百翔

あした天気になぁれ!

「鳥葬」

2017-03-13 | Weblog
先日、NHKBSで「チベット仏教・虹の信仰の世界」
の番組を見ました。

鳥葬というものがある事は、
本などで知識としては知っていましたが
実際に行われている映像を見たのは初めてでした。
チベット仏教では、ある程度の年齢になると
肉体の死についての学習をする場があり
死の準備(輪廻転生)の時に入るようでした。

実際に死者が出て、
沢山の尼僧さんたちが、祈りを重ね
親族が集まり
鳥葬の儀式が始まるわけです。

空に舞っていたハゲタカ達が死体の所へ
ついばむ様子は映し出されてはいませんが、
参列していた人たちは、その様子を見ているようすでした。
聖なる鳥、ハゲタカのいわゆる、餌になることは
チベット仏教では決してマイナスなことではないとの放映です。

私たちの日常でも、道路に倒れて居る狸等は
「からすの餌になり」の光景がよくあるわけです。

私たちも年齢を重ね肉体の死を迎えます
死について、生きていることについて
ある程度の学習をしておかないと
いけない 

そんなふうに思った時間でした。


コメント
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