畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

ドラマ「大奥」DVD

2005-12-07 22:50:02 | 歴史
 TSUTAYAでドラマ「大奥」のDVDをレンタルして全巻を見終わりました。いやいや最近の綱吉の頃や一作前の家光の頃のではなく、菅野美穂主演(安達祐美・浅野ゆう子・野際陽子・葛山信吾ら出演)の幕末期を描いたドラマ「大奥」です。
 私は守旧派なもので佐幕派なんで、この「大奥」気になってはいたんですが幕府滅亡を見るのがいやで生では見ませんでした。でも、エンディング曲の「I Say A Little Prayer」(song by kazami)が気になって借りました。これも古いアメリカの曲のカバー曲なんですよね(江戸時代なのに英語曲ってセンスも結構いいなぁなんて思ってました)。
 で、みたら結構はまる。歴史を知っているからこそ、ドラマが単なる“大奥”の女の闘いにならずに楽しめる。「あ~もうそろそろ将軍が死んじゃうよぉ~」とか「和宮が江戸に嫁入りする時条件付けたんだよね」などなど。時代が時代だけに大奥としてだけじゃなく、政治も多分に絡んでくるので歴史ファンとして引きつけられるドラマでした。それにしてもこれに出てくる将軍はなんと悲しいことか。家定公にも感情移入してしまう…。家茂公に至っては「あ~せっかく和宮と仲良くなれたのに、もう第二次長州征伐で死去してしまうのかぁ~」と感情移入しまくりでした(しかも私のお気に入りの葛山信吾さんが演じていたので。彼はNHKドラマの上杉鷹山役も演じていた)。でも実際に家茂公は人格がよく幕臣にも慕われ、和宮との夫婦仲もよかったそうで。私は慶喜公ひいきだったのですが、すっかり家茂公が好きになりました。まだドラマご覧になっていない方はぜひDVDでご覧あれ。