14日・金曜日は、“中津ゆうゆうクラブ”(実は「老人会」)の1日バスツアーだった。
(誤解されるといけないので書いておくと、“中津ゆうゆうクラブ”は「老人会」と言っても、加入条件は60歳以上。なあんて、何のためにこんな注釈が必
要なのかしら?(笑))
朝8時半に3台のバスで出発。
私たち(朝のラジオ体操仲間のKさんと、私)は、3号車だった。
当日は、ちょっと前の天気予報では、雨が降るうえに台風が関西地方にやってくるということで、悪天候が予想された。
でも台風はそれて、結局熱中症が心配されるほどの、暑い晴天の1日になった。
大阪市内を出るとバスは中国道を走る。
緑の中を走るので、何とも気持ち良かった。
途中トイレ休憩で立ち寄ったドライブインの傍には、ビオウヤナギによく似た黄色い花(名前が出てこない‥)が、たくさん咲いていた。
今回のバスツアーの最初の目的地は、岡山県美作(みまさか)にある「海田茶畑」だ。
そこで、茶摘み体験をするのだそうだ。
私は茶摘みそのものはどうでもよかったが、緑の茶畑の中に身を置くことができるというだけで、茶畑行きは嬉しかった。
「海田茶畑」に到着。
私たちは、小さいビニール袋をもらって茶畑に入り、早速新芽を探して茶摘みを開始した。
と言っても私の場合、茶摘みそのものは至極イイカゲンで、茶畑の中であっちを眺めこっちを見ては、写真を撮る方に熱心だったかもしれない。
茶畑の方の説明によると、採った葉っぱは、複雑な工程を経てお茶にして飲むか、葉っぱを天ぷらに揚げて食するか、の2つなのだそうだ。
前者は、邪魔くさがりの私にはとてもできそうにないし、後者も、天ぷらなどの揚げ物は家ではしない主義(?)の私には、やっぱりダメだ。
案の定、摘んできたお茶の葉っぱ(ごく僅かだけれど)は、ビニール袋に入れられたまま、今でも冷蔵庫の隅に置かれている。
昼食は、茶畑からそう遠くない「西の屋菊ケ峠店」という処でいただいた。
料理は、写真を撮りたくなるような美的なものではなかったが、味そのものはとても良かった。
お店の中庭には、灯篭があり、苔むした水車が回っていたりして、なかなか趣きがあった。
大阪ではもう見かけなくなっているツツジが、ここではまだ優しい色で咲いていた。
昼食を終えると、2番目の目的地(これが最後でもあるが)・「まきばの館」に向かった。
勉強不足の私は、「まきばの館」なるものが何処にあるのか皆目分からなかったが、そこに着くまでの間に、小さな山を一つ越えた感じだった。
ガイドさんの説明に依ると、「まきばの館」は標高500メートルのところにあり、お目当てのラベンダーは、まだ5分咲き程度だとのこと。
「まきばの館」の所在地はどうも津山市のようで、この施設は、比較的新しく造られたもののようだ。
エントランス部分を通り抜けて階段を降りた下に、「まきばの館」の諸施設が広がっている。
(写真右は、階段を降りた処から見上げた風景)
下りてちょっと行ったところで咲いていたラベンダー。
上の写真のラベンダーの向こうに見える建物では、ニワトリ(烏骨鶏など)やウサギやヤギが飼われていた。
(ニワトリとウサギはうまく撮れなかったので、ヤギのみ次に載せておきます。)
メインのラベンダー畑が施設の一番奥にあるというので、そこまで歩く。
途中、子どもが水辺で遊んでいる姿が、なんとも可愛かった。(もっとアップで撮ればよかった‥)
メインのラベンダー畑は、こんな感じ。
方向を変えて撮ってみる。
まだ満開には程遠いので、ちょっと寂しい感じもするけど、致し方なし。
この施設には、ラベンダー以外にもいろんな花が植えられていたが、残念ながら、盛りを過ぎたものや、折からの日照り続きで、ちょっと哀れな姿になっ
ているものが多かった。
「ガウラ」 「チャイブ」
目的のラベンダーはまだ時期が早かったけれど、「まきばの館」全体は、緑がいっぱいでとても気持ちのいいところだった。
帰り際に、上から見下ろした緑の風景を、カメラに収めておいた。
≪追記≫ ビオウヤナギによく似た黄色い花(一番上の写真)は、「キンシバイ」でした。(姉に教えてもらいました。)