畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

私は人付き合いがうまくない。

2008-03-21 21:53:12 | 日記
私は人付き合いが苦手である。特に対大人に対して。私自身「現代っ子」であるなと思うところが、「キレやすい」「人から叱られたら、その内容よりも叱られた事で相手を嫌う」「言葉の伝え方が未熟」「詰めが甘い」という問題点がある。だから私は仕事のできる方ではないので、人より一足先に仕事に取り組み終わらせないとできないのである。それを周囲の人は私が仕事が早いと勘違いする。その結果色々な仕事が私に舞い込む。さらにいっぱいいっぱいになるという悪循環である。そこで私は私なりに完璧に仕事をこなすことを諦めた、というかやめた。仕事などよりよいものを求めたらキリがない。だから妥協するのである。そう考えてから仕事が楽になった~。早く職場から帰れるようになった。人付き合いもそれなりにした。職場の飲み会は自分の行きたい以外はほとんど一次会で帰った。周りの後輩にアドバイスするのも極力少なくした(周りから自分ができてないくせに偉そう、という批判を防ぐため)。自分が人付き合いがうまくなったとは全然思わない。だけど、自分の限界がわかり、それをセーブしながら、自分でできるだけの仕事ができるようになったので、少しだけ成長出来た気がする。
私自身何を書いているのかよくわからない。だけど、2008年の今の自分の状況を示すもの也。

タクシーの値上げについて

2008-03-18 22:49:08 | 政治・経済
いままで初乗り運賃が660円だったのに710円に値上げされてからタクシーを使うのを控えていた。しかし、今日は週の始めから疲れたので、職場から最寄りの駅までタクシーに乗車。
運転手に「値上げで売り上げは増えましたか?」と聞くとせきを切ったように話だした。運転手曰く、初乗りは値上げされたが、深夜割増が3割から2割に値下げになり、ワンメータ上がる基準となる距離長くなり、時間も伸ばされたそうだ。つまり長く乗ればそれだけ今までより割引になると言うこと。だから、売り上げはかなり減ったそうだ。だから初乗り運賃値上げは運転手の待遇改善どころか、待遇悪化をもたらしている。事実タクシー会社によっては、運転手の歩合率が引き下げられそうになっているらしい。小手先の改革をするからこうなるのであって、やはり打開策はタクシー台数の規制が必要か。

派遣のシステム

2008-03-17 07:20:16 | 政治・経済
東京新聞によると、派遣会社だったグッドウィルは派遣社員の派遣元会社から払われる給料の35%ほどをマージンとして徴収していたらしい。つまり派遣社員に入る給料は65%ほど。ここから噂の「データ装備費」や交通費を含まれたら、手元にはほとんど残らない。ネットカフェ難民が増えるのも納得できる。派遣会社は給料のピンハネと言われるが、誤解を恐れず言えば、現代における地主(派遣会社)と小作人(派遣社員)の関係ににている。まさに自由主義経済の結果。企業は合併を進めさながら戦前の「財閥」のよう。ますます日本は昭和初期の日本に回帰している。さて、派遣社員の抱える問題を打開する「農地改革」はいつ行われるのであろうか。

一人より二人

2008-03-06 21:35:32 | 旅行・観光
 「国友鉄砲の里資料館」を後にして、5時ごろの早めの夕食へ。資料を大量に買って大変な散財をした私を気遣って武藤様は、安いけどボリュームがあっておいしいうどん屋へ。帰りの新幹線まで残り少し。購入した資料などの話をするとあっという間に時間が過ぎる。新幹線駅に行き前に、私の希望で長浜市内の本屋へ。地元ならではの本を見るためだ。何件か本屋を回ると…。あった希望の本が近江京極氏関連の本だ。上平寺城の庭園の話が詳しく乗っており、松波城枯山水庭園や朝倉一乗谷史跡庭園、朽木庭園をみた私はワクワクして本を購入。今度飛騨江間氏の庭園でも見てみたいな。次の夢が膨らむ。
 以上で秋の私と武藤様の京都・滋賀・福井1泊2日旅行記は終了。新幹線に乗って帰京。今回の旅で感じたことは大きく2つ。
 1つ目は、やはり現地調査の大切さ。七尾城の発掘調査がなかなか進まないなら、他の戦国大名の史跡から研究し推察すればよい。全国各地にいっぱい参考になる史跡がある。だからこそ、自分のテリトリーである「能登」以外の現地調査も改めて大切だと思った。「これだから郷土史オタクは視野が狭くて困る」といわれないようにしたい。
 2つ目は、歴史の旅は1人旅より2人旅の方が断然楽しいということだ。家族旅行で行くのは楽しいが、妻はまったく歴史に興味なし。就学前の子ども2人は歴史史跡をみても「はぁ?」。1人旅だと気軽に色々なところに行けるが、正直一人では寂しい。今回は武藤様が地元の案内を買って出てくれたおかげで地の利もあったし、何より郷土の歴史を深く知ることができた。これはただ歴史史跡を回るだけでは得られないものだ。みなさんもネット歴史の仲間と歴史オフに行くのはいかがですか?

火縄銃

2008-03-03 20:47:12 | 旅行・観光

 1543年種子島に火縄銃が伝わる。日本の合戦を変えた重要な武器であり、戦国時代の中でもとりわけ重要なできごとです。この鉄砲は日本全国ですぐに生産され、実戦に取り入れられる。そして滋賀県長浜市にあるここ国友も火縄銃の有名な生産地だった。私が武藤様と行った「国友鉄砲の里資料館」(http://www.home-nagahama.org/tepponosato/)はもちろん鉄砲の資料館である。展示室にはいろんな鉄砲が展示してあるが、鉄砲の展示なら結構最近はいろんなところに展示してあるんですよね。もっと鉄砲の作成過程とかも展示してほしかったなあと思う。展示室も小さいのが少し残念。武藤様が受付の方に「鉄砲の生産を始める前の刀鍛冶の資料はないんですか?」と聞いたところ、まったく残っていないらしい。どうしてここで刀鍛冶が行われたのかなど、興味深いところだけに残念。
 ただ、この資料館のすばらしいところは、刊行本が充実しているところです。鉄砲の資料などの刊行本がたくさんあります。資料館の役割は見せるだけではありません。そこで資料研究が行われ、その結果を訪問者に還元することこそが大事なのではないかと思います。そういった意味では旅行で訪れた「一乗谷朝倉史跡」の資料館などは資料が非常に充実していたすばらしい施設でした。鉄砲の資料は今も家にあって時々眺めて楽しんでいます。