3月1日のブログに、冬の間さぼっていた朝の公園行きを、「(原則)今日から再開したい!」などと偉そうに書いた私…。
でもその後、何やかやと理由をつけて、結局今日まで朝公園に行くことはありませんでした。(昼間出掛けたことは何回かありましたが…)
今朝はかなり早くスッキリと目覚めたので、今日を逃しては行くチャンスを逸してしまうと、6時10分過ぎに家を出て公園に向かいました。
公園に行く途中の学校の庭に、真っ白い花をいっぱい付けた木(サクランボのなる桜の木かなぁ?)があるのに、初めて気づきました。
同じ校庭に置かれている、お尻がカワイイ子どもの像(趣味悪いかな?)も、いっしょに載せておきます。
公園に着くと、この間まではずいぶん固かった桜の蕾が、かなり膨らみ、赤みを帯びていました。
花見の季節も、もうすぐだぁ!!!
花壇の方に歩いていくと‥‥ここで、今朝の、第一の「見っ~け!」
形はちょっとイビツながら、この春初めて、チューリップが、固い葉っぱの間から、花をのぞかせていたのです!
今年初めて見るチューリップの花の、なんと、いとしいことよ!
花壇には他に、色鮮やかな黄水仙が群れ咲いていました。
公園から淀川の土手に向かう途中に、(この間のブログにも書いた)名前の分からない木(たぶん、桃か杏)が、さらに花の数を増して華やかでした。
淀川の土手を歩いていると、散歩やジョギングの人たちに出会います。
今日は、かわいいワンちゃん(チビという名前だとか‥なんか身につまされるぅ~)にも出会いました。
土筆はないかしら?スミレは咲いてないかなぁ?と、キョロキョロしながら歩いていると…そこで、第二の「見っ~け!」
昔懐かしい“スイバ(酸葉)”が、アチコチにかたまって葉っぱを出しているではありませんか!
私は昔から、スイバが大好きなのです!
春に芽を出した、まだ柔らかいスイバの葉を摘んできて(と言っても、摘むのはほとんど父か母だったけど)、それをサッと熱湯にくぐらせ、その後冷水
で冷やして、水気をきってから、それにお醤油をちょっとかけて…食べる!
たかが野草やないか!と、あなどる事なかれ!
(あんなモノ食べるなんて野蛮ヤ!とおっしゃる方もおありだとは思いつつ…)
私には、あのスイバの酸味(他のどの食べ物にもない、あの独特の酸味)が、なんともコタエラレナイのです!
私が田舎から大阪に出てきた後、春先に帰省する機会があった時などは、必ず父が何処からかスイバを採ってきて、母がそれを湯がいて、食べさせ
てくれたものです。
その両親もずいぶん前に他界して、スイバを食べる事などずっとありませんでした。
今日スイバを見つけた時、その懐かしい味とともに、優しかった両親のことが思い出されて、すこし、胸が熱くなりました。
私は土手のスイバをむしり取り、持っていたバッグに入れて、家に持ち帰りました。
帰り道、これも今年初めてユキヤナギや木蓮の花を見つけることができて、「早起きは三文の徳!」 これも今朝の散歩の収穫です。
家に帰った私は、早速、もぎ取って持ち帰ったスイバを丁寧に洗い、オヒタシにしていただきました。
久しぶりに食べたスイバのオヒタシは、とっても懐かしい、春と父母の味でした。