アリとほうれん草の種

昨日
暑中見舞いの葉書が届いた

葉書の主は
おばあちゃんの画家の方だ

１０年前にでもなろうか
何度か足を運んだ個展場所に
このおばあちゃんの絵が展示されていて
その時からのお知り合い

牛の絵を
描いて居られ
小さい体に似合わない
おおきなキャンパスの絵で
一つ一つの描かれた絵を
説明して下さった

かつては
牛は農家にとって
「宝物」・「家族」
そんな思い入れの絵だったような気がしたなあ

今年の5月で
82才になられたとのこと

今は、ひろいキャンパスに
アリを虫眼鏡で覗いて描いて居られる
そうである

アリを描くに至った理由は
ある時
ご自分が「ちぎって、捨てた」
赤いほうれん草の種を
アリが大切に担いで何処かに行ってしまった
のを見てとの事です

届いた葉書にも
アリと種が描いてありました

仕上がりが、気になるなあ