百翔

あした天気になぁれ!

 私心

2006-02-28 | Weblog

「大義のない勅命は勅命ではない。
なぜなら天皇が間違ったことを言うはずがなく、
もし言ったとしたら、それがなにかの間違いである」
-西郷隆盛

秋篠宮妃紀子さまご懐妊の報は
ろくな事の無い昨今の痛快事
荒川静香さんの金メダルが決った時の
喜びの表情とは違った
ニヒルな喜びだ。

国家を論ずるなら
私心を捨てて論じるべきで
それが無い故に今回のような事になる。
痛快!痛快!
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 先行き

2006-02-27 | Weblog

人間は毎日見ているもの、接しているものに気持ちが似ていく。
                    ─鍵山秀三郎

二月も残り少なくなり
暖かい季節に向けて、動きが出て来ました。
東京を中心に動いているテレビの箱の中では
「景気回復」を流しています。

当地で今一番忙しいのは
雪害処理関連だけで
なかなか次に繋がるものが無いように
思われます。

農業振興に付いても
今、当赤来地域で進められて居る
地域毎の営農組織化でなく
農協のライスセンターを大きくしたような
20~30歳代の雇用を保障した形の組織が
必要ではとの意見がある。

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 比較

2006-02-26 | Weblog

歩いていてふと小川を見ると
ねこやなぎが咲いているではないですか!
春ですね~。ここで又島崎藤村です。

島崎藤村「若菜集」より
    
潮音
 
わきてながる
やほじほの
そこにいざよふ
うみの琴
しらべもふかし
もゝかはの
よろづのなみを
よびあつめ
ときみちくれば
うらゝかに
とほくきこゆる
はるのしほのね

ここには、自然を崇拝する日本人の心が
あると思います。
対して、自然を人間に対峙させている
西洋人の心は?
友人のブログに載っている
ヘルマン・ヘッセの詩では。。。。。

疲れた夏が頭を垂れて、
湖に映った自分の色あせた姿を見る。
私は疲れ、ほこりにまみれて
並木みちの影の中を歩く。

ポプラの間をおどおどした風が吹く。
私の後ろの空は赤い。
私の前には、夕べの不安と、
-たそがれと-死とが。

私は疲れ、ほこりにまみれて歩く。
私の後ろには、青春がためらいがちに立ちどまり、
美しい頭をかしげ、
これから先はもう私と一しょに行こうとしない。
-ヘルマン・ヘッセ詩集より-
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 振り返る

2006-02-25 | Weblog

昨年の市町村議長会の新人研修の
講演の中で「合併をして良かった」と言う
所があれば教えて欲しい
ほとんどが、「合併しなければ良かった」
と言うのが本音と講師の方から。

我が飯南町も合併して一年が過ぎ
ここに来て、減らない職員数
増える公共費用
減る公共事業費
と言うのが顕著になって来ました。

そして、農家が資材を買うのに
一括購入してストックしとけば安く安定供給できると
農家が作った農協が
不採算部門として「営農」部分を切り捨て
金融と共済と言う当初の理念から外れた方向に向って居る。

これから、食糧危機が来ると言うのに
やっている事は、足りて居る米の事ばかり。
これでは、一町民は
何処に頼れば良いのでしょうか?
もっと一人一人の価値や
一軒一軒の立ち行きに配慮した
こまめな配慮が必要なのではないでしょうか。

本来の役場は何をするところなのか?
本来の農協は何をするところなのか?
この地域には何があって、何が出来るのか?
先人たちは、何をして、何を残して来たのか?
振り返って見る必要があると思う。
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 吹いた!

2006-02-24 | Weblog

春一番でしょうか
今日は風が吹いています。
日本に待望のメダルが届きました。
それも金です。

荒川静香選手のはっきりした
体の線と表情が
国際的評価を受けたと言う事でしょう。
村主選手の竹久夢二的表情は
受け入れられなかったのか
転倒は無かったのに4位でした。

荒川選手の表情には
自信と確信がありました。
他の競技では
パフォーマンスだけの選手達が
予選も通過出来ずに去って行きました。

それも、最後までパフォーマンスです。
「敗軍の将は兵を語らず」
「一流は謙虚である」
そんな言葉を思い浮かべました。
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 偉くない

2006-02-22 | Weblog

「信じる力が人を動かす 経営者・星野佳路の仕事」
 星野リゾート社長…星野 佳路
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060221/index.htmlより
要約転載
「残った社員が財産」
星野氏が新たに経営に乗り出すとき辞めるものも当然いる。
だからこそ、残った社員は財産。
客と直接向き合う「現場」に出来うる限り権限を委譲し、
「任せる」ことで、肩を落としていた社員のモチベーションをかきたてる。

「社長は偉くない」
星野氏の会社の組織は社員を10人程度のユニットに分け、
ユニット毎に立候補制で投票の結果を重視して選ばれるディレクターを置く。
通常の会社では役員会にあたる重要な経営方針決定の会議も公開され、
社員同士の議論で、大事な案件が決められていく。星野氏は議論のプロセスを見て、
社員が決定したことには口をはさまない。
星野氏は繰り返し語る。「主人公はあなたたち、社員です」

「任せれば、人は楽しみ、動き出す」
現場のモチベーションを大事にする星野氏の経営術は、
30代で味わったドン底体験から生まれた。
父の後を継いで、社長となり学んだアメリカ流の経営手法を持ち込むが、
社員の三分の一が辞めてしまう事態に陥る。
そんな中、ブライダルの責任者にひとりの若手を指名する。
数ヶ月後、彼が目にしたのは、仕事を任された彼らが、
自分で考え、自分で決め、生き生きと働いている姿だった。

「コンセプトに正解はない」
星野氏は再建にあたるとき、徹底したマーケティングリサーチを行い、
再生のための「コンセプト」を立てる。
どういう人たちをメインターゲットにし、どんなリゾートを目指すのかを
明確に示す。このコンセプト作りに正解はないと星野氏。
大事なのは現場で実際に接客をする社員たちが、
「共感」できるコンセプトを作り上げることが、リゾート再建の鍵
コンセプトが決定すると、具体的にどんなことをするかを、
現場の社員達が考え、実行に移す。

プロフェッショナルとは・・・
常に完璧を目指そうとしている。
完璧になるなんてことはおそらく生涯ありえないけれど、
そこを淡々と目指している。 星野佳路

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 こころの準備

2006-02-21 | Weblog

行為する者にとって、
行為せざる者は最も過酷な批判者である。 ─福沢諭吉

いよいよ春が来そうな気配が
この山里にも。

昔の事は余り覚えていませんが
小学校に上がる時、真新しい
ランドセルと草履袋と言うのがあり、
草履袋は緑のタータンチェックだったような

ただ、その後の草履袋の記憶が~?
映画の題詞では無いが
「あの袋は何処へ行ったのでしょう?」

何処かの村長さんは
「先の大雪などへとも無い!」と言われたと
聞きましたが、事前の体制が大切と
つくづく思わされた大雪でした。

人間や鳥や虫があちこちする季節になる前に
忘れてはいけないのが
「大変!だった我が町の雪」
「へとも無い!」と言いたいものだ。
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 冬末期

2006-02-19 | Weblog

遊びも度重なれば楽しみならず。
珍膳も毎日食らえばうまからず。
             ─楠木正成
今日は地区の祭「黄幡」(おおばん)さん
家畜と五穀豊穣の神さんとか
皆で祭ってある山に向って二礼二拍手一礼をして
乾杯をして始まり始まり

我が家の周りはまだ真っ白なのに
集会所の向かいの山はもう雪が解けている
春が近いと改めて感じました。

医療費が値上がりする事
後継者が居ない事など
先行き不安の話が先行しました。
私も、とても「大丈夫」とは言えず黙って聞いて居りました。

その中で、子供たちに
地域で成功している農業者の方の講演を聞かせれば
高い金出して遠くの人を連れて来るより
余程効果的!と言う話が出ましたが
これなど、良い話と思います。
身近な小さな成功を、話して聞かせる事で
随分勇気付けられるのではないかと。

新聞に大学の現状が載っていましたが
昔のようなレジャーランドでなく
高校の延長のようになっていて
「真面目だが、小粒」とどっかで聞いたような話。
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 誰が

2006-02-18 | Weblog

大好きな冬が残り少なくなって来ました。
色々言っていますが冬が一番
雪を邪魔者と考えない限り
白くて綺麗で、余分な物を隠してくれる
そして解ければ水になる

そして、解けた雪の下には
もう春が準備されて居る
余計な事を考えなくても
春は来るし、来て居る

先に三重県に行った折
家々は立派で、寄り添うように建っている
そして田畑は、次の為に、軒並み耕してある
こんな所なら、その気になれば年から年中
色んな事が出来るのでは?と思えた。

ただ、年中無休のような状態で
豊だが、メリハリが無いのではと
要らぬ心配したりもした。
狭いと言われても、気候的には
かなりバラエティーに富んだ日本
その気候により当然考えも違うだろうし。

結局は、価値観は当然その土地土地で違い
無理に同じにして居るのが
メディアの影響ではないだろうか。
北海道の人が無理に沖縄の今を知る必要は
無いだろうし、その反対も然り。

メディアが余りに多くの情報を流すので
受ける方は、飽和状態になっているのでは。
知らなければ何も思わないのに
知った為に不満に思うこともある。
「晴れが良くて、雨が良くないと誰が決めた~!」
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 今後

2006-02-16 | Weblog

「耐震構造偽装問題」を受けて
建築基準法も変わるだろし
我々も、心して掛からないと
折角積み上げた信用を失くしてしまう。

私的には、より施工サイドに立った設計
施主様に喜んでいただいて、尚かつ施工者にも納得してもらえる
設計を目指して来たつもりですが、いまだ途上であり
今後共、先人の方々に一歩でも近づく努力をすべきだろうし
やはり自分で手を動かす事をすべきと考えて居ます。

腕が悪い分、そこそこの機械を揃えて来たのですが
それらが埃をかぶって眠って居る現状であり
変えて行きたいと思って居ます。
良い意味で「君子豹変す!」を実施して行きたい。
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