のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

今朝の、二つの「見っ~け!」

2012-03-30 18:59:02 | 日記

 3月1日のブログに、冬の間さぼっていた朝の公園行きを、「(原則)今日から再開したい!」などと偉そうに書いた私…。

 でもその後、何やかやと理由をつけて、結局今日まで朝公園に行くことはありませんでした。(昼間出掛けたことは何回かありましたが…)

 今朝はかなり早くスッキリと目覚めたので、今日を逃しては行くチャンスを逸してしまうと、6時10分過ぎに家を出て公園に向かいました。

 

 公園に行く途中の学校の庭に、真っ白い花をいっぱい付けた木(サクランボのなる桜の木かなぁ?)があるのに、初めて気づきました。

 同じ校庭に置かれている、お尻がカワイイ子どもの像(趣味悪いかな?)も、いっしょに載せておきます。

                   

                                

 

 公園に着くと、この間まではずいぶん固かった桜の蕾が、かなり膨らみ、赤みを帯びていました。

 花見の季節も、もうすぐだぁ!!!

                      

 

                           

 

 花壇の方に歩いていくと‥‥ここで、今朝の、第一の「見っ~け!」

 形はちょっとイビツながら、この春初めて、チューリップが、固い葉っぱの間から、花をのぞかせていたのです!

                      

 今年初めて見るチューリップの花の、なんと、いとしいことよ!

 

 花壇には他に、色鮮やかな黄水仙が群れ咲いていました。

                          

 

 公園から淀川の土手に向かう途中に、(この間のブログにも書いた)名前の分からない木(たぶん、桃か杏)が、さらに花の数を増して華やかでした。

                    

                          

 

 淀川の土手を歩いていると、散歩やジョギングの人たちに出会います。

 今日は、かわいいワンちゃん(チビという名前だとか‥なんか身につまされるぅ~)にも出会いました。

                      

 

 土筆はないかしら?スミレは咲いてないかなぁ?と、キョロキョロしながら歩いていると…そこで、第二の「見っ~け!」

 昔懐かしい“スイバ(酸葉)”が、アチコチにかたまって葉っぱを出しているではありませんか!

                      

 私は昔から、スイバが大好きなのです!

 春に芽を出した、まだ柔らかいスイバの葉を摘んできて(と言っても、摘むのはほとんど父か母だったけど)、それをサッと熱湯にくぐらせ、その後冷水

で冷やして、水気をきってから、それにお醤油をちょっとかけて…食べる!

 たかが野草やないか!と、あなどる事なかれ!

 (あんなモノ食べるなんて野蛮ヤ!とおっしゃる方もおありだとは思いつつ…)

 私には、あのスイバの酸味(他のどの食べ物にもない、あの独特の酸味)が、なんともコタエラレナイのです!

 

 私が田舎から大阪に出てきた後、春先に帰省する機会があった時などは、必ず父が何処からかスイバを採ってきて、母がそれを湯がいて、食べさせ

てくれたものです。

 その両親もずいぶん前に他界して、スイバを食べる事などずっとありませんでした。

 今日スイバを見つけた時、その懐かしい味とともに、優しかった両親のことが思い出されて、すこし、胸が熱くなりました。

 私は土手のスイバをむしり取り、持っていたバッグに入れて、家に持ち帰りました。

 

 帰り道、これも今年初めてユキヤナギや木蓮の花を見つけることができて、「早起きは三文の徳!」 これも今朝の散歩の収穫です。

                

 

                       

 

 家に帰った私は、早速、もぎ取って持ち帰ったスイバを丁寧に洗い、オヒタシにしていただきました。

                   

 

                       

 

 久しぶりに食べたスイバのオヒタシは、とっても懐かしい、春と父母の味でした。

 

 

 

 

 

 

 


珍道中…香雪美術館「片岡球子展」

2012-03-29 16:55:44 | 日記

 昨日、友だちのMさんと、阪急・御影にある“香雪美術館”で行われている展覧会、「片岡球子 生命あふれる」に行ってきました。

 

 いつもどおり、梅田で早めの昼食をとり、美術館に向かうべく、阪急電車に乗りました。

 電車に乗るとき、私はMさんに自信たっぷりにこう言いました。

 「御影は特急が止まるから、特急に乗ろうネ!」

 ところが、岡本駅を発車した後、電車はなんの躊躇もなく、アッサリと“御影駅”を通過したのです!

 次に停車したのは、なんと、三宮駅でした。

 これが、今回の珍道中の一つ目です。

 

 仕方なく三宮で下車、幸いにも、すぐ向かいのホームに、梅田行きの各駅停車の電車が止まっていたので、それに乗って“御影駅”までバックしまし

た。

 香雪美術館には、過去3回くらいは行ったことのある私。

 御影駅を降りてから香雪美術館への道も、分かっているつもりでした。

 ところが、です!

 方向は分かっているものの、どの角を曲がるのかが、イマイチ自信なし。

 それなら、早くに誰かに尋ねればいいものを、「もうちょっと先やな‥」なんてつぶやきながら、曲がるべき角をスタコラと通りすぎてしまいました。

 しばらく行って、さすがに不安になった私が、土地の人と思われる上品なご婦人に尋ねたところ、やっぱり間違っていたことが判明しました!

 距離は遠くはないものの、信号を二つも渡り直して、正規の道に戻り、やっと、香雪美術館に辿りつきました。

 これが、二つ目の珍道中です。

 

 というわけで、Mさんにはずいぶんご迷惑をお掛けしました。ゴメンナサイ!

 今回のことで、私の認知症も相当なものだと、改めて実感!

 これからは、その認識の上にたって、注意を怠らないようにしたいと思った次第です(涙)

 

 さて、香雪美術館は、御影の閑静な住宅街のなかにある、小さな美術館です。

            

                         

 

 門扉をくぐって中に入ると、(盛りは過ぎていましたが)ツバキの花や、苔の色鮮やかな緑が、目を楽しませてくれました。

                    

                        

 

 そして、(たぶん葉の形からしてヒイラギの実だと思われる)楕円形の赤い実が、初めて見た私には、新鮮で可愛らしかったデス。

                       

 

 片岡球子さんの絵は今までに何回か観たことがあり、その度に私は、彼女の生命力に満ち溢れた、色彩豊かな絵に、パワーを頂いてきました。

 今回は、作品数30点余りのこじんまりとした展覧会ですが(こじんまりした方がむしろイイ!)、是非にと思っていたのでした。

                      

 

 なにしろ、21歳で当時の「女子美術学校」に入学されてから、2008年、103歳で亡くなられるまで、ずっと絵を描きつづけられた彼女。

 しかも90歳を過ぎても、その力強い線と鮮やかな色彩は、全く衰えることを知らず、ますます勢いを増していった感さえあります。

 今回は、比較的初期の作品もありましたが、私の心を捉えたのは、やはり、中・後期の、富士山を初めとする山々の絵でした。

 次に、私が好きだった山の絵を、4枚載せておきます。

              

 はじめ2枚は、北海道を描いた絵。

                       ≪屈斜路湖≫ 1970年(65歳)

              

 

                                  ≪羊蹄山の秋色≫  1986年(81歳)

                         

 

 次の2枚は、ともに、2000年(95歳)で描かれた≪富士≫と題された絵。

 1枚めの夜の富士山は、初めて観たので新鮮でした。

                      

 

                           

 

 ≪追記≫ 今回の彼女の絵の中に、≪八風不動≫と題された、一人の兵士を描いた絵(1943年作)がありましたが、時代の要請があったとは言

   え、私には、戦争推進を表した絵のように感じられて、その絵だけは、好きになれませんでした。

   彼女にそういう絵を描かせた、時代の持つ怖さを、改めて強く感じました。

                    


見っ~け!

2012-03-25 19:56:53 | 日記

 “つくしの坊や”がそろそろ芽を出しているのではないかと、昨日と今日、2日続けて、淀川の土手に行きました。

 昨日は、激しい雨(風)の中を‥。(我ながら、物好きやなあ!と思いつつ)

 今日はお天気はいいものの、冷たい強風に吹き飛ばされそうになりながら‥。

 当然昨日は見つけることができず、今日の再挑戦で、なんとか、見つけることができました!

 

 淀川の土手は、以前よりずいぶん緑を増し、今日は土手の上に青空が広がっていました。

                 

 

 土手では、毎年さくらの季節より一足早く、濃いピンク色の花を咲かせる木(桜なのか何なのか、よく分からない…)の蕾が、かなり膨らんでいました。

                       

 

 今日はお天気が良いこともあって、土手の上には、散歩する人や、自転車で走る人の姿が、ありました。

               

                                         

 

 私は風に吹き飛ばされそうになりながら、土手に降りて、“つくしの坊や”をさがしました。

 土手では、雑草たちが、小さな花を付け始めてはいましたが、“つくしの坊や”は、なかなか姿を現してはくれません。

                

 

                        

 

                           

 

 まだダメなのかも…と諦めて帰りかけたその時、ひ弱ながら1本の“つくしの坊や”が、雑草の中に立っているのが見つかりました!

                 ←肝心のつくしの坊やがピンボケ(涙)

 

 うれしくなって、もうちょっと捜してみようと、目を凝らしながら歩いていると、更にもう1本が!

                       

 

 諦めかけていたのに2本も見つかったし、寒風で身体は冷えきってくるしで、今回の“つくしの坊や”さがしは、これで打ち止めということにしました。

 

 淀川の土手から公園に戻ると、公園の上には更に青さを増した空が広がり、公園の花壇に咲く花たちも、楽しそうに(ちょっと寒そうに)風に揺れてい

ました。

                    

 

                               

 

                              

               

 

          


やっぱり、菜の花が見たくて…。

2012-03-20 20:45:52 | 日記

 春の訪れを告げる花…菜の花。

                       

 

 ぜひ見たいと思いつつ、なかなか機会を得ませんでしたが、昨日テレビで、神戸総合運動公園の菜の花のことをやっているのを見て、急遽行く事にし

ました。

 

 「神戸総合運動公園」へ行くには、三宮から地下鉄に乗り換えて、数駅行った「総合運動公園駅」で下車します。

                  

 

 駅前には、可愛いオブジェが置かれていました。(意味はよく分からないながら、パチリ!)

                       

 

 駅からは、楠の並木道を通って、運動公園に向かいます。

                       

 

                

 

 公園内の「コスモスの丘」には、春に菜の花が咲くように、種が蒔かれるのです。

 コスモスの丘までは少し距離がありますが、がんばって歩いて行くと、目の前に、段々の菜の花畑が広がってきました。

              

 

                     

 

                             

 

                   

 

 丘を上って下を見下ろすと、菜の花の向こうに、地下鉄の列車が走っているのが見え、思わずシャッターを押しました。

                      

 

 次も上から撮った菜の花畑です。

                            

 

 もう少しお天気が良ければもっと鮮やかな写真が撮れたとは思いますが、贅沢を言ったらキリがありません。

 諦めかけていた菜の花を見る事ができただけで、満足でした!

 

                        


≪炎のコバケン≫のコンサート♪

2012-03-20 19:54:02 | 日記

 ≪コバケン≫こと小林研一郎さんは、その情熱的なタクトで、世界的にも有名な指揮者です。

 でも私はこれまで、彼のコンサートに行ったことがなく、テレビで見る機会もほとんどありませんでした。

 

 ずいぶん前の事ですが、シンフォニーホールで彼のコンサートが開かれることを知って、一度は彼の≪炎の指揮≫を見ておきたいと思い、チケット

をとっていたのでした。

 もう一つ、このコンサートに惹かれたのは、今回のコンサートが、彼の娘さんでピアニストの小林亜矢乃さんとの競演でもあることでした。

 小林亜矢乃さんのピアノを聴くのも、今回が初めてです。

                       

 

 コンサートは、一昨日の18日。

 ≪炎のコバケン≫の指揮って、どんなんだろう?、娘さんの亜矢乃さんのピアノは?

 私は、期待をもって、コンサート会場に向かいました。

 

 そして結論的にいうと、今回のコンサートは、私の期待を十分に満足させる、いや!期待を大きく上回る、素晴らしいものでした!

 

 最初に演奏された、シベリウスの≪フィンランディア≫‥この曲は、私の大好きな曲の一つです。

 ロシアの圧政に苦しめられていた、当時のフィンランドの人々の、苦しみと抵抗と闘い‥そして勝利への確信を、謳いあげた曲!

 今も、≪第二の国歌≫として、フィンランド国民に愛され続けています。

 そして、フィンランド国民ならずとも、(私を含め)多くの人々が、今もこの曲から、大きな勇気をもらっているのです。

 東日本大震災の後の「題名のない音楽会」でも、被災地に贈る曲として演奏され、人々の心を強く揺さぶりました。

 

 さて今回のコバケンのタクトによる≪フィンランディア≫は、もちろん、とても感情のこもった素晴らしいものでした。

 (大袈裟なようですが、事実)私は演奏中、何度も涙があふれそうになりました。

 

 2曲めの、グリーグの≪ピアノ協奏曲≫‥ここで、娘さんの亜矢乃さんの登場です。

 亜矢乃さんは、(こんな事を言うと怒られそうですが)お父さんと違って色白で、とても美しい方でした。

 そして彼女のピアノ演奏も‥指づかいが(手全体の動きも)とても柔らかで、音楽の中に全身をゆだねた、情感あふれるものでした。

 父コバケンの指揮する大阪フィルの音とも息がピッタリで、さすが父娘という感じでした。

 

 3曲めの、チャイコフスキーの≪交響曲第5番≫

 この曲を事前に私はあまり知りませんでしたが、演奏を聴いて、改めてチャイコフスキーの豊かな音楽性を感じることができました。

 そして、チャイコフスキーの音楽性の豊かさを存分に表現しえた、コバケンと大フィルの演奏に、聴衆からは惜しみない拍手が送られました。

 

 本当に素晴らしいコンサートでした!

 そして、その素晴らしさをもたらした大きな要因は、やはりコバケンの指揮にあると、私は思います。

 でもその指揮というのは、決して、動きの激しい、ハデなパフォーマンスを意味しているのではありません。

 ≪炎のコバケン≫という言われ方からして、私は、もっとハデな動きの指揮を想像していましたが、実際の指揮は、意外にもそうではありませんでし

た。

 ≪炎≫は、彼の指揮の仕方(外見)を表すものではなく、彼の音楽に対する“強い情熱”を表す言葉であることを、私は遅まきながら知りました。

 その情熱は、それぞれの曲に対する深い理解となり、更にそれを演奏者と共に創り出そうとする熱意と努力となって、素晴らしい音楽ができあがるの

だと思います。

 

 私は今、彼の指揮する次のコンサートに、必ず行きたいと思っています。

  

 

 

 

 

 

 

 


ひとり京都へ‥≪城南宮のしだれ梅と、安野光雅展≫

2012-03-18 01:11:53 | 日記

 一昨日私は、京都・高島屋で行われている「安野光雅(あんの・みつまさ)展」に行くべく、ひとりで京都に向かいました。

                    

 安野さんは、我がふるさと島根県の(私の田舎ともわりと近い)津和野の出身です。

 そのせいもあって、私は、安野さんの作品を、今までに何度か観てきました。

 観る度にいつも、彼の作品の、穏やかで優しい世界に、私は心慰められてきました。

 今回は、朝日友の会で、無料で見られるということもあって、ぜひ行きたいと前から思っていたのですが、何やかやでナカナカ行けず、会期の迫った

一昨日、やっと行くことにしたのでした。

 

 でも、わざわざ京都に行くのに、展覧会だけでは勿体ないと突如思い始め、急遽、しだれ梅で有名な城南宮にも行くことにしました。

 その日の天気は、夕方になるにつれてだんだん悪くなるという予報だったので、先ずは≪城南宮≫→その後≪展覧会≫、という順番にしました。

                 

                           

 

 城南宮の庭園に入ると、まずは、花をいっぱいつけた、背の高いツバキの木々が、訪れる人を迎えてくれます。

                   

 

                   

 

 そして次は、城南宮ご自慢の≪しだれ梅≫が咲き誇るエリアです。

 私が行った日は、ちょうど、今まさに満開!でした。

                    

 

                    

 

 ピンクも白も、枝の上から下(枝先)まで、隙間なく、びっしり花をつけています。

 あまりの花の多さに、頭がクラクラして酔いそう…そんな感じさえするくらいでした。

                 

 

                       

 

 

                        

 

 ですから、梅のエリアを一回りして、その隣にある、もう一つのツバキの森に足を踏み入れた時は、なんだかホッとした感じにもなりました。

                       

 

 そして更に心身をリフレッシュしてくれたのは、ツバキに並んで植えられている竹の緑でした。

                   

 

                              

 

 ツバキの花は、色も形も、いろいろです。

                        

 

              

              

 

                            

                           

 

 そして、しだれ梅とツバキのこんなコラボレーションも、見ることができました。

                      

 

 城南宮をあとにして、高島屋のある四条河原町に着いたのが、なんと2時半を過ぎていました。

 お昼も食べずに3時間くらい歩きまわっていたので、疲れたの何のって!

 高島屋に着いて、まずは、昼ご飯です!

 栄養を補給せんとアカンので、この日はちょっと気張って、ステーキ定食にしました。

 お肉、おいしかった~!

 

 遅い昼食を終わって、いよいよ展覧会。

 でも、城南宮で精力を使い果たした私は、安野さんには悪いけど、120点くらいあった絵を、1時間も掛けないで観終わってしまいました。

 相変わらず、安野さんの絵は、静かで穏やかで、心なごむものではありましたが。

 帰りに、安野さんの外国旅行シリーズの中から、好きな絵葉書を4枚買いました。

 

                       

 

 初めの目的の展覧会より、城南宮の梅やツバキや竹林やらが中心になってしまったけど、なかなか充実したイイ一日でありました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                

 

         

                

 

 


陽射しに誘われて、公園をぷらぷら‥。

2012-03-14 15:07:06 | 日記

 今日は気温も少し上がって、空からは、春の日差しが降り注いでいる。

 こんな日は郊外に足をのばして、自然に触れ、花たちを愛でて、写真にも撮りたいものだと思ったが、如何せん、身体がその気になってくれない‥。

 そこで、近場の公園辺りをプラプラすることにした。

 

 外に出てみると、頬に当たる風はまだ冷たいけれど、空からの陽射しは、春そのもの!

 なんて、きもちいいんだろう!

 

 公園に足を踏み入れると、まず、白い花をいっぱい付けた梅の木が、目に飛び込んできた!

                   

 この間来た時は、まだ一つも咲いていなかったのに。

 

 でも、桜の蕾はまだ依然固くて小さい。

                       

 

 公園内の花壇の方に歩を進めてみる。

 藤棚のある見慣れた景色も、(まだ色は豊かではないけれど)なんとなく春めいて見える。

                

 

 そして花壇は、この間来た時より、ずっと、色どり豊かだ。

                 

                          

 今は葉を出して間もないチューリップも、程なく、あの可愛らしい形の花を咲かせてくれることだろう。

                     

 

 花木で言えば、今はちょうど、椿の季節。

 あちこちに、いろんな色の椿が咲いていた。

                  

                      

 

                            

 

                     

  

                        

 

 そして、我が家には無い、白い沈丁花が、ひとつふたつ花を開き始めていた。

                      

 開いた花はわずかでも、香りは濃厚だ。

 

 公園を歩いていると、時々おもしろい影にも出会う。

                          

              

                        

 

 そして、公園のケヤキ並木を歩いていると、名前は分からないけど、早咲き?の桜にも出会えて、ラッキーだった。

                  

 

                      

 

 追記‥≪ブログの効用≫

  頭の体操(ボケ防止)をかねて始めたブログだけど、その他にも効用があることが分かった。

  それは、ブログを書くために、多少無理してでも、いろんな所に出掛けてみようと思えることだ。

  結局ブログは、身体にも頭にもイイ!ってこと。

  ただし、無理は禁物だけど。

  

 

 

 


シャガール展と、福井県物産展

2012-03-13 17:50:08 | 日記

 先週の金曜日(9日)ですからちょっと前のことになりますが、高校時代の友だちMさんと、難波・高島屋で行われている≪シャガール展≫に行ってき

ました。

                        

 

 何の予備知識もなく行ったのですが、今回の展覧会は、シャガールのサーカスの版画シリーズが中心だったので、これまでに余り観たことのない作

品が多く、ある意味新鮮な感じを受けました。

 それと、シャガールと言えば、随分昔の人という印象を持っていましたが、年表を見ると、彼が亡くなられたのは、1985年。

 1985年と言えば、私には、比較的最近って感じがします。

 今年が2012年だから、2012-1985=?? (う~ん、なかなか引き算ができない!) 

 ああ、27年前か…。

 27年前というと、若い人にはずいぶん昔って感じだろうけど、歳を重ねた私には、比較的最近って感じもするのです。

 その頃は、私たちはもういい大人で、中堅どころとして働いていた訳ですから、なんか、シャガールが、同時代を生きていた人みたいな感覚になって

 急に身近な存在になったような気もしてきました。

 今回の展覧会の絵の中で、私が一番好きだったのは、次の絵です。

                         ←「ロバの横顔の中のカップル」(1980年)

 よく見るシャガールの絵とは(モチーフは同じだけれど)ちょっと違う色使いで、それが、新鮮に感じられました。

 

 展覧会を観終わって、同じ階をぶらついていると、開催中の「福井県物産展」にぶつかりました。

 福井県とあって、会場には≪お江ちゃん≫のゆるキャラ人形も、出現!

 カメラを向けると、機嫌よくポーズをとってくれました。

                           

 

 そして、この日の戦利品は…次のとおりデス。

                    

 

 「ずわいがに 豪快巻き」は、その日の夕食に!

 今話題の「塩こうじ」は、まだ未使用のまま、冷蔵庫の中…。 早くコレ使って、美味しい?料理しなくっちゃ!


初めて見た、アロエの花♪

2012-03-13 16:39:44 | 日記

 先日、朝のゴミ捨てに下に降りた時、ゴミ置き場の近くに、アロエが花をつけているのを発見しました!

 私は今までアロエの花は見たことがなかったので、アロエが花をつけること自体全く知りませんでした。

 急いでマンションの自分の部屋まで駆け上がり(といってもエレベーターですが)、カメラを取ってきて、撮影に至った次第です。

       

                  

        

                      

 

 アロエの花を撮ったついでに、ベランダと部屋で撮った花たちを、添えておきます。

 

                       ≪桃の節句の時、買ってきた菜の花&桃の花が満開に!≫

                         

 

                            ≪ますます甘い香りを漂わせている、沈丁花≫

                      

 

                           ≪寒い冬をベランダで越して、やっと花を咲かせたシクラメン≫ 

                             


わたしの‥3月11日

2012-03-13 15:31:22 | 日記

 2万人にちかい尊い人々の命を一瞬にして奪い去り、遺された方々を、悲しみと絶望のどん底に突き落とした…「東日本大震災」

 そして、日本全土、いや全世界を、(地震と津波、放射能への)計り知れない恐怖に落とし入れた…「東日本大震災」

 その東日本大震災から、1年が経ちました。  

                

 

 私は以前から、原子力発電には、“感覚的に”反対でした。 

 人間を大量に殺戮する武器になる原子力を、いくら“平和利用”と言っても、この地球上で使うのには、何かまやかしがあるような気が、ずっとしてい

ました。

 そして、今回の福島第一原発の悲惨な事故。

 

 そこで私は、震災1年めの3月11日を、原発反対の集会の場で、迎えることに決めました。

 

 と言っても私は、原発に反対する理論的な根拠を、充分に持ってはいませんでした。

 自分の感覚を信じる気持ちがある一方で、理論的な根拠が無いことは、ちょっと不安でもありました。

 その不安を(多少とも)解消してくれたのが、NHK・BS1の≪ドキュメンタリーWAVE≫「世界から見た福島原発事故」という番組でした。

                      

 

 その番組は、福島原発事故の衝撃を受けた世界の国々の、この1年の歩み(それまでの取り組みも含めて)を紹介したものです。

 まず、原発事故直後からドイツで行われている、原発反対のデモの様子が、映し出されました。

                     

 

 その後番組は、今回の事故を受けて、原発の廃止(2034年までに)を決めたスイスと、新たな原発建設に突き進んだアメリカの、2つの国を中心に

、原発問題を考えようとしていました。

 その全部をここで書くことはできませんが、私がこの番組で一番強く感じた事(スイスと日本の、原発に対する認識&判断の違い)を次に書きたいと

思います。

 

 今回原発廃止を決めたスイスに今ある原発の一部は、福島第一原発と同じ、アメリカGE社の≪マークⅠ≫という原発だそうです。

 スイスでは、≪マークⅠ≫のもっている弱点(安全性の問題)を把握し、導入時から、独自に大きな建屋に造りかえる等、いろんな対策をとっていた

のだそうです。

 その後更に、スリーマイル島での原発事故の教訓から、全電源の喪失に備えて、別の電源の確保の方法を編み出す等、さまざまな安全対策を積み

重ねてきました。

 そして大事なことは、そのように様々な安全対策をとってきたスイスにして、福島原発事故の後、≪原発の完全廃止!≫という決断をされたこと

です。

                   ←原発廃止を求めるスイス国民の集会

 

 それに全く相反して、日本は、福島第一原発の≪マークⅠ≫に対して、購入時から今回の事故まで、いっさいの対策をとってこなかったのです。

 そして、あろうことか!

 スイス原子力会議のブルーノ・ペロー氏いわく、「我々は、地震大国である日本に対して、同じような対策をとることの必要性を重ね重ね進言してきた

が、東京電力は、全く聞く耳を持たなかった!」‥のだそうです。

 なんという怠慢!なんという無責任さ!

 このことだけを見ても、今回の原発事故が、東京電力と国による人災(犯罪的な人災)以外の何物でもない!事は明らかです。

 私は、怒りに体が震える思いでした。

 

 こんな無責任な東電(他の電力会社も)と国に、このまま原発の存続を任せることなんて、絶対できない!

 私の集会参加の気持ちは、しだいに固まってきました。

                   

 私がこのような政治的な集会に参加するのは、実に20年ぶりくらいです。

 私が集会場に着いた時にはすでに大勢の人が集まり、会場の空には、原発廃止を求めるアドバルーンが、上がっていました。

    

                     ←風が吹いて、なかなか上手く撮れなかった。

 

 私はそれを見上げつつ、原発廃止の実現を心から願い、その為には、これからももっともっと知識を深め、勇気を持って必要な行動をしていかなけれ

ばいけないと、強く思いました。

 

 

 

 

 

  


キューバへの‥憬れと懐かしさ

2012-03-09 21:44:05 | 日記

 キューバは、お世辞にも「豊かな」国とは‥言えない。

 いや、ハッキリ言って、物質的には、かなり「貧しい」‥国だ。

 そして、街並みを見ても、決して「キレイ」だとは‥言えない。

      道路は、旧式の車や自転車、そして人で‥ごったがえす。

                     

     車のなかには、こんなポンコツ車(失礼!)も‥。

                        

     だから人々は街中でも、車の修理をしなければ‥ならない。

                       

      そして、買い物は、道端の露店で‥というのも珍しくない。

                     

 

 だけど、そんななかで、キューバの人々は、底抜けに‥明るい!

     街には、そこここで、音楽が流れる。

               

      おばさん(もしかして、おねえさん?)は、巨体をゆすって、「歌を歌いながら」、ピーナッツを売る。

                    

      道路は、子どもたちの歓声で、満たされる。

                        

 

 豊かな国アメリカのすぐそばで、しかも時に、アメリカの経済封鎖を受け、貧しい生活を強いられながら、キューバの人たちは、なぜにそんなに陽気な

のか?

 

 私は一度もキューバに行ったことはないけれど、映像で見る、キューバの人々のそんな姿に、なぜか「憬れ」と「懐かしさ」を、感じてしまうのです。

           

            ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

 

 そんなキューバのことを取り上げ、キューバの魅力に迫るテレビ番組が、(かなり前になりますが)二つありました。

 

 一つ目は、(前にも一度ブログに書いたことのある)≪アメイジングボイス 驚異の歌声≫という番組です。

                

                      

 

 この番組は、俳優の林隆三さんを案内人(声だけ)にして、世界各地に残る、すばらしい(時には、不可思議な)歌を紹介し、それについて、スタジオ

の、藤井フミヤさんと元ちとせさん(写真上)が、語り合うという、とっても面白い番組です。

 

 その番組で、キューバの歌を、(国営のライブハウス≪トローバの家≫で行われるライブを中心に)紹介していました。

               ←ライブハウス≪トローバの家≫の建物

 ライブハウスと言っても、ご覧のとおり、とっても粗末な建物です。

 ライブ会場は、1階と2階に合わせて3つあるそうですが、1階の会場などは、傍の道路とイケイケで、歌手の歌声が、直接道路に流れてきます。

 国営ということで、聴衆はタダで、歌手たちの歌&演奏を、自由に楽しむことができます。

 1階の会場などは、道路に流れ出る歌声を聞いて、ふらりと会場に入り、椅子に腰掛け、あるいは、戸口に寄り掛かって、歌を楽しむこともできるので

す。

                     

                            

 

 歌手の人たち(もちろん専門家)も、なんの飾り気もない!

 私たちが日本で歌手と言うと、“かっこいいステキな衣装に身を包んで、スポットライトを浴びて歌を歌う人”っていうイメージがあるけれど、それとは、

ほど遠い姿です。

              ←ショマラ・ビダル(55歳)

                    ←ジャイマ・テジェス(30歳)

                          ←エバ・グリニャン(64歳)

         

                       ←ホセ・アオレス

                     

 でも、そこで歌われる歌の、なんと素晴らしいこと!!!

 ここで、その歌声をお聞かせできないのが残念ですが、生活の中から生まれた自分の思いを、切々と(場合によっては力強く)歌い上げる彼ら

の歌声に、私は、一瞬にして虜になりました。

 上の写真のホセ・アオレスさんが、「何歳まで歌うのか?」という質問に、「歌手は、歌いながら死ぬんだよ。たぶん、死んだあとも歌ってるだろうね。だ

から、墓場で誰かが歌声を聴くかもしれないよ。」と笑って答えられたのが、とっても印象的でした。

 

 歌いたい(事がある)から歌う! 歌が好きだから歌う! 

 司会の藤井フミヤ君や元ちとせさんも言っておられましたが、商業主義に毒されない、真の歌を聴いたような気がしました。

 そして、司会の二人が、日本にもこんなライブ会場があるといいね、としみじみと語っておられたのが、心に響きました。

 

            ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ◇ ◇ ◇ ◇  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 続いて二つ目は、≪旅のチカラ≫という番組です。

                         

 この番組は、各界で活躍されてる方が、自分の今抱えている問題と更に深く向き合うために、ある国や場所を選んで旅をされるという番組です。

 今回の旅人は、外科医から医療ミステリー作家に転身された、海堂尊(かいどう・たける)氏でした。

                     

                           ←海堂氏の著作の数々

 

 そして、彼が今回、旅の目的地として選ばれたのが、なんとキューバでした。

 キューバ革命の指導者の一人、チェ・ゲバラ(彼は革命家になる前は医者だった)が、なぜ、メスを銃に持ちかえて、革命の道へ進んだのか、彼の足

跡をたどりつつ、改めて医療問題を根本から考え直してみたい、という思いからの旅先の選定でした。 

 私は恥ずかしながら、海堂尊氏のこともよく知らなかったし、ゲバラが元は医者であったことも知らなかったので、新鮮な気持ちで番組を見ました。

 

 そして、海堂氏がゲバラの足跡を追われる中で分かったことは、ゲバラが革命運動のさなかにあっても、病気になった貧しい人々の医療に誠心誠意

あたり、人々の信頼を勝ち得ていったことでした。

                ←当時瀕死の状態だった弟(左)をゲバラに助けてもらっ   

                                                                     たと、しみじみ語るお兄さん(写真・右)

                       ←やはり当時、ゲバラの治療を受けたというご婦人

 

 最後に海堂氏は、キューバの現在の医療の状況を知るために、ある一人の医師を訪ねます。

 彼の名は、ファン・カルロス。

                         

 彼は、団地の一隅の診療所に住んで、心の通った医療を行っています。

                     ←彼の診療所がある団地

                           

 キューバでは、医療費はすべて無料!

 彼は、住民の生活と健康状態を知り尽くしていて、それぞれの住民に対して、適切な治療&病気の予防の指導を行っています。

 もちろん、住民の彼への信頼は絶大!

 その彼がいつも胸に刻んでいるのは、「貧富の差にかかわらず、誰もが平等に医療を受けられる社会の実現」という、ゲバラの理想でした。

 

 海堂氏は、カルロス医師と、共感の熱い抱擁を交わして、旅を終わります。

 

              * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

 そして私は、この二つの番組を通して、キューバの人々の「明るさ」のよってくる源が、少しは分かったような気がします。

 キューバの人々は、(貧しいかもしれないけれど)みんな≪平等≫に、人間として尊重されて生きている!

 そして、なによりも彼らは≪魂の自由≫を持っている!

 ≪魂の自由≫と≪平等≫!

 それこそが、人間を人間として、最も輝かせるものだ!

 

 そして、今の日本で、それが大きく失われていきつつあることが、私に、キューバを「懐かしい」と、感じさせたのかもしれない‥と思いました。

 

≪追記≫

 このブログで取り上げた≪アメイジングボイス≫が、先週で終わりになってしまいました。

 とっても残念です!

 最終回に、それまでは、声のみの出演であった林隆三氏も画面に登場されて、三人での楽しいトークになったので、想い出にその画面を載せて、長

いブログを終わります。(ふ~、疲れた~!)

                       

 

 

 

 

 

                      

                   

 

 

      

      


桃の節句

2012-03-03 21:26:19 | 日記

 今朝目覚めて私としては珍しいことに、「今日は桃の節句、ちらし寿司でも作ってみようかな‥。」なぁ~んて考えた!

 ちらし寿司と言っても、“すし太郎”で作るインスタントだけれど。

 そう思って起きたら、折に触れて自分で買ったり人から頂いたりした“ひな人形”(と言っても、オモチャみたいな、ごくちっちゃな内裏雛だけど)を、この

際(普段はほとんどうっちゃっている)ちゃんと?見てみよう!序でに写真に撮ってみようか、などと思い始めていました。

  

 私の幼い頃は、お雛様を買ってもらう経済的な余裕などなく、当時、友だちのほとんども同じような状況にあった為、お雛様が欲しいなどと思ったこと

はありませんでした。

 でも本来、可愛らしい人形やぬいぐるみが大好きな私は、大人になって、カワイイ内裏雛を見ると、つい買ってしまったりしていました。

 (ちょっと照れくさいけれど)次に、その人形たちの写真を載せてみます。

                

 

                     ←山口の大内人形

 

                          

 

 次は、いい年齢になってから、桃の節句の前に、Nさんがくださったものです。

                          

 

 雛人形ではないけれど、ぬいぐるみなんかでも、私は(境遇がそうさせるのか…)どうもペアーのものに惹かれるようです。

 次は、ペアーの猫ちゃんとワンちゃんの写真です。

                        ←姉からの誕生日プレゼント

 

                 ←大好きな≪うめ吉≫と≪あやかちゃん≫

                                             ~≪うめ吉≫は私が買い、≪あやかちゃん≫は姪からの誕生日プレゼント~

 

 桃の節句にふさわしく、今日は暖かい晴天になりました。

 窓に射す日が、部屋のカーペットの上に、面白い模様(鉢植えとカーテンの影)をつくっていました。

                    

 

 お日様の光に誘われて、公園あたりをブラついた後、帰りに買い物をしようと、外に出てみました。

 上空は、気持ちのいい青空です。

               

                    ←桜の蕾はまだまだ小さく固い。

     

                        

 

 青空の下、子どもたちは元気いっぱい!私も何だかパワーをもらいました。

               

                           ←ご両親に許可をもらって撮影。いい笑顔!

 

 公園の近くでは、梅や(たぶん)サクラソウも花を開き始めていました。

                   

                   

                   

 

 公園を後にして、桃の節句の食卓に必要な物(桃の花&すし太郎&菜の花&はまぐりetc)を買うべく、スーパーに寄りましたが、残念なことに、すし

太郎は売り切れ! (誰も考えることは同じなんや‥)

 仕方なく、ちらし寿司は出来合いで間に合わせることになりました。

 

 そうしてできた食卓(という程のものではないけど…)が、次の写真です(^_^;)

                   

 

 出来合いのちらし寿司も、結構おいしかったデス!

 こうして、私の、桃の節句の一日は、終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

           

 

 

              

 


待ちに待った、大進君の生バイオリンの音色♪

2012-03-02 20:35:23 | 日記

 昨日は、前々から楽しみにしていた、樫本大進君のコンサート。

                       

 

 樫本大進と言えば、2010年12月、かのベルリンフィルの第1コンサートマスターに、若干31歳の若さで正式就任!

 あの佐渡裕氏が、ベルリンフィルで初めて指揮された時も、「大進がコンサートマスターでよかった~!」と安堵しておらましたが、それを見ても、彼に

対する、トップクラスの音楽家たちの信頼の大きさが分かるというものです。

 

 私が今までに大進君のバイオリンに接したのは、3,4回ぐらいだと思います。

 もちろん全て、テレビの上のことですが。

  (世界的な名バイオリニストに対して「大進君とは何事!」と怒られるかも知れませんが、彼を見ると、何故か「大進君!」と呼びたくなるのです。)

 

 テレビで彼の演奏を聴いた(&演奏する彼の姿を見た)時、(難しい事は解らないながら)私は一気に彼のファンになりました!

 何よりも、彼の、舞台での立ち姿、演奏が始まってからの身体の動き、表情‥そのどれもが、彼の音楽に対する誠実な向き合い方を示していると感じ

たからでした。

 もちろん、彼の紡ぎ出すバイオリンの音色の素晴らしさは、言うまでもありません。

 男らしいけれど繊細でもある、彼のバイオリンの音色。

 わたしはスッカリ彼の虜になっていました。

 

 その彼のコンサートが3月1日という切りのいい日(関係ないか!)にあるというので、チケットを取って、待ち焦がれていたのです。

 今回のコンサート会場は、いずみホール。

 7時開演ということで、いずみホールに着いた時には、だいぶ長くなった日もスッカリ暮れ、ホールの上には上弦の半月が浮かんでいました。

     

                           

 

                 ←いずみホール玄関

 

 今回の演奏曲目は、ベートーウ゛ェン・オンリーで、私たちにはあまりなじみのない、“ウ゛ァイオリン・ソナタ”の、第2番,第6番,第7番,第8番でした。

 でも、彼のバイオリンの素晴らしい音色は、どの曲でも十分に堪能できたし、特に“第7番”は、心にグッとくる感動的な調べの曲で、大満足でした!

 

 彼が演奏している姿そのものは、当然ながら写真には撮れないので、テレビの録画画面から撮った写真を、次に載せておきます。

 

              

 

                      ←演奏終盤、汗びっしょりの大進君

 

 昨日はコンサートの時間が遅かったので、コンサート前に、友だちと一緒に、京阪デパートの“えんどう”というお寿司屋さんで夕食をとりました。

 (“えんどう”のお寿司、なかなか美味しかったです!)

 そこで、コンサートが終わってからは、それぞれそのまま帰宅したのですが、私が梅田から地下鉄に乗ろうとしたら、なんと、来た電車は、私が降りる

「中津行き」ではありませんか!

                 

 以前は「中津行き」の電車も多かったのですが、最近は、(「千里中央行き」以外は)ほとんどが「新大阪行き」です。

 そんな中で「中津行き」が来るなんて!

 

 中津は、梅田の次の駅。

 なので、多くの乗客にとっては、「中津行き」は、迷惑至極なんでしょうが、中津の住人である私にとっては、まるで自分用の電車が来たかのようで、う

れしさこの上なし!超ラッキー!なことなのです。

 

 全くエゴイスティックでささやかな喜び?を書いて、お恥ずかしい限り…。

 でもやっぱり、「中津行き」の電車に乗れたことは、幸せな一日の締めくくりになりました!(笑)

 

    ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

 

 話は変わりますが、先日のブログに、重大な誤りを発見!

 「日曜美術館 アートシーン」の≪難波田史男≫の「史」を「」と間違えてしまいました‥。(涙)

 

 

 

 

 

 

 

               

 

 


今日から、弥生3月♪

2012-03-01 13:25:27 | 日記

 今日は3月1日。 

 3月と言えば、もう春です!

 そろそろ冬眠から目を覚まし、起きださなければいけません。

 そこで、昨年の晩秋頃からずっとさぼっていた朝の公園行きを、今日から(原則)再開することにしました。

 幸い、今朝は最低気温も高く、公園行き再開の日としては最適。

 6時半から始まるラジオ体操に間に合うように行こうと思いましたが、着いた時には、案の定、もう第2体操が始まっていました。

 公園では、この寒かった冬の間もずっとラジオ体操を続けられていた(「尊敬」の一語に尽きる)方々が数名、当たり前のように体操をされていました。

 

 体操を終わり、公園の花壇を花を求めてぶらつきましたが、まだ花壇に目立った色はなく、水仙だけがソコここに清楚な花を咲かせていました。

     

                      

 

 公園をぶらついた後、淀川の土手にも足をのばしてみました。

 土手からはちょっと距離があるマンションの横手から、太陽が顔を出しました。

 実際はもっと明るかったのに、写真にはずいぶん暗く(しかもピンボケで)写ってしまいましたが、3月1日の太陽なので(?)、一応載せておきます。

 土手から川の方に目をやると、葦原はまだ枯草色ですが、対岸のビル群を映している淀川にも、心なしか、水ぬるむ春の雰囲気が感じられるようで

した。

                                     

 

                    

 

 家に帰ってベランダに出てみると、この間から蕾を膨らませていた沈丁花が、3つ4つ花を開いていました♪