増えている。

5人以上の飲食は避けてほしい!という要望も出されている。

そんな中の食事会はいかがなものか?という思いも無くはなかったが、世話役の方が安全面も考えてせっかく計画してくだ

さったのだし、やっぱり参加することにした。

 

今回の食事場所は、ヒルトンホテル・ウエストの地下にある、「民生」という中華料理屋さんだった。

(本店は、神戸の中華街にある。)

今回もお一人が参加できなくて、参加者は5人だった。

開店と同時に入ろうと、お店には11時に到着。 お陰で、一番いい席に着くことができた。

            

                          お店の、丸いぼんぼりのような灯りが印象的だった。

 

 

      

                      私たちが頼んだランチセット

 

 

 

料理は、上の写真の他にお粥とデザートが付いて、なんと、税込みで1,100円!

梅田の1等地にあるお店としては、ずい分安い。 味もとても美味しかった。

 

この間の食事会のときの反省から、マスクを取ったら口数は少なくしようと言っていたが、この日もこの約束は、キッチリ

とは守れなかった(ように思う)。 (>_<)

 

 

 



 

 

 

先日北海道のJさんがわざわざ送ってくださっラベンダー。

不器用な私は、気の利いた飾り方も匂い袋作りもできないので、いつものように、ただ花瓶に挿して香りを楽しませてもらっ

ている。

それとちょっとだけ小分けして、気持ち良く眠れるように、ベッドの棚にも置いた。

Jさん、ありがとうございました。

      

 

 

                             

 

 

 



 

 

☆ 今朝(8月2日)意を決して早めに家を出、花数を増やしているだろう酔芙蓉と、淀川を見に行った。

  そして、さあ、写真を撮ろう!と、カメラを出して酔芙蓉に向けたところで、何故か、シャッターが下りない。

  何故だろうといろいろ触ってみたが、シャッターは下りず、結局諦めてスマホで写した後、新御堂に上がった。

  新御堂の上でも何度もカメラをいじってみたが、やっぱり元には戻らない。

  そこでここでも、淀川の様子をスマホで撮って、仕方なく家に帰ってきた。

 

  私は情けないことに、スマホからパソコンに写真を送る方法も知らないし、ましてや、スマホでブログを作成する方法も

  分からない。

  なので、できるだけ早くこのカメラを買ったヨドバシカメラに行って、修理してもらわなければいけないのだけれど、それ

  も、何となく億劫…。

  ということは、しばらく写真が撮れないかもしれないし、写真が撮れなければ当然ブログが書けない。(ー_ー)!!

 

  できるだけ早くカメラを直しに行きたいとは思っていますが、しばらくブログをお休みすることになるかも知れません。

  お許しの程~♪