先日、ある会の講演会で面白い詩を紹介されました。
あきないの詩
ほんものとはあきないもののことであろう
いい絵は見あきない
いい音楽は聞きあきない
いい本は読みあきない
いい着物は着あきない
商売のことも あきないという
あきないものに出会うと
嬉しくて笑顔がでてしまう
笑い顔 笑顔がたえないから
商売は「笑売」だ
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございます」
笑顔がたえない いつも活発
だから「勝売」となる
ところが
あきない 商売を
おもしろくないと思っていると
その商売はすぐあきる
いつも不平不満や愚痴が出て
心が次第に傷ついて
「傷売」となってしまう
こんなお店には
そのうち誰もよりつかなくなり
「消売」となって 消えてしまう
「笑売」をしているのか「傷売」をしているのか
「勝売」をしているのか「消売」をしているのか
あなたはどちらの商売をしているのだろう
声に出して読んでみると
また、面白い
聞いている人は
何を言っているのだろうかと思うかもしれない
最後に講師は
本気でやれば、出来ないことはないと
おっしゃっておられた。